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プッシーキングさまの悪癖

pussy king sama no akuheki

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作プッシーキングさまの悪癖

カドリ,下町の料理人
ファティ・アル・ラヒム,王族の親戚で実業家

同時収録作品破滅のドリフトナイト

ファティ・アル・ラヒム,王族の親戚の実業家
ラビ・従者

同時収録作品プッシーキングさまの従者は憂鬱

サーデク,代々仕える従者
ラビ,ファティに拾われた従者

その他の収録作品

  • プッシーキングさまの手腕について(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下漫画

あらすじ

湾岸諸国 某都市 砂漠の摩天ーー、から少し外れた郊外。
ばあちゃんの大衆食堂を切り盛りしているカドリの元に
王族で実業家、だけどワガママ暴君で有名なファティが
土地開発のための立ち退き要求に訪れる。
断固拒否するカドリに興味を持ったファティは"セックスで決めよう"と
突拍子もないことを言いだした!
悩んだ末、ばあちゃんに心配をかけまいと覚悟を決め屋敷へ。
経験値ゼロでどうしたらいいのかわからないまま
手取り足取り教え込まれ初めての快楽を知ってしまう。
大事な店を守るため、と自分に言い聞かせるも
性に奔放で乱れまくる王サマを前に腰が止まらない――!?


自由気ままな王サマにノセられ乗っかられ、拒否権なし!?

ノンケの下町料理人×バリタチ傲慢王サマの
カラダからはじまる下剋上ラブ

作品情報

作品名
プッシーキングさまの悪癖
著者
おわる 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
ISBN
9784801968141
4.1

(246)

(113)

萌々

(92)

(23)

中立

(13)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
34
得点
1015
評価数
246
平均
4.1 / 5
神率
45.9%

レビュー投稿数34

エロエロエッサイム!!(笑)

先ずこの1冊のボリュームがスゴイ‼
250ページ超えで丸々表題作という充実振り
CPとしては2組のお話しだけどブツ切り感もなく展開も自然

何よりおわる先生のエロエロがエロエロ過ぎる程にエロエロで…「え」って入力すると予測変換で「エロエロ」って出て来ちゃう位にエロいです(笑)←エロさ伝われ~笑笑笑
なんかエロスというより「Qpaらしいエロ‼」なのでドキドキより(゚∀゚)キタコレ!!で楽しむエロが満載
思わず「エロエロエッサイム!」と叫び何かを召喚したくなってしまうwww

登場人物が全員魅力的でした
先ずはプッシーキングさま(スゴイ呼称だ…w)ことファティ様のキャラが濃すぎる!どんだけの属性持ちなの?って位に奥深いキャラでどんな展開でも自由自在に立ち回っちゃうからカッコイイしかわいいし意地悪だしスパダリだしとんでもなくエロいのにウブいし、、、魅力が過ぎる!

こんなキャラが居たらご都合主義になりそうなのにこの作品ではこのキャラでいる事が不自然じゃないし、このファティ様じゃなきゃもはや不自然デショ⁈っていう納得感!これぞおわる先生!!
で、このファティ様を輝かせる攻めのカドリのポテンシャルの高さが最高です
もうキャラの良さだけでも凄い勢いで語りたくなっちゃうけど長くなるので…(←今更⁉w)

とにかくおわる先生作品が好きな方とキャラの立ったエロが好きな方は絶対に読んだ方がいい作品に違いないっ⸜⸜٩( 'ω' )و //と鼻息荒めにオモイマス!

作品情報を確認しているとお分かりになるかもですが地雷ポイントに上がりそうなリバもあるのでそこは要確認ですよ、と一応残しておきますね

4人が4人とも(あとアミルもね)しっかりキャラ立ちしていてお話しも楽しかったのとこのボリュームに感謝を込めて萌2寄りの「神評価」です
そしてサブCPの話でのいつかスピオフ、期待しています~

0

ボリュームがエグい



とにかくエロい。


なのに物語がしっかりしていて、ストーリーもエロも両方が楽しめる先生。
それが私の中で、おわる先生なのです。

むっちりとした体の線だったりキャラの表情、さまざまな体位など当たり前ではあるのですが改めて上手すぎる。
つい、細かくまじまじと見てしまいます。

そして今回は、褐色王サマバリタチがネコちゃんになるという萌え要素が、ふんだんに盛り込まれた受けがとても可愛かったです。
俺様女王様が庶民に惚れるという設定は、受け攻め逆パターンをよく見かけるのですが今回は受けが富裕層。

めちゃくちゃヤッてるのに二人とも初めての恋というギャップがいい!
初恋に戸惑い、恋を自覚するシーンも魅力的です。

また、受けに仕える従者カプが同時進行なのも新鮮でした。

紙媒体の修正はマヨビーム多め。
もうボリューム満点、お腹いっぱいです。

1

世界で一番かわいい

オレ様でバリタチな褐色肌の受けが平凡でノーマルな攻めにめちゃくちゃされるんですよ… 最高じゃないですか (*´人`*) 個人的にカドリがファティ様をしっかりグッと後ろから抱きしめながら攻めている描写がたまらなく好きでした!先生、ありがとうございます~♡

しかし、完全エロだと思いきや、意外とハートフルな物語でちょっとビックリ。(←いい意味で)自分のベスト10位に入るくらい大好きな作品になりました。お二人が今後とも幸せでありますように!

1

従者カップルが神!

快楽の化身、酒池肉林の王(作中で言われてる呼ばれ方)がDT君相手に受けになるという美味しいメインカップル、よかったです♡

メインカップルもよかったのですが、サブカップル(従者カップル)が神!

ラビ(サブカップルの受け)がヒロインではないか?というくらいのおいしさで、
4人一緒にえちえちしてベッドに受け二人並んで同時に攻められながら受け同士がキス☆なんて刺激的なシーンもあります

そして2カップル二つとも受けが女々しくないっていうのが最高ですね!そこ大事!好き!
(従者カップルがメインだったら神評価にしてたかも…話の順番的に実はそっちがメインっていわれたら納得しちゃう構成でもあるのですが)

あとがきトークで「メインカップルの攻めをショタにしようか迷った」みたいなのが書かれてたのですが、ショタにしなくてよかった!とおもいます
ショタが嫌いなわけじゃないんですけど、青年キャラの体が本当に美しく描かれていて、目の保養です~!

1

盛り沢山〜!

おわる先生の〜この作品サイコー。
電子書籍254ページ、ボリュームもあって〜登場人物のキャラクターも映えてて、ストーリー共に、神作品だわ!
登場人物4人が、みんな主役級で楽しめました。
地域設定が中東系かな?、褐色好きには堪らないわ。
頂点に君臨するファティが、自由奔放でワガママ暴君だけど、かわいい〜良い奴だった。
凄く好きなキャラだし、この悪癖は良い癖だわ!
カドリと出会って、バリタチから可愛いドネコに変貌。

従者2人サーデクとラビも脇役とは思えない活躍で、ストーリーにどんどん絡んで来て〜どうなるかと気になったけど、ラストハッピーエンド。

2カップルが綺麗に纏まって〜書き下ろしまで2カップル分あって〜満足度MAX!

あとがきに登場する担当者さん〜いー趣味していらっしゃる。

1

こんな作品読んだことなーい

ちょっっっ…
どこもかしこもエロ、エロ、エロ…
脳内ショート寸前です。修正白抜きで目がチカチカしました。どれだけのセックスシーンをぶっ込んでくるのでしょうか。

ヤバイーーー
楽しーーー♡

最初は陵辱モノかと思って、ウッとなりました。いやいやいや…振り幅!!
ファッッ…ファティ!こんなに可愛い王サマだったとは、驚き過ぎて顎外れそうでした。
しかもなんだ。
最初の印象が悪いだけに、読み進めるうちにどんどん可愛く見える不思議。受けちゃんとしても超優秀だったのね。

ハーフアップの褐色イケメン、良いです^ ^


従者カプも含めてのエロ祭り。
作品の中身全部がエロフェス状態です。
読者いるって分かってる?ってくらいセックスまみれで、どこをどう評価したら良いのか分からなくてプチパニックしました(笑)

こんなにエロが飽和状態なのに、ちゃんとストーリーはしっかりしています。読み応えもありました。
疲れたときに読みたい一冊です。
エロは地球を救う?(笑)とても幸せな気持ちになりました^ ^

0

王サマキャラがナイス

おわる先生初読みです。
気になった作品は、ネタバレ回避のため事前情報入れずに読む派でございまして。

のっけから、どんなエロマンガなのかと思いましたら、キャラも惹かれ合い方もよくておもしろかったです。

ハーレムを仕切るバリバリタチの王サマが、平民童貞を食うため受けになって、ツンデレになっていくところがかわいかったです。

カドリが王サマに負けず、対等にわたり合うのもおもしろかった。
頑丈すぎて、王サマ略奪の時、警備員に捕まらないのがマジで?と笑いましたがw

くっついてから、調子が戻ったファティが王サマ節を説きながらカドリにみのむしみたいにぎゅーぎゅーくっつくところが激萌えでした。
そんなファティをかわいいと思うカドリも。

サーデクとラビも好きです。

当て馬アミルも全くかわいそうに思えず、突き抜けたキャラでよかったです。

エロ含め、漫画がお上手だなぁと思いました。
先生の他作品も読んでみたいです。


完全に好みですが(5☆満点)
すごい ☆☆
面白い ☆☆☆☆
内容が好き ☆☆☆
絵が好き ☆☆☆
キャラが好き ☆☆☆☆
萌える ☆☆☆☆

1

超キュートな一冊です

受け手側のもじもじ感や、攻撃を受け手側に変換するところがかわいい
こんなに苦しんでいる人が見られているなんて、とても、素晴らしいですね
翻訳機の使用

0

またやってる、まだやってる。

バリタチの王ファティが途中まで好きになれませんでした。酒池肉林が苦手なので。
悪癖にも程があると。

しかし下町の料理人カドリが童貞だと知ると、なぜかこの俺様を抱かせてやる、男で童貞を捨てるがいいみたいな…。セックスで勝負だと。

抱かれてるのに負けてないファティ。
だけど変わっていくファティ。

この辺からファティが可愛く思えてきました。

カドリがもしいなくなったら、こんなふうに変わってしまった自分だけが残るの…?
と体を他人に任せようとして。

駆けつけるカドリ。執事に逃がしてもらいゴージャスな広いリムジンの片隅で抱き合う二人。

ギュッとされてズンズンつかれるのが好きなファティ。可愛いですね。

おわるさんの作品はエロいですね。
とくにこちらはほぼエロと言っても過言ではないのでは?
あまりにエロ描写が多すぎて、すぐおっ始め過ぎて、あんまりエロく感じなかったなあ。
またやってる、まだやってるって。

0

暴君、愛、極まれり

おわるサンの作品もいくつか読みましたが
これが一番好き。
エロもストーリーもキャラクターもツボでした((ノェ`*)っ))タシタシ

地位と身体と容姿を武器に
性に関してはやりたい放題だった名実ともにな王様
ツンで口の悪い部下をもどエロスに調教したあげく、そいつに恋心こじらせてるもう一人の部下に抱かせるというゾワゾワする演出もオイシイ。
そんな王様が出会ったのは下町の普通の男。
自分の周りにはいなかった存在にこれまで誰にも許さなかった
後ろを許すわけだが・・・・

まるで攻を犯しているかのような始まりから
徐々に形成逆転、体力をも凌駕されてクタクタに
絡めば絡むほど坩堝な展開が面白かった。
濡れ場も多いのですが、キャラ設定やエピソード選びもしっかりしてて
凄く読みやすかった。
男を犯しまくっていた主が配下の目の前で犯されているという設定も面白い
良い意味で心がざわついた。

配下カプもまた可愛くて良きですね。
ぜひぜひ続編希望いたしまする

0

とても野獣的。

内容については今更長く語らなくても良さは分かるかと思うんですが、
最後に後書きを見て、
「あー、この作品ほんっとうに作者さんとアシさんがめちゃくちゃ楽しんで描いたんだな」
と実感しました。

一応リバでもあるし基本的にビッチ感のある襲い受けなんで、普段純愛系のBLを好む人にはオススメできんのですが、ファティもカドリも好きな人のためならなんでもする所や、正直言って最後の最後までマインドが攻めなところが好みです。
最後には可愛いけど。

1

高い敷居を乗り越えられれば、萌える!

敷居が相当高かったです。
玄関を開けたらいきなりえろす。
無差別えろす攻撃。
えろす耐性があまりないという方や、快楽目的のえろすはちょっと…という方には、敷居が高すぎて、壁に見えるかもしれません。
でもそこを打破できれば、ときめきが待ってますよ。

インドっぽい設定。
王族の血を引く実業家のファティは傲慢で横暴、でも商才に長けたカリスマ的存在。
彼にとってセックスは遊びで、自分に群がる者たちを適当に相手するだけ。
あるとき、都市開発の下見で立ち寄った食堂で、自分に楯突くカドリに出会って…。

という話ですが、本編前の前菜的短編で性的に奔放かつ横暴すぎるファティを、お腹いっぱい見せられます。
これが結構きつい。
本編に突入してからも、カドリ×ファティにサーデク×ラビが1つのベッドで…なんていうシーンがあって、とにかくえろすの濃度がものすごいです。
基本雑食読みなので、過剰なえろすも読むことには読めるわたしも、最近めっきりえろすのない/少ない作品ばかり選んでいたせいか、途中でリタイアしそうになりました。
ゲイビデオを延々と見せられているような感じとでも言いましょうか。
ただおわるさんの作品の特徴として「すごいえろす」は必須なので、そこを理由に挫けるわけにはいかず。

でも「すごいえろす」で終わらないのが、これまたおわるさん作品の特徴で。
気持ちの揺れや変化もしっかり描かれています。
最初は挑発に乗っただけだったカドリが、ファティのふとした表情や行動を「かわいい」と思ったり、嫉妬や独占欲がじわじわ出てきたりするのがたまらんのです。
ファティの方も誰にも執着しなかったのに、他の人々と今までのように楽しむ気が起こらなくなったり、海外出張から帰宅する前にカドリの部屋に忍び込んだり。
もうこれ、両思いじゃん!って思うじゃないですか。
そう簡単にはいかないんですよ…。
ファティのプライドが邪魔したり、ファティに言い寄る旧知の友人が現れたり、社会的地位の違いをカドリが再認識したり、まあ、いろいろあるんです。
切ないです。
冒頭の破天荒なえろすへの拒否反応なんて、どこへやら。
すっかり切なさともどかしさで胸がいっぱいになってました。

良いですよ。
「過剰なえろすはちょっと…」という方は、えろす斜め読み/片目読みで。
ただおわるさんの描くちょいがっちりボディの質感は一見の価値ありです。
がっちり苦手なわたしでも、毎回あの滑らかそうな肌質にやられております。
特に褐色のファティの胸は見ていただきたく!

同時収録はサーデク×ラビ。
素直になれない2人に、ファティがちょっとした意地悪をしてました。

1

えっっっち

ファティさまがとっても好き!!!
ひたすらえっちしてる!!!

2

プッシーキングさまの悪態

良かったです
エッチかったぁ
最初は従者同士のお話
乱交やら強要やら、可愛いらしい絵とは裏腹なストーリーで少し面くらいますが、その後本編に繋がるお話がとても良い

最初の傍若無人ぶりから一転すごく可愛い王様がみられました
そのギャップにやられました
お話も可愛くて恋する王様が良かったです
最初の展開からちょっと苦手意識もありましたが、評価の高い作品だったので気になってました

従者のいちゃいちゃも可愛いかったです
エッチで可愛いお話なので、これだけで癒されました

0

ラビくん好きすぎる…!!

ラビくんが気になってこちらの作品を購入しました。
結果、すっっっごく好みでした…!!
ラビくんの性格も、笑い方も、反応も、ファティ様に反抗的な態度を示しつつ抗えない感じも可愛すぎて、おわる先生、ありがとうございます。と読み終わった途端思いました。もう何回も読み返しています。
ファティ様とラビと4人でのからみも良かったです!!
ファティ様のカプもいるからこその良さが素敵でしたが、次はラビメインでも読んでみたいな〜
CD化もされるようですね!!

1

良い!

めちゃくちゃエッチです!おわる先生の作品全部好きなんですけど、これも最高です!!王様がいつもは、強がってるんですけど、たまに甘えたり、流されたり、してるところがとってもかわいい!!私は使用人たちの関係がめちゃめちドストライクでした!ツンデレでめちゃめちゃかわいい!!読んで損なし良い作品でした!読んだあとの満足感がたまらないです!!

0

終盤の王様が好き

おわる先生、もう7冊目なんですね。そしてなんとなく大体読んでる気がする。

◾︎カドリ(料理人)×ファティ(王様)
アラブらしく、おわる先生らしく、エロエロの一冊でした。3Pの後4Pまであるなんて!2CPの受けがちゅっちゅする展開大好きで、おわる先生の美しい絵、眼福。

攻めの大好きホールド、みんな潰される乳首に注目したことでしょう…窓で潰される乳首も…エッチ…
雄々しい攻め顔をしていた王様が、カドリに挿れられて眉を寄せてるのも非常にセクシーです。終盤完全にメロメロになって、カドリが現れたときのファティの表情…たまらん!

左右両褐色も読みたかったなぁ。アミルが足◯キされるシーンはありましたが、もっとがっつり…

萌〜萌2
好みの作品かというと必ずしもそうではないのですが、美しい絵と終盤の王様の可愛さに萌2を!幼女!

1

褐色のネコちゃん

再読です。
これぞQpa!という濃厚なエロスでした!
褐色受け・攻めがお好きな方にはぜひ1度読んで頂きたい作品です。
おわる先生は綺麗で可愛らしい印象の画と、湿度が高く濃密なベッドシーンのギャップがたまらないですよね。
手描き文字の擬音がまた可愛いのにすっごくえっち。
今作もバラエティに富んだエロスの数々と、エロスだけではなく両片思い・身体の関係から徐々に…など、萌えのポイントもきちんと掴む見事さでした!
異国情緒溢れる衣装や背景も大変美しいです。

従者派の方が多いのかな?と思いつつ、私は表題作のカドリ×ファティ組が好きでした!
性に対して奔放な美しくもいたずらっ子のような受けで、楚々とした受けとはまた違った魅力がありますね。
短編ではあれだけ攻めていた傲慢で強気だった王さまが、素朴で筋肉質な大型犬に抱かれる度にどんどん可愛らしくなっていってしまうねこちゃんに…
最初に抱かれた時の顔と思いが通じ合った後の表情が全然違うんですよね〜!
支配されたい欲があったのか、後ろからぎゅっと動けなくされて抱かれるのが好きなファティ。
もう、お顔がふにゃふにゃのとろっとろに…これは可愛い…
お相手の童貞だったのが嘘かのようにめきめきとファティにぴったりフィットする抱き方をマスターしていくカドリが、回を増すごとに包容力大の犬系男前に進化していく姿も◎
そして、ちょっとマニアックかもしれませんが、褐色の肌に散って映える白いアレのコントラストが色気たっぷりでした…

と、褐色好きには本当にたまらない1冊でした!
当て馬的に登場したアミルさまのその後が非常に気になります。
良い受けになりそうな気がするのですけれど…

1

受けを可愛いと思えない

 褐色、異国、ハーレムなどなど、楽しい要素盛り沢山だったのですが、如何せんメインカプにこれといった魅力が感じられず、この評価に落ち着きました。私が萌えられなかった最大の理由は、やはり受けの時のファティに可愛さを感じられなかったことかなと思います。ヤリチン攻めからビッチ受けへと転身した彼に気持ちが追いつかなかったとでも言うべきか。かといって攻めの時もあまり好きなタイプではないかも。節操なしなキャラに抵抗はないですが、時折描かれるギャップも取って付けたように感じてしまいました。カドリもこれといった特徴のない攻めなので、最後までこの2人の関係には惹かれませんでした。

 一方で、ファティの使用人同士であるサーデクとラビとの関係性は、メインカプよりずっと引き込まれました。この2人の描写がもっと多かったら、萌評価にしていたと思います。文句を言いつつ毎回ファティには従うラビ。はっきりものを言う態度に普段は隠れている彼の健気さがとても好みでした。健気でありながら他人には悪戯っぽい笑顔で接する、個人的にこういうキャラはおわる先生と非常に相性が良いと思っています。

1

エロくて可愛くて純愛…つまり神

ラビちゃんが刺さりました!
メインCPとサブCPが同時進行で愛を育んでて
エッチも隣同士でするという最高にエロがハーレムな作品でした。
登場人物全員ファティの命令に巻き込まれてエッチするのですが、
エロに悲観的なキャラが1人もいないので、けっこう酷いことされてても悲壮感なく見れます。

メインの2人ももちろん可愛いけど、サブのラビちゃんとサーデクが萌えの宝庫でした…♡ずっと見ていたい2人

エロ濃度もお話の密度も凄く自分に合っていて
めちゃめちゃ可愛くて大好きな作品でした!
おわる先生の作品だと他にハングアウトクライシスが好きです。

1

エロいけど純愛も楽しめる異国のお話

BLアワード2020 BESTエロ部門 11位 受賞作品

『ハングアウトクライシス』に続いて読んだ おわる先生の作品です。
BESTエロ部門 11位ってことは、もちろんエロいんですよ~!

おわる先生のあとがきにもありますが、
タイトルの『プッシーキングさまの悪癖』が、
第1話~第5話と描き下ろし『プッシーキングさまの手腕について』
同時収録でプッシーキングさまの従者のお話が、
『破滅のドリフトナイト』と描き下ろしの『プッシーキングさまの従者は憂鬱』
になります。

『プッシーキングさまの悪癖』
大衆食堂の料理人 カドリと王族の親戚で実業家 ファティ・アル・ラヒムのお話。

湾岸諸国の下町でばあちゃんが営む食堂で料理人をしているカドリ。
ある日、実業家のファティ様が土地開発のため立ち退き要求に訪れます。
このファティ様は、王族の親戚で実業家だけでなくイケメンのわがまま暴君。
立ち退きを断ったカドリに「セックスで決めよう」と、とんでもないことを提案します。
悩んだカドリは大事な店を守るため、ファティ様の屋敷に向かいましたが、想像以上のエロが待っていました!

ファティ様は湾岸諸国の王族の親戚、そして実業家で超お金持ち。
さらに、イケメンでスタイルがいいのは言わずもがなですが、ファティ様のすごさはそこではありません!
快楽の化身、酒池肉林の王であり、毎日のように屋敷や「密会」で男性達とお戯れをしています。
もう、それだけでエロい!エロすぎる!!本編をご覧ください。
そんなファティ様はバリタチです。
一方、カドリはDTでキスもしたことがありません。
ファティ様はカドリの「初めて」を奪いたくなり、普段はバリタチなのにネコになっちゃうのです!
濃厚なHを何度もした2人は、お互いのことが気になってしまいます。
途中、ファティ様の嫉妬や当て馬が登場しますが、それがいいスパイスになり、めでたく両想いになります。
わがまま暴君なのに、カドリに抱かれているファティ様はとても可愛いですよ~。
純粋でまっすぐなカドリにファティ様は心も体も虜になっております。
しかも、褐色のお肌のイケメンってカッコいいですね!

描き下ろし『プッシーキングさまの手腕について』
カドリはオレ様なのにイチャイチャしてくるファティ様を「カワイイ」と思います。
そのことを伝えると、ファティは不機嫌になり…。


同時収録
『破滅のドリフトナイト』と描き下ろしの『プッシーキングさまの従者は憂鬱』

代々ラヒム家に使える執事 サーデクとファティに幼少の頃拾われた従者 ラビのお話。

個人的には、こちらのお話の方が好きです。
サーデクとラビは両片思いなのですが、2人ともファティ様の所有物であるために気持ちを伝えられません。
ファティ様の激しいお戯れの道具にされる2人。
そんなある日、ファティ様がラビを隣国の金持ちに譲ると言い出して…。
最後は、サーデクが命を懸けてラビを守ろうとします!
捕らわれたお姫さまを助ける騎士のようで、カッコ良かったです♡
うーん、ファティ様は、カドリと出逢ったことで優しくなったのですね。
サーデクとラビのHはエロいだけじゃなくて可愛い!
こちらも、ぜひ本編でご覧ください(笑)

最後までエロシーンがてんこ盛りで、エロ好きにはたまらないでしょう(笑)
おわる先生は絵が綺麗なので、エロシーンも美しいです。
でも、この作品は表題作も同時収録もどちらも軸はラブストーリーです。
だから、読み終わった後に、エロだけでなく純愛も感じられますよ。
もしかしたら、4人ともお互いが「初恋」なのかも?

1

みんな可愛い

最初の数ページを読んだときに、いろんなところがゆるゆるな世界!?
と思ったのですが、最後まで読んだ感想は(ゆるゆるですが)純愛物語でした。

登場人物のキャラも濃く、みんなが可愛いです。
ストーリーについても、ありきたり感がなく、新しい感覚で読み進めていました。
さすがおわる先生の作品だと思います。

ぶっとんでるけど甘々で、きれいな絵が好みの方にお勧めです。

0

受け様の素顔にキュン!

私は普段は受けは受けちゃん、攻めは攻め様として扱っているのですが、この2人は...。

攻め君×受け様ですね!受けに様とつけたくなったのは初めてなのですが、これくらいの俺様受けが正直どタイプなので嬉しかったです。

しかも、エッチシーンが濃厚!エロに関して信頼のおけるおわるさんの作品なのでワクワクしていたのですが、期待を裏切らない性に奔放で自由な受け様でした。笑

攻めくんがおばあちゃんの小料理屋で働いていて、がっつり庶民なところも親しみやすくストーリーを楽しめたので良かったです。

そして当て馬くんには執事さんとくっついて欲しいですね。サイドストーリーとしてどこかで書いていただけないでしょうか。笑

1

おわる先生の手腕に感服!!

推し作家の新刊だーー!!と飛びついたものの、褐色か……しかも受けか……好みの属性とは言えないんだよな……。俺様タイプはどちらかと言えば攻めの方が好きだし……と思いつつページを捲り始めたわたし……。
読み終える頃には、ファティ様かわいい!!カドリくんとしあわせになれて良かった!!と熱い掌返しを起こしていました……。これっぽっちも興味が無かった褐色肌の艶めきにさえ萌えを感じる……。
これはもうひとえに先生の手腕の素晴らしさに他ならない、としか……!!

とりあえず褐色を理由に手に取るのをやめた人は、一度騙されたと思って読んでみて下さい。
また新たな扉を開かれてしまったぜ……。

サーデクさんとラビくんのカプはめちゃくちゃ好みだったのもあり、ただただ最高でした!!ありがとう!!!

5

尊大なキング受の笑顔、下僕の乳首ピアスに釘付け

可憐で、儚い受よりも、元気で強い受が好き。
それでいてショタっぽくないテイストならば尚良し。
そんな方に本作2カプの受はいかがでしょうか?

あらすじは、王族家系のセックス大好きバリタチ実業家が、童貞庶民と気まぐれにネコセックスをしたところ、気づけば彼のイチモツにドハマりしてしまい…という身体先行モノ。

作品自体はストーリーより勢い重視。
異国情緒漂う、わちゃわちゃと楽しい雰囲気です。
おわる先生の作品なだけあって、文句なしに構図も表情も綺麗。
セックスシーンの迫力とエロさにも間違いはありません。

主要登場人物&カプは王族実業家のファティ様×庶民料理人のカドリ、誠実系下僕サーデク×やんちゃ系下僕ラビの4人。
ページをめくって最初のお話「破滅のドリフトナイト」は表題作カプではありません。
プッシーキング様いずこ…とストーリーを掴むのにちょっと戸惑いました。が1冊読み切った所でなるほど、こういうことでしたかと納得。
これが序章的位置にあることで4人のキャラが上手に絡み合うようにできていたんですね。

本編ではプッシーキング様こと王族ファティ様の尊大な笑顔がとにかく弾けています。
豪快で好奇心旺盛なキング様の、ネコでもマウント取りたい系アグレッシブセックスが見所です。
途中のすれ違いでちょっとセンチな表情もありますが、基本は恥じらいよりも楽しみが勝っちゃう元気な受ですね。
ただし筋は通す!
そんな受が「ホントは本気でオレ様を叱ってくれる大事なひと」ことカドリくんにラブしていき、下僕のナイスアシストの元、無事にくっつくのを見届けるお話です。
童貞だったカドリくんが、最後の方は包容力攻っぽくなっているところも良いですね。

もう一方のサーデク×ラビは焦れ焦れ両片思いカプ。

受のラビくん、生意気でサバっとしているのに、快楽には従順。
随所で露わになる乳首ピアスがこれまたエロい。
セクシー下着もよくお似合いです。

既に何度かセックスしているのに、堅物×ツンデレのせいか全く進展しない二人。
これを見兼ねてファティ様がちょっと変化球なお手伝いをした所、サーデクが本気を見せました…。
ムッツリスケベの本気求愛は王道に萌えると思いますよ。

王様命令のセックス中は素直じゃないのに、休日二人でカドリのお店に行ったり、拾い猫を目の前にお互いを褒め合うシーンの空気感はラブラブ・ほのぼのしており癒されます。
ちなみにカバー裏は本編以上に萌えるのでお見逃しなく。

キャラ萌え+エロスてんこ盛りの1冊でした。

1

見事なネコっぷり

元々読み切りだった「破滅のドリフトナイト」が冒頭収録されていて、表題作はそのスピンオフという形です。

「破滅の~」で想い合う従者ふたりをセックスさせて楽しんでるタチエロキングが、本編で大衆食堂を切り盛りする庶民カドリの童貞を貰ってあげて以来どんどんネコ化が進む表情がたまりませんでした♡

性に奔放で乱交パーティーでぶっこみまくってたファティが言い寄るアミルに指を入れられて不快感を表すシーンは「だぁ~よねぇ~♡」ってニヤケちゃいました♪
我儘暴君に振り回されギャーギャー言いつつもカッコイイカドリも最高でした♡
そしてそして・・・描き下ろしのファティ様の可愛さはやばかった!!!

1

ワガママ王さまのお戯れ

湾岸諸国が舞台のお話。
表題作の前に短編が入っていて、先ずこのお話で
ワガママ暴君と悪名高いファティの絶対君主感・バリタチぶりが
炸裂しております。
お花を浮かべた広いお風呂に浸かり、何人もの裸の従者・男娼を
侍らせ商談の電話の片手間にひとり抱いてます(笑)
さらに従者のひとりのラビを仕置きとしてエロく拘束して
抱いたうえ、もう一人の側近のサーデクにさらに抱かせて
それを観賞するという、ヤリたい放題状態。

そして本編、ファティは下町開発の為こじんまりとした
食堂へ立ち退きを迫り反発してきた店主のカドリに
興味を示し、お戯れでDTのカドリに抱かれる選択を
するのですが、前情報無しでしかもあの短編を読んだ後
だったのでファティが攻めと私が勝手に勘違いしていて、
あ、そっちね〜!みたいな。
褐色は受けも攻めも大好物なのでそこはいいんですが
結構あっさり後ろを許すファティにはちょっとびっくり。
興を求める余りに好奇心旺盛で潔すぎる王さまです。

しかも強気で高飛車な高貴受け…たまらん。
はじめは声を抑えてるんですけど、段々と嬌声をあげて
悶える姿がエロすぎて…
さらにファティ、ちょっとだけ乳首が陥没気味(な気がする)で。
どんどん抱き方がいやらしくなっていくカドリが舌で
その乳首をほじほじと舐めて弄るのがまたエロかった。

プライドの高いファティがカドリに想いを伝えたシーン、
表情にもその後のふたりが求め合う姿にも爆萌え。
エッチでかっこ可愛い王さまの痴態は見ないフリ
できませんでした〜。

サーデクとラビのもだもだしてる関係もファティが
ちょっと…いやかなり強引に背中を押してちゃんと
収まるところに収まってよかったです。

1

受身でもナチュラルに俺様なのがツボ♡

今回は大衆食堂の料理人と俺様暴君な実業家のお話です。

攻様が田舎の開発事業で見つけた受様を唯一の相手とするまでと
本編後日談、受様の従者とハーレムの男娼の短編2本を収録。

王家に近い高貴な一族の三男である受様は観光業界で辣腕を振るう実業
家です。滴る美貌に財もあり、彼様な暴君としても超有名です(笑)

そんな受様が次に目を付けたのが、キャビやかな摩天楼年から数十キロ
離れた郊外ののどかな田舎町でした。邪魔な店の立ち退き交渉に訪れた
店が攻様の養母の営む大衆食堂でした。

受様はメトロを延伸させて作る予定のショッピングセンターには観光客
向けのレストランを入れる予定だと言い、養母のためにも良い値を付け
てやると言い放ちますが、攻様にとってはお金の問題ではありません。

おまえになんか土地を売るもんか。
どんな手を使っても諦めさせてやる!

どんな手を使っても阻止するという攻様に受様はニヤリと宣言します。

セックスで決めよう

受様は攻様の顔と体躯は守備範囲外だけれど毛色は好みだし、殺したい
ほど憎まれている男とは寝た事がないからと言い、1週間後に北の屋敷
で待っていると告げて去っていきます。

果たして攻様に勝機はあるのか!?

雑誌掲載作をまとめてのコミックス化で、アラビアンな中東地域の某国
を舞台に王族に連なり、享楽のハーレムをもつ受様のエロ満載の恋物語
になります♪

コミックスはあまり買わないのですが、アラビアンな雰囲気とバリタチ
暴君がどうしてノンケの下町料理人に組み敷かれちゃうのかが気になっ
て手に取った1冊でしたが、とっても面白かったです。

巻頭のハーレムでの執事と男娼の無理やり初H♡話では、バリタチでいか
にも傲慢なハーレムの主だったのに、攻様とのセックス勝負ではわりと
あっさり童貞くんに乗っかったりしてびっくりでしたが、攻様への嫌がら
せで童貞を奪うっていう意味ではやっぱり暴君なのか!?

読み進むうちに受様の過去とかも見えてくると攻様と一緒にほだされち
ゃって受様が可愛く見えてくるのはおわるマジックなのか!?

個人的にデフォルメ3頭身キャラが可愛い系の作家さんが大好きでして
本作も所々に現れるちびキャラがすごく萌えツボでした♡

受様にムリヤリHさせられた受様の執事と男娼は本作中でも受様に八つ当
たりされてHさせられてますが、端々にお互いへのラブが見え隠れしてる
ジレジレ感が楽しかったです。

カバー裏に同居編(笑)もすっごく可愛いので読み逃しなく!!

今回はおわるさんの既刊から「理解不能クソキューティ」を押しとします。
こちらは受様が押せ押せで攻様がほだされるラブコメです。

1

にゅぷぷっ

頭空っぽにしてエロを堪能したい場合、おススメでーす!みんなイケメンで眼福です。性格もイイし安心して読めます。
作家買いしていますが、なんかどんどんエロみが増していくような…

擬音が多いんですよ。
ずぷっとかぱんぱんとかくぱぁとかずちゃとか。。
ちょっと笑っちゃったのが、挿入するときの音で「にゅぷぷっ」の「にゅ」の二画目がちんこの形⤴︎上向きでした笑笑
是非チェックしてもらいたい。他にも面白文字があったかも。隅から隅まで再読します。シール作って!

ネタバレ
アニメイト4pリーフレットはうなじの汗舐めされた攻めがお返しに受のわき舐めしてひんひん言わす話。

2

サブキャラに萌える

作家買い。

おわるさんと言えば「エロ」のイメージですが、今作品のタイトルにはヤラレタ…。リアル書店じゃ買いづらい(笑

おわるさんの新刊は『Qpa vol.52 エロ』に収録されていた『破滅のドリフトナイト』から発生したお話。

王族で、起業家で、超お金持ちで、しかもイケメンのファティはとにかくモテる。
男も女も入れ食い状態。
そんなファティに仕えるサーデクが主人公。

寡黙で、どんなことをされても言われても動揺することの無いサーデクだが、彼には気になる同僚がいる。ラビだ。

誰もが傅くファティに横柄な態度を取り続けるラビ。

が、ある日ファティに呼ばれて夜中に主人の部屋へ赴くと、そこには縛られ、複数の男に抱かれるラビの姿があってー。

というのが『破滅のドリフトナイト』のお話。

表題作『プッシーキングさまの悪癖』は、このわがままで横柄なファティを主人公にしたお話です。

『破滅の~』ではすんごい嫌な奴として描かれているファティ。
「バリタチ」と公言して憚らないファティが、なぜか『プッシーキングさま~』では受けになってる。

そこに至るまでの過程を描いたお話でした。

町を開発するために土地の買い占めを始めたファティだが、そこで大衆食堂を営むカドリと出会う。
土地は売らない。
そう啖呵を切るカドリに興味を持ったファティは、「セックスで勝負をつけよう」と持ち掛けて―?

おわるさんの描く褐色肌の男子って個人的に最高だと思っているのですが、このファティという傲慢な男も最高にかっこいいです。

バッキバキの腹筋に、美しい顔、そして何より横柄なさまが彼の大きな魅力。
何物にも屈しない、そんな彼の気高さが垣間見えます。

が。

彼は好みが分かれそう。
何しろ傲慢だからして。
『破滅の~』では、かなりヤバいやつとして描かれています。

そんな彼がカドリと出会い、恋をして、そして成長していく。
傲慢だった彼が、ファティを心配してやってきたカドリを見つけたときの表情が、

めっちゃ良かった…。

ただ、ファティが、なぜカドリなら受けをしても良いと思ったのか、そこに引っ掛かって仕方なかった。バリタチ、と公言していた彼が、なぜカドリに抱かれても良いと思ったのか。

そこが描かれていたのなら、あるいは評価はもっと上がった気がします。
そこに至る経緯が大切だと個人的には思っているので。

反対に、褐色の肌を持つ、俺さまな攻めさんが受けになる、という展開をそのまま甘受できる方には超お勧め。絵も綺麗だし、濡れ場はエロいし。

カドリ×ファティも良かったですが、個人的には従者CPのサーデク×ラビの2人に萌えが滾りました。
サーデクが、萌えツボにドンピシャだったので。

彼メインのお話も読んでみたいな、と思います。

3

まずまずだった

王族のファティが思ったより悪い奴じゃなかったです。
冒頭は酒池肉林って感じだったので、どうやって受けになるんだろうと疑問に思いながら読み進めました。

カドリに興味を持った理由もとんでもなかったけど、ファティがカドリに抱かれる度に可愛くなっていくのが読んでて楽しかったです。

暴君だけじゃない魅力がありました。自分が幸せになると従者CPにまで世話を焼いてました。
カドリに出会った事によって本来の自分に目覚めた感じでしょうか?

凄く好みの展開でもなかったので萌2でした。

2

バリタチの定義とは…?。。。o(゚^ ゚)ハテ? と思うが、しかし!

最初は「破滅のドリフトナイト」という脇CPのお話から始まるのですね。
それがまぁ~~~バリタチ王子のクズさが何とも言えぬ…;

で。私は勘違いしたのです。
傲慢なバリタチ王子が庶民に屈服させられる瞬間が楽しみなヤツね。ふむふむ。なるほど。
よっしゃ了解。このクズさは正直好みじゃないが萌えの布石…!!!╭( ・ㅂ・)و ̑̑
……と。でも期待してたその瞬間はちょーーーっと想像してたのとは違いました;

でもトータル的には面白くて満足ですヾ(*´∀`*)ノ
(登場人物が穴兄弟状態なので苦手な方はご注意)


◆カドリ×ファティ王子

メインCPは【ノンケの下町料理人×バリタチ傲慢王サマ】
バリタチだったのに無理矢理受けになるのかと思ったのですが、
カドリは無理矢理襲うような男じゃなかったですね。失敬。

大らかでワンコ感があって可愛い。
攻めになったのも自分が挿れられる発想がまったくなかっただけ。
うんうん。ノンケDTちゃんはこれが良き良き。

王子はこの発想を面白がって襲い受けになるのですねー。
何度も書きますけどね。そこで思うのですよ。

バリタチの定義とは…?。。。o(゚^ ゚)ハテ?

個人的にバリタチは受け側を断固拒否するイメージだったので
(特に王子はノンケをネコにして楽しみそうなタイプっぽいのに)
ノリノリで自分から迎え入れちゃうのはあれ?と思いました。

でもですね!!
攻め顔で襲い受けしてるのも美味だし、
最初は余裕ぶっこいているのが段々ネコの顔になるのが良いのですよー!!!
前半は中々崩れないんだけど、後半はすーぐトロントロン( ´艸`) ♪

破滅~の登場シーンはクズだったので
男に屈服されるのを見たかった気がしないでもない。けど。
これはこれでなんだか憎めない可愛さがあって良かったです。

カドリも最初はDTで振り回される攻めって感じだったのが
後半はガッツリ奪いにいく攻めに成長して安心しました←
おわるさん作品らしい盛り上がり方で面白かったです♪

◆サーデク×ラビ

従者同士なんですが、生い立ちが違うのですね。
サーデクは由緒正しい侍従の家柄。
ラビは捨て子で王子に拾われた。

で。ラビはずっと王子の性的玩具にされていた感じ…かな。
悲壮感はなくコミカルに描かれていたけれどなんともいえない苦さがありました;

しかーも!王子はお遊びで、
サーデクにラビを抱かせて楽しむのですよ。
NTR要素があって切なエロなのです。
コミカルなんだけど切ないってどゆことや(;ω;)イイ…

王子のクソ加減がかなり萎えではあるけれど
サーデク×ラビのNTR切なエロはかなり萌えでした。
ラビはサーデクに愛されてめいっぱい幸せにおなり…。

3

とにかくゴーーーージャス!飛ばしてくれてありがとうございます。

煌びやかな中東の砂漠の都市と市街地を舞台にしたおわる先生の新刊。
磨きがかかったキラッキラの絵で、美形褐色から金髪から背景から、ひたすらゴージャスに描き上げてくださってる〜!

王族の高貴な家柄の三男で実業家でもあるファティを中心に繰り広げられる、怒涛のエロと恋のP253。
しっかりと恋愛もありますが、モラルのぶっ飛んだ乱れに乱れたエロ描写も多いので、苦手な方はいるかと思います。私にはご褒美でした、はい♡

まずは黒髪男前サーデクと金髪美人ラビ、2人の使用人が登場する『破滅のドリフトナイト』。
冒頭からすごいの来ちゃったよ、これ。

密かにラビを想うサーデク。
ある日の深夜、主人のファティに呼び出されたサーデクは、男娼たちに弄ばれるラビの姿を見せつけられ、さらに「俺に抱かれるところを撮れ」と命令されてしまい…。

酒池肉林と化した王宮のようなお屋敷。
絶対的な主従関係。身分の違い。
この短編で、まずは強烈にそれを見せつけられます。

ファティの指示により、乱交のような形で初めて愛するラビを抱くサーデク…。
…と、いきなりオイオイ!な内容なんですが、この2人、描き下ろしにてしっかりとラブでハッピーな展開が用意されていますので、ご安心を。よかった〜!
(この「破滅の〜」が本編より前に読み切り掲載されたもののようです。本編+救済後日談がないと、ファティ、ただの最低ヤローですね笑)

さてここからが表題作。
郊外の大衆食堂で働くカドリのもとに土地開発のために訪れたファティは、立ち退きを拒否するカドリに、
「セックスで決めよう」
という、はちゃめちゃな提案をします。
それに仕方なく乗ったカドリはファティの屋敷に乗り込み、いざセックス!

『破滅の〜』ではバリタチ設定だったファティが、ここでは受けに。
カドリは生きのいい下町の若者(童貞)という、いかにも年下攻めっぽいキャラなので、ポジション的にすごくしっくり。
傲慢なファティを攻めまくって、ドロドロにしておやりなさいー!と意気込んで読みました。

童貞パワーとタフさでファティを満足させたカドリは店を守ることに成功しますが、その代わりにファティのもとに週一で料理を作りに行くことに。
生きがよく、自分に対してポンポン物を言い、力強く組み敷いてくるカドリのことを内心気に入ったファティですが、俺様気質と王の傲慢さゆえ、自分の気持ちに素直になれない。
鬱憤がたまるとラビやサーデクにセクハラをして晴らしたりと、気持ちの処理の仕方を間違える。

そんな、仕事は出来るがクソエロ王であるファティが、ストレートな性格のカドリとの関わりの中で少しずつ変わっていきます。
あれだけ奔放な性生活をしていたのに、他の誰ともする気が起きず、カドリ以外では身体も反応しなくなっていく。
そんな純なファティの姿が見られるとは!
後半は、傲慢さだけではない、ファティの裏の顔や本質にも触れられます。
絆されやすい私は、前半の痴態など忘れて、応援してしまう始末(我ながらチョロい)

生まれ変わったファティはとても可愛かった。
事業を通じて市民を笑顔にするような実業家の面も見ることが出来、最終的にラビもサーデクもみなハッピーでよかったです♡

ゆっくりと恋を育む作品ももちろん大大大好きですが、まず本能全開にエロから入って、そこから関係性や人間性が変わっていく…という展開も私はわりと好きなので、おわる先生の作品はよくハマります。
キャラクターには、暗い生い立ちや辛い境遇などいろいろと背負うものがあったりもするのですが、それを忘れさせるくらいに明るく、元気に、パワフルに、プラスオーラ全開な一冊に仕上がっているのも、おわる作品の魅力のひとつかなぁと思っています。

あとがきも楽しかった。
作中に出てくる美味しそうな中東料理には、終始胃袋刺激されっぱなしでした!

3

脇役カップルが大好き

本作には、2組のカップが登場します。

【破滅のドリフトナイト】
こちらの主役はサーデクとラビという執事と従者。
表題作の主人公でもある大金持ち・ファティが間男として登場しているのですが、本当に傲慢で嫌な奴です。

『密会』という乱交パーティーの主催者・ファティは、
酒池肉林の王。
それだけでは飽き足らず、従者のラビとも関係を持っています。
ラビが伯父に手をつけられた事に腹を立てたファティは、
お仕置きと称してサーデクの前でラビを犯し、
更にはサーデクにまでラビを抱くよう命令し……

ラビとサーデクは両片想いなんです。
だからこそ、ファティが最低ヤローに思えて嫌いでした。

この作品はメリバですが、
描き下ろしでラビとサーデクは心身ともに結ばれます!
この描き下ろしが本当によかったです‼︎

ここでは、ファティは2人を結びつけるキューピット役です^^;

売られそうになったラビを守るため、
自分の立場を弁えずに戦いを挑むサーデクにキュンキュン♡

『君だけはどうあがいても諦めきれない』
と笑うサーデクがカッコ可愛かったです‼︎

結局、この取引はファティのパフォーマンスなのですが、
この出来事をきっかけにラビとサーデクがくっついた事は間違いありません!
ファティの図らいが粋でしたね^^

少しキザなサーデクと素直じゃないラビの組み合わせが最高で、
正直なところ表題作より断然好きでした!


【プッシーキングさまの悪癖】
こちらが表題作です(^◇^;)
ファティと下町の料理人・カドリのお話です。

立ち退きをさせたいファティと応じないカドリ。
ならば"セックスで決めよう"ということになるのですが、
童貞のカドリのために処女を差し出すファティ。
そしていつしか、ファティはカドリに執着し始め……

そもそも、ファティがなんで簡単に許したのよく分かりませんでした^^;
その後は、想像通りお互いに溺れて惹かれて……
という展開です。

偉そうで我が儘なのに筋は通し、
カドリを本気で求めるファティは魅力的だと思います。
素直なところもあるし、
カドリに押さえつけられて抱かれるところも、
乗っかって積極的なところも可愛いと思いました。

読み切りの印象とは変わって、
だいぶ人間らしくなったと感じます。
あの時は最悪だったし、
本作でも、ラビに手をつけるところは嫌でした。

でも、ファティは本当の愛を知って変わったのだと思います。
初めは大嫌いだったけど、
読了後、その気持ちは薄れました。

カドリは大型ワンコで一途。
ファティ一筋でしたし、
ファティの事が可愛くて仕方がない……
という感じが良かったです^^

とにかくエロエロでしたよ!
修正はぐしゃぐしゃ白線でしたが、
それでもエロかった‼︎

しかし何度もいいますが
私は表題作の2人よりもラビとサーデクが好き!
カバー下も可愛すぎた(〃ω〃)

評価も、表題作だけなら萌止まりだったかもしれません……

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