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あらすじ

大好きな君に伝えたいこと、
大切な君のためにできること。

パリでの修学旅行で友人たちにカミングアウトができ、今や公認のカップルになったチャーリーとニック。チャーリーはそろそろあの言葉を言ってみたい…… “愛してる" って。 ニックも同じ気持ちだった。でも、ニックはいろんな悩みを抱えていた。特に父親へのカミングアウト問題、そして、チャーリーが摂食障害なのではないかという疑い……。 二人を囲む親友たちも様々な事情を抱えているし、家族との関係だって万事オッケーとはなかなかいかないのが彼らの現実だった。季節は夏から秋へと移り変わり、新しい学年が始まる。チャーリーとニックは、“愛"とは何たるか、たくさんのことを学んでいく―――。

*****
青春ボーイズラブストーリーであると同時に、〈LGBTQ+〉をテーマにした本作。
主人公の二人をはじめ、ゲイ・レズビアン・バイセクシャル・トランスジェンダーといったさまざまなセクシュアリティのキャラクターが登場し、セクシュアリティの揺らぎや、親や友達へのカミングアウト、メンタルヘルスについての問題など、ティーンエイジャーが抱えるリ様々な悩みや繊細な心情を、リアルかつ、丁寧に描いた作品です。全5巻。

作品情報

作品名
HEARTSTOPPER ハートストッパー4
著者
アリス・オズマン 
翻訳
牧野琴子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
トゥーヴァージンズ
シリーズ
HEARTSTOPPER ハートストッパー
発売日
電子発売日
ISBN
9784910352008
4.6

(6)

(5)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
28
評価数
6
平均
4.6 / 5
神率
83.3%

レビュー投稿数1

恋愛を軸にメンタルや周囲との物語

「愛してる」と言い合えて2人とも恋愛に夢中なのに、チャーリーの摂食障害がひどくなる。
詳しくない私なんかは、愛し愛される存在がいてしあわせ絶頂なのにそんなことになるのかと意外で。
失恋とか、自分は誰にも愛されない必要とされないと思うような孤独とか、そういう状況でメンタルの病は起こると思っていました。
が、実際はそれだけではないんですね。
作家さんはその辺り詳しいみたいで。
チャーリーの場合はニックがいてくれてもトラウマが強いのでそれが要因になったということですか。
チャーリーが辛いのはわかるけど(特に顔が怖い時がある)、助けてあげたいけどできないニックがきついですよね。よく根をあげなかった。愛の力。

ニックのお母さんができた人で。ニックにとってはそれも大きい。
でもニックの父と兄は難ありで。
家族っていろいろあるなぁと。

2人の恋愛が軸でありながら、2人だけでは生きていけないとチャーリーに語らせ、周囲との関係性がよく描かれています。
恋愛話だけ読みたい人には合わないかもだけど、これはこれでおもしろいと思います。
個人的に読みたいBLとは少し違いますけどもw

タイトルは、ハートにストップをかけるものが(自分を含め)いろいろあるけど、それらと共に何とかやっていくのが人生よね…という意味かなと。まんまだし、まだ完結してませんが。

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