真面目な執着先生×爛れたゲイ(タチ)のリベンジラブ♥

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表題作セカンドバージン

佐野 海人 教師 24歳
松本 たくみ ショップ店員 24歳

あらすじ

昼はショップ店員、夜はゲイバーで戯れに声をかけ一夜を過ごす生活を送るたくみ。ある日、学生時代の元カレ・海人が勤め先に偶然来店! セックスに失敗してから気まずくなり、卒業と同時に疎遠になっていた記憶がよみがえる。海人から連絡先を渡されたが、自分から連絡する気はさらさらなかった。あの頃の純粋な自分は死んで、今は性に爛れたゲイなのだから――…しかし、登録だけするつもりがうっかり発信ボタンを押してしまい、サシ飲みすることに。
お互いに恋人がいないとわかると、海人から「ずっと忘れられなかった」と告白されて――!?

作品情報

作品名
セカンドバージン
著者
アヒル森下 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784796414548
3.6

(23)

(2)

萌々

(11)

(10)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
84
評価数
23
平均
3.6 / 5
神率
8.7%

レビュー投稿数4

そんな日 だったようです

何冊か読ませていただいてるわりにどうにもシックリこない
のに買ってしまうのは 描かれている子たちの目がね 気になっちゃうんです

なんでだろ? 惹かれます目に

いや これはタイトル買いしたんですけどね
新刊でお名前見つけて そういや積んでるのあったな?と

目にした瞬間「恋も2度目なら 少しは上手に…」的な 切ない何やらが味わえるんじゃないかと期待し 積んだ 申し訳ない



ある日突然勤め先に元カレがきたッ!
しかもダッセー服着て

泡と消えた初恋との6年ぶりの再会
なのに あの頃の自分はもういない 今いるのはセフレを渡り歩き セックスライフを謳歌する爛れた自分


まぁ そんな大袈裟なもんじゃないけど 大人になって再会したのに淡い初恋に耽った自分がいないことで 自分を蔑みウジウジしちゃう たくみに だらしない子ではあるんだけど 可愛らしいな と

海斗に告白されるな否やテンパりすぎての逃げかたがね 未遂だけどさ
なのにクズ感が出し切れてない から困っちゃう

結局 余計に自分を卑下するしかできなくなるのに 逃げ道すら潰していく展開
追い詰められてパンクするの目に見えちゃう


あのですね 結論から申し上げますと 超個人的に『かわいい子と美人はモゾモゾしてるだけでいいッ!』と能天気に叫べる日だっただけなのかもしれないんだけど キライじゃないですw


先生いいなぁぁあ

いやあの 上手に答えが出せない子を上手く描ききったと言うか 教師っていう設定を上手く使って答えを出させるみたいな 置き去りにされた初恋の沼からいい具合の合いの手?愛の手?上手いこと救い上げたな と


深い内容も 病みもないのでサクッと読めちゃうんだけど
可愛くて軽めのお話くらいが今はちょうどいい って時に読み返したくなるようなお話だったかな

0

まっすぐに想う

ショップ店員をしているたくみが働く店に客として来店した元カレの海人。
そんなふたりの偶然の再会から復縁までが描かれていたお話でした。

そもそも別れてしまったのも嫌いになったとか浮気されたとかそういうものではなく
セックスに失敗して気まずくなったからという理由だったので、何年か経って再会したふたりがまだお互いにまだ好きでも不思議ではなかったのに。

自虐気味に"爛れたゲイ"だなんて言うたくみのその発言はあまり好きになれなかったです。
別れてからのことはお互いにどんな生き方をしていても良かったと思うし、それが後ろめたかったのならまた新たな気持ちで返していけただろうし。

でも海人が前向きでまっすぐにたくみを想っている人だったのでそのバランスは良かったのかなと思いました。

過去のぶんまでたくさん幸せに愛し合ってほしいなと思えるふたりのお話でした。

0

攻めが意外と怖いかも


たくみ(受)と海人(攻)は学生時代に付き合っていてえっちに失敗し気まずくなり受験のタイミングも重なり自然消滅で終わったみたいで、ある日服屋で働いているたくみの店に偶然海人が来店する。6年ぶりに再開し海人に名刺を渡され連絡するか悩むたくみ。連絡しないつもりが誤って発信し会うことになり海人から今でも好きだと告白され困惑する。
たくみも、海人の事がまだ好きっぽいし告白されて嬉しいけどいろんな相手とあそんでいる事を知られたら嫌われると思い素直に喜べないし、人を好きになれるか自信もなく答えをだせない。
その後、友人にアドバイスをもらいデートをしたりしていい雰囲気なのに、たくみが逃げてしまうのでなかなかうまくいきませんが、復縁しました。


たくみが、遊び相手とヤるときはタチだったのに驚いたしネコでよかったのになぜその設定にしたのかなと思ってしまいましたが、タイトルの意味がこれだったということなんですかね? それだとなるほどなと思えました。
2人が別れた後に海人がどう過ごしていたのかが描かれていたらよかったなと思いました。
描き下ろしを読むと、今までは爽やかだけど積極的にアピールしてくる人だなと思っていた海人が、独占欲強めだとわかり圧も強くて、うすうす感じていましたが第四話の後半から全部知ってるよ的な雰囲気で誘導しているようで恐怖を感じました笑笑(個人の感想です)
偶然の再会も計画通りだったら怖いですね!

いろんな憶測がでてきてとても楽しめました笑

2

やり直し再会愛

初恋で知識も足りないためエッチが失敗して自然消滅。大人になった今再会するーーおそらく誰でも好きな、定番であるやり直し再会愛。
王道な設定だが、心拍数が上がったり下がったりするような大きな感情起伏を期待する方はちょっとがっかりするかもしれません。
全体的にあっさりした印象で、クスッと笑っちゃう部分や思わずかわいいとこぼしちゃう部分がありますが、
胸が締め付けられて疼いてしまうようなシーンはあまりないです。
アヒル森下先生の美麗な絵柄、そして読みやすさ、誰でも気軽に楽しめる一冊になっています。
唯一要注意点(?)は、主人公のたくみはタチであるが、海人の前だとネコになります。



以下はネタバレ込み感想です。ご注意下さい
1ページ目ですぐに再会し、たくみ(主人公・受け)の過去や海人への気持ちは約2ページの説明であっさり終わっちゃいます。
たくみの心の中に今でも海人がいるのはわかるが、海人はどうして今でもたくみのことが好きなのか、そこの描写があまりなかったです。
タチとして遊んでるたくみ、海人との再会セッで煽るところは男らしくて、そしてたくみにいきなり煽られ初々しく赤面する海人、ここはかなり心をくすぐられました。
普段ニコニコしてアタックする海人だが、たくみがデートの後に他の男と会ったと知った後一瞬だけ見せる無表情とか、ちょっと裏(嫉妬心や独占欲の強さ、執着など)があるような一面をもう少し深く掘り下げてほしいです。

私は再会愛設定が大好きで、とくに攻め受けの感情描写重視しています。
あらすじに惹かれて購入しましたが、思ったより感情描写が少ないので物足りなさはありつつ、
キャラクター設定や二人の表情とかちょっとしたやりとりとかで萌えました。
あくまで個人的な感覚ですが、読後に余韻もあまりなく、本当にあっさりした感じでした。
伝わるかどうかわからないが、口寂しいときポテチを摘もう、みたいな感覚な一冊。

4

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