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買ってから、中々読めずにいた一冊でした。
というのも、前作を読んでから、本当に落ち込んでしまい、凄まじく号泣したので、中々本作を読む勇気を持てなかったのです。
が、せっかく新田先生がこうして形にしてくださったお話を、いつまでも読まないなんて、もったいない!と思い、ようやく読み始めることができました。
残された岩城さんの、今の過ごし方を、まさかこんなに丁寧に描いてくださるなんて、とまずここで感動。
春抱きってすごいですよね。
前世からはじまり、現世で二人のなれそめ、そしてパートナーになってからのふたり、そして辛いですが別れまで描き切ってくださるなんて。
こんな壮大な話に出会えた幸運に感謝しまくりです。
でもやっぱり、岩城さんの隣には、香藤くんがいて欲しいな、って思います。
なんだろう、仲間や息子たちに囲まれてても、やっぱり何か足りない。
香藤くん、岩城さんを一人にしちゃだめだよ、と改めて思わせられたエピソード。
からの、未来編。
いやぁ、余程相性がいいんでしょうね。
来世でも、あの二人はお互いに惹かれるんですね。
AIの二人も、末長く、広い宇宙で幸せでいてほしいです。
エンドロールのようなページまで読んだ途端、涙が止まりませんでした。
あぁ、私が大好きだった春抱きは、本当に終わってしまったんだなぁ、と。
物語はいつかは終わりがきて、しかもこんなにも長く描き続けてくださって。
感謝の気持ちでいっぱいのはずなのに、やっぱり寂しいです。
春抱き、ずっと大好きです。
ALIVEのその後とその100年後の二本立てです。
洋二!岩城のことありがとうね(泣)最後まで岩城についててくれてありがとう。その後理想の人とは出会えたのかな?
あの桜の木が花を咲かせて、デッキを作ってみんなで花見して。故人を思い出すのに辛い気持ちじゃいけないですね。楽しいことを思い出さないと。
『夏の蝉』
二人の子孫が100年後!
岩城はそこまでしてたんですね(泣)
良かった良かった。遺伝子レベルで惹かれ合うんですね。ロボットになっても一緒に。
みんなありがとう!
はじめて春抱きを目にしたのは、15年以上前シリーズの途中の話で、2人の関係性もよく分からず絵も苦手でした。
冬の蝉を観ても悲しい話とは思いましたが、そこまで思い入れることもなく…。
alive1巻が発売されたキャンペーンでなんとなく1巻を読んだらすっかり2人の恋愛にはまり、人間性が好きになり、私の中で最も好きな作品になりました。
alive6巻が衝撃すぎて、真っ白になりしばらく無かったことにしてしまうほどでした。
なので、救済があると聞いてはいましたが、なかなか調べるのも億劫になっていて、やっと今日読むことができました。
まだ前巻を読み返すまでは難しいですが、この一冊のおかけで1巻からゆっくり読みたいと思えるようになりました。
alive6巻で終わった方がいらっしゃいましたらぜひこちらを読まれてください。
鮮烈な最終話の衝撃の後、もう彼らの活躍を見ることができない喪失感を忘れられずにいたファンにはありがたい贈り物でした
最初の短編では彼らのことを一番近くにいた洋介くんから見たその後の日々が描かれていました。
二人をどれほど大切に思っていたかよくわかります。
そして、香藤を愛する岩城と岩城を愛する香藤の愛の形を愛していたのだと思えました。
できればこれからの活躍も見ていきたいというのは贅沢でしょうか。
息子世代の恋の行方や俳優としての苦悩も気になります。
後半は一気に100年後の世界です。
同性婚が当たり前の世の中になって科学技術も進化し彼らができなかったことを成し遂げその先の未来へと続く物語の始まりでもありました。
最後の最後に明るい未来を見せてくださったことに感謝します。
空軍のエリート香藤、かっこよかったです。
長いシリーズなので、この巻だけ読了。
本編より、後半の「夏の蝉」が良かった。
前作を読んでいないので、関わりがわからない.
洋二の甥、洋介と京介の関わりはファザコンの延長のようで面白くない。
「夏の蝉」は、とても良かった。SF要素入りのBL。
京介の子孫、と言っても
保管していた冷凍精子から人工授精して生まれた子孫、カグヤ。
洋二の子孫・一颯(いぶき)は、近未来でも芸能一家に生まれ、芸能人になりたくないと、宇宙飛行士に志願した変わり種。
二人が引き合うように出会って、結婚する。
そしてカグヤとイブキ、二人の情報をそっくり搭載させたアンドロイドに、宇宙へ旅に出して、保存した受精卵を補完したアンドロイドがどこかの惑星で、アダムとイブになるかもしれない、という話。
京介と洋二の志が、ずっと続く。夢がある完結編でした。
名前が似ているので、識別が難しかった。