• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作密恋-Mi-Ren-

元恋人で大手社長
トップモデル

あらすじ

所属事務所が乗っ取り同然に買収されかかっていると知ったトップモデルの遊真。相手の社長に噛みついてやるつもりで、話し合いの場である高級料亭の一室に乗りこんでいくが、そこで待っていたのは、数年前に突然姿を消した昔の男だった。そのオーダーメイドスーツを着こなすエグゼクティブ然とした姿や、傲慢さの滲む声は、記憶の中の男とは全く違う。困惑し苛立つ遊真に、男は買収に関わる卑劣な取り引きを持ちかけてきて――!?
出版社より

作品情報

作品名
密恋-Mi-Ren-
著者
妃川螢 
イラスト
水名瀬雅良 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
ISBN
9784775511718
3.2

(10)

(2)

萌々

(2)

(3)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
5
得点
29
評価数
10
平均
3.2 / 5
神率
20%

レビュー投稿数5

再会愛、モデル、未練

所属事務所を乗っ取ろうとした社長とトップモデルの話です。

二人は、過去付き合っていたが、突然攻めがいなくなり、それをバネにトップモデルまで上り詰めた遊真。

攻めには攻めの事情があったのはわかりますが残された遊真はかわいそうです。
しかも、再会してから勢いで体を強要するなんて。
まあ、こういう展開はお約束だと思いますが。

結局2人も未練タラタラだったんですね。

最後のショートストーリーが1番インパクトありました。
遊真の事務の社長さんの性格がすごいです。
このキャラで1冊読みたいです。





0

やっぱり女々しい男が大嫌い

見事に地雷踏みました\(^o^)/

本命(攻め)のことまだ好きなのに、未練があるのに、意地張って勝手に勘違いしてほかの男と寝る……なんで、個人的にはかなり地雷です。
好きな男なのに、他人から攻めの家のこと教えてもらわなかったら一生攻めを許さないつもりだろう?少しは自ら調べたら?本命だろう?忘れられない男だろう?
いきなり受けと別れを告げず消えた攻めもあれですよ。
事情が事情なので、わからなくもないけど、せめて事情一段終わった後受けに連絡して理由を教えればいいのに。受けのこと好きだろう?本命だろう?
こんな攻めと受け、個人的に無理です。

1

恋の糸口!

突然の別れに、未練の遊真が、突然の再会の将哉に驚く、
それが、自分の自由を奪う存在として現れたのだから、

解約のために、体を差し出す、以前は好きで結ばれていた、
二人のあまりにも、変わった関係に絶望する。

3年前二人は、モデルの駆け出しと、カメラマンになる夢を、
もつ人として、知り合うそして、恋をした。

しかし、突然の別れは、兄の事故死による、会社の後継者と、
いう運命のいたずら、思いを残しての別れを、遊真は知らされず、
すれ違いの心と、体。

しかし、誤解がとけると、もともと未練のある二人、
いつの間にか、ラブラブ、歯止めが利かなくなるほど。

悲しいお話から、楽しいお話に変わり、ハッピーエンド。


Gap,と題した、別の二人のお話、ありだと思います、
ちょっと、楽しい。

1

いろんな未練

再会もの&執着系のお話。
付き合っていたモデル志望の受けとカメラマンの卵の攻め。うまくいっていたはずなのに、ある日突然攻めさまが姿を消してしまう。そして再会したときには、まるで変わっていた攻め……という、BLではよくあるお話。それを妃川さんがどう料理しているかってところでしょうか。

家を出てきたという将哉を、ウォーキングの練習をしていた夜の公園で拾い、部屋へ連れて帰ってきた遊真。夢を語っていた二人が、いつしか愛を語るようになり、同居が同棲となっていたはずなのに、突然部屋から消えた将哉。ようやく辛かっただけの恋を忘れた気になり、事務所の社長・高畠と二人三脚で頑張り、モデルとして売れるようになったのに、その事務所が乗っ取られそうになります。
しかも株を買い占めた社長というのが、部屋を突然出て行った将哉だったのです。将哉が経営に口を出さないようにするための交換条件というのが、遊真のカラダだったんです。

このあたりの設定が、いつも読む設定とはちょっと違ってました。
いつものBLなら、裏切るのは受けが多いような。裏切られた攻めがそれをバネにして成功し、今困っている受けの前に現れて助ける代わりにカラダを要求すると言うのが定番な気が。
それが、今回は攻めが何も言わず姿を消しちゃうんです。再び現れたときにはやっぱり成功していて、助ける代わりにカラダを要求して。
結構理不尽な要求なのに、あっさりそれを受け入れちゃう遊真も、将哉に題名通り『未練』たらたらだったんじゃないでしょうか。もちろん、将哉も未練たらたらだったろうし。
あと、本人も言ってますが、将哉はカメラマンというものにも未練を残していました。カメラマンへの未練とは遊真への未練でもあったわけで。同棲中、常に遊真を撮っていたんですから。

さて、高畠社長とか将哉の秘書(将哉の兄の友人でもあった)津永が、脇でいい味出してるんですよね。津永は将哉と遊真を別れさせようと画策しますが、最後にはちゃんと認めてくれます。将哉の兄に、友人以上の気持ちを持っていたようだから、将哉の気持ちもわかるんでしょう。
また、高畠社長ってなかなかの腹黒キャラなんです!
事務所の経営が危なくなってくると、あてにしたのは将哉の資本だったんですよねぇ。ちゃっかり津永にも目をつけているし。
書き下ろしのSSは、かなり面白かったです。こういうキャラ、結構好きかも。

1

モデルと元恋人のすれ違い恋。

純愛:☆☆☆
H度:☆☆☆☆
オススメ:☆☆☆☆
登場人物 トップモデルの遊真

トップモデルと元恋人で大手企業の社長の話です。
所属事務所の危機を元恋人が救うことを条件に肉体関係をせまる話からはじまります。
数年前に別れた原因にいくつかのすれ違いがあることがわかりつつ、復縁できずにいる遊真の周辺の男たちが意味深でイイ感じです。
やっぱり、キャラ的に目立ったのは遊真のマネージャーではないでしょうか。
さわやかで、好印象の裏の顔。計算高い一番の腹黒系です。敵にまわすと厄介・・。
マネージャーの今後も気になるところですが、やはり、元さやにもどってよかったです。
話の展開もかなりおもしろかったです。

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP