電子限定描き下ろし漫画付き
1巻以前を描いた「巻き戻し編」がめちゃめちゃ好きです!
蕪木のムラムラっぷりが、最高!!
私はノンケがすぐ男に惚れちゃう作品には割と厳しいたちで。ほんとうの自分をわかってくれるとか、心の傷を癒してくれるとか、それはすごく大事なんだけど、それ「だけ」だったら友情で十分。触りたいとか、自分だけのものにしたいとか、そういう強烈な欲もあってこその Boys Love だと思っているので。
認めたくない、気づきたくないのに溢れ出しちゃう蕪木の欲望に、Love 感じました。茄子川って一部の人にだけ伝わる変なフェロモン出てるの、なんかわかる気がするし。
もちろん、二人の関係性がしっかり描かれているのは大前提。2巻までで、蕪木の抱えている虚無感とか、茄子川が意外と強いところをちゃんと見せてくれているから、バランス良くて好きです。
本編は新婚旅行&茄子川両親への挨拶で、イベントとしては定番だけど、相変わらずの楽しさ。蓮根事件をきっかけにさらに気持ちが強くなった結果、かたや挙動不審MAX、かたやドス黒独占欲MAXって、どんなカップルだよ(大好き)。
基本ラブコメなので、蕪木が極端に闇堕ちしないのもちょうどいい塩梅で好きです。なんだかんだ言って、茄子川を不幸にさせるのは自分自身でも許せないんですよね、蕪木は。
そっくりな茄子川父子に萌えちゃう蕪木にもめちゃ共感。
茄子川が子ども時代に寂しい思いをしてきたっていう話も納得でした。ド天然マイペースなようで、意外と人に迷惑をかけまいとするところがあるのは、そういう背景があったのかと。「俺の蕪木をそんな風に言うな!」とか、「お互いが進めば半分の距離でいい」って言葉も、茄子川らしい強さで良かったです。
好きなシリーズです。
今回は、本当の新婚甘々が見られます。甘くて胸焼けしそうなくらい(冗談です)。
新婚でハワイにやってきた二人。一応、茄子川の両親がいるという設定。
そこで蕪木は茄子川の両親に初めてのご報告。。
設定はさておき、とにかく茄子川が、蕪木の素敵さにとんでもなくどぎまぎし続けて変な行動をとり続けるという回でした。
蕪木は、そんなメロメロの茄子川を見ても独占欲をいかんなく発揮するという変態チックな面を見せます。
茄子川父が紫そっくりで笑える。
とにかくお幸せに~
当て馬だった蓮根が、いまやいい人過ぎてなんで、となる。
1巻2巻とひたすらイチャイチャを見せつけられ(笑)ついにハネムーン!
あまあまラブラブの溺愛カップルが好きな私にとっては全部がご褒美でした!
この二人の関係性がすごく好きです。
どんどん変化していく心境が丁寧に描かれているのもポイントが高いです。二人を見守るのがこちらも楽しくなってくる作品です。
周りの人間もアクが強いひとばかりなので、ただ二人がラブラブしてるだけでも刺激がすごくて飽きません。読んでいて楽しくなる作品です!