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表題作永遠の愛を、我が花嫁に

アスィール・次期国王
朋之・貿易会社員

あらすじ

「私の宮殿で私に逆らうな」仕事のためイギリスに向かった朋之だが、目覚めるとそこは砂漠の宮殿だった。そして、そこにはひとりの男がいた。次期マディナの国王であり、かつて朋之を裏切った男、アスィールだ。拉致同然に宮殿に閉じ込められ反発する朋之だったが、身体はくちづけひとつで蕩けてしまう。もうすぐ結婚してしまうくせに、なぜ?傲慢な支配者として振舞うアスィールに翻弄される朋之だったが!?

作品情報

作品名
永遠の愛を、我が花嫁に
著者
高岡ミズミ 
イラスト
実相寺紫子 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
発売日
ISBN
9784813011439
2.4

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萌々

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(2)

中立

(3)

趣味じゃない

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レビュー数
2
得点
9
評価数
5
平均
2.4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

再会物のアラブ王道

6年前に自分を置いて国に戻ったアスィールに拉致されて国に連れてこられて
よりが戻る話です。

6年たってやっと思い出になったのにアスィールに求愛されしかも婚約者までいて
反発し、危ない目にあったりします。

でも、結局2人も好きなのにお互いの今の立場や将来の不安ですれ違って行く話でした。

アラブ、砂漠皇子物は結局受けが攻めの国に留まることが多いですがこの話は
アスィールが結婚式、戴冠式を終えて国を捨てて2人で暮らして行くのが良かったです。

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甘いアラブ。

アラブです。
再会アラブ。

6年前に相手の素性も知らずに恋に落ちた朋之。
けれど、突然の別れの後にアスィールの素性を知り、ようやく忘れかけていたところで再会を果たす。
強引に砂漠の宮殿に連れ帰られた朋之は、宮殿に囲われてしまうのだが…。

王道アラブ的やり方だと強引に拉致してきて陵辱的な流れだと思うのですが。
この作品はそうではありませんでした。
まあ、拉致に近い形で連れては来たのですが。
陵辱というほど無体な感じではないというか。
わりとフツーのベッドシーンというか。
最初はちょっとそれなりにありますが。
でも、根底にあるのが再会ラブで2人とも好きなのに別れた感じだからでしょうか。
そんなだからなのか。
アスィールの行動からはどことなく「好き」が漏れてるんですよね。
幾度となくそれらしい言葉も言うし、二度と離さない的な独占欲みたいなのも見せる。
けれど、朋之は一度別れを経験しているせいもあって、自分と立場の違い過ぎるアスィールとの関係に未来を見いだせない。
どうせ、いつか終わる的な。
王族であるアスィールには近日に結婚の話もあるせいもあって、余計にアスィールが真摯な態度をとっても素直に好きだとは言えない。
ひたすら突っぱねる朋之がすごかったです。
でも、王道アラブ好きの私には最初からどこか甘い空気の漂う2人が甘すぎました。

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