電子限定描き下ろし漫画付き
津嶋さん、忘れたの? みっともないアナタに一目惚れしたんだよ。
両親の三回忌の帰り、思いが込み上げ新幹線で号泣してしまった津島を優しく気遣ってくれた青年・興野。
偶然の出会いから始まるふたりのお話。
津島は亡くなった両親に対する心残りがあったり
興野は謎に大金を持っていて追われていたりして
気持ちを通わせるような温かい描写も濃厚なエロもあるのにずっと不安な気持ちを抱えたままでお話が進んでいってハラハラ…。
その分ラストがより幸せそうに見えた気がしました。
ものすごく"文字を読んだ"という感じがあったので
存在感も迫力もあるキャラたちばかりなのだから
もっと表情や雰囲気で気持ちを伝えるくらいで良かったのかなーと思います。
新幹線で一人泣き出してしまったところを慰めてくれた青年、興野と一夜を共にしてしまった津島。その翌朝、津島は興野がバッグ一杯の大金を所持していることを知り、行く当てのない彼の面倒を見ることに…。
興野を狙う刺青の男が出てきたりもして、興野の正体は? 大金の出どころは? と謎が深まる一方で、二人はどんどんお互いに惹かれていってしまう。
五月女先生の濡れ場は、画力の高さもあり毎度大迫力で、めちゃめちゃ色っぽいんだけど、本作はかなり乳首なシーンが多くて萌え萌え。
そんなエロの合間に徐々に明らかになる二人の過去。
これが、どちらもなかなかに重く、考えさせられるものがあり、結構ズシンとくる…。最後まで読むと、二人は出会うべくして出会ったような、運命的なものを感じたし、これからも支え合っていくんだろうというのが想像できてホッとしました。
萌え的なことを言うと、受けの乳首はもともと敏感という設定だけど、ビッチというわけでもなく。きっかけはワンナイトだけど、攻めも別にヤリ⭕ンでもチャラくもなく、好青年。二人とも好感を持てるキャラだったので、とても読みやすかった。
◾︎泪のプライスレス
◾︎興野(滋賀から上京)×津嶋
1話から興野にも津嶋にも謎を残して、彼らが親密になるにつれその謎も解き明かされていきます。気分の高まりと、困難を乗り越えて絆が深まっていく様子が、分かりやすく話に入り込みやすい!
雄っぽい興野の表情と、決して女々しいわけではないのに色気のある津嶋、2人とも好きなタイプのキャラクターでした。
五月女えむ先生らしくエッチたっぷりですが、ストーリーの作り込みとのバランスが良くて、ねじ込んだエッチというよりもきちんと2人の思いが徐々に通じ合っていくシーンになっています。
タイヤの履き替えなんて自分ですべきだし、彼がそれを背負う必要はないと思うんですけど、自分だったら背負っちゃうだろうなと…切ない。
興野くん、贈与税納めてんのかなって心配になったよ。230万ぐらい持ってかれる…?
電子限定おまけ エッチな4ページ
悲しさを抱え乗った新幹線で涙を流す津嶋にハンカチを差し出した興野。
偶然出会った二人の切なく温かい素敵なお話でした♡
ゲイなのを知られ喧嘩したまま両親を事故で亡くした津嶋が、
偶然出会った興野と心通わせ津嶋の優しさに救われるのは胸がキュンとなりました!
しかし、お話はその興野の過去によって起こるトラブルがメイン。
これはもぉ切なくて・・・・心優しい興野がなんでこんな目にって可哀想で可哀想で。
新幹線で津嶋にハンカチを差し出した時の興野の状況にもぉ目頭が熱くなりました。
そんな興野が津嶋に出逢えたこと、津嶋がお世話になってる花田夫妻に出逢えたこと、本当によかったぁぁぁの一言でした。
切ないストーリーに色気あるエロシーン。最高でした♡
朗らかな人柄ながら謎の大金を持つ訳アリな
興野と悲しみを抱え前に進めないままでいる
津嶋の涙をきっかけに始まるお話しです。
大事な人を失って孤独を感じ、自責の念にかられて
後悔をして、辛い思いをしてきた興野と津嶋。
似た境遇のふたりが偶然に出会い、惹かれ合って
お互いが過去と向き合う強さをくれる存在になっていく。
興野があの時、行動していたから。
津嶋があの時、涙を流していたから。
人との縁って不思議で素敵なものだなあとしみじみと
感じました。
レーベルが麗人uno!なのでエロ特化!!
(描写はがっつりエロいのですが)かと思いきや
身体の繋がりだけじゃなく、気持ちの面でもしっかりと
求め合って支え合っていくふたりの関係性が丁寧に
描かれていて、ストーリーもしっかり、
エロもばっちりでとても読み応えがありました。
元々絵柄はお綺麗ですが、さらに洗練されたタッチの
エッチシーンはエロエロで乳首の描写もたまりませんし、
電子(Renta!)ですがおタマのぷるっと感まで楽しめて
大変満足致しました♡