• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作くいもの処 明楽

鳥原泰行 バイト・26歳
明楽高志 居酒屋店長・32歳

同時収録作品フォギー・シーン

高校の英語教師 井西 31歳
生徒 八枝透 16歳

同時収録作品リバーサイド・ムーンライト

南田 27歳
同じ職場の川辺さん 今年30歳

その他の収録作品

  • 店長記 くいもの処 明楽 SIDE MENU

あらすじ

居酒屋『くいもの処 明楽』の店長・明楽高志のそこそこ順調な人生は、年下の生意気なバイト店員・鳥原泰行からの、突然のマジ告白と「危機感ヨロシク」発言によって一変する。年上としての意地も、男としてのプライドも通用しない鳥原に平穏な日々を乱されビビる明楽だが―!?

作品情報

作品名
くいもの処 明楽
著者
ヤマシタトモコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
ISBN
9784902671896
3.7

(139)

(56)

萌々

(30)

(31)

中立

(12)

趣味じゃない

(10)

レビュー数
33
得点
505
評価数
139
平均
3.7 / 5
神率
40.3%

レビュー投稿数33

一発は一発

◾️表題
年下攻めの旨みが詰まりきったこちら。しかし6歳差か。たった6歳という気もしないでもない。鳥原がおネガ気味なので、歳の差が大きく見える。
明楽はアキラって読むんですね。10年以上越しに知る事実。なんか記号的に読み流してた。
ヤマシタトモコ先生の初期の絵柄が好きです。眉と目が近いタイプのほっそいイケメン。でも皆んな顔同じなので髪は切らないでほしい。

牧さんと松城さんの組み合わせもドリームです。ブロマンスでお願いします。

◾️フォギー・シーン
彼は真面目だからきっと真剣に考えてくれるけど、それが幸せになれる道とも思えない。

◾️リバーサイド・ムーンライト

萌2〜神

0

感情移入できず客観的に読みました

ヤマシタ先生初読みです。

市川◯い先生の某作品が、本作に似ているとのレビューを見て確認したくて読みました。

結論として、似ている、と思いました。
一部でも丸ごとというより、設定、キャラの関係性、セリフのやりとりがまんまその通り、と言われても仕方ないという印象。

だからパ◯リというより、まあよくある設定よね、ということで、市川先生の方は編集が通り、作品の良さはあるので人気が出たのかなと勝手に解釈しましたが。
どうなんでしょうね(私はまだBL初心者なので事情に明るくなく、勝手な憶測です)

この作品としては
絵が少し見づらい。
笑いのノリが合わない。
明楽が鳥原を好きになる過程がよくわかりませんでした。

あと、牧がかっこいいけど、ちとキザだなぁと思ったり(キザなのが苦手なので)

ストーリーとしても唐突感が否めなかったり、キザな言い回しがあったり、私には萌えは感じられませんでした。ざんねん。

後半になるにつれてと
もう一編の「フォギー・シーン」の絵が、市川先生の絵に似ているなという気がしました。
しかめっ面の顔とか。
あくまでも主観ですが。

表題作以外の2本も、わかるけど、わかるけど、ふーんそうなのね、くらいで萌えはなく。
こればかりは作家さんとの相性なのかなと思いました。

0

カッコいい男たちの恋と苦悩の物語

さすがヤマシタトモコ先生というべきか、
一筋縄ではいかないラブストーリーが秀逸です!

32歳の明楽は居酒屋の店長をしており、
バイトの26歳鳥原に告白され迫られている。

表紙・右が明楽で、左が鳥原です。
グイグイくる鳥原にほだされて結局…という明楽です。
だけど、無事カップル!無事H!
…という単純な話じゃない!!

明楽は初めての同性との苦悩があるのはもちろんのこと、
鳥原も先のない世界に引きずり込んでしまった自責の念を抱えているのです。

でも、どうして悩むのか?
なぜこんなに苦しいのか?
全ては明楽が好き過ぎるから…
好きだから何していても楽しい!
そう気付かせてくれたのはやっぱり明楽なんです。

好きの比重が違うように見えて、
実はイコールなんじゃないかと思わせる2人。
悩む男たちに非常に萌えました。

同時収録作も短いながらも切なく、
クスッと笑える良作ばかりです。

1

デビューコミックス

ヤマシタトモコ先生のデビューコミックス。
もう12年も前の発表だけど古さは感じません。

「くいもの処 明楽」
決まった彼女はいないけどノンケで、お気楽な居酒屋店長・明楽(あきら、名字です)は、いきなり年下のイケメンバイトの鳥原から「好きなんスよ」と告られ、世界が一変する。
信じられないし、応えられる気もしないけど、もう頭の中は鳥原の事でいっぱいになっていく。
明楽がいつ鳥原を好きになったのか分かりづらいと言われてるけど、私は明楽の意識の変容はすごくよくわかるんですよね。
鳥原は明楽を好きだと言っても全く甘さはないし、逆に決闘でも申し込んでるみたいな眼光!
そして、明楽にも自分と同じようなマジ具合を求めて、その激しさに明楽も引きずられていくような感じなのかな。
ただし、実際に体を重ねることには躊躇があって「怖ぇ」って…それって当たり前だと思う。それで2人の初Hはほとんどバトル。
その後の鳥原は逆に恋に怯える甘ったるい男になり、明楽のカラリとした明るさに救われるのです。

「フォギー・シーン」
友達に片思いの高校生。
先生との秘密を知られ、何を隠してるのかと詰め寄られる。彼は言うと思う?
私は、彼はきっと言わないで誤魔化すと思う。そして結局友情も前に戻らない…同じ結果になるなら告白する方がいいと思うけど、そこが言えないのが若い怯えなのだ。

「リバーサイド・ムーンライト」
ゲイの社会人。全く眼中になかった小太りのクマっぽいおっさん・川辺さんの夢を見て、急に好きになっちゃう話。
で、どうなんだろ。前向きにアプローチするんだろうか?川辺さんはどうするんだろうか?

「店長記」
くいもの処明楽の店員の面々紹介です。


BLと全然関係ないんだけどね。休憩中に鳥原とか明楽とかタバコ吸うのね。私これやだわ。
飲食店や美容師さんの人は、営業中吸わないでって思う。

4

表題作は受けの心情の変化が読み取れず

◆くいもの処 明楽(表題作)
 攻め受けのビジュアル(特に攻めの鳥原)はとても好みで、キャラ設定も掴みは良かったです。ただ、ストーリー展開には少し違和感を覚えてしまいました。鳥原から告白された受けの明楽が、じわじわと鳥原のことを受け入れていくという流れなんですが、正直どこがターニングポイントになったのかよく分からず。あれ、この2人っていつの間に付き合い始めたんだっけ?とページを戻る羽目になりました。ノンケの明楽がゲイと付き合えるようになる過程はそれなりに丁寧に描かれていたと思いますが、鳥原自身に対する気持ちの変化があまり読み取れなかったかなと思います。最後の明楽による店のスタッフの紹介は素敵でした。

◆フォギー・シーン
 一番好きな作品です。高校生の八枝は同級生で親友の府野が好き。でも、ノンケの彼には絶対好意は伝えないと決めており、バイの教師である井西と体の関係を持つことで寂しさを解消しています。八枝は井西に対しても気持ちがないわけではなく、体を重ねる毎に彼にも情が湧き、府野の次に井西を好きになってしまいます。そこが絆されやすいと感じる反面リアルだなぁと思いました。結構こういう人いるんじゃないかな。しかし、府野を諦め自分を好きになってくれる人と本気の恋をしたいと井西に伝えると突き放され、心配して追いかけてきた府野には問い詰められて、八枝が前にも後ろにも進めなくなってしまったところで終わります。結局1番好きな人も2番目に好きな人も、彼は諦めなければならないのか。できれば希望を持ちたいなぁと、八枝の未来を祈りたいと思わせられる作品でした。表題作だけなら中立評価になりそうでしたが、同時収録作が良かったので萌評価にしました。

2

恋のカタマリ

何回目かの読み返しです。
明楽のアホさがいいですね。鳥原に告白されてしこたま悩んで。鳥原もいい攻めっぷりです。好きなのに無表情で追い詰める。かっこいいです。

32歳は選択肢が少ないとか戻れないとかリアルですね。

今日気になったのは、あれ?いつ鳥原のことを好きになったっけ?とどうやって付き合うことになった?です。
風俗でも勃たず鳥原のことを考えたら勃ったから?

お付き合い始まってなかなかキス以上に進めません。でもなんかケンカから抱き合ってそうなる時に明楽が緊張してペラペラしゃべってたり、それに本気でイライラしてる鳥原が面白かったです。

後半は鳥原が不安になるお話です。
いつまで付き合えるかとか、この道に明楽を連れ込んで良かったのかとか。
でも明楽は相変わらず明るくて明快で鳥原の不安もどこかへ行っちゃったかな?

お店のスタッフの関係とか明楽がアホ末っ子キャラとか、オーナーが鳥原に牽制したりとかいいですね。

明楽を好きすぎる恋のカタマリの鳥原、いつまでも明楽とお幸せに!

1

料理がメイン…なわけではありません。

■くいもの処 明楽/かきおろし2編■
鳥原 泰行(バイト・26歳)×明楽 高志(居酒屋店長・32歳)

「いいかクソガキ 戻れねぇ年なんだ 」
居酒屋『くいもの処 明楽』の店長・明楽高志(あきらこうじ)のそこそこ順調な人生は、年下の生意気なバイト店員・鳥原泰行からの突然のマジ告白と「危機感ヨロシク」発言によって一変する。
年上としての意地も、男としてのプライドも通用しない鳥原に平穏な日々を乱されビビる明楽だがー! ?

最初「くいものどころ めいらく」と読んだのは内緒です←
日常の話ですね。
普通の日常、普通の居酒屋、登場人物もその辺にいそうな感じ。
ってか明楽さん…アホでバカですな。
まーそんな明楽さんを弟分のように思ってる牧さんから影でサラッと鳥原に忠告はいりーのしながらも、ノンケな受けがめっちゃグルングルンしながら進んでいってます。
エチ場面では色気でるのか!?と思えどその気配なしw
攻めはヤル気満々だけど、いまいち受けは踏ん切りつけなくて叫びながらなので「あのおれいらいらしてきました」「…うるせー」と鳥原が嘆怒るレベルwww

ってか鳥原が「もー諦めて。おれあんたが好きなんです」って言う表情にキュンと来た(*´Д`)
いやもーこれは…!!!
キュンキュンきたっ!!!!
この1コマ大事だっ。

■フォギー・シーン■
主人公:八枝 透(高校生・16歳) 好きな相手:府野 孝司(高校生・16歳) 当て馬:井西(英語臨時教師・30歳) 

好きで好きでたまらない…自分とは違う真面目な“ともだち”
嫌われたくないから自分の想いは告げられない。
そんな透がゲイバーで出会って寝た相手が臨時教師として赴任してきて?!

1番好きな相手には思いを伝えられないから、2番目に好きになった先生に告白しちゃってます。
振られてますけど。
でもほとんと先生と一緒にいるシーンが多いんですよね。
んー…主人公なんかちょっと苦手タイプの受けだわ。
むしろ先生の恋愛を読みたい!←
透と孝司の関係は…微妙なところで終わってます。
あのあとどうなったのかな…。

■リバーサイド・ムーンライト■
南田(印刷所勤務・27歳)×田辺(職場の先輩・今年30歳)

めんくいのはずがある日、職場のくまさんみたいなぽっちゃりおじさん・田辺さんで夢精してしまった南田は…。

出勤して田辺さんを見ながらガ━━(;゚Д゚)━━ン!!となりつつもチャームポイント探しに余念がないwww
くまさんみたいで可愛い、まんまるお月さんみたいーとかとかwww
可愛いって思ってはそんな自分に打撃を受けつつ、ポジティブアプローチしていく様子が面白い(*´艸`*)

0

うーん……

うーん……個人的には何とも言えない作品でした。面白くない
わけじゃないんですが、特に萌えられなかったし面白いわけでも
ない、というか…。コメディのノリが私的には合わなかったのも
理由なのかな…。

帯にもあるように、明楽が「いいかクソガキ。戻れねえ歳なんだ」と
慎重になるのも分かるんですけど、鳥原が明楽にちょっと迫ったら
明楽が何だかんだでかわして、鳥原も何だかんだで迫るのを中断する、
といった感じの印象が強い話だったかなぁ…と。そこのじれったさが
楽しめるか楽しめないかでも、大分変わってくると思います。

騒がしいキャラが多く(主に明楽)、一見ハイテンションな感じが
しますが、実際は話の流れだったり盛り上がり具合は基本ローテンション
なので実は結構しっとりした作品なんじゃ、と思ったり。暫くして
読み返したら評価が変わりそうな作品の気もするので、また後で
読み返してみたいと思います。

2

初めて萌えたヤマシタ作品。

今まで数冊読んできたものの、
実はヤマシタさんのBLが総じて苦手だった。
描き方が上手いのが分かるがゆえに、
自分が苦手な理由が不明確で
今まで読むたびに悶々としていた。
多分原因はキャラのネガにある。
ヤマシタさん作品のネガキャラは
その多くが自分のセクシャリティに対して自虐的で
自分で自分自身を軽蔑しているフシがある。
開き直っているところもあるけれど、
基本的には自分の中でそれをぐるぐる考えては
イライラし、そして諦観する。
BLにおける「同性を好きな事に悩む」シチュ自体は
好きだし理解できるのだけれど、
ヤマシタさんのそれは解決策を伴わなくて
リアルな世界での自分の様々な悩みの
どうしようもなさに似たところがあるから
目をそむけたくなって
苦手を感じてしまうんだろう。

…ってこの本のレビューから少し遠ざかったけれど、
本作はそういう
「どうしようもないぐるぐるネガ」要素
を一蹴するから好きで萌えられたんだろうなぁ。
『バカみてーに簡単なこと』なんだ、と。
ヤマシタさん作品の多くは読後感が複雑だけれども、
これは気持ちの良い終わり方でした。
恋愛模様はもちろん、取り巻く職場の脇キャラも
妙にリアルでくすりとしてしまう。
描きおろしの【店長記】が結構好きだ。

他2作は其々にヤマシタ節。
【フォギー・シーン】は
シリアス遣る瀬無い余韻モノ。
【リバーサイド・ムーンライト】は
ギャグシモテイスト含み。


なんかありそうだなーという雰囲気の
リアルな日常系が好きな方向け。
ギャグ要素も多く、セックスシーンも
なんだか現実感があってさっぱりしているので
エロエロ・あまあま好きには物足りないかな。
また、大きな事件はないし、
明楽が鳥原のこと好きになった過程が結構曖昧で
オトナな雰囲気で押し流してる感じがあるので
そこがちょっと気になるところではあります。
しかし現実の恋なんてものの付き合い始めは
実はそんな感じなのかもなぁ。

あ、ちなみにちょっと最初のほう、
鳥原と明楽の見分けが付きにくかったです。
黒髪×黒髪だとどうしてもそういうとこあるよね。

1

バリバリのノンケ受けが七転八倒しながら肉体関係を受け入れていく話

ですかね…端的に言うと(笑) そこが萌え。

オヤジ受けって言われるとまたなんか違うよーな。
中身はアホでバカでまだ32だし。

セリフはいちいち突き刺さるしほほうと納得させられるし
そこがヤマシタさんの真骨頂ですよね。

30代の幼馴染4人もの、でもあります。群像劇的な楽しみ方もできますね。


ところで明楽さん、何で自覚したのかはようくわかったけど(笑)、
実際何で鳥さんを好きになったのか気になります。
明楽をさんざん苦悩させて、内面の変化を丁寧に追って描かれているだけに
いちばん肝心なとこがすっとばされててモヤモヤしましたよ。おーい。

同時収録の2つの短編の構成も上手いなーって思いました。
特にラストの辺り。


全体的にイケメンはかっこいいし、不細工受は愛らしいし。
ダンスの漫画(BUTTER!!!)を先に読んでたんですけど、
初期作品であるこっちの本のほうがはるかに人物絵がかっこよくて
上手くて読みやすいと思いました。
絵で躊躇してる人はぜひ悩まず読んでみてください。


明楽に影響されたのかあほっぽいレビューですんません。

3

やるとかやらねーとか

私がこちらのジャンルの漫画で初めて読んだ記念すべき作品。
初めは電子書籍で読みましたが、ずっと忘れられなかった。
その頃は嫌悪感しかなかったこのジャンルに対し、何かが流れ落ちたかのようにすっと受け入れられたんですよね。作風のお蔭だと思いますが。


馬鹿で馬鹿で阿呆で馬鹿で、無駄に歳喰ったような考えなしの32歳店長・明楽。
頭良くて顔も良くて要領もいいけど明楽の明るさを羨ましがっている内に恋に変化してしまった26歳バイト・トリヤロウこと鳥原。
果たして鳥原は最初からゲイだったか否かはさておき。
そんな鳥原が明楽に恋をし、飲んだ席で思わず言った告白を、思わず聞いてしまった明楽が相手を恋愛相手として受け止め付き合って――というお話。

まぁとにかくわっちゃわちゃしています。
取り敢えず明楽が馬鹿なので(←そこが大事過ぎて何度も言っちゃう)、「馬鹿な子程可愛い」という可愛がりを受けて店長やっています。
一方若くて現実的で無表情で、それでいてモテてネガティブな鳥原。
ネガティブだけれど、一度気持ちを伝えて明楽が鳥原を試すようなまねごとをしたりしても、怯まず向かう。
けれど付き合う事になると、それはそれで「本当に好かれているのか」不安になる。
それは元々明楽はノーマルで女好きだった訳だし、当然の不安感であって。
「何で俺なんだろう」なんて考えだすんですよね。

『馬鹿みたいに簡単なこと』って言葉、私の中に実は大きく残っています。
恋愛って、実は本当はそうなんだよなぁと。
歳を取れば難しく考えるし、明楽だって32歳、怪我するような事はしたくない。
けれど。
まぁ、好きになって付き合ってんだから、しゃあないかな、みたいな。
しかも自分でそう言っておきながら、平穏に明楽との日々が過ぎていく鳥原にも、又おかしな不安感が襲ったりして。
結局は、自分の発した言葉を思い出して、そこに辿り着くんですけど。
自分で決めた事とは言え、熱い物を感じる訳でもなく、あぁこういう人も居るんだろうなぁと感じるお話でした。


私、この頃のヤマシタさんの画風が大好きです。
荒々しくて線が安定していなくて、特に今回の鳥原なんかの表情には、かげのあるような暗さが凄く出ていると思います。
表題作の他の作品『フォギーシーン』に出てくる先生も、そういうカゲ感が半端ない。
表題作もコチラも、オヤジ(大人)男前、と思わせる一品。

そもそも嫌悪感しかなかった私にイメージを払拭する機会を与えてくれた、初BL漫画のこちら。
無条件で神しかないです。

3

なんとなく書架にあった作品

多分有名だから購入して一読しておいて置いた本、という感じかな・・・。

捨てるほどつまんなくもないし、それなりには面白いんだけど
「本をお勧めして」の中にこの本は多分はいらないなぁ・・・って感じ。
理由はしばらくするとすっと話の筋が抜けていているから。
その代わり、何度読んでも新鮮。
(そういう意味では九州男児さんの本と真逆)

たぶん、明楽さんがあまりにもあっけらかんとしたオヤジで、
それを好きになってしまう(なぜなんだろうなぁ?)鳥原君があまりにも普通の若者なんだからかなあって感じします。
それが好きだとか言ったり、生尺してやろうか?とか言い出したりするのが生々しい割にはセックス描写はさっぱりだったりするところなのかもしれないですね。

二人とも、普通に男前だし、普通に。
萌えるほどではないけど、ないわーとは思わせない程度に。
萌えないけど、たぶんこの本は捨てないし中古行きにもしなさそう

2

好みがわかれる作品かと・・・

どこのレビューでも高評価だったので
購入してみましたが・・・・

うーん・・・私としては物足りない感じでしょうか。

攻めくんの考えすぎなところ、
受けのおっさんの考えていなさそうで結構考えちゃってるところ(´∀`*)
それが全体の高評価に繋がっているのでしょうか?

みなさんが書いている『リアルそうでリアルでない』という言葉通り、
実際同性を好きなったらこんなふうに悩むんだろうか・・・
と納得しちゃいそうな話の展開になっていますが、
この手の話って登場人物の話し方一つ違うだけで結構あると思います。
なので私は中立派かな。
特別良いというわけでもなく、かと言って萌えないわけでもない・・・

BLにありがちな、「エッチのシーンでは甘甘v」ということもなく
普通のおっさんと若造が片方はヤりたくって、でも片方は踏み切れなくって・・・!
吠えてます(笑)
そこはいかにも「雄」という感じ('∀`)

周りのおっさん達や、物分りのいい女の子キャラがいい味出してます。

これは私の勝手な解釈ですが、
サブキャラ+メインキャラ合わさって
みなさんのいう「高評価」って感じがします。
どの作品でも普通にそうなのでしょうが、この作品は特にそんな感じがしました。

1

かわいいおじさん。


もうなんなの!
おじさんかわいすぎる!
ヤマシタ節炸裂してます。
先生には笑いのセンスもおありなんです。

「 もー諦めて おれあんたがすきなんです 」

あんなイケメンにこんなん言われて萌えないわけないだろおおおおおお!!!!

しあわせになれます。是非。

1

きゅんきゅんするBL

ヤマシタさんは、心の変化を書くのがうまい。

お互いの関係性がすこしずつ変化していき、心の中がどんどん波風がたって平穏でいられなくなる。

でも、恋することがやめられない。

どうしたらいいかわからない年上ノンケと(たぶん)ゲイで攻めなスマートでイケメンな年下くん。

わたしもよみながらきゅんきゅんしてました。

良質な小説をよんでいるような感覚。

エッチシーンはかなりすくなめです。

0

大好きな一冊

この本で初めてヤマシタトモコさんという作家を知りました。
とにかくサブキャラクターも含めてみんな個性的でキャラがたってます。
話のテンポもよいのでとても面白かったです!とくに年下攻め×オヤジ受けが好きな私にはたまりませんでした。真面目で物事をネガティブに考えすぎてしまうバイトの後輩である鳥原くんと基本巨乳の女の子好きで常に明るい店長明楽。二人が男同士という恋愛に対して不安をもって悩んでいって最終的にお互いのことを受け入れる過程がすごく読んでいてきゅんとしました。オヤジ受け、年下攻めが好きな方はぜひ!

0

心情ガッツリ

BLの内容にも色々あるけれど、
この本は、♂&♂恋愛の心情がガッツリ書かれています。

こんな風に悩むんだろうなぁ・・・とか
そうそう、人スキになるとこうなるよなぁ・・・とか。

心情がおろそかになってない分、読後は満足感アリです。
 

0

もう諦めた オヤジ受けには敵わない

思い返せばこれが転換期だったのかもしれません(遠い目)
オヤジ受、ヒゲ受に電光石火で
開眼してしまったのだから・・・

ヤマシタさんは、主にどちらかが
相手を好きになってからの関係性を描く作品が多く、
それがごく自然に日常と混ざり合う流れは
読むたびに上手いなぁと思います。

この作品で琴線に触れたのは、
「好き」を「優しさ」では表現しない所です。
年下攻めの鳥原が受けの明楽に対して
「その必要はない」と言い切った言葉は、
自分がBLというジャンルに惹かれている
理由の1つだと思っています。

さらには、「好き」の表現が捻くれているというか
ねじれていると言うか。
ねじれてもそれが360度分なら、
まぁ「好き」になるのでしょうが。

「おいっ 好きならイラっとすんなよ」
「ころっすぞ コラァ」
「クソガキ!!」

およそこれがBL作品で飛び交う台詞なのか。
しかも結構本気で言ってます。
いいですね!何て激しいんだ。

エッチをする、しないでとうとう明楽が降参するのですが、
この後に及んでも、殴られたら殴り返す
ヤンキールールの発動を忘れません。流石です。
その後の「もー諦めて」と上気した顔で告げる
鳥原がえらくかわいくて悶えます。

舞台となった居酒屋のスタッフ達が
おまけまんがに登場しますが、
刺青、強面、高学歴で面倒見のいい牧さんに1票を。

2

リアルであってリアルじゃない

リアルなようでリアルじゃないふわふわ感がずっと残る作品でした。
居酒屋で働く男たち(+女子一人)の日常を切り取った漫画で、
BLだけど出てくるカップルが1組だけであとは妻子持ちや
普通のひとばっかりだし(トンがっていて妙に理解力のある
ゲイカップル応援します!みたいな女子もいないしw)
受けのおっさん明楽がノンケなまま途中まで話が進んでいったりと、
よくBL漫画にありがちな「登場人物多いとそこらへんで
カップルだらけになり~、」みたいな浮世離れストーリーではないのですが
な~んか、それかといって地に足がついたリアルさも感じないという
とても不思議な漫画でした。(絵にクセがあるからかな~?)

でも、その独特なふわふわ感がクセになって何度も読み返してしまいました。
これがヤマシタトモコワールドなんでしょうか?


1

既視感の正体。

ヤマシタトモコ作品初読み。上手いですね。楽しめました。そして、読後に何故かモヤモヤした気持ちになりました。何でしょうこれは。うーむ。

まず思い出したのは「一般的な二次同人作品」。(この作家さんが特定のジャンルで描いていた事についてではありません。昔、某少年向け海賊漫画のパロ描かれてたようですが)
基本的に二次同人でのネタは、原作未読の状態でその全てを充分に楽しむのは難しいことだと思います。分からない点があると読んでいてちょっとした疎外感を感じるはずです。

この疎外感に近いものが『明楽』に有るのではないかと。
全部見えている筈なのに何か見えていない場所がまだ有るような感じ。あるいは内輪ネタ・楽屋オチの類を観(せられ)ているような。

居酒屋というある程度固定されている場所、そこに働く人々を絡めた群像劇。あれ、これに似ている何かを前に見たことが…

思い出しました。
三谷幸喜作品です。
あの、閉じた空間で巻き起こるドタバタ群像劇。あれに近い感じ…無いですか?(そういえばカバーの表紙折り返し部分に「劇場がすき」ってありますね。)

しかし、まだ改良の余地が残っているためにモヤモヤとした後味を感じてしまうのでは…。あくまで想像ですが。磨けばもっと間口が広くなりそう。

そんな潜在的な部分に加え、萌え成分がちゃんと美味しいってことで評価は萌え。後輩のクールさとネガティブさが可愛らしい魅力になってます。そんな後輩に狙われて焦りまくる32歳ノンケ、気になって結局好きになっちゃうのとか現実感あんま無いけどそれも可愛いから許します。
全体的にやりとりがテンポ良く、おバカさの表現とか細かい所がイイ。(H中、照れて喋りまくってうるさい受とかw)そんな彼らをフォローする脇役陣も面白い。

次回作が気になる作家さんがまた一人増えました。

5

読んだ途端に薦める側に回っている

何の変哲もない普通の兄ちゃん・お姉ちゃんばかりしか出てこないのに、ラブになる。
ヤマシタ先生のそういうところは魅力だと思います。
リアルホモの描写って言うか、リアルな生活っていうか…
身近にもいそうな普通さがいいのかな……BLというよりはナチュラルにホモですよ! なんて言えないけど^^;


鳥原の考えすぎる感じと明楽のアホさがちょうどいい具合にストーリーのテンポを作っていて、私は100万回読んだって飽きないかなと思います。
(ドラマCDも結構良くて、SEも声優さんの声も、全てがマッチしているので、迷っているなら聴いてみることをオススメします^^)
(CDの方もいつかレビューをうpしようと思っています。)

鳥原(攻)の性格が私的にはツボなんですよね。
優等生の(…というかなんでも並にできちゃう)虚無感・孤独感がじわっと胸にキました。
埋められない穴みたいなものはみんなが抱えているものだと思いますし、それを埋めてくれる相手を見つけるために、ね。
恋をするんです。
そう思いました。

明楽さんのアホっぷりもかわいいwww
なんというかね、憎めないキャラってのはこういうのを言うんだなーと思いました。

あと、周りを固めるサブキャラ達も必見です。(居酒屋社長の牧さん、バイトの多香子ちゃん、とか)
脇キャラがきちんと立っていて、魅力的!
普通の人間としての魅力があります。
女の子も、普通に出てきて、別に普通に生活しているようだし、絡んできたりしないし……とにかくフツウです。


「ぱふ 2008年4月号」には、
『ヤマシタ先生の作品を読んだ人は皆異様にお喋りになる。異様に興奮した友達に勧められて不可解ながらも読むが、読んだ途端に自分も勧める側に回っている。不思議な連鎖だ』
といったことが書いてあって成る程と思いましたよ。

<連鎖>、ね。 確かにあの高揚は不思議だ。


好き嫌いの分かれる作家さんではあるので、絶対に面白いとは言い切れないのかも知れませんが、まだ未読の方には是非とも読んでもらいたい1冊です。
少なくとも私は大好きです^^

3

ヤマシタさんに落ちました

初見では良さがいまいち分からなかったけど、二度目でガーンと落ちました。

表題作ですが、実はあんまりグッと来なかった。
明楽が鳥原を受け入れたのがわからなかった。
リアル感があるだけに、そこだけフャンタジーなのが否めない。
普通で女の子が好きな男が、男に好かれたからって好きになるかなーって思ってしまいます。
でも、面白くないわけではありません。
鳥原が、、リアルに好み!!おしゃれサブカル系男子。下北沢に住んでいて、裏原で買い物してそう。
登場人物の生活感が見えて、生きてる様なんですね。
ラフなんだけど、いい絵を描くなぁ~、フゥ(ため息)

ガーンと落ちたのは、「フォギー・シーン」
普通に真面目な親友に片思いしているちょっとビッチな透。
透と一夜の関係を持った井西先生が臨時担任として現れて、、。
告げられない恋のどうにもならなさ。
恋だけで、パンパンになっちゃうのも若さ故。
嫌われたら世界が終わる。
思うだけなのに狂おしく身が焼かれる。
バレたい、バレたくない、、ジレンマにどうする事も出来なくて運に任せて逃げたくなる。切ないなぁ~。
先生を巻き込むのは子供の残酷さだ。自己中な透なんだけど憎めない。
ヤマシタさんの作品はよく男が泣くんですが、愛おしく思えてしまうんですよね。
どうしようもない切なさに共感してしまうのです。
終わり方が絶妙。続きが気になるけど、、、多分どうにもならないんだろうね。
そうやって大人になるのさ。

2

おやじ受けがかわいいを開眼させてくれた一冊

CDをレビューしたので、原作もと思いましたが大好きで思い出深い作品なので、今更おこがましくて恥ずかしいです。
BL再デビューをして二冊目に購入した本で、目からうろこのオヤジ萌えを目覚めさせてくれた作品でした。
こんなに年上受けがかわいいなんて!

26歳バイトの鳥原に「好きです」と言われ拒否しようとするものの、余計に意識してしまう32歳明楽。
鳥原のことで頭がいっぱいで逃げようとする後ろめたさでグルグルする明楽。
持ち前の明るさとアホをさらけ出して少しずつというかジャンプする姿が胸を鷲掴み。
鳥原もネガなんだけど、深刻に明楽を追いつめていくのがブラックでいい。
しかし時折見せるかわいらしさは何なんだ!と叫びたくなる。
最後の一線を越える時も明楽のアホが全開して楽しい。

「BASEBALL AM7:00」は今度は逆に鳥原がネガ全開でグルグルして、結局「好きだ」という単純な結果にたどりつく、その回想が見ものだ。
好きすぎてたまらない、その一言につきますね。

作者のヤマシタトモコさんは、男同士の関係に暴力というものを結び付けて考えているようなので(各あとがきを見ると)エッチのシーンでも相手を蹴飛ばしたり、言葉の暴力があったり、まったく甘さを感じられなかったりするのだが、逆にそれが自分には萌えを呼ぶようだ。

しかしながら、各キャラクターも個性的で魅力的で楽しい「くいもの処」なのだ。
ただ最初見た時明楽と鳥原の顔が似ていて見分けるのに苦労したという・・・情けない

3

あぁ…恋がしたい…(笑)

ネットで見本を見てよさ気…と思い購入。
(このパターン多し。見本が見れるのはいいですね!)
"ガチンコラブ"なんて帯のアオリには書かれてますが、
アホなおっさん店長明楽(32)←狙われてる
とクール?な青少年(笑)バイト鳥原(26)←狙ってる
ドタバタラブコメディーだと思います。
絵が好みですー。二人とも男前!特に鳥原のしょうゆ顔ぽさがたまりません。じゅる。
おっさんはおっさんで誰かさんを思わせるような(笑)
30を過ぎたおっさんの苦悩が良く分かります。分かってしまうのがちょっと悲しいけども(笑)

0

可愛いオヤジたち

私がBL読み始めてすぐに買った作品だったんですが、いまいち萌えきれず、本棚の肥やしになっておりました。
が、みなさんもおっしゃられてますが、ある程度ほかの作品を読んでBLレベル?を上げてから(まだまだスライムレベルですが)読んでみると、不思議なことに萌えましたね。
BL初心者がヤマシタトモコさんに挑むのは早すぎたのでしょうか。
なんといっても明楽さんの可愛いこと!
お気に入りは鳥原に腹をつままれてるあの小さいコマ!可愛い。笑
明楽さんの男を好きになることへの葛藤と、それでも鳥原にどうしようもなく引かれていく過程や
鳥原の明楽さんへの気持ちがとても切ないです。
今にも泣き出しそうな表情もすごくいいですよね。
ヤマシタ作品ではよく男の人が泣いてますが、それがすごく魅力的。
特に攻めが泣いちゃうとキューーーーーーンとしちゃいます。
というかヤマシタ作品ではほんとキュンキュンさせられっぱなし。(他の作品でも書きましたが。笑)
実際に大人の男の人に泣かれちゃうと「えっ」て引いちゃうかもしれないけど、なんなんだろう、この萌え。
女の子っぽい受けに泣かれても「あーあ」ってかんじになるけれど、
男らしい攻めに泣かれちゃうともうほんと萌え死にそうです。

あと、ほんの些細なことでも幸せをかみしめてる鳥原とかね。
基本ネガティブなもんだから、ほんとよかったねーって抱きしめたくなる。可愛い奴め。
この二人はお互いがお互いを可愛くてたまんないんだろうな。
まぁこれだけ二人とも可愛いしね。

牧さんはじめ、「くいもの所 明楽」のスタッフはみんな素敵。
こんなところで働きたいなって思わせるリアルさも魅力。
というか、脇役であそこまで掘り下げられてるってのもいいですよね。あとがきでだけど。
あれだけキャラクター設定があるんだから、あのメンバーでまだまだ話ができそうですよね
幼馴染のオヤジどもがかわいすぎるwww
牧さんの話とかぜひ読んでみたいです

5

初めて買ったBL漫画でした。

今更ながらのレビュー投稿になりますが記念すべき初めて購入したBL漫画だったので。
思い出記念といいますか、ヤマシタトモコ作品に惚れた記念といいますか・・・敬意をこめて!書かせていただきます。

表紙のメンズに一目ぼれして買いました。
正確には裏表紙に女の子も居たし、画風が好みでもあったのですけれども(笑
完璧に直観で衝動的に買いました!

出版社の傾向?からなのか、ライトなBLだったというのが初期印象。
だったので全然抵抗なくサラリと読めました。
そう感じた一番の理由は会話の内容がサッパリしているところです。
同人誌とかで見てきたBLのイメージは凄くコテコテな閉鎖空間の印象だったので
まさかこんなに現実味の溢れた会話するなんて思ってませんでした(笑


またもしかすると一番「無謀な恋」の切なさ・報われなくて胸が苦しい・・・!っていうのが"軽い"かもしれません(書き下ろし作品「フォギー・シーン」)
他の単行本では「フォギー・シーン」よりもっと鋭くて突き刺さります。
でも負けず劣らず切なさは一級品の作品です。
普通に考えても友情関係にあったところから告白するのって勇気いりますよね!
主人公が学生まで年齢が下がると、独白の言葉の響きとかリズムとかの詩的な雰囲気がより合いますね。
片思いの経験者としては"いつまでも治らない傷のように甘く痛がゆい"という表現が非常に共感できる表現です。

お店で働いている人の年齢がややオッサン層で渋くてカッチョイイメンズがいっぱいなので魅力的ですね!若い子も明るくて可愛くていいけれど!
地味にちょいちょいしか出てきませんが幼馴染みの4人の仲良しさとか
牧さんのパパっぷりとか(笑
脇を固めるキャラクターも個性豊かできっと地味にファンな人もいるはず!
個人的には牧さん、三ツ本さんが好きです(笑)三ツ本さんは娘が可愛い。
↑こういったエピソードは一番最後の書き下ろしの店長記で一人ずつ軽快なテンポで紹介されております!ぜひ読んでもらいたい。オススメです。

ヤマシタトモコさんはこういったおまけ、後日談的なもの、訳あってカット・変更されたシーンなどこまごました"ネタ"の出し方もうまいです。

9

年下攻めっ

オヤジがでてきます。

まだ三十路ですが、

三十路のくせに、馬鹿で、天然で、あほなとこが可愛いっっ

バイトの鳥原泰行×居酒屋くいもの処明楽の店長明楽高志のはなしです。
鳥原は年下なのに、くそ生意気で、頭良くて、意外と素直でイケメンでかっこいいんです。



自分の事ホントに好いてくれてるのか不安になってる鳥原君が可愛いっ


年下攻めで、オヤジ受け、ってすごい良いっっ

元から好きだったけど、もっと好きになった作品でした。

4

これは男友達にも読ませたい

ヤマシタさんの口語がたまらんのです。
「あーその表現ジャスト」と思う言葉が多い。
そういう作品は時代の空気がしてすごく肌になじむんですよね。

居酒屋明楽はきっとある。中央線か下北とか。
いまのにおいがする作品です。

6

ガチンコLOVE

ドラマCD聴いたら、ものすんごく良くって
原作を買いに走ったε=

三十路を2年も過ぎたら
恋に臆病にもなるし、まして男同士
好きだけで突っ走れないお年頃v
まるで漫才のような恋の駆け引きとセリフ。
シュールなセリフの裏には、恋の本音とテレ隠しがいっぱい。

とりえは馬鹿の32歳受け
正直、おっさんですが妙にかわいいv
ネガティブな26歳攻めのケメン君は
クールですが恋心が駄々漏れv

脇のメンツも、一癖ありそうな人たちばっかし。
セリフをしゃべってないコマでも
顔のしわひとつで何かいろいろかもし出してて
ドラマCDだけじゃなく原作も読んでよかったーっ!
と、しみじみ思いました。

ち●この描写は、ありません。←いちおう言っておこうとw

4

独特なテンポ

くいもの処明楽の店長とバイトくんのお話。
店長が三十路すぎにもかかわらず馬鹿っぽい感じがよかったです。
攻めのバイト店員鳥原がクールで生意気な感じなのに不安になって考えこんだりする感じも好き。

ただローテンションで話が進んでいくので、萌えの山がなかったというのが正直なところ。
ヤマシタトモコさんの漫画はテンポが独特ですよね。詩のよう。
そういう雰囲気が好きな方にはとっても好ましい作品かと。

ただ私個人の趣味とはズレていたようです。

4

2度目からわかる萌えポイント

一度発売したてのころに読んでみたが、あまりハマれずすぐに売ってしまった。
しかし、売ってしまってから1年ほど経ち、また無性に読みたくなった。
多分、西田東さんの本を読んで、年上のオヤジがすごく可愛いことがわかったからだと思う。
それまで可愛い系の絵ばかりチョイスしていたが、西田東さんの本にハマり
絵を超えるストーリーの中にある萌えに惹かれてしまった。
なので2度目に手にしたこの本の明楽さんが、いかに可愛いオヤジなのかがわかる。
今はヤマシタトモコさんにハマる日々。

3

ぐるぐる

不思議な漫画ですね。
最近のヤマシタさんの作品を読んでから、もう一度読み直すと
1回目では、気がつかなかった発見があります。
奥が深~いです。

葛藤が欲しい

登場人物の会話、私にはいまいちノリきれなかった。
そこに冒頭からずっと違和感を感じちゃって、物語の世界に入りきれなかったというかなんというか。
たぶん、受け役のオヤジにもっともっといっぱい葛藤してもっともっといっぱいオロオロして欲しかったんだろうとなと思う。

4

天然でお馬鹿な三十路男が愛しい。

キャラクター達の会話が絶妙!センスあるな~と思いました。
濡れ場で突如、甘い雰囲気にならないところも楽しくて、面白かったです。
初受けにオロオロで喋りまくるオヤジと、それにイラつく恋する若い男(笑)

あと舞台となる居酒屋「くいもの処明楽」がいい雰囲気で。
マンガを読んだ後に、飲みに行きたくなります。

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP