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そして僕らは笑いあう

soshite bokura wa waraiau

  • 電子単話
  • 電子書籍【PR】

表題作そして僕らは笑いあう

森 陽太,高校一年生
糸井 鷹志,高校二年生

あらすじ

【相音きうが描く青春BL始動!】幼稚園からずっと一緒の幼馴染3人組。俺はいつしかその1人に恋心を抱いていた。でも想いを伝えられるはずなどなく、よりによって残りの2人が恋仲になった。
誰にも知られる事なく終わった恋。失意の中、屋上に佇む俺の前に現れたのは不思議な後輩・陽太。
陽太と触れ合ううちに、凍っていた心が、少しずつ溶け始める…。

そして僕らは笑いあう(1) 24ページ
そして僕らは笑いあう(2) 28ページ
そして僕らは笑いあう(3) 26ページ
そして僕らは笑いあう(4) 28ページ
そして僕らは笑いあう(5) 30ページ
そして僕らは笑いあう(6) 

作品情報

作品名
そして僕らは笑いあう
著者
相音きう 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コンパス
レーベル
コンパスコミックス
電子発売日
4.1

(18)

(5)

萌々

(10)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
74
評価数
18
平均
4.1 / 5
神率
27.8%

レビュー投稿数3

表紙買いです。

さわやかDKが好きなので。
サラサラと読めました。
でも、幼馴染み君の「言わなくていいの?」みたいなシーンはかなりムカつきました。
それぞれしんどかった2人が表紙のように笑いあえて良かったです。

0

男子高校生のピュアな恋心

2010年発売の『アダルトティーチャーはお好き?』に収録されている短編「そして僕らは笑いあう」のスピンオフとなっています。

ずっと一緒に過ごしてきた幼馴染み3人だったが、2人が付き合い出した…鷹志も好きだったのに…
2人の邪魔にならないよう放課後は屋上で時間を潰す、傷心の鷹志を見て「はやまるなーっ」と出会ったのが大型わんこ後輩の陽太。



告白して振られた方がすっきり忘れられるのに、目の前でくっついた所を見て心に秘めてしまうしかなかった鷹志の苦しさを、太陽のように温かく寄り添う陽太。
そして母子家庭の陽太の頑張りを、夜のような安らぎで寄り添う鷹志。

あの、相音きう先生が“ガチムチ”も“エロエロ”もないピュアっピュアな高校生らしい心情を丁寧に描かれています。

当て馬スキィーの私も(鷹志に新しい恋を…)と当時読んで願っていまして(でも鷹志が好きな相手は読み違えてた!)
本編のあとがきでも「1番のお気に入り鷹志を救済したい」と言われていて、叶えられた作品です。



偶然にもコンパス出版からの作品をレビューしていて、そちらもスピンオフ…こちらの出版社さんは作家さんの描きたい作品を汲んでいらっしゃるのかなぁと思いました。

1

表紙買い

こちらスピンオフだそうですが、元を知らなくても読めました。違う出版社さんから出てるそうです。

この主人公は幼馴染み三人組のうち付き合い始めた二人の枠から外れた一人。メガネDKの鷹志です。幼馴染みに片思いしてたみたいですが、二人が付き合うことになったので自然に失恋してしまい、大型犬ワンコ後輩の陽太と出会って癒やされていく話です。

これはもう完全な好みだと思うのですが、主人公の鷹志、が地味。見た目が普通すぎて青春DKというよりはつかれた社会人、でもおかしくないのでは、と思ってしまいました。

後輩の陽太くんはかわいいです。体格こそ大きいですが、ワンコ感がすごいです。片親で母親のためにバイトしたいけどできない。屋上で二人が出会うシーンが1番好きです。

その出会いのシーンが一番で、後の盛り上がりが物足りなく感じてしまいました。
例えば鷹志が片思い相手に告白するのかしないのかの葛藤と結末や、陽太が鷹志に告白して、鷹志が答えを出すまでの数ヶ月何もなく時が過ぎた展開。
あっさりとしすぎかなぁと思いました。

鷹志が親にカムアウトすることへの葛藤や、陽太母の体調不良、設定を結構詰め込んでいるのかなぁと。そのどれもが中途半端に感じてしまいました。

でも登場人物に悪人はいないし、生死スレスレのヒヤッとする展開もないし、後書きで知りましたがもともとエチなしの二人で描きたかったようなので、BL初心者さんは読みやすいと思います。

スピン元が気になるのでチェックします。

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