大人の恋愛、見せてやる

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表題作この恋は運命じゃない

塚本 光生・デザイナー
瀬戸 剛・活版印刷工房社員

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

活版印刷工房を舞台に繰り広げられる、インテリデザイナー×元ヤン活版職人の凸凹ラブ!

独立したばかりのデザイナー・塚本は、仕事で活版を起用するため、活版印刷を営む中島印刷を訪れる。
そこで出会ったのは、腕はいいがデリカシーのない元ヤンの活版職人・瀬戸だった。
頑固で職人としてのポリシーを貫こうとする瀬戸と、絶えず衝突してしまう塚本。
しかし、情熱を持って活版に向き合う瀬戸の姿にだんだんと惹かれていく――。
そんなある日、中島印刷に大きな仕事が舞い込んでくる。
その依頼主はなんと、塚本の元恋人・副島で……!?

作品情報

作品名
この恋は運命じゃない
著者
山田ユギ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796413251
4

(109)

(39)

萌々

(43)

(18)

中立

(7)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
20
得点
428
評価数
109
平均
4 / 5
神率
35.8%

レビュー投稿数20

登場人物が皆素敵!

「副島社長にはセフレが5人いる」がこちらのスピンオフだと知り読みました。
登場人物全てがチャーミングで魅力的でした。

塚本が会社を辞めた原因は本人の性格にもよりますが、ゲイに理解ある態度を見せてて酔ってバラしちゃうってどうなのってちょっとだけ引っかかってしまいました。

でもそのおかげで副島社長との縁も切れ、瀬戸という公私共に出来るパートナーが出来たのだから良かったと思いました。瀬戸との関係を諦めながらも側に居たいという塚本の気持ちに滾りました。だからこそ適応力高い瀬戸に拍手喝采を贈りたいです。

でもこの2人より瀬戸の幼馴染みのレオの父親と瀬戸の親代わりの善爺の恋のお話の方に激萌でした。2人の長きに渡っての恋がとても素敵でした。

ますます「副島社長にはセフレが5人いる」に期待します。


0

めっちゃ男前受!v

作者買い!
とにかくユギさんのなら読んでみる。

やっぱり面白かったです!

相変わらず出てくるぐるぐる
(バ○ボンのほっぺみたいな)好きですv
これ(ぐるぐる)が出てくるとホッとしますv
それと手書きで溢れてる心の声もv

今回もシリアスとギャグが
実にテンポ良く重なって、
笑いつつ、キュンとしつつ読破。

出てくるキャラクターが皆魅力的v
当て馬さえ好きになるv

そして何より
作者が心底楽しんで描いているのが
ひしひしと伝わります!

ストーリーとして語ればありがちなんですが、
ユギさんの魅力に溢れてる一冊v
もう一回言ってしまいますが、
出てくる全てのキャラクターがどの人も魅力的v
きちんと作り込まれている感じです。
(主人公の塚本が一番平凡かもw)

読んでる途中は
どっちが受けなのか攻めなのか
分かりませんでしたが、
そう落ち着くか〜とw

評価的には殆ど神に近いのですが、
もっと色々読みたい物足りなさが残って
「萌×2」で!




全くの余談ですが、
ユギさんのおかげでまんまる○さんのイベントにも
足を運ばせて頂きました。
活版印刷のあの感じ、ホントいいですv

2

表情がセクスィー

作者さんはベテラン作家さまのようですが、私は初読みでした。
作画が苦手かなぁ、と敬遠していたのが嘘のよう。
秒で慣れました。
唇などの描写が色っぽいです。

山田BLというアンソロジーのスピンオフっぽい物語なんですね。
活版印刷というお仕事漫画としてもなかなか興味深く、その中での2人の出会い、塚本の前の職場での辛い過去、ゲイ×ノンケの葛藤などなど設定が盛りだくさんな割に全く違和感なくスラスラ読める展開の巧さが流石だなぁと思わされました。

塚本と元カレの副島社長ですが、社長がバリネコで塚本をバリタチとして仕込んだという設定が好きで、ニヤニヤしてしまいました。
剛も全く受けっぽくはないのですが、潔く抱かれる様が男前で萌えました。

あとリチャードと善じいさん…こちらのカップルのお話は絶対面白そうなので読みたいです!作者サマ、お待ちしております。

0

二人が最高!

山田ユギさんの作品はいつ何を読んでも大人向けだなあと思います。自分もとっくに大人なのにかなり昔の作品でもおそらく今の私の方が年上だとしても。

そして絵も本当にすっきりされましたね。特に塚本の微笑みがたまりません!

実らなくてもいい、気持ちが通じなくてもいい。そばにいたい、最高の相棒になりたい。
一緒に仕事して楽しいと思ってくれるなら…。

イケメンオシャレさんで、好きな人に尽くして。
受け攻め見ずに読んだのでわかるまで全然どっちがどっちか気にしてませんでした。

仕事が一番でデリカシーがなくて、でもまっすぐで踏み出してくれて受け入れてくれてありがとう。

二人で一緒に印刷所で頑張ってね!

本気になった塚本がすごかったのもキャーです!

元カレが出張ってくるのも山田さんらしいですね。

0

活版印刷BL

活字拾いといえばやっぱ「銀河鉄道の夜」ですよね。

リチャードと善ちゃんのCPが全て持っていきました。
え…好き…ありがちな悲恋めいた過去を取ってつけるより、結構年食ってからスタートの関係の方が嬉しかったけどそこは致し方なし。老年で愛し合ってる2人、商業でもっと増えたらいいな〜

あと副島さんも好きで。主役の2人より断然脇キャラが好きな1冊でした。普通にいったらスピンオフで若い子とCPになって丸く収まっちゃうんだろうけど、副島さんより仕事のできるバリバリの年上の雄と出来上がって欲しい…と結局おっさんCPを求めてる人の感想に終始してしまった。同じ発想の方がいたら嬉しい。

副島さん好きのための電子限定おまけ漫画1枚

1

この恋は運命じゃない、予定調和だ⁉︎

…と言ってしまっていいものか、かどうかはわからん。
だが。
ユギ先生!
随分簡単にカップリングしてくれたじゃないですか?
絵柄はもう本当に素敵!さすがユギ先生!と言いたいし、言う!
だけどストーリーはどうでしょう?
活版印刷の職人さんと、ゲイのデザイナー。
その2人の物語は、お仕事の真面目な応戦、というか、仕事上の譲れぬ一線のバトルがあっての惹きあう心みたいな鉄板があって。
そこはこっちも予想しつつ読むから特に意外性もなく。
あとは善ちゃんとリチャードとか、剛の幼馴染のレディースと樹理亜ちゃんとか。
正直いらない要素が入ってきてうるさい。
何より、剛が塚本との恋愛をすんなり受け入れてる事で、2人の間に大した障害もドラマもないし。
ユギ先生一流のもっと切ない感じ、が感じられないんですよね…
でもこれが21世紀というか令和というか、何も一大決心しなくても同性愛に飛び込んでいける世代が出てくる、という未来予報なんですかね…
攻め受けがこっちだったか〜!というのは私的に良かった。さらに言えば、どっちも攻めも受けも受け入れていーんじゃね?というリバ世代がデフォになってほすィ…

0

眼鏡の年上の彼が

久しぶりに山田ユギ先生。
昔、BL読み始めた当初から好きな作家さんだったけど、今でも現役で活躍してくださってるのってとても嬉しい。
何といっても、やっぱり絵が好き。
山田先生の作品の登場キャラ達の、体形とか体格差とかがとにかく好き。
ストーリー展開も納得の意外さだし、受け攻めの設定もこう来たか!ってニマニマしてしまう。
このコミックスでのメインの瀬戸と塚本のお話は、この1冊でうまくまとまっちゃったけど、副島社長のセフレたちとのお話も楽しそう。
でも、もっと読みたいのはリチャードと善ちゃんのお話だな。




3

仕事に誇りを持つ男前たち

活版印刷という渋い題材でユギさんBlを読めるとは…。
こういう、初対面の印象が悪い二人って滾りますね!
そしてどちらも主張を譲れないんだけど、出来上がったものは最高だとかもう…。
年齢が近いこともあって距離が縮まるのも早くて楽しいです。

じじいと剛の絆もじんわりしましたが
リチャードとの30年越しの恋、というかもう愛ですよね、素敵!!
剛が戸惑うのも仕方ないかもしれませんが、家族っていう形以外にも想い合うことこそが幸せなんだよね。

言うつもりは無かったのにうっかりキスして告白してしまった塚本、
ノンケな剛の心に負担をかけたくなくて平気なふりをする姿がとてもいじらしかったです。
ガサツに見えてもちゃんとわかってくれた剛の男気「抱けよ」、好きー!
こんな二人だもの、運命じゃなくても恋してしまうよね。

塚本の元カレがまたいい感じの執着で(他にセフレがいるくせにww)
仕事の出来る男が好みというのもわかります。
ああ見えてバリネコなのも萌えました。ありがとうございます。

やっぱりお仕事BLっていいなぁ!

3

お仕事描写はおもしろい

活版印刷の工房を舞台にしたお話で、お仕事ぶりは面白かったです。
お互いに妥協を許さぬもの同士、時には言い争ったりしつつもこれだ!というものを完成させていくというところは面白い。

なんだけど。

なんか恋愛面ではしっくりこなかったというか、へぇ……こんなんでくっついちゃうんだ……みたいな感想を抱いてしまいました。ごめんなさい。

攻めはゲイだから、ちょいヤンチャなノンケの受けをいいなと思って恋に落ちるのはわかる。
だけど、ノンケが男を好きになって、しかも掘られるのOKなのってすごいな……と。

お仕事描写はリアルなのに、恋愛面はほだされ力全開なBLファンタジーになってしまうところがしっくりこなかったです。

そしてキャラは単体で見るとそれぞれ魅力的なんだけど、カプとして組み合わせたときに魅力を感じられなかったのはなんでだろ……

2

穏やかな大人の恋愛

ユギさんっぽい大人の恋愛でした。
今回の舞台は活版印刷所。そこの職人さんとデザイナーさんです。デザイナーさんのほうはユギさんの他の作品でも見かける美人さんって感じですが、活版印刷の職人さんのほう、剛くんが珍しくヤンチャ系です。しかも、スカジャンなんて着ちゃって、かっこ可愛いの!!

大人恋愛につきものの、ずるい大人もいますが、お手本になるような理想のカップルもいてノン気の剛くんが自然と塚本にひかれていく感じは良かったですね。

お互いの仕事を認めあっているところも大人恋愛の素敵なところで、こういう繋がり方をしていたらずっと上手くいくんだろうなと思いました。

攻めと受けはことごとく予想と違いました。でも、ジジイだけは…だよね?

1

期待を裏切らない

うん、予想通り面白い。
安心して読めますね。

お話の展開と、脇役も含めた魅力的なキャラクターと、徐々に近くなる距離。

やっぱり面白いなーと思いました。活版印刷を頼んだこともあるし、イベントにも行ったことがあるので、興味深く読みました。

1

ユギ先生の働く男たちは楽しい

紙本
修正…輪郭薄め、白短冊
カバー下…あり
あとがき…あり

0

やっぱりいいなー

ようやく電子での配信が始まり、早速読みましたがやはり安定の面白さ。
印刷屋さんとデザイナーのお話なのだが、活版印刷というと、作中で述べられているように、「ジョバンニがバイトやってたな…」というイメージしかなかったので、お仕事ものという意味でも興味深く読めた。

私は購入予定の本はあらすじや受け攻め情報も見ないので、今回「どっちが受けなの?」とずっとわからず。色っぽいシーンもラストまでないので、読んでる間じゅう、アレコレ想像しながらドキドキ…。最後はそっちかー!と思ったが、こういうタイプは正直、どっちがどっちでもよかったかな。
印刷屋の剛は黒髪の元ヤン、デザイナーの塚本はインテリっぽい眼鏡。塚本の独立のきっかけとなった、元カレ社長・副島は髭のワイルド系イケメン。ユギ先生の描く男の人が元々どれもタイプということもあるのだが、みんな本当にかっこいい。
あとはやはり、おじいちゃんカップルがインパクト大! よくあるスパダリ攻めと健気受けの成れの果て…とでも言えばいいのか。こちらのふたりも、幸せになってほしい。

メインのふたりはお互い仕事に妥協しないタイプ。しょっちゅう言い争ったりもしてるので、なかなかいい雰囲気にはならない。けど、じっくり読ませる部分では、ぐっとその内面に引き込まれてしまう。ゲイの塚本の退社の理由なんかは、なかなかにシリアス。そして、一見やんちゃな子どもがそのまま大人になったような剛にも、印刷屋としては致命的なハンディキャップがあり…。
そのあたりもしんみりとしてしまうのだが、公私共にこれからは、お互い支えあっていくんだろうな、と思えるカップルだった。

電子限定描き下ろしは元カレ副島の後日談。セフレが他にもいっぱいいるらしく、その一人に抱かれながら、心の中で塚本にお別れをする様子がコミカルに描かれている。塚本はどうやら、よほどいいモノをお持ちだったようで、手放すのはかなり惜しかったみたい。で、モブ社員に新たにロックオンしちゃってる懲りない人です。

5

真面目な元ヤンの仕事っぷりにそりゃ惚れるわ♪

社長との関係が周りにバレてデザイン事務所を辞め独立した塚本が、
行きつけのバーの新しいコースターの活版印刷に惚れ込みマスターに紹介してもらった印刷屋で活版職人の瀬戸と出会う。

元ヤン瀬戸のデリカシーの無い発言に気分を害するも、その後謝罪した際の笑顔にコロリと堕ちる塚本!
追い打ちのようにシッカリした仕事ぶりに尚も惚れ込むが瀬戸はノンケなので心にブレーキを掛ける塚本。
なのに・・・さらりと。ポロリと。告白しちゃう。。。。(笑)

塚本の元カレ社長が登場して程よく二人をかき回しますが
結構な俺様態度をとっていたのにバリネコだと後に分かりビックリ!!

瀬戸が塚本を意識しだすのはノンケの戸惑い感もあり可愛かったです♪

3

仕事に生きる男が出会う恋

人物、関係性、ストーリーで読ませる1冊!
珍しい仕事ながらも丁寧な描写で、本当にいそうな2人の恋路を覗いている感じのお話。
途中まで2人は仕事の関係で終わるんじゃ?!と不安になるものの仕事で築き上げた信頼や愛情のうえに、塚本の恋心を重ねて、それに気づいた剛が呼応して、人間同士の愛が重なって2人の恋が進み出すのかたまらない!
受けの剛がノンケだし元ヤンだし、全然受けなさそうなんですが、塚本との距離が縮まるにつれてかわいい!と思うシーンが増えていくのが良いです。エッチシーンも剛らしくて、この2人の関係性だからこその展開が最高でした!
そして最後に書き下ろしではラブラブなシーンがあってきゅん!エッチシーンがあまり多くはありませんが、仕事で熱くぶつかったり協力しあったふたりのベッドシーンは高まります!
ふたりの恋が始まるまでをじっくり読ませる作品でした。

9

魅力的なキャラとお仕事BL

作家買いとは言え山田ユギさんの作品を読むのは久しぶりなのでどんな感じかなとは思っていたのですが変わらずキャラが魅力的でしかもお話の舞台でもある職場選びの魅力的な事と言ったら‥やっぱり他に類を見ない楽しさが味わえる作品です。

メインは独立したばかりのイケメンデザイナーと彼が仕事で立ち寄った小さな活版印刷所で働く元ヤンで元気な男前青年との恋と仕事をめぐる話なのですが脇を固めるゲイバーのマスター夫婦や活版印刷所の社長(初老)とその社長に惚れ込んでる大会社社長(初老スキンヘッド)といいキャラの造形からしてあまりにも特異でハマっていてさすが山田ユギさんという感じがします。
(まさか初老BLが拝めるとは笑、しかも相手がスキンヘッド!)

活版印刷所に関しても昨今何かと注目されてる技術でもありちょっとだけその仕事の片鱗が見え隠れして職業BL?が好きな人にはうってつけかなと。攻めがゲイで受がノンケではありますがお互いがお互いの仕事に惚れ込み人間としてその魅力に逆らえないものを感じてから二人の恋は始まり一歩進んだ関係に踏み出すきっかけはノンケの男前青年(受)が決めるというあたりが清々しくて読んでいてとてもあたたかくなります。
山田ユギさんの作品が好きな人には一にもにもなくおすすめです。

6

やっぱりキャラが好き

山田ユギさんの新作コミック、久しぶりで嬉しいです。活版印刷ってレトロな字体でカッコいいやつですよね。夕方のニュースでやっていた。興味深い内容です。

今回のカップルは美形眼鏡敬語攻め×元ヤンで下町が似合う生きのいい黒髪受けです。ゲイ×ノンケでもあるので切ないストーリー展開で両思いになるまでドキドキ楽しませてもらいました。少し絵が変わった気もするけどキャラ達のあの色気は健在です。

そしてユギさんといえば脇役キャラが今回も皆素敵でした。ゲイバー店主レオ×元レディースの奥さんも良かったけど、リチャード×善爺!アラフィフどころかアラ還?アラ古希?おじいさんカップルが2人とも素敵すぎて全て持っていかれた感が強かったです。美形眼鏡の元彼の社長も面白かった。主役達以外のキャラ濃すぎ!でもそこが良かった作品でした。

12

活版印刷は楽しい

先生買い。デザインやら活版印刷といったお仕事部分は楽しかったですが、恋愛模様の方が今一つシンクロできなかったのですいません、中立より萌です。雑誌掲載6話分+描きおろし9P+あとがき+カバー下。

行きつけの店のコースターが新しくなったことに気付いたデザイナーの塚本。活版印刷で作ったと聞き、紹介してもらって行ってはみたものの、建物はボロ、出てきた男はガラの悪そうな男で・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
印刷所のおやじ、行きつけのバーのマスター(受けの幼馴染)、マスターのおやじ(つるっぱげのイケおやじ)、攻めの元カレ(社長)・・ぐらいかな。つるっぱげオヤジが好き。

**より内容に触れる感想

元ヤンの受けのキャラはなんとなく分かるのですが。分かりはしても好きかどうかというとあまり好きな方ではなく。
そしてまた、攻めのキャラが、自分の腑に落ちるタイプではなかったみたいで、萌え上がらなかったです。クール目というか大人しめというか控えめというか後ろ向きというか・・・。元カレが邪魔だったのかな・・あれはあれでいい男なんだけど。

活版印刷で色がどうだの、紙がどうだのというところはめっちゃ楽しかったんですけど。
もう少しお仕事話を多めにしたら・・と思ったのですが、そうするとBLじゃなくなっちゃうし。
うーん。なんとなく残念でした。ちょっと悔しい。

3

正直微妙。

山田ユギさんの作品は、私がBLを読むようになったきっかけでもあります。
むしろ最初に読んだのが山田ユギさんの作品じゃなかったら、BLを好きになっていなかったかもしれない。
BLにハマってすぐは、とにかく山田ユギさんの作品を読みまくりましたが、だんだん内容が大人の恋というか、あまり好みじゃなくなってきたので、最近は読んでいませんでした。

今回も「大人の恋」とあったので正直迷いましたが、苦手だった気怠げな雰囲気がこの表紙からは感じられなかったので読んでみました。
読んでみての感想は「まあまあ面白かった」です…。
正直読み返したいとか、続編が読みたいというレベルではなかった…。

攻と受の仕事に対する姿勢は、一人の男性として見た時にどちらもカッコいいです。
魅力的なキャラクターではありますが、BLとして考えた時に、あまり新しさというかときめきはありません。
さらっと読む分には、まあ普通に面白い作品かな…。

9

インテリと職人の恋

活版印刷工房を舞台に繰り広げられる、
最高のお仕事BLです!

独立したばかりのデザイナー・塚本は、
活版印刷に興味を持ち、中島印刷を訪れる。
そこで出会った元ヤン活版職人の剛に恋をし、
仕事の楽しみを知っていく…というお話です。

ゲイの塚本とノンケの剛が出会い、
喧嘩しながらも妥協せず仕事する姿がカッコいい!
そして、強気な剛が時々する可愛い表情は見所の一つです。
剛に片思いする塚本も、
決して自分の気持ちを押し付けない大人で、
優しくてとてもいい男だと思いました。

なかなか想いが通じ合わない二人が焦ったいですが、
媚びない二人がとても好きでした。
最後は思いが通じ合い、
塚本の本気のHに泣かされる剛に萌えます♡

塚本の元カレであり、前職場の社長の副島も魅力的で、
男前なのにバリネコなところもギャップがあり面白かったです。
脇を固めるのは、
剛の親代わり兼師匠の善とその恋人・リチャード。
イケてるおじいちゃん二人の恋にも興味津々!

活版印刷というのは今まで知らなかった世界でしたが、
調べてみると、とても素敵な作品が沢山出てきました。
イケメン同士のかっこいい仕事ぶりと恋愛に興味がある方は、
是非ご一読下さい!!

16

この作品が収納されている本棚

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