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表題作誰にも愛されない

飯島 征文(出版社営業職)
日下 克弘(古本屋店主&チェコ語翻訳家)

同時収録作品誰にも愛されない act.5

長谷川(編集)
上野 仁也(リーマン・古本屋の客)

その他の収録作品

  • クリスマス編

あらすじ

古書店経営・日下、他人に興味が無い男。一方、営業が天職の熱血・飯島。2人は大学時代の知人で、葛藤の相手で、今はやっと恋人同士v 逆の個性がぶつかり合う時、「恋」という火花が散ったのである――。
描き下ろし1話を含め全編ゴッソリ大収録!

作品情報

作品名
誰にも愛されない
著者
山田ユギ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
発売日
ISBN
9784862630834
4.3

(72)

(37)

萌々

(23)

(11)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
20
得点
310
評価数
72
平均
4.3 / 5
神率
51.4%

レビュー投稿数20

くつした猫

◾️飯島(出版社)×日下克弘(翻訳家,古本屋)
山田ユギ先生の作品は『最後のドアを閉めろ!』が1番好きです。こちらも発売時期は同じぐらいで、自分の「ユギ先生といえばガサツなノンケ攻めだよな〜」って印象はこの辺の作品から作られたのかな。ガチガチのノンケ(たぶん)が、男の魅力にハマって視野が極端に狭くなってるのを眺めるのが面白い。「先のことなんてこれから考えてきゃいいんじゃねぇの」タイプの攻めって最近減った気がする。世間もBLというジャンルも真面目になったもんだ。性格は違うけど同じ部分が男だからやっていけるって凄い発想。

初めて読んだのは10年以上前ですが、今の方が楽しめるなとしみじみ。たとえ出てくるのがガラケーであっても。

◾️長谷川×上野
完全版未読ですが、この2人の描き下ろしが多めなのかな。私も天然タラシのノンケよりは飯島みたいなタイプが好きなのよね。そして打算のありそうな美人より、日下みたいな無自覚な美人が好きなのよね。

0

飯島!、秒でシャッター閉めておいで(笑)!!!

某大手の読み放題から山田ユギ作品を電子書籍で見て、話が良いので本を探して購入しました。
新装版、完全版とあり完全版の上はたまたまあったので思わず購入するくらい好きな作品です。
こちらと「開いてるドアから失礼しますよ」が特にお気に入りですが、日下の飯島に対する無自覚な?誘うセリフの数々、飯島じゃなくても萌え死にそうでした。他の方のレビューでもありましたが、飯島からのチューのあと問題解決後、「どうやって誘っていいのか分からない・・」ってギャーっ!!もう充分そのセリフだけで誘ってますから!!!飯島にしてみれば最高の誘い受けのセリフでしょうなあ(ニヤリ)。飯島と2人のときだけに見せる表情に「なにあのくっそカワイイ生き物は…」かわいすぎてむかつくくらい日下LOVEな飯島も熱血ガサツに見えて、日下が一人になりたい、締め切り前とかは空気を読んで行かないようにする。すごくそういう気遣いのできる、勘が働く男なようです。
仕事してるときの髪留めがウサギのゴムってかわいずぎるし(さつきちゃんからもらった)。
「この身体もお前しか知らない・・・、これから先もお前だけだ・・・」「お前だけが俺に火を灯す」
ああ、たまらない。

1

どんどん表情が見えてくる

最初とっつきにくい印象だった日下が…日下がー…hshs(*´Д`≡´Д`*)hshs!
もうね、デレがたまらんのですよっ!
何これ可愛いキュンキュンする(*ノェノ)
だんだんと回を追う事にいろんな表情見えて萌え転がされました。
熱血な飯島だからこそ引っ張り出せたんだろうなー。

「…どうやって誘えばいいのかわからない…」…!!!
いやもう破壊力半端ないです。
そら暴走するわ。
「シャッターおろしてこい」ってメガネをちょっとずらしながら頬を染めてチラッと視線やられたら…飯島じゃなくてもダッシュで閉めにいきますとも!(*´Д`)ハァハァ
慣れないクリスマスに「メリークリスマス…?」ってちょっと照れながら告げるのとかなにこれー!
あっさりした態度でお仕事しに行っちゃったけどやっぱり楽しみにしてたんだよね!
「クリスマスどうする?」って問いかけが既に日下にとってクリスマスプレゼントってのがもう…!!!

飯島もねー最初はカッとなりやすい感じの直情型って感じだったんだけど(いや熱血型なのは変わらんか)、なんやかんや日下のために気を回しているのがw
長谷川さんとトラブって(´・ω・`)ショボーンってなってる日下を見て「なんでもないなら近いうちに顔見せてやって。友達おまえしかいないから」…あなたは日下のお父さんかお兄ちゃんかΣ(;;´□`)ノ
あと日下のこと考えては百面相してるの面白いwww
(・∀・)ニヤニヤ思い出したり妄想したりー怒ったり笑ったりホント忙しい!

長谷川さんの話も好きですー!!!
いやー…長谷川さん…あんな言動とっておいてそれはないよwww
上野さんがそうとってしまうのも無理ないよー。
豹変ぶりには長谷川さんと一緒に唖然となったけどもねwww
でも実は長谷川さんが店番の時にしか本を買ってないというのに萌えた(/ω\*)
んもー素直じゃないんだからw
それにしても自覚していなかったけど、やっぱり長谷川さんってば日下のこと…。

0

不器用な男の純愛

山田ユギさんの作品の中で、好きな1冊です。何度も読み返して、その度にキュンキュンします。同じ大学で苦手だった男に、仕事で再会してからの~なお話です。1冊丸ごとひとつのお話で、分厚くて読み応えたっぷりです。

大学時代に、飯島の狙ってた女の子を取ったと思われていた日下。でも実は、日下はゲイで、本当は飯島が初恋だったのです。
この日下の、初めての恋に戸惑う様子が可愛すぎるんです。飯島をエッチに誘うのも初々しくて。この身体もお前しか知らない、これからもおまえだけ…と、泣きながらの告白にキュンキュンします。
そして、飯島の、熱血で、日下への一途な愛情にも萌えます。嫉妬するのも可愛いし、思い出してニヤニヤしてるのも微笑ましいし。言葉ベタな日下のフォローをするのもお似合いのカップルで二重丸です。

他に、日下の友達のカップルの話もあるんだけど、このカップルの受けも可愛くて好きです。相手がノンケだと知った時の、豹変ぶりが笑えます。

4

最高。

すごく大好きな作品です。
山田ユギ先生の作品は本当に面白い。
キャラクター一人一人の過去や気持ちがすごく複雑なモヤモヤしたものであってもその複雑さこそがものすごく伝わってくるような……さらに複雑であるのに関わらず軽く読めるようないわゆるギャグコマが効果的にというかバランスよくあって話やキャラクターだけでも十二分に魅力的で面白いのにすごく読みやすい。
………とまぁ真面目に考えても面白いという感想にしか至らないのですが、この作品は格別………!!!!私的山田ユギTOP3を決めるなら間違いなく入賞です。
先に書いたように面白いんです。話が。そんでもってこの作品に関しては受け様!!受け様が素晴らしい。病弱とかそういうわけではないし、むしろ性格とかに関しては芯の通っているような印象があるんですが儚げ。そしてあふれでるフェロモンというかなんというか………
もうね。たまりません。
レビューサイトでこんなことをいうのもちゃんちゃらおかしいですがこの作品は予備知識なしでじっくり味わっていただきたい。なんというか一冊だけのはずなのにすごくつまっているんです。

ぐだぐだな感じですが取り敢えず言いたいのは二人に幸せになってもらいたいです。

1

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