もう一度千早さんに会いたい――。

コミック

  • 最後の恋を俺としてよ

最後の恋を俺としてよ

saigo no koi wo ore to shiteyo

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作最後の恋を俺としてよ

安達流星,20歳,中学生→大学生
千早,28歳,カフェの店員

その他の収録作品

  • 飲まないでとは言わないから(描き下ろし)

あらすじ

中学生の流星は、夜はスナックバーを経営しているカフェを訪れる。そこで出会ったのは個性豊かな人々と、スタッフの千早。綺麗な顔で笑う千早に一目惚れをするが、すぐに失恋を実感してしまう。なぜならいつも千早の視線の先には、左薬指に指輪をはめる砂塚の姿があって…。

作品情報

作品名
最後の恋を俺としてよ
著者
里美ゆえ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
道玄坂書房
レーベル
MIKE+comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784846210267
3.6

(28)

(11)

萌々

(5)

(6)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
7
得点
97
評価数
28
平均
3.6 / 5
神率
39.3%

レビュー投稿数7

リアル感

初レビューです。
表紙イラストに惹かれて購入しました。表紙と違わぬ本文の綺麗さでした。新人作家さんぽいですが、絵も上手いので(上から目線ですみません…)没入感はばっちりかと!

内容。
健気ワンコ×ワケあり美人お兄さん。美人お兄さんの千早さんのキャラクターが妙にリアルです。若い頃って、酔って記憶なくなって歩けなくなる~とか、飲み屋で信じられないくらいデカい音でカラオケしたりだとか、酔った勢いでホテルとか、都市伝説では?大げさでは?と思ったりすることがあるかもしれません。でもホントにあるんだなこれが…。千早さんはそんな世界で生きている人。世話焼きで優しくて、愛嬌があってモテるんだけど、相手を見る目が無かったりで損しがち。これも本当~~~~にいる。男女問わず、いるいる、いるよね~って感じ…。読んでて苦しくなっちゃいました。千早さんを“知ってる”か“知らない”かで評価が分かれそうな作品かなと思いました。

それとは正反対の攻めの流星君。お酒のなんたるかもわからない感じでずっとジュース飲んでるのが可愛すぎです。かわい~って思っていたら千早さんもかわい~って思っていたみたいでクスっとしてしまいました。本当は人見知りでおしゃべりも苦手なのに一生懸命恋愛をして…。最後に本音を打ち明けるシーンは少女漫画もビックリの美しい作画で必見です!

少数派かもしれないですが、脇役も必要以上にストーリーに干渉せずちょうどいい塩梅。でもキャラデザがしっかりあったので実写で見たいな~と思える作品でした!

超よかったです!



4

モテ男に恋したことある人におすすめ♥

BL初心者、初レビューです♥
評価真っ二つなのは読み手が受けの千早のこと知ってるか知らないかってのは分かるな~って思いました。ほんとにモテるんだよこういう男は~恋愛は理屈じゃないのである~(笑)流星がダメンズにならなくてよかった!少女漫画感覚で楽しめました絵も綺麗!

3

王道です

綺麗な絵柄で王道なストーリーです。
私は作者さんをcom◯coサイトで初めて知ったのですが、相変わらず作画綺麗なので安心して見れました。

まぁ受けさんの過去経験がなかなかハードですが…、さらっと描かれているので苦手な方は少なそうな。
攻めワンコは可愛いです。

お店の名前が“魑魅魍魎”なのは、惹かれますね、目にとまった主人公の気持ちがよく分かります。
こんなお店に行ってみたいです。


















紙本購入
トーンと白抜きと白短冊です。(ページ数も少なめ)

3

一途攻め×ほだされ受け

中学生時代から一途な攻めと、男にだらしないほだされ受けのお話です。
あらすじ&試し読みで気になってしまったのでついつい購入...!王道ストーリーです。絵柄がとても綺麗で没入感ありました!違和感が邪魔しないって素晴らしい....

スナックを中心としたお話ですが、少しゲイバーみたいな感じなのですかね?普通にあっちもこっちも男性同士で恋しあっている空間で、全く同性愛に関する内容が議題にあがってこない感じがしました笑

前の男による「一言」に囚われて新しい恋をしてもことあるごとに思い出され、100%では見て貰えない...恋愛ではよくあることですよね......でも攻めの気持ちを思うと切ない...><
これからはめいいっぱい幸せになってね♡

0

ワンコな年下攻めはドツボなのですが

あらすじに惹かれて手に取ってみました。
ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






中学生の流星は、とあることに悩み、そしてSNSで知ったカフェを訪れた。そのカフェの店長さんと話をしてみたかったのだ。

が、そこで流星は出会う。カフェの店員として働く千早に。
綺麗で、誰にでも優しい彼に仄かな恋心を抱く流星だったが、千早が目で追っている男性がいることにも気づいてしまう。左手の薬指にリングをはめた砂塚という男性。

恋の自覚と共に失恋してしまった流星だったがー。

ストーリーとしてはかなり王道なストーリーの作品です。
心に何かを抱える流星が出会った綺麗なお兄さん・千早にはすでに好きな人がいて―、という展開。

とあることをきっかけに、千早は店を辞めてしまい、けれど流星はずっとずーっと千早のことが好きで。中学生の時に出会い、ずっと一途に千早(受け)を想い続ける攻めさん、というなんとも萌えが滾るストーリーなのです。

が、うーん。
なんて言うのかな、設定が盛り込み過ぎ、っていうのか…。

流星は千早と早々に再会しますが、その時の千早の状況とか。
千早と砂塚さんとの関係とか。
流星の、家庭環境とか。

それぞれは決して悪くないバックボーンなのですが、それらを盛り込み過ぎていて回収しきれていない感じがしました。

千早の現在の状況も、砂塚さんとの関係だけに絞るとかして、もう少し話を掘り下げればよかったんじゃないのかなー、と思いました。

一方の流星も。
中学の時に悩んでいたこととか、現在大学生でありながらリッチな生活をしているとか。それらは繋がってはいますが、過去にあんなに悩んでいたのに、今は親のすねをかじって良い生活をしてるんですか…、とか思っちゃってちょっぴりしょっぱい気持ちになりました。

バックボーンを盛りすぎだったこと、そしてストーリーに統一性がないこと。
個人的な好みですが、そういったことに気を取られ今一つ感情移入できなかった。

あと、これが一番大きいのですが。
千早が好きになれんかった…。
本当に申し訳ない。完全に好みの問題です。
砂塚が既婚者だったという設定が全然生きてなかった気がします。
なので、千早が砂塚を想う健気ちゃん、に見えなかったんですよね。単に彼がビッチさんに見えてしまったし、彼が何をしたいのかもよく理解できなかったこともあるかもしれません。

絵柄は綺麗ですし、綺麗なお兄さんに一途に想いを寄せる年下ワンコ攻め、という展開がお好きな方にはめちゃめちゃお勧めな作品かと思います。

5

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP