Renta!限定版
調香師の響がフランスから来た調香師の東條とコンビを組み、香水を作り上げていくお話です。
初めは東條に振り回され喧嘩ばかりしていた響でしたが、次第に東條と打ち解けていき、東條を意識するようになるまでは良かったです。
しかし、大学時代の友人に会ったところから急に駆け足になってしまって残念でした。
両想いになってすぐ遠距離なので素直に喜べなかったです。
描き下ろしで響がフランスにいった時のイチャイチャが描かれていましたが、このあとまた離れ離れになるのかと思うと切なかったです。
ebookjapanは白抜き修正でした。
調香師っていうのはなかなか無いし珍しいし表紙のイラストが好きだったから買ったけど内容めちゃくちゃつまらない。特にこれといって山場もないし受けは普通すぎるし攻めはよくある我を突き通した系。最後まで読めなかった。
絵は普通に綺麗だしセックス描写も少なめだからBL初心者向けかなあ。
特にこの漫画でこれといった目立った推し要素は無いから漫画の内容求めてる人にはおすすめしない。ちょっと表紙詐欺感はある。普通にぎくしゃくとかないから幸せハッピー系求めてる人ならいいのかも
調香師2人が仕事でバディを組んで惹かれあっていくお話。
調香師のお仕事についてもしっかり描かれていて楽しく読めました。
響が大学コンペで作成した「変なにおい」と言われた香水を、東條が良い香りと言ったシーンが個人的に好きです。通り雨のあとのみずみずしさってたしかにじめじめしているように感じられるけど、それをプラスにとって調香したことを東條は理解してくれて、響は多分この香りに良い思い出がなかったと思うのですが(不正疑惑はこの香水?)、東条の言葉で良くなったら良いなと思いました。
でも全体的にさらっとしていたので、物足りないところもあり、もっと見たいなと思う作品でした。(お祖父さんとの話とか不正疑惑の話とか香水の発表会の結果とか……)
描き下ろしはタイトルの意味がより理解できて良かったです。
タイトルとキャラクターの設定、ビジュアルに惹かれて発売日に速攻買いました。
やはり1巻完結物で出会いから付き合うまでの話となると、どうしてもどこか駆け足になるというか、尺が足りなくなる部分はあって、これも最後が駆け足になってしまったりその他諸々説明不足な部分もあって勿体ないな、と思うところが多々あったのですが私は仕事を通して2人の歩み寄る過程が意外と丁寧に描かれていてよかったなと。
今まで私が読んだ1巻完結ものだと受けか攻めどちらかの恋の自覚はしっかり描かれても、もう片方の恋の自覚についてはさらっと描かれることが多く、いつの間に惚れたんだ…??となることがあるので、こちらの作品では響くんが東條さんを意識してから好きなんだと自覚するところ、東條さんがひょんなことから実は響くんに惹かれていたことに気がつくところ、どちらも描かれていてとても良かったです。ちゃんと東條さんは響くんのことが好きなんだな、好きだって気付いたんだな、と思えて。
でももう一度読み返すと、これは出会った時からもう好きなのでは…??東條さん自覚してないだけで最初から響くんのこと好きなのでは……??
最終話で結ばれてからベッドシーンに行くまでにもう何ページかでもいいので尺があってじっくり描かれていたらよかったなぁと思うのですが(どうしてもそこが急すぎるので…ベッドシーンのノルマとかあるのかな……無理にベッドシーン入れなくても良いと思っているのですいません)、響くんが可愛かったし、余裕が無い東條さんが堪らなかったので…良かったです……!受けが可愛くて大好きで余裕が無い攻めは最高なので……!それに大人の事情なら仕方ない……!
どうしても最後にお互いの恋の自覚から、すれ違いから、結ばれるまでが詰め込まれてしまったので本当に勿体ないなというところではあるのですが、私的に響くんのキャラも東條さんのキャラも凄く好きなのでどこかでこの2人のその後の話が見れたらいいなぁ〜ということで神評価を押させて頂きます!
追記:購入先特典について
Renta!→えっち前のワンシーン
シーモア→ちょっとしたご飯事情
とらのあな→響くんがグロいの苦手な理由
アニメイト→付き合う前の2人のワンシーン
各種電子書籍→名前の呼び方
それぞれあまりネタバレしない範囲で書いてみましたが、購入する時の参考にしてください。
私的にはRenta!とシーモアの特典がすっごい好きでした!意外といい感じに自然体でお付き合いできてるんだなぁと…またどこかでこの2人のこういうのもっともっと見たいなぁ…
耳にしたことはあっても、どんな仕事なのかイマイチよくわからなかった「調香師」という職業を知ることができるお話でした。
匂いの感じ方は人それぞれなので、そういう意味でも香りを作ることはとても難しいことなのでしょうね。
調香師である東條と響でさえ、同じ香りからうける印象やそこからイメージするものが違っているので、そこから新しく香りを生み出すことは本当に大変な作業なのだなと感じました。
調香師について詳しく知れたのは良かったのですが、ふたりの感情の変化についてはイマイチ分かりづらい部分があって。
終盤に入るまで、本当に彼らはくっつくのか!?と心配になってしまうほど恋愛的要素があまりなかったように感じました。
ふたりきりで出かける場面はたくさんあったのにハプニングも大きく気持ちが動くような出来事もなく、ふんわりとしていたのもちょっぴり残念だったかな。
無事に恋人同士になってくれて安心しましたが、甘いところがもう少し欲しかったかなと思いました。