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表題作クソッタレever after

吸山田太郎,ダンピール(人と吸血鬼の混血),薬剤師
大神司狼,狼男,ジムのトレーナー

その他の収録作品

  • Ever after(描き下ろし)

あらすじ

『きっとアナタに俺を選ばせてみせます! 』

狼男の大神と吸血鬼の吸山田は、
恋した姫を取り合ううちに【不老不死】となってしまった因縁のライバル!
呪いを解くために鍵を握る姫の転生を待ち続けるも、
未だ彼女は現れず、すっかりゆるゆるな関係になっていた。
焦った末に《せめて所帯を持ちたい》と一抜けを決めた大神だったが、
「どうせ結婚するなら俺でいいじゃないですか?」と、
吸山田に告白され数百年守った唇と下半身(おしり)を突然奪われる事態に! !

宿敵からの激烈アプローチに、
戸惑いと快感が押し寄せまくって―! ?.

根明イケメン吸血鬼×ドノンケ熱血狼男
ハイテンション執着拗らせラブコメディ! !

作品情報

作品名
クソッタレever after
著者
ウジチャンマン 
媒体
漫画(コミック)
出版社
笠倉出版社
レーベル
カルトコミックス PLACEBO collection
発売日
電子発売日
ISBN
9784773062441
3.9

(35)

(14)

萌々

(8)

(11)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
5
得点
135
評価数
35
平均
3.9 / 5
神率
40%

レビュー投稿数5

疾走感と文字の圧が凄い

うん百年にわたりバトってる吸血鬼と狼男の話。

ものすごいスピード感で物語が進みます。
最初から最後まで駆け抜けるような疾走感。
シリアスなシーンもあるのですが、過度に引き摺らず
テンポよく楽しめました。

基本めっちゃ騒がしい。吹き出しの枠さえ煩いです(笑)
しかし普段が煩い分、静かなコマが凄く映える。
キャラの表情も凄く良くて、魅せコマにちゃんと魅せられました。

キャラが可愛かった。吸血鬼と狼男、どちらもかわいいです。
吸血鬼から狼男への執着心は割と序盤から明らかなので、ニコニコも切ない顔も可愛かった。各所で恋情を滲み出させてくる度にコイツ……! ってなりました。
狼男はめちゃくちゃ素直かつ鈍感でかわいい。
吸血鬼の安否確認しに行った時めちゃ可愛かった。
真相を知ったあと靴下で駆け出す猪突猛進なところも良かったです。

設定はフワッとしている部分もありますが、疾走感が凄いのでそこまで気になりません。
賃貸がどうなったのか地味に気になります(笑)

ハッピーエバーアフター!

0

吸血鬼と狼男のハイテンション♡ラブコメ

1冊まるまる表題作

人と吸血鬼の混血のダンピールの吸山田太郎(のみやまだたろう)と狼男の大神司狼(おおがみしろう)のハイテンションラブコメ。

コミックのデザイン、表紙、裏表紙、帯、ともに素敵です。コミックを開いて最初のカラーのイラストのデザイン、ポップな色使い、可愛い!ケンカップルな表紙と打って変わって裏表紙では落ち着いた2人の姿がえがかれています。どっちも好き!
紙コミックは表紙の質感がちょっと変わっていて高級感があります。 

コメディ作品でありながら時折見せるオスの顔した吸血鬼の吸山田のキリっとした表情に、ゾクっっっ!!!!!っとします。子供時代のちっこい2人可愛いし、スーツフェチなので婚活パーティーに参加時の2人のスーツ姿にキュンとしました。電子限定の書き下ろしもとっても良かったです。

YouTubeで「クソッタレever after」と入力すると出版社様が作ったPR動画が2種類見れるので、そちらも是非〜!

作者様にはなんの責任もないのですが修正は、紙コミック、電子(シーモア)ともにガッツリ白抜き。R18版が出たら秒で買います。( *ˊᵕˋ)σ 凸ポチッ


カバー下あり(イラスト)

0

ワチャワチャからの…

終始ワチャワチャしています。←いい意味で!
吸山田が司狼のツッコミをヒラリヒラリと交わしていく感じがとても楽しいꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)

司狼にとっては思い通りにいかずストレス溜まるでしょうねぇ。
吸山田の明るくちょっと話通じない?的な会話が全面的に押し出された前半のおかげで、後半の(少し)シリアスな吸山田のターンでは、お顔の良さも相まってめちゃくちゃカッコよく見える!
「あっ…好き♡」
司狼と同じく私も吸山田の罠?に落ちてしまいました。笑笑

1

●の登場率高いw

 あらすじにあるハイテンションの言葉通り、吸山田の根明過ぎ発言に司狼のツッコミのやり取り、周囲の反応など細かい描き込みやネタ、顔芸的表情やデフォルメ、テンポも良く楽しく読めました。エロだけにあらず、擬音や心情描写の一部を手描きの文字でドーン!と表現されているのが特徴的で良い持ち味だと思いました。

 人外設定は種族同士の関係性や不老不死に作用してはいますが、現代社会を人間的に生きている二人なので、人外に特別な萌えが無くても読みやすいかと思われます。でも耳尻尾の動きはゴツい司狼を時に可愛く見せますね、爪も好き。

 二人の出会いには吸血鬼一族が関係する少々重い背景が有り、周囲の大人達に振り回され、自由に好きな人の側に居るのが難しかったのが今の彼らの関係に基づいている、それは姫も含めて。
 最初は吸山田→司狼の好き好き一方通行ラブのように思いましたが、姫との再会では誤解しすれ違い互いに傷つき、その想いと罪の意識から吸山田の言葉は衝撃的で悲しいもので…恋愛部分には甘さだけでなく切なさも含まれている。真実を聞かされて真摯に吸山田と向き合う司狼は男前でしたし、姫も良い影響をもたらしてくれて好感が持てました。

 Hシーンは修正がぼんやり白抜きで解りづらいのが少々残念でしたが、会話が多く表情豊かで時に笑える箇所もあり良かったです、司狼の厳つい耐え顔もGood。ネタ的にですが、浣腸(しかも銘柄指定)が登場したのは私的にポイント高いし良いサプライズでした!

 欲を言えば最初のジェンガのようなゆる決闘の方も、もっと色々見てみたかったなー。基本はコメディタッチなので重くなり過ぎはしないけれど、長い時を共に過ごして来た二人の絆を随所に感じさせ、ややシリアスな側面も見せるラブストーリーが、ギャグ、エロ部分と併せてバランスが良かったです。

1

吸山田のことをずっとスイヤマダって読んでた…(のみやまだ)


1ページ目から面白そうな予感がすごく、2ページ目から確信に変わりました。1話の途中までは、不老不死で永遠にバカをやるタイプのお話かと思っていました。
まさか最終ページに向かうにつれ、涙が溢れてくるとは思いませんでした。

司狼さんのことが好きな様子にも関わらず その司狼さんとの初の性交にはそぐわない少し寂しそうな太郎の顔や、傷の治りの遅さなどから不穏な気配を感じ、一読目は集中できませんでした(笑)
ちるちるさんのインタビューでウジチャンマン先生が仰っていた通りの、おもしろ重たい作品だと思います。

司狼さんは"お願い"されてから割りと怒濤の脳筋さでしたので、ここからオモシロエンドかな?と思ったのですが、心臓がキュゥっとなる涙の展開でした。そしてやっぱり最後までオモシロかったです。

末永く幸せに過ごしましたというハッピーエンドがぴったりのお話だったと思います。










声を噛み殺したような司狼さんの喘ぎ声がとても好きです。

4

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