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表題作誓約

矢作隆臣 社長 27歳
小沼慶 翻訳業 27歳

あらすじ

十年前、フリーの翻訳家・慶を一方的に犯した男・隆臣は、バイト先の社長になって慶の前に現れる。翻訳の間違いの損失一千万円の代償に「オレの愛人になれ」と慶は隆臣に愛人契約を迫られ、その強引な愛撫に慶は心とは裏腹に快楽の渦の中に引き込まれていく。ある日、命令に従わなかった罰と妖しい中世古城風の秘密クラブに連れて行かれ。首輪を付けた淫らなカップルの媚態の隣で、ローマ風の透けた衣装を身にまとう慶は!?禁句シリーズ第2弾。

作品情報

作品名
誓約
著者
小塚佳哉 
イラスト
桃山恵 
媒体
小説
出版社
ワンツーマガジン社
レーベル
アルルノベルス
シリーズ
禁句
発売日
ISBN
9784903012797
4

(6)

(1)

萌々

(4)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
24
評価数
6
平均
4 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数1

同級生の再会

現在、フリーの翻訳家として働いている慶は、高校時代に同級生から強姦されたショックで極度の対人恐怖症になっていた。
その為、人とあまり接触しないでよいようにフリーで働いていたのだが、ある日大学時代の恩師からどうしても、と頼まれた仕事先で元凶である隆臣と再会する。
最初は断ろうとする慶だったが、ちょっとした慶の失敗で半年だけ、ということで仕事を引き受けるが――。

ちょっと地味な作品かなー、と思わなくもないのですが、結構いやかなりお気に入りの作品です。
慶の対人恐怖症の原因の隆臣は、俺様で強引なところもありますが、その実すごく慶の事を考えてくれていて、仕事だけでなく、私生活や対人恐怖症を克服するための手助けもしてくれます。(まあその原因は自分なのだから当然かもしれませんが(^^;)
過去、強引に抱いてしまったのも若さゆえの過ちというか、同情の余地もありますし、その後の苦労も考えれば慶も絆されてしまうのも無理はないかと…。

一応、シリーズものの第2弾らしいですが、特に1弾目を読んでなくても話は分かります。
今作には、1弾目の登場人物も登場しているので気になったら読んでみるのも良いし、1弾目から読んでみるのも良いと思います。

4

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