【完全版】【電子限定描き下ろし付き】
シンプルな絵のタッチ、受け攻めの好みは生憎範囲外で最後まで読めるか分からず読み始めたものの、漫画の描き方がスッと頭に入ってくる形だからか、とても先が気になる展開になりました。
スポーツものの二次創作とかたくさん描いてたのかな?と思うようなスポーツ漫画に慣れてる感じで、次巻で攻めがどう成長して、受けがどう受け入れるのかとても気になるところです。サブキャラたちも設定がしっかりしていそうで、今後スピンオフとかも出てくるのかなとそこも気になります。
面白かった!最初の引きがめちゃくちゃ気になって、すんなり読み始められた一冊。
終盤はちょっと駆け足感あったけど、全体のテンポ感が良くて、「弟と兄」の感情の空気感というか、曖昧な“間”の描写が本当に良かった……!読んでる間ずっと心臓がじわじわ揺さぶられる感じだった。
この先の話ももっと読みたい……続き出てほしい…!
物心ついた年齢でまだ赤ちゃんの弟(ヒロ)と共に母親に捨てられた兄(キハチ)のお話。
母親に捨てられた事を理解している兄と、その存在すら知らずに育った弟の気持ちを思うと本当に胸が痛くなります
自分の人生全てを弟に捧げ『弟だけは自分が幸せにする』というキハチの兄としての強く大きい愛がお話を通して伝わってきました
また、一方で、母親の愛も知らず、頼りにならない父親の元で兄だけの愛に育まれたヒロの、兄に対する感情の波にあっという間に引き込まれてしまいました
あることがきっかけで家族愛の線を越え、お互いひとりの人間としての愛に気付きますが、兄はやはり弟の将来を第一に考える方向に辿り着きます
第9話の遠征に行く弟を兄が見送るシーンは何度読んでも泣けます…兄にとっては自分を含めどんな犠牲を払ってでも優先されるべき存在が弟で、その弟のためにする愛ゆえの決意が数ページに見事に凝縮されていて心臓を掴まれた感じでした
続編がスタートして間もないですが、1話進む毎に一巻を読み直しその度に号泣しています
どうかふたりが幸せになれますように…
P158の上段3コマ、電話越しに聞いた八尋の言葉を聞いて流れる涙と堪えるキハチの描写が本当に良くて、ここだけでも購入した甲斐があった…!と感じました。
元々微妙なバランスで成り立っていたと思しき兄弟関係が兄の動画をきっかけに一気に動き出すのですが、行動に感情が後から上乗せされるような感じで話が進んでいくのが面白かったです。初読は弟八尋の行動が唐突に思えるところもあったのですが、二読の時はすんなり読めました。
身を引いたキハチと追いかける八尋のこの先が気になります。続編を気長に待ちたいと思います。
