主上のお望みのままに

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表題作汪国後宮の身代わり妃

汪哉嵐,27歳,汪国の新皇帝
翠蓮,18歳,従兄弟の玉蓮の代わりに哉嵐のもとに嫁いだ青年

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

「どうぞお好きなだけ見て触ってください」
気高く美しい翠蓮は、嫁げば必ず短命に終わるという婚姻から従兄を救うため、身代わりに非情と噂の汪国新皇帝・哉嵐の後宮に輿入れした。
けれど霊獣を操る哉嵐に偽物だと見破られ、哉嵐に宿る黒龍の飢えを満たすため彼に抱かれる事で許しを得る。噂とは違い寛大で優しい哉嵐に夜ごと愛され、広い後宮でたった一人の妃として寵愛を一身に受けて幸せな日々を送るうち、翠蓮は強く哉嵐に惹かれていき……!?
身代わりから始まる汪国後宮溺愛譚、開幕!

作品情報

作品名
汪国後宮の身代わり妃
著者
釘宮つかさ 
イラスト
石田惠美 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
電子発売日
ISBN
9784773063189
4.1

(37)

(15)

萌々

(13)

(8)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
152
評価数
37
平均
4.1 / 5
神率
40.5%

レビュー投稿数10

溺愛攻めってやっぱいいよね

表紙に惹かれて購入しました。

従兄の身代わりに汪国の新皇帝の哉嵐の元に嫁ぐ翠蓮。

不憫受けのお話か!?と最初思ったのですが、
そこまで不憫ではなかったです。
不憫な扱いは受けてないので(*´ω`*)

ファンタジー要素もあり、苦しくも幸せな愛のお話でした。
天紅がシリアスで辛い部分を中和してくれる可愛さを持っていました(*´ω`*)
そして、傷ついた哉嵐を癒やす存在(翠蓮)が居てくれてよかった…!


中華モノを読むのが初めてだったのですが
絵がすごくきれいだったし、ルビもふってくれていてすごく読みやすかったです(*´ω`*)

3

ハッピーエンド中華BL

絵が美麗すぎて思わず手に取った作品。Amazonだと限定ペーパーも付いていたので、紙版で購入して良かったです。


身代わりで皇帝の元に嫁ぐことから始まり、男子だけど何故か子どもを身籠ることができる受けの体質に、皇帝は龍との関わりあり(この作品では身体に龍を取り込んでいる)、間に何がしかの帝位を脅かすトラブルと、最後は子どもが産まれて幸せエンド。
最近読んだ中華BLも、ストーリーの基本の流れは同じような感じでした。中華BLのテンプレなんでしょうか。中華系は名前が難っって思うくらいで、ハッピーエンドが多いので読んでて楽しいから満足なんですけどね^_^


こちらのストーリーもとても面白かったです。守り神のような霊獣の虎の子が出てくるのですが、とても可愛かったです。側近の双子の宦官も良いキャラクターで、スパイス的役割りを担っています。翠蓮が、哉嵐の中に宿す黒龍のために精を与えるだけの存在でしかないと思っていて、ちょいちょいネガティブな感じなのが何だかな(ちょっと面倒くさい)…と感じたこと以外は、哉嵐も翠蓮にあまあま溺愛だし楽しめました。


攻めの哉嵐が、身体に宿す黒龍のエサとなる翠蓮の精液を取り込む…つまり翠蓮にフェラをすることで身体が元気になるので、フェラシーンは結構多いです。身体を繋げるのは最後の最後です。
挿絵が美しいのでエッチなシーンもエロさ増し増しでした。本当に絵がきれい。


子どもが産まれたあとの平和な感じの終わりが良かったです。Amazonの限定ペーパーも哉嵐がいかに翠蓮を好きかを描いている内容だったので、ごちそうさまな2人のラブラブぶりを見ることが出来て満足しました。

2

溺愛攻・純真無垢健気受

スパダリ溺愛攻めと世間知らずの純真無垢な受けのお話。
釘宮作品のド定番なので、お好きな方は楽しめます!
イラストも繊細で見ごたえがあります。

今回は中華ファンタジー。
龍がキーワードです。

皇帝に輿入れするスイレン。
後宮といえば、ドラマでもさんざん扱われる題材であるだけに、期待も大きいですが、そこは釘宮作品なので攻・セイランはスイレン一人にメロメロです。後宮にありがちなドロドロ昼ドラではありません。
スイレンは、兄弟同然で育ったいとこの身代わり輿入れをします。
これだけで「どうなっちまうんだ臭」が半端ないのに、輿入れしたあとはキーワード「龍」を交えて更に「どうなっちまうんだ臭」が漂います。
最後はハピエンなので、疲れた心にひとときのオアシスを求めるときに読んでください。
いいですか、すごいネタバレですけど、もう一回言います。
最後はハピエンです。
安心して読んでください。

6

幻想的な中華風奇譚 小説

電子発売日 2021/12/23~
釘宮つかさ先生は、魔道祖師原作・制作協力をされているだけあって、中華ものの描写が上手で読みやすかった。
石田惠美先生の挿絵が内容とマッチ、迫力の美だった。

後宮に入り、王家に伝わる龍神の毒を浄化する方法を探して翠蓮は頑張る。
ついにその方法を知り、翠蓮はそれを実行。
黒竜が浄化され、神龍として天に戻る。
その時、真の災難の仕掛け人の姿が現れる。

国を平定し悪を討伐する物語だけど、
ファンタジ―だから、現実世界では難しい結末で夢を持たせてほしかった。
生きたまま改心させて惨事を治める展開にして、
恨みや悲しみを遺さない・・という綺麗ごとの展開だったら、読後感良くなる。
悪は死ななきゃ進まない、とう前提がちょっと残念。

4

受けにベタ惚れな攻めがツボ

神龍の特別な加護持ちの一族の受けが従兄弟と入れ替わって攻めに嫁ぐ話。
娶る側の攻めにも身に宿す黒龍の事情などがあってお互い本意ではない婚姻だったんだけど、受けを見た瞬間に惚れちゃってメロメロな攻めが良かった。
メロメロの甘々。なのに受けは自分はただの黒龍のエサだから勘違いしちゃダメ…とか思ってて攻めのベタ惚れに気づいてなくてまわりが驚愕してるのが面白かった。

攻めの霊獣の小虎ちゃんもとても可愛かった。無邪気で甘味が大好きだったり、受けに懐いてるのかわいい〜と思ってたら最後に衝撃の事実!霊獣は持ち主に似る!ついうっかり教えちゃった攻めが照れてたのも可愛かった。

4

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