たとえ許されなくてもずっと愛していた──。

と或る主従の恋のはなし

toaru shuju no koi no hanashi

と或る主従の恋のはなし
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×26
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
65
評価数
17
平均
3.9 / 5
神率
29.4%
著者
有木映子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784832291720

あらすじ

5年前、主人の真咲を愛しすぎた故に、勤めていたお屋敷を逃げるように去った従者のユノ。
今は小さな息子・若菜とふたり、ひっそり暮らしている。
そこへ美しく成長した真咲が現れた。
彼の目的は亡き妹の子でもある若菜を連れ帰ること。
与えられた猶予は1カ月。その間、真咲も同居すると言い出して…。
あの頃のように身の回りのお世話をしたり、若菜と3人で眠ったり。
幸せな時間は捨てたはずの恋心をひどく揺り動かして…。

子持ち元従者×主人の再会同居ラブストーリー。描き下ろしつき。

表題作と或る主従の恋のはなし

佐伯友之,シングルで子育てをしながら探偵事務所を営む青年
真咲,友之のかつての主人

その他の収録作品

  • と或る主従のその後のはなし

レビュー投稿数5

ふんわり

主従関係にあった真咲とユノが
長い時間をかけて恋を成就させるお話でした。

ずっと自分のそばにいると約束していたユノが
突然妹の萌と駆け落ちして居なくなってしまった真咲のその後の5年間を思うとすごくツラかったです。
ユノにも事情があってのことでしたがその間に萌も亡くなってしまうし、やっと再会出来たユノには突き放されてしまうし…
真咲にとってツラいことばかりだったように見えたのですが、真咲はそれを表に出さないのです。
そこが良いところでもあるんですが、あまりにも淡々としているのでその気持ちに寄り添うことができず
ツラいエピソードが続くのにそれがあまり活きていない気がしました。

色々と細かな設定はあったのに、どこか全体的にふんわりしてしまったのがちょっと残念だったなと思いました。

0

ものたりない~

有木先生の描かれるお話が好きなので、今回も購入したのですが...
なんだか物足りない!

先生の描かれる、しっとりと切なく甘すぎない雰囲気はもちろん。
言葉に表されない感情が、たっぷりと含まれていたのはいつもどおりなんです。

でも物足りない。
扱われている題材にしては、ストーリーがあっさりめだったからだと思います。
あらすじも導入も面白いのに!なんだかもったいない!
過去の2人が想いあうまでにどんなエピソードがあったのか、ここが気になりました。
そこが少なかったので、なんでこの2人は現在こんなにこじれているのだろう?と理解するのに時間がかかります。

子どもは可愛いですし、ずっとすれ違ってますが、2人の間に漂う雰囲気は甘いまま。
物足りなさはありましたが、楽しむことはできました。

0

カバーイラストは良かったけど

あらすじとカバーイラストに惹かれて購入しました。
既に何冊か出されていらっしゃいますが、有木映子先生の作品は初読みでした。

雰囲気はとても良かったですが、アッサリと読了してしまいました。

それというのもユノが真咲の妹と駆け落ちした真相が何となく分かってしまうのが原因だったと思います。
彼等の過去の回想シーンやユノの妹の呼び方などから、ユノが誰を思っているのかがバレバレなんです。

そして真咲の気持ちも透けて見えているので、2人がくっ付くまでが長くて間延びした感じがしました。

雰囲気はとても素敵な作品でした。

ただネーミングセンスはどうかなと思いました。ユノはちゃんと友之って漢字なんです。ユノが仕えている真咲と萌は普通なので、トモユキではどうして駄目だったのかと思ってしまいました。
あらすじでユノだけ見ると最初は海外のお話かと思ってしまいました。

そしてあらすじに「そこへ美しく成長した真咲が現れた。」とありましたが、真咲が一度も美しく見えなかった事がとても残念でした。それとカバーイラストだと主従が逆に見えてしまって、読みだしてから主従が分かって愕然としました。

3

萌2寄りの萌評価

初読み作家さんです。
表紙の美しさ、主人と使用人という設定、ちるちるさんのTwitterでのあらすじ付紹介に惹かれて買わせていただきました。

使用人(ユノ)×主人(真咲)
2人はずっと一緒、と誓ったはずなのに5年前のある日ユノが妹と駆け落ちしてしまって…5年後、真咲が見つけたユノは子供との二人暮らしを送っている。

ストーリーについては、展開が分かってしまうというか特に斬新なものはないです。というか、5年前の失踪の経緯に若干納得がいかず…。真咲の妹・萌はそれでよかったんかい…?とひっかかってしまいました。
なんとなく、真咲以外の登場人物の行動に共感ができず、「まあそうなんだろう」とは思うものの誠実さを感じられませんでした…。
ユノ、良い人なんですけどね…。
また、真咲の本家のしがらみも、由緒正しいお家として色々あるんだろうけど色んなことがご都合のように感じてしまい、もうすこし掘り下げて欲しかったかなあ。
あらすじで感じたワクワク感を昇華させてもらえず、さらっと読めてしまった印象です。
雑な表現をすると萌えなかった…。厳しい言葉でごめんなさい。
ただ、絵は最初から最後まで美しく、満足させてもらいました。

ユノの子供・若菜はとても可愛らしく、無邪気で、再開したユノと若菜の良い緩衝材として動いてくれます。
BLに子供はいらない派なのですが、今作では若菜の存在に癒されました(*´ω`*)
真咲、若菜以外のキャラを好きになりきれず、萌2〜萌の評価とさせていただきました。

3

絵柄とストーリーが醸し出す世界観に萌える

初読みの作家さまですが、電子で立ち読みしてそのままお買い上げしました。
主従ものって言うんですかね、使用人×ご主人さまというCPのお話です。

ネタバレ含んでいます、ご注意ください。





主人公はユノ。
彼は男手一つで息子の若菜と暮らしている。が、ある日、若菜の母親である萌の兄・真咲がやってくる。萌が亡くなったことを知り、彼女の遺児である若菜を引き取るためだった。

が、ユノと真咲には過去にしがらみがあってー。

というお話。

母が働いていたお屋敷で、まだ子どもだった友之(ユノ)はそこの家の子息である真咲と出会う。一目で真咲に心奪われてしまったユノは、それから真咲と友達になり、母亡き後お屋敷に真咲付きの使用人として雇われることになり主従という関係になっても、ユノはずっと真咲を想い続けてきた。

が、ある日ユノは真咲の妹である萌と駆け落ちしてしまう。

ユノは真咲を愛していたんじゃないの?
なぜ萌と駆け落ちしたのか?

というところを軸に進むストーリーです。

正直に言ってしまうとストーリー自体は非常にありきたりというか。ユノが萌と駆け落ちした理由とか、ああそうだよね、そういう理由だよね、という感は否めない。

が、なんて言うんですかね。
このストーリーと絵柄が非常に合っていて、独特な世界観がある。
ちょっと昭和レトロ、っていうのかな。古めかしいとかそういう意味ではなくって、そこはかとなくお耽美な空気が漂うっていえばいいのか。

これ、序盤にユノの感情が描かれてしまっていて、ユノが真咲に恋心を抱いていることが読者に提示されています。で、後半に行くにしたがって、彼らの過去のエピソードが盛り込まれている展開。その流れが斬新でしたね。

ユノという青年の、綺麗に見えていた真咲への愛情が、実はそれだけではなくって―。
このストーリー展開ゆえに、王道のそれとは一線を画す作品になっていた気がします。

ユノと真咲の間を取り持つ潤滑剤として、萌の子どもである若菜が非常に効果的に使われているのもよかった。ストーリーとしてはドシリアスに振り切れるバックボーンを持つ作品ですが、若菜の存在があるがゆえにほのぼの感もあり、けれどユノ×真咲の深い愛憎が描かれていて、そのバランスが非常に良かったです。

初めて読んだ作家さまでしたが、違う作品も読んでみたいと思います。

5

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う