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「酷くしないで」 5割
「放課後のヒミツ」 1.5割
「ワガママも愛して」 1.5割
「ぱんつでおジャマ」 1割
「セーラー服を脱がさないで」1割
表題作は現在も続いているシリーズもの。
タイトルも有名で知っていました。
一巻は巻数表示がなかったので、このお話が面白くて続巻が出た…というパターンなのかな?と思いました。
表題作含め、すべて学生もの。
中には中学生くらいのお話があり、これは好き嫌いが分かれそうな予感。
お話の流れが王道で、少し前のような絵柄ですのでお試し読みをオススメします。
短編はすみません…。
正直翌日に内容を忘れてしまうくらい印象が薄いものでした。
再読です。
数年前に読んだときは真矢の仕打ちやイトコに胸くそ悪くて、そのまま読むのを止めたような…。
でも長く続いてるし人気みたいだからと再読してみたら!
やっぱり酷いわー。
仕向けて証拠撮ってあんなことを。
まさか最後までしちゃうなんて!
でも眠傘からしたらとんだ悪夢なのに、そこまで悲壮感がないですね。
その後も時間ないのにズボン脱げとか…。どんだけ野獣だよ…。
だけどふと考えてみたら、眠傘にしたら、あれ?試験無事に通過して、優秀な家庭教師も受けられて、良いことじゃない?
まさか家庭教師のイトコがあんなことするなんて!
怖い!
なんとか真矢が間に合って眠傘を助けて。
秘密をバラしたのは真矢じゃなかった!
疑って2度もぶったのに助けに来てくれて!
だけど眠傘は真矢のことを友達だと思ってて、衝撃を受ける真矢でした。
真矢がやってることは鬼畜だけど、もし最初から眠傘のことが好きで、だけど素直に言えないんだとしたら…。
そう考えるとめちゃんこ萌えます!
読んでるときはタマタマ標的が見つかった、それにしてはねちっこいなと思ってたけど。
眠傘を助けてお近づきになる為だったとしたら!
人気作品にも関わらずだめでした。
推薦だから成績を落とせないとカンニング、それをネタに脅して強姦、親戚で家庭教師の彰は、あまつさえ薬を使って他人に強姦させるなど、登場人物の行動すべてが反社会的というか人間としてダメなものばかりで、不快な気分になりました。
人間だれしも、こうしたい、こうなりたいと思うものですが、それを実現する手段がどれもこれも全く尊敬できないものでした。
恋愛の成就とか、仕事の成功とかは読んでいてハッピーになるものですが、そのためにどう努力するか、工夫するか、あるいは失敗してもどう受け止めるか、というところに人間ドラマがあり、そういうものを読みたいのであって、いくら他愛のない恋愛ものとしても気持ちの良いものではありませんでした。
同じ作家さんで、他の作品では面白く読めるものもあるので、この作品が特に合わなかったということなのだと思います。
ガリ勉地味メガネの眠傘くんが、不良で荒っぽい真矢な弱味を握られ身体の関係を強要される...といった形でスタートします。
真矢の意地悪ぶりと表情が最高です。
こういった形で始まる二人の関係ですが、決して重すぎる雰囲気ではなく、読んでいて嫌な気分になることもなかったです。
5巻まで読みましたがだんだんと二人の関係や眠傘くんの気持ちが変化していく様子が愛おしいです。
また、ねこ田先生の受けを過剰に華奢に描かない絵にも大変萌えさせていただきました。