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庭師×板前。「この作品で萌え死ぬならば本望です」鶴谷香央理
庭師と板前という組み合わせがもう素敵ですよね。BL要素は薄めなのかな?と思っていましたが、1巻だからといって相手への恋愛的好意がまったく描かれていないわけではなく、板前のトオルから庭師の明への好意は結構分かりやすく様々な場面で描かれています。付き合いたいという欲や男同士という柵に囚われず、何の縛りもなくただ明のことを考えてしまう、そんなトオルの様子が愛おしかったです。庭師の仕事は予想外にファンタジーな要素もあり、BL以外の面でも面白い作品だと思いました。どんな風に話が展開していくのか、楽しみです。
気になってずっととってあった本
予備知識は、表紙と評判が良いということのみでした。庭師が出てきて、非BLって話だけど界隈の評判が良いってことは匂わせな感じなのかな?と。
日常系かつご飯ものでもありつつ和ファンタジーで、読み進めるうちにどんどん引き込まれました。続きがとっても気になる!
最初に板前の星野をメインとしたお話があって、その後に種明かしのように鷹木のお話がある構成がまず良い。ぐっと世界観に引き込みます。
鷹木の渡仏歴もいい設定ですね〜。こういう主役の会話の中で自然に過去が語られるようなシーンが大変好きです。
そして終わり方!1巻の引きとしては絶妙!!登場人物が増え、謎が増え、次も必ず買います。
萌2〜神
勝手に「非BL」と勘違い/思い込みで、レビュー上がっててもスルーしてた作品。
ちるちるの「隠れA5作品」記事を読んで、え?そうなの?と急に読んでみたらアナタ!
コレ私の大好きなヤツやん!
オカルトっぽい。ホラーっぽい。不思議ものっぽい。
しかも、日本ならでは、っていう設定。
じわじわくる怖さや、恐怖だけではなくてそこには哀しみがあってそこの救済がある点や、物の怪がちょっと可愛いところや。
そんな点も良い。
これ、私的には全くBL要素無くても好きなパターンなんだけど、そこに片想いが絡んでるから今後の展開も大いに期待。
さて、記事では神評価率についても最大の賛辞があったけど、私は「萌」をつける。
私にとって「萌」は別に低評価じゃないし、この1巻は庭師の明に異能があり、板前のトオルに火事にまつわる何かがあり、トオルは明に片想い、明は気付かず、もう一人訳ありげな男登場、というところでまだ何も始まってはいない。神はまだ早いな。
この作品を知らなかったことがくやしい、というくらい素敵な本でした。
てだれたちの仕事と生活、そして恋。
板前のトオルと、庭師の明。いつもトオルは土曜日の夜、明の家で一緒にご飯を食べ、眠る。
板前さんのお仕事ぶりが楽しい。そして、明の方は、何やら庭の怪を退治する特殊なお仕事のよう。
トオルは自分の気持ちを言い出せないまま、そばにいられるのを喜んでいる。明は淡々としているようで、懐深い。まあ、惚れちゃうのもわかる。
そこへ第三の庭師が。。
トオルの過去は、二人はこれからどうなるのか、というところでつづく。早く2巻が読みたい〜
じわじわとくるらしい。
とだけ知ってようやく読めました。もっと早く知れば良かった!!!
予備知識なしで読んだので途中から急に「へっ?」て、そこからずぶずぶ。
意外に意外を重ねていて、内容も関係もなにもかも気になるところで終わっているので、半年前でこれ。
まだ待つのはかなりしんどい。早く続き。
ていうぞくぞくでいっぱいです。
最初は背景や小物だけ写真的な絵の奥行きがわからなかったんだけど、突然深くなります。
続刊待機の、期待の神で。