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顔がイイ×顔がイイ=正義
ニヤニヤしながら読みました。
攻め
バスガイド
気持ちがまっすぐなゲイ
受け
バスドライバー
ほだされノンケ
(ちょろすぎるということはないと思われる)
お話
受けが彼女にフラれて、フラれた理由が理由で
身体から始まる恋です!
しっかり独身寮の説明があって安心しました(笑)
タイトル
めっちゃ好きです。
個人的に口に出したくなるタイトルだと思いました!
まとめ
内海ロング先生の作品を読むのは5作品目でしたが
全部面白いです。その中でも今回は特に好きです。
一気にいちばん大好きな作品になりました。
敵がまったくいなくて最初から最後まで2人の様子が描かれていて笑える場面もあって宮田(攻)が常に前向きなので明るくなれる1冊でした。
バスガイドと運転手なので制服姿もあるし、私服姿もみれてよかったです。2人ともイケメンで性格がユニークなので面白かったです。
あと、彰吾が関西弁でした!
彰吾(受)はノンケですが、アナルをいじることに興味があり彼女にお願いし振られ、寮の共用リビングでやけ酒していたとき宮田(ゲイ)がきて話を聞いてもらい、宮田がモサ男だと思っていた彰吾が実はイケメンだと知り、ぜんりつせん‥と言いながら泣く姿を見て俺に任せて!という流れでヤる。
彰吾が女運がなく変な女がよってきやすい事を知り本当に人を好きになったことがないのでは?と心配になったのと体の相性も良かったので宮田が告白するもノンケなので曖昧なまま無かったことにされるかと思ったら割と好意的で、宮田の好き好きアピールと好かれようと努力した結果だんだん両思いになっていきました。
彰吾が嫉妬する場面もあります。
えっちしてから始まった恋愛でしたが読み終わってから、エロってあったっけ?と思うくらい誠実なお付き合いだったなと思いました笑
エロがあったか読み返したら乳首開発してて可愛かったです!忘れてました笑
2人の惚気話を見ている感覚でした!
うははー。コレは楽しい!恋人が欲しい独り者のところに都合良く、実に都合よく。カモがネギ背負ってやって来た!ってなもんですね。
本当に都合が良いんです。顔だけが良い、と言われる宮田は明るい性格で、言動はチャラいかもしれないが、いたって真面目な好青年。仕事はイケメンバスガイド。バスガイドがこんなイケメンなら修学旅行生は色めき立ちそうだが。世の中的にはどうなんだろう。
そろそろ登場する時代なのかな。それとももう居るのかな。
ギャラも安くて大変な仕事だと聞くから、あまり人気は無いとも聞いた事もある。
若いガイドさんは、大抵妻帯者である運転手のお手付きだとも聞く。
おっさんが悪さをしない様に、屈強なガイドが増えてもいいかもしんない。
宮田がガイドをするバスの運転手は、若いがモッサリとした男だった。しかもノンケの彼女持ち。
ところが、彼はエチには割と貪欲で。ある日、彼女にアナルを弄って欲しい、とお願いしたところ、ドン引かれてそのまま別れてしまったと言う。酔いながらわんわん泣く彼の顔を良く見れば、非常に美しく整った美形。彼女に言われるがまま、虫除けに美しい顔をモッサリとした前髪とダサ眼鏡で隠していたと言う。そんな努力も正に「アナルひとつで水の泡…‼︎」なんである。
宮田はこれ幸いとすぐ様「気持ち良くしてあげる。」
充実したセックスライフを餌に、この恋愛オンチの彰吾さんの恋人になるべく。宮田は奮闘する事になる。彰吾さんの理想が「仕事が出来る人」だと聞けば、面倒だと思っていた仕事の勉強をしてみたり。キビキビと動く様になってみたり。そう、恋は人を成長させるのだ。
それがとっても清々しい。そんな風に楽しそうな宮田を見ている内に、「男同士なのに。」とグズグズしていた彰吾さんは、いつの間にか宮田に恋をしていた事に気付いていく。
私は彰吾さんのメンヘラ気味の元カノが登場して修羅場るのかと、勝手にハラハラしてたんだが。彼女はついぞ登場する事は無く。葛藤や嫉妬はスパイス的にはあれど、実に平穏に。実に爽やかに。めでたく成就するのである。
タイトルは出オチ感あって。めでたくこの言葉で締め括られるというのも、予定調和でいい。これはバスに乗ってる時に言ってくれると期待してたから、ちょこっと残念。
「右手に見えますのが、俺の彼氏でございます。」
コレは、ノンケとゲイあるある。周りに紹介し辛いもどかしさ、をフワリと昇華出来た言葉にもなっていて。
宮田の両親は、宮田がゲイである事を温かく受け入れているから、その内彰吾さんを紹介するんだろうな、とか。
温かい気持ちで締め括られた読後感でした。
関西弁風の台詞はちょっとくすぐったくて面白かった。そこまでベタベタでは無い、関西弁風の言い回し、というのかな。とってもナチュラルに聴こえて来るような。
イケメン!×イケメン!
バスガイド&バス運転手のお仕事BL
作者さん自身がバスガイド経験者という事もあって、お仕事描写は抜群!こんな所にマイクが!みたいな面白さもあって楽しかったです。
ゲイである事も、その他もオープンで明るい性格の攻めに引っ張られるように作品も良い意味で軽くて明るい雰囲気。ストーリーもさっぱり爽やか。体から始まる系ですが受けは前立腺に興味ありなカモネギくんだし、安心して読めます。
ただお話がキレイにまとまっているせいか、ちょっとサラッと読めすぎちゃう感じはあるかも?でも、それがこの作品の良さでもあるし難しい所ですが。
個人的推しポイントはタイトル回収!
ゲイである事もオープンで「彼氏を紹介したい」攻め。
一方受けはノンケだし、攻めと付き合ってる事を周りに言いたくない様子。
攻めはそんな受けを尊重して口外しないんだけど、気持ちが寄り添った最後のタイトル回収は気持ち良かったし、この爽やかな作品に合った締めで読後思わずニッコリ、幸せな気分になれました。
なんだこのキラキラ顔面たちは…見てるだけでうっとり癒されるし、コメディタッチの中にも嫉妬や葛藤があって面白く、感動しました。
【京都でバスガイドを勤める宮田。同僚の運転手である金平が彼女にフラれてやけ酒しているところに遭遇。金平がイケメンで自分好みだと気付いた宮田は、金平に好きになってもらうため恋と仕事に真剣に取り組むようになる】
付き合うまでの過程は思ったよりすんなりですが、その後の金平の嫉妬が見所です!今まで金平の顔に近寄ってきた彼女たちは束縛系の地雷系。今度は自分がその立場で嫉妬していることに気付いて、なんやかやあったあとに宮田に告白します。そのシーンがめちゃくちゃ感動しました。
ノンケが男性を好きになって、価値観ががらっと変わるのは当たり前だし、どうしていいかわからないのも当然なんですよね。よく認めて自分から告白してくれた!と思いました。
なにせ2人とも顔がいいので、画面がキラキラしてて、見ててとってもうっとりします。目の保養ってこのことですね!宮田のカラッと陽気で朗らかな雰囲気が、ストーリーを明るくしてとても楽しい気持ちで読めました。