電子限定特典付き
作家買いで前作も購入、作者の中でも過激な作風のお話です。
こちら前作「もっと抵抗してくれよ」の続編タイトルとなります。
一番注意すべきことは、タイトルにナンバリングがありませんが『次巻』があるようです。
既刊では完結しません。かなりぶつ切りなので続刊が待たれますが
タイトルに数字がないので一抹の不安が残ります…。
BL刊行作品にまれにある「シリーズ刊行打ち切り」
……がないことを切に願います。
お話自体はこの巻では完結せず、刊行タイトルへの疑問により中立となりました
2巻も読み応え有りました。
1巻はどちらかと言うと奥村くんからの視点が多く感じましたが、2巻は唐沢君目線ですね。
なんと!奥村君の為に自分の性癖を治そうと考えるんですね。
いや、2人ともその性癖ありきで付き合ったから、そこまでの障害とは思いませんでした。
実際、奥村くんはそこまで嫌がってないんですけどね。
思った以上に唐沢くんの愛が深くて、性癖が根深い。
本当に好きなのに…レイプしながらじゃないと、勃つことも出来ない。
どんなにフェ○して貰っても、レイプ動画を見ながらでも出来ない。
これは奥村君も不安になりますね。
これじゃレイプが好きなのか、奥村君が好きなのか分からない。
お互いが想い合って行動しているのに、空回りしてる。
お互い一生懸命なのが分かる、読者だけが知りうる特権です。
前回はレモンプレイでしたが今回は玉蒟蒻プレイですね!
しかも自分のレイプ画像を見ながらのエロ行為とは乙なもので。
こんなん笑っちゃうわ。
そして、偶々おでんの蒟蒻を見ながらソコを読んでしまった私の気持ちったら、ねぇ。
今気付いたんですけど、レイプする際の道具がとても身近な物が多くて、ガムテとか洗濯バサミとか充電コードとか服で縛ったりとか普段使いしてる物だと安心ですよね。
縛る技術も更に上がってますよ。
レモンもプレイ用では無く、普段からお水に入れてるんですね。
BL令和の時代、SDGsに合ってます。
何故かローターが大量に有ったのは謎ですが。
とてもとても気になる終わり方でした。
普通でしたら、邪魔が入ったり唐沢が助けに入りますが音海先生はギリギリの斜め上を攻める傾向が有りますので先が読めませんねー。
面白くなりそうです!
初っ端から奥村がお仕置きされていて、わ~!!相変わらずの2人だ~~!と嬉しくなりました!
女の子に囲まれて満足そうにしていたり、「多少の浮気は文化だろっての」とモノローグで言っていたり、恋人編になろうと態度を改めない奥村が安定に可愛いです!!
そして、一切ぶれない唐沢の性癖・・・!!!受けに積極的にフェラされて勃たない攻めが本当に存在するんだ・・・!!!と感心してしまいました・・・(笑)
そんな2人が、「普通の恋人とは・・・?」とお互い試行錯誤する姿も良かったです。普通の愛し方にこだわる唐沢と、唐沢にはそのままでいてほしいけれど素直に言えない奥村からは、相手のことが本気で好きだという思いが伝わってきました。
新キャラの東間くんが本格的に動き出し、気になるところで終わってしまいましたが、東間くんに嫉妬心を抱く唐沢に、今後奥村がどうされてしまうのかが今から楽しみです!
カラサワくん、セイヘキを直すなんて言わないで!!!!と叫びたくなる2巻。
初っ端からぶっ飛ばしてますね。でも2巻ともなるとだんだん慣れてきた。オクムラくんコードで縛られすぎ。
今回はミスターコンの話で、トウマくんというライバル?が登場。何やら悪巧みをしているようで、3巻でも出張ってきそうです。
ラストの描き下ろし?でカラサワくんがレ●プ癖を直そうとするあまり、有機物無機物にオカされるオクムラくんの夢を毎日見てしまう件、、もっと詳しく…!!!!
1巻のときも思いましたが、絵が好みならワンランクアップです。ここは相性なのでなんとも…。続きも買います。
キラキラと爽やかでハイスペスパダリな王子様の唐沢の歪んだヤバい性癖を文字通り全身で受け止める奥村。
ドSが発動すると別人のようになる唐沢。
今回も色々な攻め具を駆使して奥村をいたぶりいじめてどろどろにしています。
ピンチ付きハンガーの使用方法が斬新だったり、玉こんにゃくがあんなことになるなんて…、と唐沢のぶっ飛んだプレイにいい意味で震えました(笑)
普段とは立場が逆転して、エッチ中の鬼畜モードの唐沢相手に全く優位に立てない奥村がかわいそかわいい。
強気な受けが屈辱で流す涙がたまらんですね←
なんかだいぶと唐沢寄りの思考になってきた。
そんな唐沢の特殊性癖も一筋縄では克服できなさそうで。
奥村が好きだから。という気持ちだけでは変わらないあの手強い癖をどうしていくのかが気になります。
後半でいいイケメン眼鏡じゃない東間に奥村が縛られちゃうところでつづき、なのですが…、奥村は唐沢にぐすぐずに泣かされてこそで唐沢以外に拘束されてしまうのがなんだか残念に感じてちょっとしゅんとしてしまいました。
が、こんなにももれなく拘束をされるのが奥村という男。さすがです。
奥村の絶品な泣き顔が見られることを楽しみに次巻を待ちたいと思います。