過去の恋に囚われる彫り師×平凡な自分を変えたいノンケリーマン

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表題作愛の刺青

愛助
彫り師
森本 尚紀
30歳、リーマン

その他の収録作品

  • ブラックアウトのその先で(描き下ろし)
  • 蛇の弟子と鬼の師匠の話(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

「今 踏み出したら、何かが変わる気がした。」
ただ過ぎていく"つまらない"毎日に嫌気がさしていた尚紀は
ある日、婚約者に「つまらない」とフラれたことをキッカケに、さらにその想いを強くする。
そんな時、偶然通りかかったタトゥースタジオで彫り師の愛助に出会う。
愛助のミステリアスな魅力と、胸に刻まれた"過去の恋愛の痕跡"に強く惹かれていく尚紀。
過去の恋に囚われる彫り師×平凡な自分を変えたいノンケリーマン
切なく甘美なオトナの恋愛がここに――。

■収録内容
・「愛の刺青」第1話~第6話…COMICフルール掲載作品を加筆修正
・「ブラックアウトのその先で」12P…描きおろし
・「蛇の弟子と鬼の師匠の話」2P…描きおろし

作品情報

作品名
愛の刺青
著者
赤色マッシュ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
フルールコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784046848833
4.4

(256)

(156)

萌々

(67)

(28)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
33
得点
1134
評価数
256
平均
4.4 / 5
神率
60.9%

レビュー投稿数33

とにかく画面がエロい

婚約解消を機に自分を変えたくて、思いつきでタトゥースタジオを訪問した尚紀。彫師の愛助は自己嫌悪に陥る尚紀を肯定し、まずはモチーフを考えようと提案するとともに自身の黒歴史(別れた恋人の名前を黒く塗りつぶしたタトゥー)を見せる、というところから始まるお話。
初対面で上裸になって肌を見せ、「蛇とかどうですか?」と提案され、イケボでエロいことを囁かれて気持ちよくなってしまうというシーンが第1話から来るので、タトゥーを入れる=性的興奮という、昔からある彫り物をテーマにした映画や小説等を少し思い出しました。本作は性愛に特化した作品でもあって、画面がとても色っぽいです。たとえば尚紀が愛助の家を訪れたときに、「俺が開発するつもりだったのに、ひとりでエッチな体になっちゃって」という科白があるのですが、このときの尚紀の尻~脚の色っぽさ。男性の身体でも女性の身体でもない、不思議なラインです。尚紀は愛助との出会いによってまるで十代の子のように性に目覚め、愛助も前の恋人と別れてから不能になったらしいのに回復し、お互いがお互いを求めて性的に高め合う関係というのが絵から伝わってくるのがすごいと思いました。絡み合う痴態もアクロバティックなのにとにかく画面がエロい。二人がお互いの身体に溺れているのがよくわかります。唾液に塗れたとろけるような舌もいいです。
二人の関係はまだ始まったばかりで、あとがきを読んでも続きがあるような書き方をしているので、続編があるのかもしれないです。個人的な好みの問題ですがストーリー展開があまり無いのが気になりました。(内容的にそういうのはあまりいらないのかも知れないですが)

0

ビジュアルがいい

初読み作家さまです。
絵がとてもきれいですね。
2人の出会い、エロティシズム溢れる描写、惹かれ合っていく過程。
尚紀視点の変化はよかったと思います。
愛助もいいキャラでセクシーで真面目で才能があって…と好きなタイプですが、どうもピンとこない部分がありました。私の受け取り方が鈍いためですが。尚紀の体以外でどこが好きなのか、師匠のどこが好きだったのか、どれだけ傷ついたのか…熱みたいなものがあまり感じられずあっさりしているな〜と。描かれているとは思うんですが、きれいに流れていったような感じです。

0

作画もストーリーも最高でした

タトゥーを扱ったBLという点に新しさを感じました。タトゥー、個人的にはめっちゃ萌えます。痛みを伴いながら、肌にモチーフを刻むという行為、背徳感があってゾクゾクします。

ただ、彫り師の愛助さん(攻め)は、アウトローな感じがしない好青年なんですよね。タトゥーを入れたいと希望する尚紀さん(受け)に対して、すごくジェントル。そのギャップがよかったです。

物語のキーポイントは、二つあります。一つめは、「変わりたい」という尚紀さんの願いがどのような形で叶うのか。そして二つめは、愛助さんが過去の恋をどう乗り越えるのか。この二点がうまく噛み合っていたため、消化不良にならずに素晴らしい読後感に浸ることができました。

このお話は、愛と再生の物語なんですね。人は変われるんだという前向きなメッセージを受け取りました。

エッチシーンに関して言えば、愛助さんのタトゥーが艶かしくて眼福でした。戸惑いながらも積極的になっていく尚紀さんも可愛かったです。

タトゥーを取り扱った作品で、エロエロというデータから尻込みしてしまう方もおられるかもですが、ピュアなラブストーリーですよ! おすすめです!!

0

冒頭の関係性から変化する2人

ずっとランキングで目にしていたので気になっていた作品。
細かな描写にも作者様のこだわりを感じるスタイリッシュな作品でした。

人生ずっと冴えない受けと軽薄そうな彫り師の攻め。
自分を変えるという目的で2人の関係が進んでいくにつれて、どんどん2人の印象が変わっていきました。
攻めは真面目で仕事熱心で、終盤の様子を見ると割と甘えたがりだし優しい人なんだなと。
受けはえろになると色気があり、むしろ美人では?と感じる箇所がいくつかありましたが…冴えない時は冴えなかったし、そこは攻め視点だったのかな?笑。泣き顔シーンは特にグッときました。そして終盤見せた包容力。

2人がお互いの影響で変わったのかもしれないし、素が出てきたのかもしれないし…。
表紙は攻めのアップが印象的だし、冒頭の展開からの印象では攻めがリードする関係と思ったけど、むしろ受けが攻めを包み込む関係であるみたいです。
2人の力関係が変わってるなぁと思いました。(個人的には攻めがリードする方が好き)

タトゥーは全編にわたって美しく描かれていて、攻め受けのキャラクターを表す部屋もそれぞれに洒落ているし、1シーン毎気合いが入っているのがよく分かりました。師匠の続編あるのかな?師匠、気になります。

1

タトゥーに触れることで想いを伝えるって斬新

愛助の見た目の派手さとは違う純朴なところが好感度高し。それとは裏腹にえっちでは主導権を握り尚紀をトロトロに翻弄する一面もギャップがあってさらに良し。
尚紀は自分に自信がないのでなかなか愛助と最後の方まで対等な関係‥とはいかないので、利一と愛助のあれやこれや‥も見てみたかったー!
愛助の胸にあった『R1』が、どうしても飲むヨーグ●トの商品名と被ってしまいお店で『フフッ』となってしまいますが、利一のキャラもビジュアルも脇役にしておくには勿体ないくらいなのでちょい役だったのが名残惜し‥。
利一と愛助の事については詳しく描かれてないけど、愛助が尚紀に惹かれたように、利一も弟子だったまっさらな身体の愛助と出会い惹かれて関係を持ったのかな、と。尚紀と同じで元々ノンケだったけれど愛助と関係を持ち、利一の方は何かがきっかけで女性の方に戻ったんだろうか?
真偽の程は分からないけど、興奮するとタトゥーが膨らむってすごくえっちでいいですね。膨らんだタトゥーに触れさせじっと見つめる‥どんな甘い誘い文句よりも破壊力がデカすぎる。

0

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