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表題作賭けセクGP

皆瀬玲二,社長
佐久間柊,無職

同時収録作品魅惑のシンデレラボーイ

魔法使い
シンデレラ

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • おまけ漫画

あらすじ

「お前に、こいつの価値が分かるわけないだろ」

その日限りの出会い目的でBARを訪れた佐久間
そこで学生時代の因縁相手・皆瀬と再会を果たす
一方的な恨みを持つ佐久間は、見知らぬ人のフリをし一泡吹かせようとラブホに誘った
昔からなんでもこなしてしまう皆瀬に情けなく
「挿れさせてください! 」と言わせたいのに
お互いに主導権を握らせたくない! !
そんな皆瀬からセックスで賭けを持ちかけられて…! ?

ギャグとエロのスペシャリスト藤峰式が贈る、究極の鍾愛! !

作品情報

作品名
賭けセクGP
著者
藤峰式 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ブライト出版
レーベル
B.Pilz COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784861238949
4.2

(151)

(66)

萌々

(63)

(20)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
22
得点
644
評価数
151
平均
4.2 / 5
神率
43.7%

レビュー投稿数22

BLあるあるの良さ

再会したのが学生時代のライバル、一方は片思いしていた相手。
受けは遊んで捨ててやろうと誘うも、先にイった方が負けという賭けに乗って負けてしまい。挑発した方がちょろくてまんまとやられてしまう。
元隠キャは初恋相手に遊ばれていた(女性と結婚するので捨てられる)ことがトラウマになりチャラ遊び人にキャラ変していた。
というBLあるあるな設定と始まり。いちいちあるあるな部分を言いたくなる性分ですみません。

でも、ベタはベタであるゆえの良さがありまして、本作もそうだと思います。
皆瀬が佐久間を本気で好きだとわかっていく過程がよかった。
終盤では佐久間の無自覚かわいいに萌え困る皆瀬が萌えでした。
無自覚煽り受けにきゅん萌えして溺愛する攻め…というのもあるあるですもんね。それがいい。

「あるある」というのは、またですか〜とげんなりするものと、待ってました〜とうれしくなる2種類がありますね。
必要性や需要があるから「あるある」なんだと改めて思わせてくれる作品でした。

0

ギャグ全開を期待すると違うかな!

ギャグとエロのスペシャリスト、、、
全然ギャグじゃなかった。。。
期待していたほどには、という意味です。
笑あり、涙、、、ないけど、笑いありの
エロエロが読みたかった。笑
あ、、でも同時収録の
「魅惑のシンデレラボーイ」はウケた。笑


表題作もつまらなかったわけじゃありません!
面白かったというかエロかったです!
エロ多めでそこは満足!

受けのツッコミはキレキレだった
そして、ちょっとおバカ。笑
先生の描く人は
「こいつバカだな〜」じゃなくて
「え、、ん?バカじゃね?」って
真面目な人がおもしろワードを本気で言ってるから
馬鹿だってことに気づくのに遅れる。笑
そんな馬鹿キャラが好きです。笑

受けは素直だし、いじりがいがあった
色んな意味で。
内容は、あらすじに書いてある通りです!
掻き回す人もいないし、2人の絡みでした!

0

疲れに効くかと思って

疲れてしまってただ楽しめる作品をと思い購入
期待通り面白かった
ただ、シンデレラみたいなの、ああいうのは好きじゃないんだよな

順位でひっぱたくみたいな怒られ方してたの結構酷いから、きっと仕事辞めてからは親に会えてもいないんだろうなとか
どうやっても勝てない人っているけれど、何一つ勝てないけれど愛されてるから良いってなるかな?とかちょっと真面目に考えると面倒くさくなるからやめとく
全体的には負けてるけれど勝ってることもあった、くらいの方が良かったな

お互いがお互いを意識して、まさに切磋琢磨だったからレベルの高い大人になったわけだけど、柊には頑張ってきた時間に見合うだけの自信を持ってほしいな

尻軽のバカみたいなこと言われてる場面が嫌だったな
付き合う人にあんなひどい言葉を言われているところを見られたの可哀想
失恋相手に傷付けられたの知られてるのも可哀想

なんの力でも適わず、自分の汚点はみんな知られている、とか嫌だ
愛されてるから勝ちみたいに簡単には考えられなかった

1

やっと1番になれたね

笑うとこ、胸がギュッと切なくなるとこ、泣くとこ、温かい気持ちになるとこ、全部入っていました。すごく素敵な結末にウルっときてしまいました。


偶然にも出会った学生時代のライバル・皆瀬を見返してやろうとするも、撃沈されて賭けの見返りに一緒に働くことになる佐久間。佐久間は最初から皆瀬にケンカ腰なのに対して、皆瀬は飄々としていてむしろ楽しそうにしているのが対照的。その温度差が面白かったです(≧∀≦)

佐久間のトラウマが切なかったー…。
本当は1番になりたいのに、なれなかった佐久間の苦しみ。学生時代も2番手。社会人になっても、元カレに捨てられて2番手。誰の1番にもなれなくて自分の存在価値を見失っていた佐久間を救ったのは皆瀬でした。

皆瀬は学生時代から佐久間のことが好きで、初恋の人。佐久間をからかっていたように見えていた賭けセクも、実は嬉しい繋がりだったんですよね。
今まで1番になれなかった佐久間を1番にしたのは皆瀬で、皆瀬にとって佐久間は大切なNo. 1の存在。2人の距離が身体だけではなく心も近くなっていく過程がすっごく良かったです。

佐久間の危なっかしいところを皆瀬がフォローする関係も良いですね。公私ともに素敵なパートナーになっていくことだろうと思います。


私としては、佐久間の元カレに皆瀬が何か反撃するのかなーって思って期待していたけど、何もなかったのがちょっと残念でした。佐久間を苦しめた元カレのアワワ顔見たかった!

テンポのいいストーリーは藤峰式先生らしく、読みやすくておもしろ楽しかったです。エロスの部分ももちろんのこと、恋人同士になった2人のイチャイチャとあまあまは最高の糖度でした。

0

安定の藤峰式先生♡

陽キャ/一途/男前な(イマドキの)スパダリ社長×不憫/隠キャ/闇深いタイプの受けの再会ものBL♡

藤峰式先生安定の面白さ・・!先生の他作品が好きな方にはきっと刺さるんじゃないかなと思います!他作品に比べると少しコメディ要素は控えめの、ちょいシリアス系でした。

佐久間さんは過去のことそんな気にしてない風にしてるのに、ほんとは過呼吸になっちゃうくらいトラウマになってしまってるの本当にかわいそうで、でもちゃんと自分のこと大切にしてくれる人に出会えて本当によかった〜!

短編の「魅惑のシンデレラボーイ」、こちらはコメディ要素強めでした〜!

2

不器用な佐久間くんと男前な皆瀬くん

バーで学生時代の因縁の相手・皆瀬くんと偶然再会した佐久間くん!
恨みをはらす為にホテルに誘ったがそこでセックスで賭けをすることになりますが皆瀬くんに全然勝てず毎回悔しがる佐久間くんが面白可愛かったです!
佐久間くんに色々とありましたが皆瀬くんの行動が男前!!!
そんな皆瀬くんに惹かれていく佐久間くん。
紆余曲折を経て無事、二人が両思いになり良かったです。
皆瀬くんの本当に一途な姿がたまりませんでした。
二人のラブラブエッチ最高でした!

1

表題+短編1

凄く好きな方(振り幅があるのよね)の藤峰式さん!
柊ちゃんがめちゃめちゃ可愛い♪
皆瀬もめちゃカッコイイ!
シンデレラも笑った♪

0

皆瀬くん一途!

学生時代からの因縁の相手・皆瀬くんと偶然再会した佐久間くん

恨みをはらす為にホテルに誘ったがそこでセックスで賭けをすることに!

皆瀬くんを負かすつもりが返り討ちにあい,佐久間くんの悔しがる姿が(笑)

凄く負けず嫌いな佐久間くんが可愛かったです。

しかも賭けで負けて秘書として働くという面白い展開に!

話が進むにつれて皆瀬くんが佐久間くんのことが好きなんだなーていうのが伝わってきました。
佐久間くんに対する態度が明らかに恋してる人でしたもん!

そして学生の頃から佐久間くんのこと好きだった事にキュンてきました。

最後は無事に佐久間くんと皆瀬くんがくっついてくれてよかったです!

佐久間くんのことが好きな皆瀬くんの愛がやば!純愛すぎ!

ハッピーエンド最高でした!!

3

あーー!最高!こういうの大好き!

攻めがずっと思い続けてて、執着してるんだけど、誠実だし無理やりとかないし…。さいこうのスパダリかよ…受けの子も攻めと出会って更に可愛くなるしたまらん、、攻め視点があるのも良かった〜!攻めの受けへの愛情が分かったしなんで好きになったのかも知れた。受けにとって攻めは何に関しても勝てない相手だったけど、攻めにとっては受けに対して唯一そういう意味で勝てない相手だったんだな、と思うわ。お互い相手に勝てないんだな…と思ってエモエモのエモでした(語彙力)。いや〜もう、最終話の攻め視点の受けの子が可愛すぎてこっちが抱きたくなったわ。羨ましい…。

3

個人的に藤峰式先生の中で1,2を争う作品です!!

試し読まずに買いましたが、買って大正解でした!!

いたしてるシーンがけっこう多いと思います。
でも、ストーリーがしっかり描かれていましたので
しっかり満足出来ました。大満足です。

分類(?)としては、再会BLです。
そしてケンカップル系だと思います。
たくさんニヤニヤさせていただきました!

多くの人に読んでもらいたいBLです!!
少しでも気になった方は読んでみてください( ᵕᴗᵕ )

p.s.
Amebaマンガさんで読んだのですが、
修正がほぼなかったということを
付け加えておきます。
ほかの電子書籍でもそうなんですかね…?

3

ずっと一番でいさせてあげてね

今まで一番になれなかった佐久間がかわいそうだった。

一番になれないと諦め、すっかり捻くれてしまってヤケになっていたのね。
これは母親が一番悪い!
なんか教育ママって感じだったもの。

一番じゃないと人格否定されて育った佐久間が初恋の男にまで、一番じゃなかった。なんて言われたもんだから傷口が開いてしまったのね。

皆瀬の好意はだだ漏れなのに、佐久間になかなか通じないのは自分に自信がないからってのが切ない。

素直になった佐久間はかわいかった。

0

エロエロな賭け

佐久間の皆瀬へのとある復讐心から賭けセク展開へ、と特別ぶっ飛んだ設定があるわけではないのですが、お話しがテンポよく進むのがさすがで、あっという間にふたりのバトルに巻き込まれてしまいます。
果たしてエロエロな賭けの勝負の行方は…?

佐久間がはじめに皆瀬に声を掛けるところでは藤峰式先生っぽい受けの図太そうなタフさ(褒めてます)を感じたのですが、実はトラウマと劣等感でがちがちに固まってしまっていた繊細な佐久間の内面が皆瀬によってじんわりと解されていき、賭けで身体を重ねながらも繋がっていく気持ちが描かれるコミカルは控えめなせつなさのある話しで、佐久間を包み込む皆瀬の優しさにきゅんとしました。
今後は勝ち負け関係なく公私ともに良いパートナーになりそうですね。

エッチはどっちが先にイカせるか、で負け続けてしまっている佐久間が躍起になっているのでまあまあ激しめですが、賭けなしの「気持ち良いことだけしよ」のエッチの時はあまエロで、社員旅行の時の佐久間の初命令はかわいすぎでした。
電子(Renta)の修正が薄くて、トーンなのですがしっかりフォルムがわかるかんじでエロさが増し増しでよかった。

同時収録の色気溢れるシンデレラのお話しも短編ゆえの超展開なスピード感がすごくて面白かったです。

3

俺だけの、ずっと一番。絶対に。誰よりも。

分冊版を読んでいて、一冊に纏まるのを楽しみに待ってました!ナチュラルに執着溺愛系攻めと、最近の藤峰式先生に多く見られる、戸惑いツンデレ系(細目同士)です。藤峰式先生の攻めは大体固定して来ていまして、受けは、キュルルン目系だったんですけど、こちらは、細目。まぁイケメン同士ってヤツですね。柊は、学生時代、何をやっても玲ニには勝てなかった。いつも二番。一番にはなれないのだ。そんなある夜、バーで宿敵・玲ニと再会した柊は、無謀な賭けに出る。「先にイカせた方が勝ち。」ところが。得意だと思っていたセックスにおいても。柊は完敗してしまうのだ。悔しい〜‼︎ 何コレ。可笑しくてつい、笑ってしまいます。玲ニの絶倫っぷりに勝手に気持ち良くなってるのに、「負けたく無い。」は、無いだろう。ぷぷっ。負けたら何でも言うことを聞く、と約束してしまった柊は、思いがけず玲ニの秘書になる。エッチな方の世話かと思いきや、真面目に仕事をする玲ニにときめいて行く柊。それなのに、柊は玲ニにリベンジエッチを何度も挑む。何故、柊はそんなにも勝ちたいのか、一番に拘るのか。そこには柊のトラウマと、切ない想いが見え隠れしていて。ずーっとアホアホだなぁ、とあははと笑っていたのに。ギュンと胸を掴まれるんです。んもー‼︎ さすが藤峰式先生‼︎ ニクい‼︎ ニクいよ‼︎
もちろん。玲ニも、頑張っている柊を誰よりも認めていて、一番大切に思っている。誰かの大切な一番になれた事で、柊のコンプレックスと胸の痛みは解放されるのです。
そこからはもぅ!止めどなくラブラブエッチ。凄くお久しぶりなのは、藤峰式先生ならではの、あの硬そうなモノが、ふんわりトーンでほぼ丸見えなこと!そうそう、コレって硬そう過ぎて、よもやエッチにも見えないので、丸見えててもコレで良いのよ!と、思うのでした。

同時収録は、アンソロジー「BLおとぎ話」に編纂されていた「魅惑のシンデレラボーイ」。
このアンソロジーの中で、とりわけ私が気に入っている作品なのですが、ここに収録されるとは思ってもみなかったので、嬉しい再会。何と言っても、特殊な「その視点」。魔法使いがシンデレラのお相手を務めるなんて。さすがです。男の心を射止めるのは、美しい衣装でも、優しい心根でも無い、色気!という身も蓋も無い進言で、シンデレラは魔法使いにヤラレまくる。そして、王子もその色気にコロリと陥落してしまう。え?オメガバースなの?という説明は何処にも無く、王子は男の子をアッサリ伴侶にしたいと宣言するが、「真実の愛⁈」に目覚めたシンデレラは、魔法使いの元へ走る。今風のラノベで言うと「魔法使いの番になるので、王子様には嫁ぎません。そちらもどうぞお幸せに!」などと長々としたタイトルが付きそうな。エチエチな2人のその後が気になりまくる短編です。

描き下ろしには、柊の学ランエッチ!玲二は、ずーっと柊の虜。

0

お前の◯◯◯で気持ちよくなるはずがない←フラグ

藤峰式先生のラブコメでパァっと笑いたいなと思って購入しましたが、予想外にコメディ部分控えめ作品だったと思います。

学生時代に勉強でもその他の面でも敵わなかった同級生・皆瀬に再会し、見返してやろうと目論む佐久間でしたが…というお話です。
テクに自信があったにも関わらず先にイカされてしまい、皆瀬の言うことをきく事になるという展開的にはどこかで見たようなお話でした。

そんな攻防戦の中で、皆瀬の出来る男感と、包容力とテクニックにいつの間にやらハートもカラダも持っていかれちゃってるんですね。

皆瀬のクールな面とたまに見せる佐久間へのデレのギャップが良きでした。
社長で人望が厚くて、見た目が良くて、自分の事を1番好きだと言ってくれて…これぞスパダリ!っていう攻め様でした。

学生時代や元カレとの別れで傷ついた自尊心。
誰の1番にもなれないという悲しさを癒される超ハッピーなお話でした。

同録の「魅惑のシンデレラボーイ」同録があると思っておらず、唐突にシンデレラBLバージョンが始まったのが可笑しいのと、振り切ったエロなシンデレラが最高でしたw
童話シリーズ始めてくれないかなぁ、と思っちゃいました。

6

負けてばかりの賭けセク

藤峰式先生と言えばギャグエロなので、今回もそうかと思っていたらいい意味で裏切られました。純愛でした!

学生時代のライバルに偶然会って、賭けセクを持ちかけられて、みたいな導入だったので、いつものギャグ系かな?と思っていたのに、佐久間の過去が重くてびっくりしました。
元カレを偶然見かけて号泣している所など、見ていて苦しくなりました。

根は真面目で隠キャなのに自暴自棄になっていて、チャラい格好をしてワンナイトラブを繰り返す佐久間が、皆瀬に出会って大事にされて、少しずつ自分を取り戻していく所でほっとしました。

皆瀬は佐久間に対して溺愛、一途、甘々で、何故そこまで佐久間が好きなのかは分からなかったです。学生時代の話だけであんなに一途って凄いな、と思いました。

でも甘やかされて、だんだん素直になっていく佐久間がなんだか可愛くて、ずっと溺愛されてて欲しいです。

体から始まる関係なので、エロシーンはたっぷりです。
色気を感じてドキドキしました。表情とか仕草とか、色っぽいんですよ!
おふざけ要素が少なめだったからなのか、いつもよりエロい!気がしました。

7

言葉選びがさすがです!

藤峰式さんの大大大好きを詰め込んだお話だそうで。

やっぱり言葉や台詞のチョイスが絶妙ですよね!
五分咲き!!

佐久間が切ないですね。
皆瀬に何も敵わなくてすっかり陰キャで親からも叱られ。
社会人になり初めて好きになった人には手酷く…。
すっかりやさぐれた佐久間が偶然にもバーで皆瀬と再会し。

佐久間が可愛くて。考えてることが子供か!

そして佐久間は皆瀬の秘書になることに…。

陽キャの集まりな皆瀬の会社。社長の皆瀬に付きっきりでバリバリ働く佐久間。

なかなか自分を大事にできない佐久間を皆瀬は…。

皆瀬の高校時代の思い出話にズキュン!でした。
そうだったんだね…。

良いお話でエロも多いですが、なんか物足りないような。

BL版シンデレラも面白かったです!

0

攻めにびっくり。

どっちも一歩も譲らないようなのを想像していたんだけど、まさかの純愛ベースで、え……?!って感じ。
そっちに着地したのかぁ……って。

攻め単体でとりあげれば、すっごく一途で優しくてめちゃいい男。
なんだけど「受けが初恋」ってウソでしょ……?!としか思えません。

というのも、大変申し訳ないのだけど私には、高校時代の受けの良さがわからない。
神経質そうな雰囲気をただよわせて、他人に興味がなさそうな人って苦手なので……。
挙句の果てに、敵意むき出しで睨んできた受けのことが気になって……とか、攻めも相当変わってんなーとしか思えなくて。

純愛とか大好きだけど、しっくりきませんでした……。


1

攻めが性格イケメンすぎる…!

↓ネタバレ含みます

藤峰式先生の作品は「有休オメガ」と「番手当って出ますか?」を読んだことがあり好きだったのでそのイメージで読みましたが今作は全く違いました。個人的に藤峰式先生といえばギャグ要素多めのBL作家さんというイメージだったのですが、今作でこんな作品も描けるのかと新たな一面を知れました。
セックスで賭けを持ちかける、という面白い設定ですが前述の通り本編を通してあまりギャグ系という感じはなかったです。なので今までのギャグ要素強めな作品が合わなかった、という方でも楽しめるのでは?と思います。私は今までの作品も今作も好きです。
受けの佐久間は重めのトラウマ持ちで今まで散々色々なことで苦しんできた分これからは攻めに溺愛されて欲しいと思いました。攻めの皆瀬は一途で優しくて受けをとても大事に思っていて、しかもそれを相手に伝えることができる上仕事のできる社長で完璧すぎます。確実に個人的理想の攻めランキング上位に入ります。これからも佐久間のことを大事にしつつ、佐久間の魅力に振り回されて欲しいです。神評価と迷いつつこの評価にした理由としては皆瀬のお陰で自己肯定感は高まりそうだとは思ったのですが、かなり根深そうなトラウマによる発作はもう大丈夫なのか気になりました…生活圏が近そうなのでトラウマの元凶と出会うこともありそうですし毒親の元に帰省してもまた発作が起きそうで心配です。もし続編がありそこがみれたならこのレビューは神評価だと思ってください。
同時収録の魅惑のシンデレラボーイは本編とは全く雰囲気が異なり、こちらの方が私の知っている藤峰式先生の作品の雰囲気に近いなと思いました。

※応募者全プレ書き下ろし小冊子の締め切りが10/29なので購入迷っている方はそれまでのご決断おすすめします。

7

賭けセクGP

めちゃめちゃエッチですごく良かった
お話も純愛でほんとに好き
藤峰式先生が好きなもの詰め込んだっておっしゃられるの納得の一冊でして

エッチはどれもやらしくて、いちいちツボ疲れる感じ
手の繋ぎ方とか舐め方のアングルとか、本当にどれも最高でした

キャラも申し分無し
攻めくんはめちゃめちゃいい男だし、受けちゃんエロ可愛い
受けちゃん辛い過去あったけど、サラッと描いてあるだけで本来は賢くて強い子なんだなぁと思うと攻めくんに甘えられるのがまた可愛らしく思えて好きです

4

エロいけれど純愛が溢れている♡

作家買いしている大好きな藤峰式先生の作品です。

こちらは、表題作の他に『魅惑のシンデレラボーイ』が同時収録されています。

web関連会社社長 皆瀬 玲二と無職 佐久間 柊のお話。

その日 遊べる相手を探しに訪れたBarで、学生時代の因縁の相手を見つけてしまった。
派手な雰囲気が変わった俺に相手は気付くわけがない。
――あの頃の雪辱を晴らすべき、食い散らかしてポイ一択だ‼
見知らぬ人のフリをして皆瀬に近づいた佐久間だったが、事態はとんでもない方向に?!

いや~、タイトルと表紙からは想像も出来ないほどの「純愛」でした♡
もうお見事‼としか言いようがない。
今作もストーリー構成とキャラの設定がしっかりしていて、冒頭から物語に入り込めました。
また、それぞれの想いに学生時代の回想シーンを絡めているので感情移入しやすかったです。
キュンキュンするエピソードの数々に、お約束のエロ可愛さも爆発しており、読み応え充分の一冊に仕上がっていました。

大手企業を辞めて自棄な生活を送っていた佐久間。
適当な相手と適当に遊ぶ日々…。
しかし、それには事情がありました。
一方、web関係の会社を経営している皆瀬。
雑誌から取材のオファーもある若手実業家です。

そんな2人の出会いは高校生の時。
どんなに努力しても佐久間は模試で2位しか取れませんでした。
なぜなら…いつも皆瀬が1位だったから!
イケメンで、友達も多く、スポーツも勉強も一番。
自分とは正反対の皆瀬に佐久間は敵意が剥き出しでした。
あれから、数年後——偶然に再会した2人。
佐久間は憂さ晴らしで皆瀬をホテルに誘いましたが、成り行きで賭けセックスをすることに。
しかし、賭けには負けた上、佐久間に自分の正体がバレてしまい…。
ここからは、本編をご覧ください。
男前で一途な皆瀬にドキドキし、本当は純粋で脆い佐久間にウルっとしますよ~。

このお話には、当て馬は登場しません。
佐久間の元カレやセフレはいるのですが、当て馬ってほどインパクトはないかな?
脇キャラとしては、皆瀬の会社のスタッフが登場します。
みんな仲良しで良い職場だな~。
転職させて欲しい‼

Hシーンは、さすがの藤峰式先生でした。
ご期待の1話に1エロ♡
ラブホテル、職場、皆瀬の部屋、社員旅行…と、様々なシチュエーションが楽しめるだけでなく、佐久間が魅せるコスチュームにも萌えますよ。
おすすめは、一緒にイきたかった…と拗ねる佐久間です。
むくれているのにメチャクチャ可愛くて、皆瀬も萌え死に寸前だったでしょう(笑)

描き下ろしは、本編その後のお話です。
スタッフにお祝いされて、皆瀬の誕生日が今日だと知った佐久間。
翌日、佐久間が用意したプレゼントとは?

同時収録『魅惑のシンデレラボーイ』
森の魔法使いとシンデレラのお話。
母を亡くし、継母とその連れ子達にいじめられているシンデレラ。
今日は、王子さまの結婚相手を決める大事な舞踏会があるけれど…。

「ずっと佐久間が俺の一番だよ」
後半は、過去の恋愛からトラウマを抱えていた佐久間が、皆瀬の愛で少しずつ変わっていきます。
どんな佐久間でも受け入れ包み込む皆瀬が本当にカッコいい‼
この先も佐久間を幸せにしてあげてください♡

…タイトルからスリリングなイメージをされる方もいらっしゃると思いますが、良い意味で裏切られる作品になっています。

藤峰式先生のファンの方はもちろん、たくさんの方に読んでいただきたいです。

8

一番聞きたい言葉をくれる男

単話でチラチラ読みつつまとまるのを待ってました。
「賭けセクGP」というタイトル。なんか軽いノリの話に思えるけど、実は切なさベースのラブストーリーでした。

正直…
ストーリーはありがちではある。
トラウマのせいでビッチ道を歩む受け。
高校時代に勉強で勝てず大嫌いだった同級生を見かけ、何も言わずに誘い、Hでマウントを取ってやろうと対決するけれどどうしても勝てず、悔しくて何度も挑むうちにどんどんハマって…

佐久間の抱える過去の痛みと寂しさ。
皆瀬の本物のおおらかさ。
皆瀬が表裏なくいい奴でほんとに良かった。
皆瀬が佐久間を包み込んでくれて、本作はストロングなラブストーリーになったと思う。
H対決からのストーリーなので、Hシーンはまあ多め。
皆瀬は巨根とのことだけど、修正があってよくわかんない。佐久間の方はシルエットで良く見えますよ。
しかし、Hで感じてアンアンという姿よりも、好きという心が溢れて皆瀬に心を開いて寄りかかって行く佐久間の姿の方に萌えを感じました。
絵柄も良く、特に皆瀬はカッコいい。


「魅惑のシンデレラボーイ」
シンデレラのパロディBL。
「賭けセクGP」がかなり読み応えあってページ数も十分だと思うんだけど、なんでこのテイスト違いの短編が入ったのか?
「賭けセクGP」の余韻がちょっと壊れたよ…

5

溺愛攻×不憫受、想像とちょっと違った

まとまるのをお待ちしてました!賭けセクGP!
(でも厳しめレビューです、ごめんなさい

1巻試し読みをしてから今か今かと待ち続けた賭けセクGP。もっとヒリヒリする関係を期待していたのですが、、見事に裏切られました。期待値上げすぎたのもありますが

まず、社長。学生時代から受のことが大好きな一途溺愛攻。全然意地悪要素とかない、ただの良い人!賭けに勝ったときの要求もご褒美かと、、

そして無職から秘書になった受。元優等生な不憫メガネ受、、萌えない、、(完全に自分の確認不足。作品にはまったく!落ち度はありません)。元カレのことでお店で号泣しちゃうとか、個人的には萌ではなくて重いなあ、と思ってしまいました。無理矢理笑ってて、二人っきりになったらホロリ、、くらいが好き

良いところは、最高にハッピーな両想いエッチ!はじめて賭けに勝った受の要求も含めて幸せで良き♡

4

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