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表題作 メメントスカーレット

狩野尾鉄雄 → 佐藤拓也

周カイリ → 小野友樹

その他キャラ
不破堅一郎[羽多野渉]/ 仲束透[田所陽向]/ 蘇芳操[田丸篤志]/ 境知昭[山中真尋]/ 葉加瀬博満[石谷春貴]

あらすじ

冷酷非道に捜査を進める腕利きの刑事・周カイリ。
とあるクラブで派手に遊んでいる男にドラッグをちらつかせ、ホテルに連れ込み探り合いのセックス。
思惑がありその男・狩野尾に声をかけたカイリだったが、狩野尾はある事件をきっかけに辞職した元刑事で、彼にもカイリに近づいた本当の目的があった。

――刑事部捜査一課 特務室。またの呼び名をゴロツキ。
そこでバディを組まされることになったカイリと狩野尾は違法薬物 MAZE(メイズ)中毒者による殺人事件を追う。
険悪なふたりの関係の行方、そして事件の結末は――?

闇を抱える一匹狼×敏腕ドSビッチ、事件を追うふたりの刑事のバディBLがついに2枚組でドラマCD化!

作品情報

作品名
メメントスカーレット
著者
楔ケリ 
媒体
CD
作品演出・監督
蜂谷 幸
音楽
早野利宏
脚本
前川陽子
オリジナル媒体
コミック
メーカー
ムービック(CD)
枚数
2 枚
発売日
JANコード
4549743269108
4.9

(37)

(34)

萌々

(3)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
182
評価数
37
平均
4.9 / 5
神率
91.9%

レビュー投稿数5

エッチなお兄さんが正義

原作未読です。
キャストのパフォーマンス: 神
ストーリー: 萌
なので、合わせて「萌え2」にしました。

まぁ面白かったけど、オチがなんか物足りないって感じ。
黒幕の目的が結局よく分からないままだし、鉄雄とカイリの関係も恋人っていうよりセフレ(?)みたいな形で収まっちゃってるし…
これ、原作の方も続きとか無いんですよねぇ。残念。

しかし、相変わらず小野さんの受けはくそエロいや (←失礼しました、興奮してつい)
あと、まさかの羽多野パパにもビックリw

1

絆深まるバディに萌える!

原作既読ですが、とても聴き応えがありました。
結末を知っていても、スリリングな展開にハラハラしてしまいます。
そして、刑事な男たちがとても格好良かったです!

本筋はサスペンスですが、その合間にバディ二人の絆が深まってゆく
過程がしっかり描かれ、エロもたんまりと盛り込まれております。

狩野尾を演じる佐藤さんのドスのきいた重みのある低音も
狩野尾の荒んだワイルド感が出ていてめちゃくちゃ格好良かったです。
ここまで感情を抑え気味な演技を聴けることも中々ないので、新鮮な気分でした。

狩野尾のバディとなる周はとにかくエロかった(笑)
終始、艶めかしい小野さんのセクシーボイスに耳がドキドキしっぱなしでした。
周の掴みどころのない、正体不明な妖しげな演技が原作イメージそのものでした。

二人の上司・不破も羽多野さんの演技とキャラクターが
マッチしすぎていて、とてもいい味わいがでていました。
不破の気の良さや人間味が感じられ、重めな場面の
少なくない本作の中での癒しポジションとなっていました♪
普段は飄々としながらも、シリアスな場面ではキリっと
豹変する演技が素敵でした。

境役の山中さんも出番はそう多くはないものの、ぞわっと
させられるようなキャラクターの醸し出す雰囲気がよく伝わってきました。

その他、田所さんや石谷さんも原作のキャラクターのイメージにぴったりでした、

骨太なストーリーに声が吹き込まれることでさらに臨場感が増し、
個人的にドラマ化して正解な作品と感じました。
ストーリーだけでもかなり面白いので、
原作未読でも十分楽しめるかと思われます。

3

Hなお兄さん

原作既読

バディーもの大好きなので、こちら事件の捜査でコンビを組むことになった狩野尾鉄雄と周カイリ。
カイリを演じる小野さんがかなり妖しい魅力でとってもHなお兄さんって感じがぴったりです。鉄雄演じる佐藤さん今回は割と低めのトーンでぶっきらぼうだけどかっこいい。ちょっと影ある感じ。
事件の捜査がメインなので犯人捜しも楽しめつつHな場面もありつつで1枚で2度美味しいお得というか満足度の高い1枚です。
脇のキャストさんも豪華でストーリーがしっかりしていて飽きません。
メイン2人はラブって感じではないけど、ばっちり身体は繋がっててどちらかというとカイリが鉄雄に乗っかってるって感じなんだけど、もうちょっとでいい感じになりそうな雰囲気。
まだ甘々っていう訳ではない関係なので、個人的には続篇希望です。

5

プラスアルファになるCD化


原作済読です。

ある作品がCD化されるとして、演出・キャスト・脚本段階の微妙なアレンジなどの要素が加えられると、どうしても<原作の方が良かった作品>、<原作に充実な作品>、<原作よりさらに良かった作品>に別れてしまいますが、これは断然原作からさらに+@されたCDだと思います。

特に事件絡みのいざこざはBL作品で取り扱うにはやや微妙だった印象があり、原作の評価が別れたのもその辺が大きかったと思いますが、羽多野さんの好演もあって、音声化でしっかり演出されると割と緊迫感がありました。

何よりこの作品で注目すべきところは、小野友樹さんのキャラ作りでした。今どき誘い受けなんて言葉はほぼ死語だと思っている自分ですが、まさに誘い受けという概念では纏まらない深さがあって活き活きしてて、とても印象的でした。BL界復帰されてなかったらここまで特徴的なお芝居は中々聴けなかったかも知れないので本当に感謝です。

佐藤拓也さんのお芝居は、トーンが低すぎてあまり佐藤さんの普段の魅力が出てない印象はあるのですが、作品全体に描かれる狩野尾の精神的変化によく馴染んでいました。特にクライマックスの所では中々の好演だったと思います。


小野友樹さんファンの方は迷わず必聴、
気になるけど原作はちょっと微妙だったよという方にもお勧めできる良作だと思います。
個人的に原作は萌1か中立程度だったのですが、CDは神いれときます。

16

大満足。

ボリュームたっぷり!
聞き応えたっぷり!

CDの発売を今か今かと楽しみに待っていました。
期待値を上げすぎるのは良くないと思いつつ、だからといって期待を抑えることもできず。
結果、期待以上でした。
原作もかなりのページ数で厚みがありますが、それを音声にするとまたかなりのボリューム感。
ともすると途中で中弛みしそうなものですが、本作は高い熱量で最後まで楽しく聴くことができました。

周カイリ(受け)役の小野友樹さん。
素晴らしかったです。
受け攻めどちらも遜色ない魅力的な演技をされますが、今回のビッチで賢い受け役がドはまり。
肉体的には受けだけど精神的には抱いてるというか。包容力やら漂う余裕感が堪らなく色っぽかったです。
また、即物的な感想になりますが、喘ぎ声がイイ。
あくまで男性的な声なのに纏う色気といったら!
高音の掠れた声がもう職人技。下品にならず女性的にもならず、ものすごいバランス感覚でビッチさを表現。
狩野尾鉄雄(攻め)役は佐藤拓也さん。
狩野尾の内面の複雑さを丁寧に演じられていました。
他者に距離を置き、誰にも頼らずに生きていた孤独さを感じる序盤の演技から、少しずつカイリに信頼を寄せていく心の動きが佐藤さんの声で余すところなく表現されていたと思います。
原作でもCDでも鉄雄が完全にデレるところまでいきませんでしたが、デレるのも時間の問題だな、と想像できる声の演技。
ガードの固い男性がチラリと見せるデレの片鱗はたまりません(笑)

他のキャストの方々も本当にぴったりで、『メメントスカーレット』の世界観を盛り上げてくださっていました。
個人的には中束透役の田所陽向さんが私の思い描いていた通りで、思わず「すごい」と聴きながら呟いてしまいました。


大満足の神評価!

21

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