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高嶺の花は、散らされたい 上

takane no hana wa chirasaretai

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表題作高嶺の花は、散らされたい 上

連雀(α),フラワーアーティスト
雪下葉那(ハナ),26歳,カフェ店員,Ω

同時収録作品高嶺の花は散らされたい!

雪下蒼葉,ハナの実弟,α
雪下葉那,26歳,カフェ店員,Ω

あらすじ

カフェで働くハナは店の常連・連雀に密かに想いを寄せていたが告白するつもりはなかった。

ところがある日、連雀の前でヒートを起こし……!?

作品情報

作品名
高嶺の花は、散らされたい 上
著者
左京亜也 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403667220
3.8

(233)

(79)

萌々

(78)

(47)

中立

(13)

趣味じゃない

(16)

レビュー数
20
得点
861
評価数
233
平均
3.8 / 5
神率
33.9%

レビュー投稿数20

俺様アルファが好きなら…

また下巻を読んでいない状態での上巻レビューです。

左京亜也先生のクロネコシリーズ、大好きで揃えていて、こちらのシリーズはまだ読んでないなぁと思い購入。

今までヒートが来なかったのに、突然攻めの前で来てしまい体を重ね…という展開は既視感ありありで新鮮味は感じられなかったかなあという印象。

オメガバースの世界観がそんなに好きではないのと、俺様キャラに萌えないので、ふうん…という感じで読み終わってしまいました。

どんなにいい男でも、特に店員さんに対してタメ口で偉そうなのは引いてしまう…

受けのハナちゃんは一途健気代表!って感じで可愛く応援したくなります。

俺は誰とも番にはならない、と告げられてショックを受けるハナちゃんだけど、まあ何か連雀さんにも理由はあって、それが下巻で明かされるのかな。

シリーズ新刊が近々出るようなので、下巻までは読んでみようか、、ちょっと悩むところです;

0

No Title

受けが攻めのことを好きなのですが、その態度がかなり萌えます。
受けは表紙の通り見た目美人系なのですが、その見た目であの態度はかわいすぎます。

攻めは俺様系です。でも、優しさを感じます。例えば受けがお酒のせいで吐いちゃう場面があるのですが、その後の対応が優しかったです。俺様系は結構イラッとしてしまうことが多いのですが、こちらの作品の攻めはイラッがあまりなく、好感が持てました。

また、受け、攻め、当て馬、重要な登場人物の見た目がとても麗しくて目の保養でした!

0

上巻だけでは何とも…

何この色気ムンムンなエロい男…。
の、表紙が目立っていて気になっていた作品。ようやく手に取ることができました。

上下巻もの。上巻だけではスッキリとしなくて肝心なところで終わります。
上巻だけで言うなら色々とモヤリます。俺さまアルファの連雀の態度や言葉が、あ。これ勘違い誘導パターンね。って感じなの見え見えです。

誰も番にしねぇ。お前のことも。誰のことも。

ぶっちゃけイラッとしましたが、そう思うには何か理由あるでしょって思ってしまうんですよね。おそらく過去になんかあったな、とか。ハナがガーンとくるセリフを言って、ハナがその言葉に囚われて悲しむのも計算済みなのか分からないけど、自分の胸の内を話さないのは、連雀ずるいなーーと思ってしまうんです。

何かとハナを構ってくるあたり、絶対好きやんけ。って思いながら読んでいます。
不本意だけど、下巻ではハナの弟にちょっとだけ頑張ってもらって、連雀のハナを思う気持ちの本音を聞き出してやりたいです。

0

ドアルファ

極上ドα、確かに。
連雀が傲慢で高飛車で才能があって人目を惹きつけ。
ハナが発情したところに居合わせたら、くっせえとかその後もひどいことを言いながら、結局は抱いてくれて。

連雀もハナも色々訳ありっぽいですね。
Ωの悲愴感はひどくはないですが、ハナのエアコンすらないボロアパートや毎晩コンビニおでんなところは、やっぱり生活が苦しいのかな?Ωだから?

実の弟に襲われそうになり、ハナが発情させられて。
連雀の所へ逃げたら匿ってくれて。

なんだかんだ構ってくれるんですよね。

ハナの巣作りが愛おしいですね。

0

最低限の品性があれば…

 有名なクロネコシリーズをまだ読んだことがなく、こちらが左京先生の初読み作品となりました。結論からいうと、ちょっと描き方が私には合わないなぁという感じ。Ωのハナの蕩けた時の口調や、発情した時の表情、態度などが、あまりにもあからさまな雌のように描かれていて、高嶺の花というタイトルはどうした?と疑問に思ってしまいました。オメガバースというただでさえ性別を弄った設定を用いるわけですから、そういう描写がくどいと少女漫画感が濃くなる気がします。下巻で少しでも印象が変わるといいなと思います。

2

ラブコメ調で読みやすい

高嶺の花ってくらいだからツンケンしてる受か?って思ったけど、素直で良い子なコーヒーショップの店員だった。

あと、何も前情報なしで買ったらオメガバースだった。

受・ハナは周りからαだと思われてる物腰柔らかなコーヒーショップの青年。実際はΩ。女の子からキャーキャー言われてるから、高嶺の花なのかな?
攻・連雀は雄ウウゥゥって感じのα。クソ甘いコーヒーが好き。

1巻ではハナ>>>>>>>>連雀って構図。
前々からコーヒーショップに来る連雀に片想いしていた。帰り道にある連雀の職場で仕事をする彼を眺めたり、冒頭では憧れみが強い。
だが、ある日街中で連雀と偶然鉢合わせ、ハナがヒートを起こしたことから関係性が発展する。

26歳で初めてヒートを起こし抑制剤もない中のセックス。なかなかになかなかでしてよ。
ハナも作中で「雑誌とかネットでαとΩでする発情セックスは死ぬ程気持ちよくて幸せだと書いてあった。ほんとうに死にそうだし、気持ちいい」って言ってた。

1巻での二人の恋愛は「寝たから責任とるね!」「はい!ハッピーエンド!」ってわけにはいかず、連雀から「おまえを番にはしてやらない。おまえのことも、誰のことも」宣言を受けてしまう。
2巻でこれがどう覆るか楽しみだぜ!
この宣言の後、連雀が「奇跡なんてねぇよ、くだらねえ」って言ってたのも気になるー!

てか、連雀と寝た後のハナ、連雀来るたびにコーヒーショップでもフェロモン垂れ流してるのやばいな?
あと、憧れのαと寝たからって、パンツ持ち帰って巣のメイン素材にしてたのと、連雀が持ち帰ろうとしたら駄々こねて「好きなの選ばせてやるから家に来い」とまで言わせた執念は感服。
その後、このパンツはちょいちょい登場するので、私の中でこの作品は「高嶺の花は、散らされたい」ってタイトルより「高嶺の花は、パンツが欲しい」ってタイトルのがしっくりくる。
すごい、パンツ漫画。

中盤から当て馬が登場する。
26歳で初めてのヒートって…?て思ってたけど、どうやらこの当て馬「ハナの弟、α・蒼葉」が関係しているようだ。
ここにきて兄弟BLの要素とはやるな。

当て馬登場後から、なんとなく
ハナ>>>>>>>><連雀
くらいになってきたけど、2巻でどこまで関係が進展するのか。

個人的に一番興味を惹かれた描写はハナが連雀の家で酒を飲んだあとフェラをして、最中に戻したとこかな。いろんな作品読んだけど、フェラ中に吐くってなかなかでしてよ。

0

王道オメガバース

上下巻まとめての感想です。
まず表紙見て、大人の色気あふれるオメガバース作品かなーと勝手に想像してましたが、全然違ってラブコメでしたね。
絵は言わずもがなめちゃくちゃ美麗です!
そして攻めの連雀さんの雄みαみがすごい!
内容は王道のオメガバース&ラブコメって感じで、面白く最後まで一気に読めましたが、当て馬が実の弟ってのがちょっとモヤモヤ要素でした。
せめて義弟とかにしてほしかったな。設定として実弟でなければ…というほどのものじゃないし。
あとは受けのハナちゃんは最初から連雀さんのこと好き好きなのが溢れてて可愛かったんですが、連雀さんがハナちゃんを好きになった過程の描き方が弱いかな。最後まで読むと、連雀さんも一目惚れ的な感じだったのかなと思いますが。
エロシーンはほんと絵がきれいだけど、オメガバだからかハナちゃんが女の子のような喘ぎだったり、連雀さんがハナちゃんをメス呼ばわりするのとかがちょっと嫌でしたね。

2

パンツ

左京先生の新刊買うの久しぶりです。
全体に絵がきれいなのは、さすがにベテランです。
そして、登場キャラの肉体も、濃厚に続くセックスも、絵のエロさは圧巻です。
私の好みでは、基本、俺様攻めは地雷なんですが、オメガバースなので、そこはそれ、一応、許容範囲という事で、
こういう、いきなりで、暴力ではなく抵抗できないセックスを、濃厚に且つたっぷり描くのに、オメガバースは実にうってつけである事を、まざまざと示してると言えるでしょう。
さて、ハナの弟君が登場して、連雀さんは自分の気持ちにいつ気付くのかな。

1

眼福でした

結論を先に言います。
特に内容は心に残らないけどエロはさすがの画力でした!
以下、上下巻通しての感想です。

オメガバースは萌えにも地雷にもなるテーマだと思っています。購入前は、エロに定評のある左京先生のオメガバースはどうなってしまうのかと期待大だったのですが、たしかにエロは満足でしたが、ストーリー的には少し薄いかなと…。

オメガバースは、「この作家さんのオメガバースめちゃくちゃ感動する!萌える!!」という方と、「普通の設定の作品でいいかも…」と思う方と2通りある中で、左京先生は後者のように感じました。

圧倒的なカリスマ性で人を魅了するα×攻めが通うカフェの店員Ω。
勿論、作中はヒートだったりフェロモンの描写もあり、オメガバースならではの展開はあるのですが、なぜ攻めが受けを本当に愛し出したのか感じ取れませんでした。
体から始まる恋、ということなんでしょうが攻めは割り切って受けを抱いていて、どこから本気モードになったのかわからず…。

これは主観も入ってしまいますが、『高嶺の花は散らされたい』ならα×αとか、Ωでも誰も近づけないオーラみたいなのがあってもよかったのかなあ
受けのハナちゃんは美形と言われていますが、どっちかというと周りから可愛がられているような…まあ王道オメガバースとのことなので、これでいいのかな?
受け攻め両方ともキャラ設定が中途半端のように感じてしまったのがストーリーに入り込めなかった理由に感じます。

とはいえ、上下巻一気に出してくれたことも嬉しいですし、絵はとてもキレーです^^
受けの弟も、当て馬として気持ちよく二人の障害に徹してくれて読んでいてわかりやすいですw
辛口レビューでごめんなさい。

6

肉体美に釘付け

左京先生のオメガバースと言うことで期待しないはずがありません。そして、読み終わって、やはり期待を裏切らないありきたりじゃないキャラ設定と左京先生の描く圧倒的な雄のアルファの肉体美にしばし魂抜かれました。
ααらしい連雀さんの初登場シーンがカラーと言うのもなんとも贅沢で、個人的に黒髪に黒いロングコートには萌えるので連雀さんの登場に一人ガッツポーズ!イエス!イエス!さらに、はなちゃんが初めてのヒートを起こし連雀さんに抱かれるシーンの連雀さんの黒いVネック(←黒のVネックも大好物!そこから見える鎖骨がなんともセクシー)を脱ぐシーンの上半身の筋肉のつきかたとうっすら見えるギャランドゥ!!そして、左京先生と言えば私のなかでは乳首職人。本当に丁寧に描いてくれるので、欲を言えば後半のカラーページははなちゃんの上半身に使ってほしかったですね。
ストーリーについては他の人が丁寧に書いてくださっていますので触れませんが巣作りしてるはなちゃんがとっても可愛かったです。上巻だけではまだほんのりしか希望が持てませんが二人が早く心も通じあって欲しいですね。

2

ワクワクする

まだ上巻だけですが、とても面白くて一気に読みました。

まずハナちゃんが可愛いし、連雀さんが雄みが凄いアルファで色気が半端無かったです。

ハナの予期せぬヒートから2人はセックスしてしまいますが、ヒートセックスなのに余裕ある連雀が凄いです。射精に20分にも度肝抜かれてしまいました。

ハナの弟が現れて一気に波乱の展開になりましたが、連雀が番になってくれるのか?ハナの言う通りに番を解消するのか?ドキドキしながら下巻を読みたいと思います。

左京先生の文字で局部や接合部分を隠す職人技が、今回も冴えてました。

ハナが押し入れに連雀のゴミやパンツを隠して巣作りしてたのが微笑ましかったです。

3

王道オメガバースです♡

今回はカフェの常連客のフラワークリエーターとカフェ店員のお話です。

受様が初発情から受様に執着する弟が現れるまで。

この世界に男と女、アルファ、ベータ、オメガの6つの性別があります。

優秀な遺伝子で他の性を圧倒して支配するアルファは人口の5%に満たず、
社会の頂点に立つものとして圧倒的なカリスマ性を有しています。ベータ
は一番人口が多く、普通に恋をして働いて安定した生活を営んでいます。

そしてオメガは発情すると男でも妊娠できる生殖の性として、他の性特に
アルファ繁殖の受け皿となってきます。人口も少なく、昔は社会的地位も
低かったオメガですが、近年では法や制度が整備され、普通に働いて結婚
したり、家庭を持ったりできるようになってきました。

カフェショップで働く受様も実はオメガですが、性別は告知義務もない為
穏やかな微笑みでお客様を魅了する受様は共に働く仲間からも顧客からも
"アルファ"と思われています。

そしてこの店の常連客であり、スタジオを構えるフラワークリエーターが
今回の攻様になります♪不機嫌で尊大な態度ですが、研ぎ澄まされた美貌
とアルファオーラを振りまく攻様に、受様も秘かに好意を寄せていました。

受様は本部から社員昇格の打診を受けますが、オメガである事から返事を
保留にしています。というのも受様は発情した事がなく、今後も同じ生活
ができるのか判らなかったからです。

チーフから打診を受けた夜、受様は珍しく攻様のスタジオに灯りがついて
いて、攻様がクリスマスツリーの手入れをしていました。ツリーの花達を
扱う攻様は優し気な微笑を浮かべており、ツリーの美しさと共に受様の
視線を釘付けにするのですが、攻様はそんな受様の視線に気づいても気に
も留めません。

しかし、翌日出勤した受様はぼぉーとしていて、オーダーを間違えたり、
ミスを連発します。心配したチーフから幸い客も少ないからと早退を言い
渡された受様は風邪かと思いつつも徐々に火照る身体にフラフラと攻様の
スタジオをへと向かう路上で、攻様と鉢合わせしてしまい、攻様を受様は
ゾクゾクと身震いして無意識にフェロモンを放ってしまいます!!

突然の発情に受様はその場に頽れてしまいますが、抑制剤もなく、熱さと
苦しさに身悶えるしかありません。突然発情してしまった受様を攻様は
放っておけずに舌打ちしつつも相手をすることとなります。

受様の発情を促した攻様は受様の番なのか!?

オメガながらも発情期を迎えた事の無い受様が、見つめているだけで満足
していたはずのアルファの攻様によって発情し、抱かれてしまう事から始
まる王道なオメガバースになります♪

雑誌掲載作のおまとめになりますが、左京先生の初オメガバースとの事で
興味津々でしたが、普段雑誌は読まないのでコミックス化を楽しみに待っ
ていました。

上下巻の同時発行で一気読みさせて頂きましたけど、俺様アルファとツン
系健気オメガという設定は正に王道で、なんだかんだ言いながらも受様を
放っておけない攻様と攻様のレシートや強奪したパンツを使って巣作り
しちゃう受様に萌えさせて頂きました♡

Hシーンは左京先生なので申し分なくエロいし、攻様に掌で安易に転がさ
れてくにゃんとなったり、酔っぱらってゴロにゃん化する受様がとっても
コミカルで可愛かったです (^O^)

受様が初発情により関係を持った攻様は番を持つ気はなく、受様も自分が
極上のアルファである攻様の番なれるとも思っていません。それでも発情
した事で、番のいないオメガには正社員条件が厳しいことを知らされ、
かなりなダメージを受けてしまいます。

そんなところに受様に執着するアルファの弟が現れてます。攻様もなんだ
かんだいいつつも受様弟には闘争モードになのですよ♪

上巻は素敵なところで終わっているので、下巻と一気読みできるのは嬉し
いですね。上巻では受様の攻様LOVE事情と過去が明かされているので、
下巻は攻様側の事情が明かされつつハピエンへと向かうのかと思われます。

続きは下巻のレビューに続きます。

1

看板に偽りあり⁈「高嶺の花」とは誰のこと?

「クロネコ」シリーズが長過ぎた左京亜也先生の新作というので、連載中から纏めて読める事を楽しみに待っていました。
美しいカラーのページにまずウットリ。女子も見惚れる、押し出しの強いイケメン、いかにもααしい連雀さん。アルファアルファしいってなんだ⁈
対する美人、スタニャの看板スタッフ、ハナちゃんも女性客に人気。お⁈ これは珍しい α × α の恋愛に発展するのか⁈ と期待をさせておいて。美しくて一見聡明そうなハナちゃんはアッサリΩだという事が分かる。一応進んだ世の中らしくて、Ωだって頑張っていればフツーに仕事は出来る世の中になってはいる、という設定。
α × α を期待した私は軽くガッカリする。そっか、王道か。まぁ、いいんだけどね。
読み進める内に、しかもハナちゃんが美しいだけで、「高嶺の花」どころか、まぁまぁ残念な美人だということが露呈する。初めてのヒートが訪れたハナちゃんは、物凄くエッチに乱れて、エッロエロに連雀さんを欲しがってあられもない姿。憧れの連雀さんとヒートセックスをした朝、彼のパンツを盗んでみたり。これまでに店を訪れた連雀さんのスタニャの番号札やレシートなどのゴミを収集していたり。
ちょっと危ないストーカーなんである。その美しさからは想像しなかったほど。頭の悪そうなゆるーい態度。
美人が台無しですよ!
けれど、オレ様連雀さんはそんなハナちゃんをちゃんと可愛いと思ってる風なんですよね。
そうは言ってはくれないけども!
「てめーがアホだから憐んでるだけだ。」と言う連雀さんはもぅ。とっくにハナちゃんに絆されてる。
天然と見えてあざとくも見えて。だから夢中にならざるを得ないのかな。

後半には何やらワケありの美形弟が現れ、ハナちゃんピンチ。αの実の弟に執着されて、家を出る事になったトラウマの元凶、蒼葉はおそらくその本能で連雀さんとバチバチ。
後編に続く。

0

これがαかぁ~!

左京亜也先生の描くオメガバース!
ドαって、この連雀さんみたいな人ですか?
不慣れと言いつつオメガバースを読んでしまう…慣れてきてますね、これ。

葉那は始めこそ、ツンツンしたΩなのかと思いましたが全然違う。ふんわり天然混じる可愛い子ちゃんみたいでした。連雀さんに対しては抗えないのか、チョロいのかわかりませんがとにかく惹かれまくっていました。

なんだかんだ、ヒートセックスは初めてと言いつつ感じまくって凄かったです!
20分射精し続ける連雀さんも凄いわ…
読んでいて、圧倒される左京亜也先生のオメガバースでした。
気になるのは連雀さんの、Ωに対する見下した言葉と態度の数々ですね…
でも、これって次への伏線。下巻では、ごほうびに変わると信じて次も読みます。

そして葉那の弟まで登場して、波乱しかない!

とにかく、上下巻通してはまりたいと思いました。

3

悲壮感ないオメガバース

俺様α×ぽわぽわΩ
上下纏めての感想になります。
※未読の方はネタバレありますのでご注意下さい。


攻めの連雀さんの俺様具合がすごい(といっても根は優しいので表面上ですが)言葉責めもなかなかのオラオラ感なんで苦手な方はアレかもしれません。
あと受けのハナちゃんが見た目もおセッセの際の反応もかなり女っぽい。
そもそもあまり女っぽい受けが好みではないのでハナちゃんは可愛いなぁとは思いましたが自分の萌えポイントとは違ったかなー。

絵は文句なしに美しいです。
連雀さん美形でイイ身体してますし左京先生らしく全体的に裸率高め、エロたっぷりで眼福です。

オメガバースの悲壮感はあまり無く、Ωだからといってハナちゃんが人権ないくらい虐げられる事もなく寧ろ拍子抜けするくらい職場の理解はあるかと。
話のキーマンは実兄に恋い焦がれるαの弟蒼葉くんですが…の筈なんですがなんつーか思いのほか当て馬パワーが弱かったってゆーか。意外とあっさり身を引き過ぎっつーか。肩透かし…なんか蒼葉くんが余りに気の毒。10年も執着していてこんなあっさりかっさらわれてそれでいいんだろうか…
読み終わる頃には蒼葉くん救済のスピンオフを是非!と切に願ってしまいました。

7

正統派α×可愛いΩ

オメガバース
左京先生の作品のエロさはクロネコシリーズでも知っているので、オメガバとかHだろうなあ…と思っていたらやっぱり素晴らしいエロさでした。

スパダリで外見も性格も強いα連雀さん。
とある理由でヒートを起こしたことがないΩのハナは、αに間違えられるくらいに綺麗なスタニャ店員。

出会った時から惹かれあっている筈なのに、どうにも噛み合わない(笑)
ハナはもうなんかもうパンツばかり欲しがるし(巣材ww)
連雀さんはものすっごい塩対応なのにやるコトはやる

オメガバースの私的醍醐味である巣作りとか、ヒートセックスが左京先生の華麗で美麗でエロい絵で描かれるわけなので…もう至福の一冊♥

ハナの弟青葉との関係もなかなかいいです✨
下巻もすでに読んでますが…うふふふふ(*´艸`*)

4

絵は最高!内容は薄め

オメガバース作品
coffee shopに勤める(ハナΩ)受けの店に毎日来る(連雀α)攻め
ハナは連雀に片思いしてるけど、たまたまヒートになったとき連雀と関係を持ってしまう
連雀はその時にハナになにか特別を感じているみたいだけど過去が邪魔してハナへの態度は冷たい
ハナは、なかなかの無自覚な誘い受けですねぇ。

運命の番の力半端ねえ!
あの冷酷そうな連雀さんがハナのことほっとけなくなって、絆されていきます

もう少し連雀さんがハナに惹かれていく攻め目線が欲しかった
ちょっと惹かれるの早足感
もっとじっくり描かれてたら神だったのになぁ

ちょっと残念

内容はあっさり薄め
絵とエロは最高!凄く素敵です。眼福!!

6

エロあり、健気受けの想いあり、コミカルさあり、のバランスが素晴らしい。

左京先生×オメガバースもの、ということで発売を楽しみに待っていました。エロに定評のある左京先生が描くオメガバースですから、まあとんでもなくエロいんじゃなかろうか、という予想を抱いていましたが。

うん。めっちゃ良かった…。

いや、もちろんエロいんですよ?
エロいんですが、それだけじゃないっていうのかな。
いい意味で、今までの左京作品とはイメージを大きく変えた作品だったように思います。




カフェに勤務するハナは、αに思われているが実はΩ。
26歳になる今も発情期が訪れず、恋人がいたこともない。
そんなハナには片想いの相手がいる。カフェの常連である連雀だ。
圧倒的なαのオーラを放つ連雀にひそかに想いを寄せているが、その想いを連雀に告げる気はない。自分の想いが成就することはないことを、ハナは知っているから。
そんなある日、ハナの弟・蒼葉がやってきて―。

というお話。

左京さんと言えばツンツン受け。
そして、スパダリ。
そんなイメージが個人的に強いのですが、今作品の受けちゃん・ハナはとにかく可愛い!ツンツン、どころか、攻めさんのことが好きすぎでデレデレなのです。

反対に言うと、左京作品の代表作と言っていいでしょう、『クロネコ』シリーズの真悟のようなツンデレちゃんがお好きな方には肩透かしを食う受けちゃんかもしれません。初っ端から攻めの連雀のことが好きなのが駄々洩れですし、オメガバースという設定のせいなのか若干女の子っぽいっていうのかな。濡れ場の最中の言葉遣いとか表情が、男の子というよりも女の子のそれに近い感じがします。

が。

イケメンでαに勘違いされるほどのオーラを放つハナでありながら、オメガである、というただそれだけのために彼が受けてきた過酷な過去、そして現実がさらりと描かれていて、彼がただの甘ったれのカワイ子ちゃんではないことが読者にわかる。その描き方が実に秀逸で萌えが滾ります。

ハナは連雀と恋人になることを願ってはいないんですね。だから恋の駆け引きはハナちゃんの頭にはない。

ただ、連雀さんが好き。

それだけが、ハナちゃんの想いであり、その想いを持ち続けることが彼の願いなんです。

すっごい一途な健げ受けちゃん。
もうこれだけで萌えはげます。
なのですが、今作品は切ないだけのお話ではありません。

ハナちゃんという青年は非常に豪胆なのです。
仕事には一生懸命。
連雀さんに対しては一途で恋の成就を願っていない。
だからこそ、彼のひたむきさが計算づくなものではなく、時にコミカルに、そして時に大胆な行動になって現れるんです。
その一途さと、コミカルさのバランスがすごく良い。

今作品は上下巻同時発売になりました。
ワタクシは声を大にして言いたい。

絶対、上下巻まとめて購入されることをお勧めします。
上巻だけで終わるとか、とんでもない寸止めプレイになります。

上巻はハナちゃんの発情期がやってきたこともあって早い段階で連雀さん×ハナちゃんの濡れ場が描かれています。左京さんらしいエロエロな濡れ場が堪能できますが、二人の間に愛情があるわけではないのでこれがまたエロい上に切ないというダブルパンチで読者の心を鷲掴みにすること必至です。

エロさあり、一途な健気受けの片想いあり、コミカルあり。
1冊で何度もおいしい作品でした。

17

オメガバースとしては弱めかな…。

左京さんのオメガバース!!!

と興奮してたんですが評価が難しいな…。
オメガバースとしては薄めだったかな…。
(ふわっとしてるから考察好きだとツッコミたいとこあるやもしれぬ)

良く言えばド王道ですね。
辛口になりますがオメガバースの設定を活かすというより"当てはめた"印象です。

けれど、さすが左京作品と特筆したいのが
『+゚。*α攻めの圧倒的オーラ*。゚+ 』!!!!

ハイスペックゆえの傲慢さが滲む男とか
オーラで周囲を威嚇する男とか
なのに妙に人を惹きつける男とか
ホンット上手いですよね。

αがαの威圧感存在感を発揮して
Ωのフェロモンが読者にまで垂れ流れてくるような錯覚。
そういったものが感じられたのは良かったなと思いました。


というわけで上巻の感想。

攻め:連雀(α)はフラワークリエイター。
上にも書きましたが俺様&威圧感でαオーラをビシバシ放っています。
けれど花と向き合っているときは表情が和らぐギャップが堪らんです///

受け:ハナ(Ω)は遠くから見ているだけの片想いをしていました。
連雀にどうしようもなく惹きつけられ、仕事をしている姿に見惚れ…。

本当は見ているだけで満足していたのですが、
ある日連雀の前で発情期がきてしまいーーー。
連雀は仕方なしに抱いて…とストーリーが始まります。


読んでいる間は気にならなかったんですが
レビューを書こうとして ん…? となりました;

フワっと深く考えずに読むと
ハナかわいいなーいじらしいなー(;///;)
うわ~~連雀さんカッコいいなー(;///;)
なんですけどね。うーん。うーん。

1話目のハナは「見つめてしまうのは許して欲しい」と、
遠くから連雀を見つめる淋しさを含むモノローグがあります。
のちのち発覚するハナの素性を考えると
この"見てるだけ"のいじらしさにはキュンキュンするんです。

けれど2話目以降はパンツ欲しさにグイグイいくし
話が進むにつれ「番にしてほしいけど言えない」って展開になっていく。

1度抱かれて欲が出たのか、
せっかく近づけたチャンスをものにしたいのか。

ハナはチョロ可愛い系なので計算して動く子ではないけど
1話目のいじらしさにキュンとしてたので少々モヤモヤ。
でも連雀のゴミを集めて巣作りは可愛かったです。

連雀も仕方なく抱いたって感じの始まりなのに
自分からやたら構いにいくのもあれれ~?と…。
オメガバースが絡んで惹かれ合ってるってことなんでしょうけど
その辺りの描写が弱くてちょっと説得力に欠ける気がする…。

ハナは26歳になっても発情したことがないΩで
その理由が明らかになる後半がとても良かったです。
連雀 VS 弟 のピリッとした睨み合いはソワソワしましたw

(残りの感想は下巻へ続く)

8

ヤバイ、最高の眼福!

左京先生のオメガバース!
最高‼︎
攻めが最高♡
連雀さんかっこ良すぎる(´>///<`)
カラーページも素敵です!

孤高の高嶺の花(α)×発情を知らない訳あり(Ω)

カフェで働くハナ(Ω)の憧れは、カフェの常連・連雀(α)
発情を知らないハナは、ある日連雀の前で発情してーー…

右京先生の描く美しい絵とオメガバースの組み合わせーー
なんて贅沢♡
ベテラン作家さんのオメガバースが最近目立いますが、
その中でも好きな攻めです!

さてさて内容ですが、訳あって発情を知らないハナは、
初めて連雀の前で発情し、そのまま抱かれてしまいます。
初めてのHに感じまくるハナですが、連雀は冷めた感じ。
この俺様感!オラオラ感!
キャラの雰囲気と合っていて本当にかっこいい(*//艸//)♡
誰も番にはしないと断言する連雀に少し傷つきながらも、
巣作りのためにパンツをゲットする可愛いハナ。
ハナが健気でちょっとコミカルで可愛い^^

ハナが発情しないのにはαの弟が関係しており、
連絡を絶っていた弟が突然押しかけてきて発情させられます。
何とか振り切って連雀に〝番にして〟と迫るところで下巻へーー
上下巻同時発売でよかった^^;
二人の恋の行方に注目です!


紙本 修正はトーン(お見事なtn kです)

11

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