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それでも俺のものになる Qpa edition 3

soredemo ore no mono ni naru

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表題作それでも俺のものになる Qpa edition 3

榊 明斗(指揮者・高校の先輩・28歳)
伊月 結弦(雑誌記者・高校の後輩・26歳)

同時収録作品Ver.大和2

大和 涼介(26歳・クラシック音楽雑誌編集)
久世 薫(28歳・ヴィオラ奏者)

その他の収録作品

  • vol.12.5(描き下ろし)

あらすじ

あっさり家を出てしまった榊に少し寂しさを感じつつ、
積極的に距離を詰めてくる瀬名に戸惑う伊月の前に現れた男とはーー?

ふたりのリズムが重なって、もっと奥までひとつになる。
不協和音から協和音へ、悩めるライターのセンシティブラブ

「それ俺」ファン待望の第3巻ついに登場!!!

作品情報

作品名
それでも俺のものになる Qpa edition 3
著者
高崎ぼすこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
シリーズ
それでも俺のものになる
発売日
ISBN
9784801967656
4.3

(186)

(102)

萌々

(55)

(20)

中立

(4)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
14
得点
794
評価数
186
平均
4.3 / 5
神率
54.8%

レビュー投稿数14

有名作品なので

有名作品でタイトルだけ知ってました。やっと読了。
序盤ちょっと展開が早いのですが、読み進めたら気になりませんでした。
高崎先生の絵が好きなので1巻~4巻の絵の変化も楽しく読みました。

0

一番BLっぽい3巻

4巻で完結したことをきっかけに読み返したところ、3巻の魅力に再びハマるという謎の経験をしました。魅力を再発見したということで評価を「神」としています。完結まで読んだ方にもまた読み直してほしい!そんな思いもあります。

個人的なクライマックスとしては
①これまで押しまくりだった榊さんが引くことで、伊月がようやく自分の想いを発見していく甘々展開
②優聖が伊月の「親友」であり続ける決意を固める切ない展開
この二つの盛り上がりが最高だったことですかね。

高崎ぼすこ先生はとにかくギャップが凄い。絵は可愛いのにキャラクターは男らしい体つきで描かれていますし、エッチシーンの構図や道具も豊富で、プレイの知識も尋常じゃないのに、「エロい」だけじゃ終わらないという物語性の高さ。表紙に似合わず(失礼)、しっかり恋愛や葛藤も描いているのが凄く好きです。この巻を読むと、榊さんがなぜ伊月を好きなのか良く分かるし、優聖がなぜ伊月を好きなのかも良く分かる。というか、たった2ページで優聖の気持ちに共感させてしまうパワーが凄い。このあたりのストーリー展開が堪らなく良かったです。そして堪らなく良かったがゆえに、めちゃくちゃ切ない。時が経ってもこんなに泣けるものなのかとびっくりしました。

当初は伊月の流され度合いに不安しか感じませんでしたが、この巻を読むと、伊月も彼なりに成長していることが分かります。榊さんの片思いは煮詰まりすぎてもはや完成されているので、物語の主軸は一貫して「伊月が誰を選びどう生きるか」なんですよね。

読み返してBLの良い部分をギュギュっと詰め込んだ良巻だったと改めて認識しました。

0

やっっっっっっっっと!

読み返し。

3巻は、瀬名が頑張ります。
それにしてもやっぱり伊月…すきが多すぎるなぁと思いました。
普通あんな簡単にキスされる!?

更に新しいキャラも出てきて、榊さんとの関係は!?!?!と思いますが
会えない時間が、伊月の榊さんへの想いを確実なものにしていったと言っても過言でもなさそうでした(*´▽`*)
ここにくるまでが長かった…!!!!
甘々なのが好きで、結構元々甘々なお話ではあったけど
片思いと両思いでは全然違うのでね!!(*´▽`*)

これから更に甘くなりそうなので、今から4巻の発売が楽しみです♪

0

久世さん!!!

榊さん伊月に動きが見られてニマニマです!!やっとここまで来た!!

そして、大和編!久世さんにもニマニマです!!
新キャラの存在ぶっ飛ぶくらい最高にえっちで可愛くてゲスかったぁ。付き合うって甘々~なセックスして幸せ噛み締めてる大和に対する仕打ちがヒドイ!!!久世さんのそういうところ最高に好きです。本編もキュンとしたり、ハラハラとか盛りだくさんだったけど、全部久世さんがかっさらってった。暫く久世さんだけで白飯食べれるくらいのインパクト!!久世さん、どうしてこんなにエロくてエロくて可愛さ加わってエロくてエロくてけしからんのでしょうね!!

1

やっと…わかってきたw

3巻にしてようやく…伊月が榊になぜ自分を抱くのか、自分はなぜ抱かれるのか、と考えましたね。いくら鈍い設定とは言え、やっっっとだわねw

榊はそんな伊月を見越して、伊月を落とすまで、もう一押し、と思っていたと。
2巻を読み終わっても榊が今の伊月との関係についてどう思っているのかわからなくて少しモヤっとしましたが、3巻でスッキリしました。

それを越えて、伊月が榊を好きだと自覚してからは早かったし、晴れた恋人になってよかったよかった。

2人の感情がやっと見えて、しかもすんなりくっついたので(当て馬的なのはありましたけど)読んでいてストレスなく、満足度高かかったです。

大和と久世も最初はどうなることかと思ったけど、3巻にきて、2人いい感じになりおもしろかったです。大和をおもしろがる久世、久世に振り回されながらも久世が大好きな大和。
榊×伊月とはまた違うタイプのエロい2人ですね。

1

恋愛の曲

3巻巻末にも使用曲のリストがあったので、調べました。
1番目以外は、全部、恋愛で有名な曲で、ゆったりとしたロマンチックな曲ばかりです。
物語の絵と台詞だけじゃなく、曲目で伝える手法は、素敵だと思います。神評価。
1番目の曲は、フランス革命を記念した会の為の曲なので、葬送曲のような陰鬱な曲です。重い。
私が好きな曲は、ドビュッシーの小組曲小舟にて。ピアノ連弾曲は水がさざ波のような曲、恋人二人が連弾で演奏する様子を想像するととてもロマンチック。ドキドキします。でもこれは、奏者の感性によるアレンジ次第で、つまらないものに感じるるので、奏者選びが肝要かも。色々探して聞き比べしてみて欲しい。連弾はロマンチック。恋人同士のために発案された奏法なのかも。

音楽のセンスは運動神経に比例するといわれているので、リズム感が悪い人の演奏は聞きにくいです。

①武満徹:ア・ストリング・アラウンド・オータム
原作はヴィオラとピアノのための曲。
大岡信の英詩集『秋をたたむ紐』(A String Around Autumn)の中の「沈め 詠うな ただ黙して 秋景色をたたむ 紐となれ」(Be simple:A String Around Autumn)からとられた題名。
原作はヴィオラと管弦楽のための作品であり、フランス革命200周年記念行事として開かれた「パリの秋」フェスティバルの委嘱により作曲されたもの(ウイキより)

②ガーシュイン :ラプソディインブルー
ファーディ・グローフェが編曲したピアノ独奏と管弦楽のための作品「ジャズの語法によるラプソディ」
(シンフォニック・ジャズの代表曲、これは調べる必要が無かったかも。近年、辻井さんがパブで即興でピアノ演奏を披露して話題になった曲)


③ラフマニノフ
ピアノ協奏曲二番J
「ラフマニノフの2番」は恋愛の曲で有名。デヴィッド・リーン監督のイギリス映画『逢びき』で使用されたから。
切なく甘美な旋律が、中年の淡い不倫の恋を描いたメロドラマのムードをいやが上にも高め、多くの映画好きを魅了しました。(バレンタイン特集より)

④ドビュッシー:小組曲小舟にて
魅力的な旋律やリズムをもち、難易度としても取り組みやすいものとなっているため、ドビュッシーの連弾曲の中でも特に広く親しまれている。
ヴェルレーヌ(フランスの詩人)の詩集『艶なる宴』にある詩と同じタイトルをもっている。波のような分散和音の上を旋律が優雅に、そしてゆるやかに流れていく。
管弦楽的な色彩感を意識して奏する。(和田真由子解説より引用)

⑤リムスキー:シェヘラザード 第三楽章 若い王子と王女
バレエ『シェヘラザード』
千夜一夜物語(アラビアンナイト)の語り手、シェヘラザード(シャハラザード、シェエラザード)の物語がテーマ。
主部では歌謡的主題をヴァイオリンがゆったりと奏でる。中間部では独特な小太鼓のリズムに乗って、クラリネットが快活な舞曲風の王女の主題を奏する。シェヘラザードの主題を挟みながら、静かにやさしく終わる。(ウイキより)

⑥J・S・バッハ「シャコンヌ」(リストにない使用曲)
正式名は、「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」の中の「パルティータ第2番BWV. 1004」の変奏曲「第5楽章 シャコンヌ」


1

甘くておいしい

個人的に三角関係苦手なので優聖くんの参戦がちょっとあんまり……という感じなのですが、榊さんと伊月くんがイチャイチャしてくれるからなんの心配もなかったね!
弾いた後の高揚感からのセックスは何回見てもおいしいのでありがとうございます
。伊月貯金は普通に笑いました。
大和×久世の方は身体の関係から始まって、身体が好みだからみたいな理由が大きそうですけど、久世さんも大和自身に興味持って晴れて恋人同士になったので2CPともハッピーですね!
恋人編楽しみです

2

連弾の見方変わりました

優聖の告白で終わった二巻。優聖があまりにいい子で秘かにこっちに流れても嬉しいと思ってましたが残念です。
1巻の時はなぁなぁで体の関係に流れ込んできちんと気持ちを伝えない攻めに苛立ちを覚え、これまた流され過ぎな受けにもガックリしました。が2巻で高校時代の二人のエピソードが描かれ、少し二人のことを応援したい気持ちになり、今回伊豆の温泉旅館でピアノを二人で弾くシーンから欲情していく二人がすごくエロくて、スピード感もあって良かったです。これがクライマックスかと思ったら、そこまで盛り上がっておいてウィーンに一旦帰国。焦らされます。でも、この一旦離れたことにより伊月が自分の気持ちを自覚して嫉妬やら独占欲やらで爆発してうまく行ったから、最後まで榊の作戦通りですかね。

大和と久世さんの短編も入ってましたが相変わらず少ない!もっとお代わりください。

2

相変わらずエロかった

ようやく両思いになりました。
そして今巻もかなりエッチでした。
前巻で親友の優聖に告白された結弦でしたが、そこはびっくりしたみたいですが揺らぎはなかったみたいです。
榊に流されてエッチしていたかのような結弦でしたが、ちゃんと好きになって行ってたのが萌えました。
榊が高校から好きだったことに驚いていたみたいですが、榊の執念が実って良かったです。

当て馬になりそうな女子が登場して来たところで、榊と結弦編が終了してしまったので次巻が気になりました。

1

ついに……!の3巻。「金曜日の夜の黒毛和牛」みたいなご褒美巻でした!

2017年頃から絵柄と作風を違和感のない範囲で今風に変えられて、それと共に好き度が格段に上がった高崎ぼすこさん。
特にこのシリーズは、CIELからQpaに移籍されたおかげで、もにょる部分も積極的に軌道修正されつつあるのが個人的に大歓迎!
CIEL版の1巻から考えると、キャラの魅力がほんと上がったなぁ…!としみじみ感じた3巻でした。

さて3巻。
ついに!ついに……!の3巻でした‼︎
こうやって読むと、押しに弱い流されキャラの伊月がちゃんと自分で自分の気持ちに気付いて榊に応える、そのために必要なこれまでのページ数だったんだなぁと思えます。
1巻で再会した初っ端からエッチなことされて、その後もことあるごとにホイホイ流されてはエッチしてて、BLのセオリー的に「もうそれ付き合ってるでいいんじゃん?」って腐女子脳的には言いたくなるわけですよ。
でも伊月は頑なにそこは切り離して、榊に対して真面目に考え続けてて。
で、榊はきっとそういう伊月の真面目さを見越してて、伊月が自分で答えを出せるまで待ってたんだろうなぁと。
なんせ榊の方は10年越しの片想いなんですから。無理強いするよりじっと待つ方を選ぶでしょう、この人なら。
「もっと俺のこと考えて もっと悩んで深みにはまって そしたらもう引き返せないね」
ヤンデレキャラが口走ったらなかなかぞわっとするセリフですが、榊の場合はなんかこう、早くそうなるといいねって純粋な気持ちで応援したくなりました。
しかしまぁ、流されっ子が自分で答えを出すまで待つっていうのは根気がいることですな。
いやいやどんだけ自分の気持ちに鈍いねんな。

伊月の方からもちゃんと榊を求めてするエッチの良さといったらもうねー、これこそ「金曜日の夜の黒毛和牛」みたいなご褒美っすよ読者の目には♡♡♡(๑>◡<๑)
受けが攻めに一方的に蕩けさせられるエッチはそれはそれで好きだけど、やっぱ違うよね、2人で求め合ってるエッチの萌え度は♡
そして、その違いをしっかりと描いてくださる作家様が私は好き!

榊は伊月から「無償の愛」を学んで、伊月は榊から「想った分だけ返してほしくなる恋」を学ぶんですよね。
ふふ♡いい関係だなって思いました。

大和×久世編が今回は2話入っています。
榊×伊月カプを真面目恋愛担当班とするなら、こちらは不真面目恋愛担当班といった感じですが、こちらはこちらで頑張ってますよ、主に大和くんが。
しかし相手が厄介過ぎるわなw
ガンバレ大和!ムスコに負けるな!!

結ばれたら終わっちゃうかなと思ってたけど、どうやらまだ続いていきそうで嬉しいです!

【電子】レンタ版:修正○、カバー下○、裏表紙○、電子限定特典(3p)付き

7

Qpaさんだしエロエロは正しい。とは思うけれど…。

『不協和音から協和音へ』

あらすじの見てかなりテンション上がりました。
エロエロに流されっぱなしの伊月だったけれど
ようやく心も追いつくのかぁ〜!と。

前半は相変わらず流されエッチしながらも
榊のことをどう思っているか、伊月はちゃんと向き合うのですね。
それは良かったです。
良かったんです。が。

両想いになった瞬間の心にグッとくるものは私は感じられませんでした。
毎度同じ流れのセックスをこういう時まで見るとは…。

榊にとっては高校時代からの長年の片想いが実ったわけです。
だったらもっと…こう…あるじゃないですか。
でも両想いになった喜びの描写はそこそこに
こんな時でさえ即セックス!セックス!セックス!!で
えーーーー???((((;゚Д゚)))))))となりました。

いや、Qpaさんだし、エロエロは正しいんですよ。
愛し合う2人が求め合うのも自然なこと。
でもこの2人、再会直後からエッチばっかりじゃん!
両想いになった時ぐらい違うアプローチが見たかったですぜ…。榊さん…。

1〜2巻は付き合ってない甘エロエロ状態を楽しんでいましたが
3巻はセックスシーン見てHP削られた気分になりました。
あと大和ver.の久世の淫乱っぷりも読んでてシンドかった…;
(単に私の心が疲れてるだけかもしれない)

今巻で一番のお気に入りは
話と話の間にある余白ページの「やきゅうけん」
2頭身の伊月がめっちゃ可愛かったです…!

4

恋って。想った分だけ返してほしくなるんだ。欲張ってしまうのも恋だから。

ヤルことガッツリやってるのに関わらず、2人はまだ付き合って無かったっけ??
前巻からの間が開き過ぎていて、急いでおさらい読みをしてからの読了です。
1巻から入れると、登場人物もググッと増えてきていて。榊と伊月の2人の世界はそれなりに進展しているかに見えたんですが、ここに来て当て馬やら何やら。障害じみたものが出て来ていて。
もしかすると、このシリーズを長引かせる為のギミックなんじゃ?と疑いすら持ってしまう。
私はカラーページも付いた、KADOKAWAバージョンが好きで、1巻は相当読み込んでいたのですが、QPAバージョンの新装版になってからは、あまり繰り返し読んで無かったんです。
どちらかというと、1巻で美しく完結していて、2巻の冒頭、皆んなで仲良くドイツ旅行に行ったりしているあたり、甘あま後日談というか、番外編みたいなつもりで読んでいて。
なので、あんなに好きだと言われ、抱かれまくってるだけで無く。食事やデートや旅行を共にしているのに。
もっと。もっと。「想った分だけ返してほしくなるんだ。」
2人の関係を何故か恋では無いと思い込んでいる伊月にビックリ⁈ させられます。
榊が軽い(様に、伊月には見えている。)のが悪い、と伊月は攻めますが。うーん。
認めたく無かったのは自分の榊への気持ちだったと気付く。今更⁈
物語は実はノロノロ進行だったと気付く。
ダメ押しで、ここで榊の恩師のお嬢さん、茉莉絵が登場したり。
伊月の同級生、優生から告白されるも、失恋が確定したり。
伊月のお母さんに師事していた、世界的バイオリニスト 善治くんが絡んで来たりと、賑やかになります。
伊月は榊への独占欲を吐露する事になってしまい。榊は嬉しくってウハウハ。
榊は伊月の身体以上に、その全てを手に入れたいと願っていたのだから。
榊は一見暴君の様ですが、幼い頃の精神的負債もあって、伊月に癒しと愛情を求めている。
それはもぅ、貪らんばかりに求めてるんですよね。
榊のせいで エッチな身体に作り変えられた伊月の方も、榊を求めて…。という、エッチはめくるめくトッロトロ‼︎ です。シリーズ最強にエッロエロだと思いました。
けど、諸々大勢出て来た登場人物たちの今後や、音楽家の家に生まれながら、自身の才能に限界を感じて 夢を封印した編集者の伊月の成長と恋はまだまだ続くので、おさらい読みをしながら次巻を待ちたいと思います。忘れないうちに刊行して欲しいなぁ。
各話毎の後ろに挟まれる「やきゅうけん」のミニミニ榊と伊月が可愛いです。ジャンケンにやたらと弱い伊月は脱がされてばっかりですが、結局…。というオチ。

本編にもチョロチョロ出て来る 大和 × 久世さんも変わらず。こっちもこっちで、ヤルことやってて「付き合ってはいない。」えええ⁈っていう展開でしたが。どうやら久世さんの方では付き合っていたみたい。良かったねー、大和。ただ、大和はこれまで女の子相手に失礼な付き合い方をして来たクズ野郎だったりするので、久世さんに一途になって苦しむ様子はこれはこれで攻めザマァなんですよね。自分でもよく分かってて。少しだけ成長もしてる。そんな大和を可愛く思えて来ている久世さんもビッチ卒業して、真面目に大和と向き合う様に。めでたしです!
常にリードしていた久世さんは、実はドSに責められたい人。エッチの時はドSっぷりを発揮する大和とは相性抜群です。

ぼすこ先生のエチは激しいので、受けちゃん達が壊れてしまわないかそろそろ要らぬ心配をしちゃいます。

0

ここに来てのこの甘さとデレにやられた!

かなり待った気がする3巻ですが、待った甲斐がありました。
伊月がデレます!デレまくります!
ちょ…伊月ってデレるとこんなに可愛いのー??\(//∇//)\

正直前巻まではあまり好きじゃなかった伊月のことが、この巻で好きになりました。

2巻で少し心の距離が縮まった2人。
今まではただ何となく強引さに負けて抱かれていた伊月が、初めて疑問を口にします。
「榊さんはなんで俺のこと抱くんですか」
今更その疑問??とも思うんだけど、榊の気持ちを知りたくなった…というのは、恋心が芽生えた証拠。
「なんで俺のことを抱くんだろう」という疑問と同時に、「じゃあ俺はなんで榊さんに抱かれているんだ?」と、真剣に自分の気持ちと向き合い始める伊月。
そして、ようやく榊への想いに辿り着きます。

一方伊月に告白とキスをした親友の優聖は、もう遠慮はしません。
伊月に想いをぶつけるのはもちろん、榊にも食ってかかりますが、伊月の気持ちはすでに決まっていて…。

恋が大きく動き出した3巻でした。
想いが入ると、エッチも格段によくなるんですよね。
ただのエロ描写ではなく、心が繋がった素敵なエロで、伊月は身体だけでなくすべてがトロトロに溶けていました♡

同時収録の『ver.大和』では、相変わらずの久世さんのエロっぷりに悶絶。
とんでもなく振り切れて淫乱なお方ですが、大和との出会いでビッチ卒業か!?
どうやら大和は久世さんのお眼鏡にかなったようで、2人、お付き合いが始まるようです。
2人の「恋人セックス」はとにかくすごかった!
久世さんヤバすぎ。
甘い2人の今後が楽しみです♪

この作品は、巻数が上がるにつれ良くなっていくタイプの作品だと思います。
正直1巻を読んだときは、キャラもストーリーもライトなため、あまりハマらなかったんです。
攻めは強引で受けに執着、受けはツンツン意地っ張り…と、属性としては好きなCPでしたが、何だろう、そこまで榊や伊月に個性や魅力を感じられなかった。
伊月に至っては、キスだけで腰砕けでトロトロエッチしまくりなのに、憎まれ口ばかり叩くし、全然素直じゃなくてツンケンしまくりだし、あまりに可愛げがない(意地っ張りは好きだけど、可愛げは欲しいの〜!)。
あんあん感じまくってHを楽しんでいるのに、終わると何故かいつも怒ってるという。
そんなところがあまり好きになれませんでした。

(でも、ぼすこ先生の絵とエロとクラシック音楽は大好きだし!)
ってことで読んだ2巻は、2人のバックボーンが掘り下げられ、キャラの個性が見えてきました。
そうなるとやはりお話の先が気になってきます。
作中に出てくる音楽を聴きながら読めるのも楽しい。
サブカプの大和×久世が大のお気に入りだから、そっちも読みたい!
そんなふうにどんどんハマる要素が出てきて、3巻まできました。
本当、1巻でドロップアウトしなくてよかったーー。
と、心から思います。
ドロップアウト組にもぜひお勧めしたい3巻です♪
4巻が楽しみ!

シーモア版。修正白抜き。

14

かなり進展ありです!

待ってました!
やっと3巻です!!
優聖からの告白を受けたところからスタートですね。


榊と伊月のサプライズ箱根温泉旅行の後、
榊はウィーンに帰ってしまいます。
会えない寂しさを実感する伊月……
榊と暫くぶりに会い、自分の気持ちをようやく知ります。


伊月はかなりニブチンですよね^^;
あんなにダダ漏れな榊の好意にも全く気付いてないし……
でも、榊は榊で真剣に告白したことはないですしね。

今回は、榊がウィーンから連れてきた茉莉絵という当て馬?
に嫉妬した伊月が素直になり、
榊も真剣に伊月に想いを伝えました。
3巻にして、やっと両想いです♡
長かった〜

茉莉絵と榊の記事が出て、恋人?と伊月が心配するのですが、
もー、それさえも榊の作戦ですよね?!
伊月に焼きもち焼かせる作戦!
ウィーンに一度帰ったのも、
伊月に離れている間に寂しがっと欲しいという作戦!
榊の執着心と計算が相変わらず怖いです……


結果的に優聖は振られてしまい切ないですが、
とても良い子なのでいつか幸せにしてあげて欲しいです。


Hは相変わらず濃厚だし、
とにかくヤリまくってます(笑)
それでも、この作品がエロだけにならないのは、
ちゃんと軸に音楽があるからです。
ラブストーリーであると同時に、
お仕事BLでもあるところが好きです。


個人的には、
やまくぜCPのお話が2本収録されていたことも嬉しかったです!
この二人も、距離が近付いていると感じます。
久世は本当に小悪魔!
セレブなのに下品なところが堪りません(笑)

長々書きましたが、
高校時代からの拗らせた思いをようやく実らせた榊と、
ようやく自覚した伊月の恋の進捗を、
ぜひ見届けてみて下さい!

次巻からは、恋人編かな?
これからの展開も楽しみにしています♪


8

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