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最後のドアを閉めろ!(1)(新装版)

saigo no door wo shimero

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表題作最後のドアを閉めろ!(1)(新装版)

本田賢三,年下ノンケ
永井篤,後輩がかわいくて仕方ないノンケ

その他の収録作品

  • 最後のドアを閉めろ!?その後のおまけ

あらすじ

飲んでこの痛みを忘れたい!特別にかわいい後輩・齋藤が結婚し荒れる永井は、その夜、本田と飲み狂いうっかりホテルへ。「なぐさめセット」と称したキスに流されちゃって…。苦悩する永井に、今度はヨメに逃げられたと齋藤が泣いてすがってきて…。どうなる3人の恋バトル!!大人気作品の新装版!

作品情報

作品名
最後のドアを閉めろ!(1)(新装版)
著者
山田ユギ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
最後のドアを閉めろ!
発売日
ISBN
9784862631640
4.2

(75)

(41)

萌々

(18)

(12)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
16
得点
315
評価数
75
平均
4.2 / 5
神率
54.7%

レビュー投稿数16

色褪せない

本田(黒髪男前年下攻め)
永井(美形苦労人,多分主役)
斉藤(腹黒?可愛い)

さすが山田ユギ先生としか言いようのないテンポの良さ。エッチシーンの後に盛大に咽せても面白い強さ。
女と寝る攻め大好きで、サラリと涼子をお持ち帰りしているあたり、雄な本田最高なんだよなぁ。結局やってないらしいが。残念。こういうところに山田ユギ先生作品のトレンディドラマ味(時代…)を感じる。おニャン子クラブとか言い出すし笑
時代といえば永井も本田もバカバカ煙草吸うんですけど、特に本田の色気がすごい。なんでもない小さなコマでもなんかエロい。山田先生マジック。

0

憎めない斉藤と抜けてる永井と包容力の本田

2001年版を読んだのですがこちらに案内されてきました。
BLにはまった初期頃に初めて読んで、その後山田ユギさんの作品を読み漁りました。
やっぱりこのお話が一番何回も繰り返し読んで毎回のめり込みます。
本棚整理してたのですが、やっぱりこの本は残します。

本田が可哀想というか一番大人というか。25歳でこの包容力!斉藤と同じ年なのに。

永井もねえ。切ないし泣いてて可哀想だし、これで諦めがつくかと思ったら、斉藤が披露宴翌日に嫁に逃げられ永井に頼り切ってきて。
斉藤は永井がいなくても強い子出来る子したたかな子だと思うんだけどなあ。

何度もう斉藤のことは放っておきなよ!と思うのに毎回永井は斉藤を優先しちゃって。
大人なんだから大丈夫だって!君だけだよ斉藤が一人じゃ心配なのは。あー惚れた弱みですね。

本田は何回我慢してきたのか。
しかも斉藤は攻めですよね?きっと。
永井、逃げてー!逆だよ!
性悪猫はどっちかな?でもなんか斉藤が憎めないんですよね。

それにしても喫煙率が高いですよね。あといつもビール飲んでるし、ちょっとバブリー感が…。
本田と永井の部屋はどれくらい離れてるのかな?
すぐ会いに行ったり来たり。毎回タクシーなの?

今でもこの三角関係はすごいなあと。
何年経ってもこんなに目が離せなくてハラハラして面白くてハマっちゃう三角関係はないです。

また時間をおいたら読むんだろうなあ。

0

変則三角を突破せよ!年下えろ魔人

もうほんっとに!とてつもなく面白いのだ。
まず、可愛がっている後輩の結婚式でスピーチする美形リーマンのシーンから始まるこの物語。
実は後輩が好きで好きで、ホモじゃないけど好きで。
女なんかに!と荒れる。
そこに居合わせた花嫁側の招待客の男前となぜか。はずみで。
そこから始まるノンケxノンケ。
いつもケンカ、言い合い、お互い弱点も馬鹿なところもさらけ出して、それでもなぜか気になる。なぜか「お前」なんだ…
よく読んでみると、男前・本田は一途だし、後輩・斎藤はわざとなのか知らないけどまるで小悪魔で、元カノ・典子もまだ未練があるらしい…と、完全永井のモテ期ストーリーなんですよね。
そんなモテモテの永井がやっぱり選んじゃうのが、なぜか本田で。
で、やっぱり斎藤が可愛くて本田をないがしろにして険悪になって。
そういうループなんだけど、次第に本田の度量も大きくなっていくんだよね。そんで実は本田が年下の所がまた萌え所!
そんな変則三角関係が最高に読ませる傑作。

0

眼福かつキャラ作りも精巧

 こういう3人の関係性、好きだなぁ。ゲイじゃないけど同性の後輩・斉藤のことが好きだった永井。斉藤が結婚してしまい傷心の時に、新婦側の同僚・本田に慰められるところから2人の関係が始まります。とにかく2人ともイイ男! 2010年以降にデビューされたBL漫画家さんではもう拝めないであろう、彫深なタッチ。ぱっと見た時少しレトロに感じるかもしれませんが、若い方にも是非読んでみてもらいたい、私は大好きなタッチですね。ツンデレ受けってやはり攻めよりは可愛らしく描かれることの方が多いと思うのですが、この作品の受けの永井は本田に負けず劣らず女性にもモテる色男として描かれていて、そこも萌えポイントでした。男よりも女にモテる受け、好きなんですよね。

 肝心のストーリーも、笑えるシーンとシリアスなシーンがちょうどいいバランスで混ぜられていて、最後まで面白く読みやすかったです。永井も本田もゲイじゃないからこそ、それでも会いに行かずにはいられなくなっていく、性別を超えた心の惹かれ合いが本当に素敵でした。年上なのに涙脆い永井が萌えのツボを絶妙に突いてきます。そして、登場する女性達もいいキャラしてるんです。BLに登場する女性ってまだまだバカそうだったり、男に媚びたりする性格に描かれることが多いですが、この作品では純粋に恋していたり、メインの2人とも対等な立場で話していたり、雑に扱われていないんですよね。こういう女性達が、もっと増えてもいいと思う。段々斉藤も永井に絆されてきたみたいなので、これからどんな風に2人と関わっていくのか、楽しみですね。

1

ノンケ✕ノンケの恋の行方

二巻まとめての感想です。

山田ユギ先生は、自分的にはなにを読んでも萌えの部分でもお話の面白さでも、まさに「ハズレのない」作家のひとり。

男前の攻めと美人受けが失恋をきっかけに、慰め合ったのをきっかけに…という、BLではわりとありがちな導入ではあるのですが、そこにいろいろな人間模様が絡んできて、終始ワチャワチャドタバタしながら愛を深めていきます。

脇役の後輩くんや元カノなどもがっつりなんども絡んできて、三角関係の様相を呈しますが、鬱陶しさは皆無。むしろ適度に攻めを煽る良いスパイスになっています。
ケンカップルという感じのふたりですが、甘い雰囲気の時はもう、すっごく甘い。時々見せる攻めの嫉妬、からの情熱的な愛情表現がたまらんです。
また、ユギ先生の描く美人受けが、本当にいいんだよなあ……。
リーマン好きな方、スーツ萌えの方、誰にでも、安心してオススメできる作品だと思います。

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