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表題作ラブ・ファントム―キミを攫う怪人

真行寺知親 怪盗
須藤聖・25歳・警備員

あらすじ

普通がいちばん。それ以上の事を望んでも、ろくなことがないから…。
警備会社に勤める、須藤聖は、両親を亡くして以来、目立たず無欲に生きてきた。しかし、そんな聖の平穏な日々を打ち破るひとりの男が現れる。
長身に華やかな銀の髪。超美形のその男は自分は怪盗だと断言する。そのうえ聖の警備する美術館に気に入ったものがあるから、盗みに入ると予告までしてきたのだ!
半信半疑の聖の前に再び現れた男が、美術館から盗み出したのは、なんと聖本人で…!!
怪盗VS警備員!負ければ貞操の危機が!?
出版社より

作品情報

作品名
ラブ・ファントム―キミを攫う怪人
著者
いおかいつき 
イラスト
國沢智 
媒体
小説
出版社
竹書房
レーベル
ラヴァーズ文庫
発売日
ISBN
9784812434161
2.2

(14)

(0)

萌々

(0)

(6)

中立

(5)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
9
得点
23
評価数
14
平均
2.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数9

VS感は無い

あらすじに"怪盗VS警備員!負ければ貞操の危機が!?"とありますが、かなり序盤で警備員が怪盗に誘拐&強姦されます。
貞操云々で決着を付けるなら初っ端から警備員が負けている感じの展開でした(笑)

誘拐も強姦も理由は一目惚れ。怪盗の真行寺がこれっぽっちも自分の行いを悪いと思っておらず、怖くて良かったです。言動がシンプルに狂人でした。

警備員の須藤はめちゃくちゃ流され絆され受けで本当にそれで良いのか問い質したくなりました(笑)

ストーリーとしては怪盗というより復讐もの。
怪盗行為は序盤のみ。本筋は須藤の両親を自殺に追い込んだ極悪人への復讐でした。
かなりサラッとした内容で、最終的に須藤が休んでいる間に全て解決してしまい残念。

ツッコミどころ満載かつ色々と物足りなさはありますが、深く考えず気軽に楽しめるテンポの良さでした。

0

…怪盗…?否!

非現実的すぎる内容でした。
うん、怪盗×警備員…美術品を盗まれないように色々バトルを繰り広げて、最終的に惹かれあって受けが攫われるんだ?!とか期待して読んだら駄目です。
速攻で攫われていますから!
早いわっ!!

黒ずくめ・左目を囲う銀の仮面・「怪盗」…はい、不審者以外の何者でもないような人間が現れたら取り敢えず上の人間に報告しましょう。
そうしましょうね?(聖は報告せず)
ってか怪盗?←

怪盗一味(真行寺、来生、高遠)に囚われた後は仲間になるか否か、聖の辛い過去の清算って感じで話が進んでいくのですが…来生&高遠の2人はまともなんですけど…真行寺が…話通じなさすぎるwww

出てくるキャラが高ステータスすぎてどうしようかとw
特に真行寺はあり得ない勢いのお金持ちです。
自分は平凡だと思い込んでいる聖も…普通じゃないです。
だって短期間で300人以上の社員の顔と名前を暗記できるような人を平凡とは言わないですから!

何というか突っ込みどころが満載な話でした。
トンデモ設定が大量です。
非常にライトな内容でした。

イラストは綺麗です♪

0

トンデモなノリ

警備員が怪盗にさらわれたあげく仲間になるように迫られる話。
怪盗がオペラ座の怪人みたいな格好で現われてヘリやスポーツカーで退場する大金持ちっていうすてきなトンデモ設定。
こういうのは嫌いじゃないよ。

せっかく対立する職業(?)の二人なのに、聖があっという間にさらわれてしまったため、対決らしき場面はほとんど出てこなかったのがちょっと残念かも。
怪盗VS警備員をもっと見たかったです。

中盤以降さらっと行きすぎて、受が攻に惹かれていくのが唐突だったような気がします。


0

怪盗攻

あらすじ読んで警備員受と怪盗攻が毎回色んな美術品を巡って、丁々発止やらかす話なのかなーと思ってたんですが全く違いました~。
聖[受]は両親が知り合いに騙され全財産取られて自殺して以来、普通な平凡な生活を良しとして生きてます。
真行寺[攻]は金持ち、しかも日本でも有数の金持ちでありながら怪盗やってます。
泥棒じゃなくてあくまで怪盗。
2人の仲間と共に彼の美意識において盗品を元の持ち主に返しとります。
金持ちの天然な真行寺に、至極まともそうな他2人が何故仲間になったのかが説明されてもイマイチ分からんのですがまあ許容範囲かなあ。

真行寺は聖に一目惚れ。
聖は特に美形って訳じゃないんですが妙な萌ポイントが真行寺のツボを突いちゃったんですね。
そこは自分的には地味平凡受スキーなんで問題無し!
ヘリコプターで現れ聖をさらってきて媚薬飲ませて犯っちゃって仲間になれ~と言ってくるんですが、普通の生活を望む聖の答えはNO。
そんなこんなで軟禁生活が始まるんですが、セックスも含め割と順応性高いなあ、聖。
真行寺は颯爽とした怪盗ってよりは、形とかはそれを目指しているけど「怪盗に憧れてる怪盗」って感じ。
可愛いっちゃ可愛いし物足りないっちゃ物足りないかな。
まあタイトルと表紙の感じからもライトにサクッと読むタイプの話だと思ってたのもあってこんなものかなあ。
いおかさん作品にしてはやや物足りないぼんやりしてる話ではあるけど文庫だしさらっと読むにはいいかも。

0

仮面の怪盗(笑)

って言うか
(苦笑?)
(失笑?)
ヘリコプターで
「約束どおり、盗みにきたよ」って

ありえない位お金持ちの道楽、ですか、、、

うわぁ、この攻め、思いっきし、地雷だぁ、、、
と思いつつ、がんばって読んだ。
真行寺も、最初地雷だったけど、結構健気でかわいげがあったので、まあ、最後は楽しく読み終えた。

「お金持ちで快盗」って言うと、名香智子さんのシャルトル公爵シリーズを思い出す。
あれって、名香先生のあの絵柄で、フランス貴族の話だからアリだったんだなぁ。

0

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