初恋からずっと間違ってるんです

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表題作初恋不全モラトリアム

伊勢哲也,初恋の人形を探す大学生
佐久慧悟,初恋の人形そっくりの家出人

その他の収録作品

  • カバー下漫画

あらすじ

失くしてしまった初恋の人形に執着し捜し続ける伊勢哲也。人間に興味はないが、人形そっくりの佐久慧悟と知り合い、成り行きから同居することに。人形以外欲しいものはなかったはずが、佐久によこしまな想いを寄せる男たちに嫉妬し、独り占めしたい欲求が芽生え始め――!? いびつな愛に悩む青年の恋着と初体験。

作品情報

作品名
初恋不全モラトリアム
著者
黒井つむじ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
ISBN
9784047358874
3.6

(50)

(13)

萌々

(13)

(18)

中立

(5)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
176
評価数
50
平均
3.6 / 5
神率
26%

レビュー投稿数11

初恋からずっとまちがっている

日本人形に恋をしたイセと、義理の父に恋をしたサク。そんな二人が、イセが無くしてしまった人形を探すうちに、心を近づけていくお話

なんとも不思議な空気感!DKっぽくは、ないかなあ、、中学生とか高校生とかそんな感じのピュアさ(サクくんは、色んな人と身体の関係を持っているようだけれど)

ずっと追い求めていた人形が、自分の妄想によって形作られたもので、本当はサクくんの顔がめちゃくちゃ好みだった!好き!(まあここに至るまでのいろいろもあるけど)という流れなんですが、、ん????顔が好きなの??顔が違ったら好きじゃないんかな??と、なんだかイセくんの好きが薄っぺらい感じがしてしまいました

0

雰囲気が良い

ネタバレあります。
ネタバレなしに読んだ方が楽しいかと思うのでご注意を。

「恋しいリバイバル」以来に読む黒井先生。単行本の発売時期は近いですが、こちらの方が絵が安定していたような気がする。

話の雰囲気は少しミステリ感り、「恋しい〜」と似たものを感じます。こちらの方が好きでした。話の繋がりがイマイチ綺麗に流れていかないところがあって、あと一押し。淡々としているところも好きだけど、萌えるかと言われると演出もあと一押し。もったいない気持ちになる。今後の作品は編集さんのハンドリングに期待。

祖父とはさよならで終わるかな…と予想して読みましたが、やっぱり寂しい気持ちになりますね。
ちるちるの左久さんの説明文が「初恋の人形そっくりの家出人」となっていて、ん〜〜まぁいいのかな?読後は違和感がある。

萌〜萌2
色々もう一押しなんだけど応援したい。

1

少し怖かった

初恋が人形というところは、なんとなく理解することができます。
どうしようもない魅力をもったものには、抗えない感情が残るからです。

でもそれを大人になった今でも、ずっと引きずっているというところには恐怖を感じてしまいました。
気持ちはわかるんだけど、わからない.....という謎感情に包まれます。

それは置いといて、設定とお話は楽しく読むことができました。
ちりばめられた要素が、回収しきれていないのでは?と思わないでもないですが、おおむね良かったと感じます。

期待していた人形の顔を最後に見たとき、拍子抜けと共に、受けの顔の美人具合が頭に残ります。

0

だんだん引き込まれる

最初、日本人形に恋とか、大学生になってまで人形探しとか、え?感情移入出来るかな~実際大学生が初恋の人形引きずってたら引くな…とか思ってたんですが。
読んでいくにつれ、そんな設定にも引き込まれていっちゃいました。なにせ、想い人の人形に似ているという佐久さんのお顔、わたしも好きです!笑
美人顔で、穏やかでノリも良さそうなんだけども、どこかミステリアスな雰囲気は本当に少し人形のよう。

伊勢くんは佐久くんに人形を重ね過ぎて、無自覚告白みたいなことしちゃうんですけど、それに気づいてて顔赤くしてる佐久くんが良かった…
人形探しも思ったよりドラマがあって、最初はうーんと思った設定でしたがなかなか面白かったです。

3

上質のドラマを観ているような…

電子書籍で読んでいたけど、紙を持っていなかったので購入してからの再読。

伊勢が子供の頃、祖父のところから持ち出して失くしてしまった日本人形
祖父のもとにかえすために大学生になっても探し続けている伊勢くんの前に、日本人形そっくりの佐久くんが現れる。

伊勢くんにとっては日本人形は初恋…記憶の中の彼女にそっくりな佐久くんの事が気になり、訳あって同居生活が始まる。

とっても質のいいファンタジーとかミステリーを読む感覚で読めました。
謎解きというか、真実が次第に明らかになっていくとか。

人形以外興味がなかった伊勢くんが、次第に佐久くんに惹かれていく表現も素敵。先生の作品が持つ、独特の間や雰囲気が大好きです。
Hは少なめです。

4

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