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表題作素直じゃねぇな

九門 警察官 34歳
佐々野真路 大学生 20歳 

あらすじ

恋人と別れたばかりの真路は、その手のバーで知り合ったセクシーで魅力的な男と寝てしまう。そんなことしたことなかったのに、彼にだけ惹かれた。甘く情熱的なキスに翻弄され、優しく奥を開かれる。今まで味わったことのないような深い快楽を与えてくれる彼に、夢中になってすがりつく―。もう会うこともないと思っていたのに、最低の再会を果たしてしまった!そんな真路をさらなる事件が襲い!?スリル&エロスなオール書き下ろし。

作品情報

作品名
素直じゃねぇな
著者
英田サキ 
イラスト
桜城やや 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイSLASHノベルズ
発売日
ISBN
9784862632630
3.4

(31)

(3)

萌々

(12)

(14)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
9
得点
106
評価数
31
平均
3.4 / 5
神率
9.7%

レビュー投稿数9

刑事物はやっぱり英田さん!v

10年以上前の作品とは思えない感じで、新鮮に読破。
やはりこういう事件ものというか、刑事物というかは、英田さんいいなと。

チラチラとサスペンスを挟みつつ、しっかりBL!
というか、もちろんBLの方が主体なんですが、
うまい具合にサブキャラが散りばめられていて、
誰が犯人⁈と、最後まで皆怪しい!(笑)

久門の相棒の相羽さんも気になる存在!

欲を言うなら、真路がもう少し男の子っぽく描かれていたら好みだったかな。
可愛いんだけど、それだけじゃない……って所がもう少し欲しかった。
そして最後までこの名前が読め(頭に入ってこ)なかった……orz

なんにしても、久門がとにかく真路にメロメロなのがいいv
愛しくて可愛くて仕方ないというのが滲み出ていて、
読みながら、ついこちらも頬が緩んじゃうv
後半はラブラブいちゃいちゃで、萌も充実v

サスペンスと萌の絶妙なバランスで、「萌×2」評価!

5

推理しつつきゅんきゅんしつつ。

ドSでスケベオヤジな刑事の攻めはもろ好みのタイプでしたが、言動にこどもっぽさを感じる受けは何となく最後まで好きになれませんでした。どちらかと言うと、気持ちをひた隠しにして仕事上の相棒という立場に徹していた当て馬の相羽さんさんの方がキャラとしては好き。
文章は読みやすいしストーリーも推理しつつきゅんきゅんしつつで惹きこまれるしで、あっという間に読み終えました。攻めが当て馬のことを好きだと勘違いしていた受けは切なかったし、読後感としては良かったです。

0

漫画を読んでるような楽しさでした。

漫画読んでるような感覚でスイスイと読みました。
推理も絡んでいるお話でして、
私は英田サキさんの思惑通〜りに最後まで犯人がいまいち判らなかった、再読だったのに。
あれ?こっちじゃなかったっけ?とか。
初読の時は深読みし過ぎて、怪しい人がいっぱいになってしまい、
この人実はヤバイ人格で、救いがないオチになるのかなぁとか、
実はこの人で、あったかいオチになるんじゃないかとか、
色んな事を考えながら楽しく読んでました。
まぁ、私はどうも普通の人より気付くのが相当遅いので、そうなったのかもしれないんですが、
ま、とにもかくにも楽しく読みました。

その推理部分は、話の軸の背景でありまして、
メインは勿論素直じゃない真路とスケベおやじと言われちゃう九門のお話であります。
題名の通りこの2人は素直じゃないので、
会ったらすぐに口喧嘩してます。
でもそれが見てて楽しい。
なんか深刻じゃないんですよね。
九門は「ま、気長にやるかー」ってなもんで。
それでもってこの九門、すぐに手を出すんだなー。
で、次の日職場でにやけてるみたいな。
私には鹿乃しうこさんの「Punch↑」の牧のにやけ顔を連想してました。
あのぽややや〜んとした顔。
私、あのすぐに妄想の世界に入ってるぽやややん顔好きなんですよね。
おいおいオッサン、よだれが出てるよっみたいな。
なので、九門もすぐにそこに直結してしまい、楽しくなりました。
ま、牧の方が商談中にも昨晩の事が離れなくて、相手が「は…?」の発言する位重症ですが。
(九門はそこまでではない…と思う)

そんな感じで話は進んでいくので、
心にズシンとくる読み応えがあるものが読みたい時には不向きかも。
恋敵が素直に引き退ったりとか、ちょっとあっさりし過ぎかなと。
でも、楽しくぱーっと、時には軽くじーんと
っと軽いものを読みたい時にはいいなっと思う一冊でした。

後、関係ないけど、心細くなってる真路を抱きしめながら寝ている九門のイラスト、私には九門が犯罪者みたいな顔してるよ!っとツッコミたくなりました。
夜光花さんの冷たい月シリーズの獣人の1人みたいな…。
すみません、読んでてツボに入ってしまい、つい書き記してしまいました。
まぁそんなツッコミをつい入れたくなる位、九門が好きになったっという事で…桜城さん、すみません!

0

振り向かせようと努力する攻めが良い

面白くて一気に読んじゃいました。
攻めが受けを振り向かせようと頑張るのが新鮮でした。攻めの努力や苦悩(?)が攻め視点で読めるのがこんなに萌えるとは思いませんでした。
攻めの九門さんにとってもキュンキュンして買って良かったです。
(表紙がちょっとアレですが…)

そして、ラストに語られた事件のその後があることで、話に締まりが出てさすが英田作品だと思いました。

蛇足ですが、35歳でオッサン扱いかーと遠い目…。

2

挿絵と本文の違いにちょっと引っかかった

ライトな感じの英田さんでした。
珍しく肌色比率が高いカバーでしたヾ(≧∇≦)
表は受けが裸で、後ろは攻めが裸で受けに口でほにゃららしてもらっています。
どっちを上に向けても危険(笑)

ストーカーや連続暴行事件が話に絡んでいるのですが、そんなにぞっとくるほどでもなく~。
ってかストーカーの犯人、お前かよ(゜Д゜;)?!でしたー。
あの人がとても怪しい!と思いながら読んでいたのですが…普通に良い人でしたw

受け・攻め両方の視点が交互に書かれているので、読んでいる方としては「両思いなのにー。゜(゜´Д`゜)゜。!!!」とすれ違いぶりにヤキモキさせられるというね。

九門さんの相棒・相羽さんでスピンオフ読みたいなー(●´ω`●)
クールと見せかけて中々に…(。-∀-)ニヒ♪
いやしかし真路へ放った言葉が取り返しのつかない状態にならなくて本当に良かった。
あれはヤバい…。
言った本人、即後悔&自己嫌悪してましたが…それだけに(ノД`)
あとがきで書かれていた「大人な策士・相羽×可愛い純朴・田丸」or「オドオドわんこ・田丸×タカビー女王さま・相羽」どちらかを選べるなら私的には後者かなw

ちょっと読んでいて「ん~(o・д・)?」となったのは挿絵と文章の違い。
犯人に襲われ中、本文では手錠が2つ使われているのに、挿絵では1つだけなんですよね。
そこがちょっと引っかかった(´・ω・`)

0

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