ごはんにする?お風呂にする?それともオレ!?

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年下Ωに押しかけ女房されてます

toshishita omega ni osikakenyobousaretemasu

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表題作年下Ωに押しかけ女房されてます

辰二郎(α),在宅ワーカー
白峰蓮(Ω),16歳,高校生

その他の収録作品

  • 年下Ωと結婚生活しています(描き下ろし)

あらすじ

超エリートαだけどダメおじさんな辰二郎のもとにやってきたお見合い話。相手の男子高校生(Ω)の蓮を見た辰二郎は「若すぎる、倫理的にダメでしょ」と否定的。だけど辰二郎と結婚したい蓮の可愛すぎる誘惑、そして初めての発情。さらに家に居座られてしまって、どうする辰二郎!?彼の理性がいま試されるーー!? Pixivコミックで累計閲覧数250万超の人気作品がついにコミックス化! !

作品情報

作品名
年下Ωに押しかけ女房されてます
著者
井伊イチノ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ラブキスボーイズコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344847736
4.2

(97)

(44)

萌々

(37)

(13)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
16
得点
409
評価数
97
平均
4.2 / 5
神率
45.4%

レビュー投稿数16

可愛いの塊

空気感がほわほわ。可愛くて癒される。
タジタジ×押せ押せ。
攻めが朝起きたら、布団の中に受けが入っててくっついて寝てたり、可愛いの塊。
電子おまけの、中学生になった息子も可愛い。バース性どっちなんだろうな〜息子のカプも気になるところ。

2

ほっこり切ないストーリー

タイトルや帯でほのぼの、ギャグテイストかと思いきや、小さなすれ違いや相手を思う切なさなんかが強かった。

ぐいぐいの攻めにベタ惚れオメガの蓮くんはポメラニアンみが強くて可愛いし、優しさ溢れる自称おじさんイケメンアルファはかっこいいし、キャラがいい。

ちょこちょこエロ挟むけど、どれも挿入はなし。最後の方に本番しますが、エロ期待してると少し物足りないかも。
私は気持ちが通じあったらヤッてしまえと思っている派で、大変焦らされたから評価萌²にします。ストーリー自体はとても好きなの健気受け、切ないハピエン好きの方にオススメです。

4

あたたかいオメガバース

オメガバースは悲しいシリアス系も多いですが、これは可愛くて優しく切なさもある温かいオメガバース。
きゅーんきゅーんと可愛らしい子犬系の受けに攻めが振り回されてる明るく楽しいラブコメ調なのに、意外にも骨太で本当に素敵な作品でした。

健気で子犬みたいに可愛らしい割に実は意志が強い受けも、子供には手を出せない、αΩに囚われたくないとクールな攻めも魅力的。
発情した受けは本能に素直で、快感拾ったりしちゃって、とても可愛いかったし、オメガバース様々!
攻めが振り回されてる様は胸きゅんいっぱいで楽しい、このまま絆されるんだ〜と思っていたら…
ちょっと拗らせていたり、お互いを思いやっていたり…からのすれ違いで離れ離れに。
その離れ離れになる理由がまた切なくて、始まりのラブコメ調からは考えられなかった展開に良過ぎる意味で裏切られ、キャラもラブコメもストーリーもとても楽しめました。
280P越えで読みごたえもあって大満足。

お互いが思いやっているので、欲や願望はあっても押し付けない所がとても優しくて安心して読めました。
受けが攻めを好きになった理由も、お兄さんが受けを攻めの元に送り込んだ理由も良くて、温かい作品。
受けの可愛さ、ラブコメな楽しさ、ストーリーの面白さ、切なさ、温かさ、ちょっとえっちな所がバランス抜群に配合された本当に素敵な作品でした!
とても癒されたし、幸せな気持ちになれました。

2

期待し過ぎたかも?

情報欄にエロ度標準とありますが、私からしたら少なめです。

でもエロなんかどうでもいいのですが、攻めの辰二郎が余りにもヘタレ過ぎて萌えられませんでした。

蓮にフラフラしつつも実父のトラウマから、何度も理性総動員でΩの誘惑から逃れ続けます。

そんなに我慢出来るものなのかと、何度目かには冷めて来てしまいました。
大ボリュームですが内容は繰り返しです。

そんなに蓮が自分に執着する理由が気になるなら話し合えば良いのにしてません。
そして居なくなってから自分の気持ちに気が付くというヘタレぶり…。

蓮の二十歳の誕生日旅行で番になる時も、やっと自分の間違いに気が付いたヘタレ攻めです。

辰二郎のお兄さんの方がよっぽどアルファっぽいのが謎でした。

1

世捨て人系ダメおじα × 攻大好きなDKΩ

結婚する気がない年上αと、可愛く健気に迫る高校生Ωによる年の差オメガバース。
苦しくなるほどシリアスではないけれど、バース性に悩まされるαの、真面目で少し切ない純愛ストーリーです。

ふたりの物語はお見合いから始まります。
いわゆる政略結婚で、もともと結婚に後ろ向きな主人公・辰二郎(α)は、お相手の蓮(Ω)に「断っていい」と言います。
しかし蓮はとても乗り気で、好き好きオーラ全開で押しかけ女房しに来るわけです。

実は蓮、辰二郎との忘れられない思い出があって、政略結婚と言えども辰二郎への恋心は本物。
真剣で、一生懸命な蓮のラブアタックに辰二郎も段々と絆されていきます。

けれど辰二郎は生い立ちゆえに人一倍、Ω差別を嫌っており、自分がαであることにも嫌悪感を抱えていて…
どうしてもΩの蓮を受け入れることができないのです。
αへの強い嫌悪を振り払い、蓮自身としっかり向き合えるか?というところがポイントになります。


辰二郎は年上αだけど、あまりスパダリっぽくなかったかな。
まあまあヘタレです。
特に最終話にあたる第7話は、まさにヘタレ辰二郎。
読者によってはもっとガッといけ!と思うのかもしれないけど、スマートに「幸せにしてあげる」と言えるリード上手のαより、自分の方が年下Ωに「幸せにしてもらっている」という辰二郎がわたしは好きだなぁと思いました。

逆に蓮は、もしかしたら自分たちは魂の番じゃないかもしれないからと言って番になるのを留めたり、年の割に冷静で思慮深い性格だったと思います。
押しかけ女房しちゃうくらい大胆な一面もあるけど、基本的には我慢強くて健気。
家のために身を引く→辰二郎との思い出を胸に前を向く→Ωになんて…
この終盤の流れは健気過ぎて、うぁああぁ〜…っ!!


で、描き下ろしがこれまた良いのです。
なんと第1話から10年経ったの彼らの姿を描いたもので、お見合い当時の秘話が明かされます。
泣ける。なんとも温かい描き下ろしエピソードでした。

最終話で数年後、描き下ろしで10年後を見せられたら、その間のあれこれが気になるというもの。
それこそ、やまもおちもいみも無くていいから、空白の時間のイチャラブをもっと見たいです♡

4

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