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恋愛研究部に入ると好きな人と両想いになれないらしい

renaikenkyuubu ni hairuto sukinahito to ryouomoi ni narenairashii

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表題作恋愛研究部に入ると好きな人と両想いになれないらしい

水仙聡真,高校1年生,モテ男
柳日向,高校2年生,恋愛研の唯一の部員

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下

あらすじ

とある高校には恋愛にまつわる研究・議論をすることを目的とした部活『恋愛研』が存在する。
しかし『入部すると好きな人と結ばれない』という皮肉なジンクスのせいで、部員は減り続け廃部の危機に直面していた。
唯一の部員である高校2年の柳日向は、部を存続させるため勧誘に励み、その甲斐あって1年の水仙が入部してくれることになる。
水仙は自他ともに認める完璧なモテ男で、入部の理由は「しばらく恋愛から離れるため、女子のいない部活に入りたい」とのこと。
水仙の勧めもあって、二人は好きな人ができたときのために、実践的な活動を交えた『練習』に精を出すことになるのだが…柳は経験値の高い年下イケメンの水仙に、すっかり沼ってしまい――!?

【描き下ろし12Pあり】

作品情報

作品名
恋愛研究部に入ると好きな人と両想いになれないらしい
著者
黒木えぬこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784758025096
4.1

(36)

(13)

萌々

(15)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
147
評価数
36
平均
4.1 / 5
神率
36.1%

レビュー投稿数6

DOKI♡DOKI

やったーー両視点のお話だ。
両視点ですすんでいく物語が 三度のご飯と同じくらい好きですが、それを理由に評価を甘くしたりはしていません。

タイトルでフラグが立っちゃってる系です。わかりやすくて好き。
出会い頭の衝突、第一印象が「かっっっこよ!!!」「かわいい」の二人。お互いへの好意は、読み手に早い段階でバレバレです。
(恋愛)研究という名目の元に行われる、その実 相手との距離を縮めたいがための【キスの練習】などなど・・・
ちゃんと予想した通りにすすんでくれる安心感。全然悪くない。
好きな人と二人きりの部活、という高校生CP最高のシチュエーションを まさに覗き見させてもらっている感覚。

お互いが片方ずつイヤホンをして、放課後 一緒に音楽を聴いてるような終始 甘酸っぱい雰囲気の漂うストーリーですが、えぬこ先生が等身大ピュアな出来事だけで終わらせるわけもなく…
その日の活動をまとめた部誌が毎回 幕間?に登場します。何気にいい事が書かれてあり 読み終わった後ほっこりできる、今の時期にぴったりのお話でした。

1

可愛い両想い

「好きな人と両想いになれない」という、恋愛したい盛りの高校生にとってはイタすぎるジンクスがある恋愛研究部。そこで活動するふたりの部員のお話でした。

どんどん部員が辞めて柳ひとりだけになり、誰か入らなければ廃部の危機…そんな時に柳が入部チラシを配っている時にぶつかって一目惚れしたイケメン・水仙が入部してくるわけです。
柳は水仙のカッコ良さに心を奪われていたので、彼のドキドキな片想いが始まるのかと思いきや。水仙も柳に一目惚れしていたので、まさかの両想いが始まるという展開に。

お互いに相手が自分を好きだと気付いていないからこそ、キスやデートの練習をするという大胆さが面白くて、切なさのない可愛い両片想いなふたりを楽しく見守ることができました。

色々と上手くいきすぎなところもあったけれど(笑)そんなところすらも可愛く見える不思議。
ふたりのキャラやテンポのよさがそうさせたのかもしれません。
最初から最後まで可愛くてハッピーなお話でした。

0

オカ研の友達の考察

恋愛研究部に入ると好きな人と両想いになれないらしい、というジンクス。
水仙の友達が、「この二人は両想いだけれど両想いになったタイミングを考えるとジンクスは成立する」という考察をしたのは、面白かった。なるほどなるほど。
でも、このジンクスが生まれたのは日向のせいらしいのですが。
これから、この二人目当ての部員が入部したとしたら、失恋しちゃいますね。そしたら「やっぱり恋愛研究部に入ると・・・」みたいな噂になっちゃいますね。

お互い一目惚れしていて、2人きりの部室。そして恋愛を研究するとなったら、ドキドキしまくりですよ。
水仙も一目惚れしていたとは驚きでした。そして手が早すぎ。
あと、何度も顧問の先生が、2人が盛り上がっているところに「帰れよー」と声を掛けてますが、あれ、気付いてないのかな?気付いているような気がする・・・声が外まで聞こえているような・・・

この部が存続するためにも、部員が増えたらいいですね。できれば、恋人同士か、恋人未満の人達が来たらいいですね。
部室で恋バナするのもいいなと思います。

0

かわいいかわいいかわいい!!!

まず、タイトル文字がかわいいんですよ!もちろん表紙もかわいいし、帯の「1日、いちキッス♡」もかわいすぎませんか?
今作は、黒木えぬこ先生の描く男子高校生のかわいらしさ爆発!でした。

えぬこ先生は代表作「入室ノックは忘れずに」でいろんなタイプの男子高校生を描かれていますが、今作のふたり、水仙と柳はとびぬけていい男とかわいい先輩になっています。ワンコ攻めにチョロ受けという感じかな?

お話は練習と称してだんだんエッチなことをエスカレートしていくのに相手は自分を好きじゃない…という両片想いのすれ違いです。
ふたりの心の中をおもしろく、そしてかわいく表現できているのはえぬこ先生ならではでした。
ふたりのときめきや落ち込みを各話ごと、攻めの水仙目線や受けの柳目線で進んでいきます。なので、読んでいる方はふたりが両片想いだと安心して読んでいけます。

エッチもたくさんあってかわいいのにエッチなえぬこ先生らしい作品でした。
ああ、かわいい!!

0

心の中の告白大会

イケメン×美人の学園ラブコメ♡
黒木先生ですし、甘くて楽しいお話だろうなと期待して発売日を楽しみにしてました♪

面白い・甘い・可愛いの3コンボ!
顔良しなイケメン男子高校生2人の恋のお話は、煩悩まみれな心の声を楽しむ一冊になっています。
ストーリーは攻め受けの両視点から描かれていて、2人の恋心の聞き比べが出来る楽しい両片想いの世界が広がっていました。


「恋愛研究部」
タイトルにもあるこの部活に、主人公2人は所属しています。文字通り、恋愛のイロイロについて知識を深めていくことを活動の目的としていますが、部員は柳と後輩の水仙両の2人のみ。
両片想いの2人しか所属していない部活なので、ご褒美でしかない放課後の時間は柳・水仙ともにグフフな時間です。

このドキドキを更に増幅させちゃう展開が訪れます。

それは、レッツ実・践!
水仙からキスの提案をされた柳はラッキーとばかりに受け入れて、そこからは恋愛研究部の実践活動名目に、自分たちの下心も満たされたい気持ちが爆上げ!そんな2人の姿がめっちゃ楽しいです♪


キスにとどまらない実践活動は、どんどんステップアップ!
高校生男子だし、好き同士だし、2人しかいない部活だし……この展開はなるべくしてなったようなもの。2人の脳内ボイスは相変わらずズレまくっているけど、大好きな気持ちはどんどん強くなっていくのが、この作品のめーーっちゃ楽しいニヤニヤポイントです。


水仙と柳はキス以上の実践をしても、一番大事な「告白」の実践はしていません。それはタイトルにもある、好きな人と両想いになれないジンクスがあるからです。
あとは告白だけの状況なのに、勘違いの方が先行しちゃってすれ違っちゃうの切ない…
ま。最後は期待以上のラブラブエンドだから良いんですけど^ ^

これはぜひとも自分たちの恋愛成功と失敗の経験を元に、恋愛研究部の研究成果としての報告書をあげて欲しいなと思います。
水仙の友人理論だとジンクスはまだ生きてるみたいだし、当分2人ぼっちの部活動になりそうなんで、更なる恋愛発展の研究に勤しんで欲しいですね〜


思ってることが一緒すぎる相性抜群な2人に、たくさんのニヤニヤを貰った可愛いラブコメストーリーでした。
脳内妄想激しめ&両方想い作品が大好きなので大満足です!

でもですね…あっという間に終わっちゃって、もうちょい欲しい気持ちが残りました。ページ数も普段読んでる作品より少なめだったからかな?もっと読みたかった〜( ̄∇ ̄)

あと。好きの気持ちが、一目惚れプラスαのものがあれば良かったかなと思います。性格とか言動その他もろもろを見てココも好き!キュン!みたいなね。


描き下ろし含めエッチで可愛いお話でした。
勘違い強めの男子高校生のドキドキな恋を楽しみたい方はぜひ!

2

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