おまけ付き電子限定版
売れない芸人×インフルエンサー。
売れない芸人の保志野はある日、金欠で
家賃が払えない窮地に陥っているところを
見知らぬ青年・光から声をかけられます。
そして、光の推しであるアイドルのモノマネをして
自分の恋人を演じてくれれば高額な報酬を支払うと提示され…。
はじまりは光の提案がかなりぶっ飛んでいるし、
それを金欠とはいえ易々と受け容れてしまう保志野も
いい年してどうなんだろうと言う気もするけれど、
保志野は光との出会いによって芸人として新たな一歩を踏み出し、
光も拗らせた恋に見切りをつけて本当の恋を知ることができて、
出会うべくして出会えた二人のお話でした。
結構ふけて見える保志野ですが、実際はいくつくらいなんだろう?
売れないパチ◯カス・モノマネ芸人×ワケありドルオタ。
小汚いおっさん攻めと、訳のわからぬ契約を持ちかけてくる
”ヤバいドルオタ”に、こんなにも心鷲掴みにされるなんて…!
特に、人間関係不器用な光が見せる心の揺らぎや自己防衛、
攻めのための密かな裏方努力が泣けました( ; ; )
横澤しっか先生、初読みの先生でしたが他作品も追って読もうと思う…!
ちなみに、表紙の疲れ顔のおっさんが攻め、隣のキラキライケメンが受けです。
なぜここで言及するかと言うと、パッと見て逆だと思っていたから…
主人公は、実力は十分あるけれどステージではイマイチの
売れないモノマネ芸人・保志野(ほしの・攻)。
そんな彼の前にある日見知らぬイケメン青年・光(ひかる・受)が現れ、
多額の報酬を餌に恋人契約を持ちかけてきます。
話を聞けばなんと、保志野がモノマネで演じたアイドルが
自分の「推し」に似ているから、とのこと。
パチンコで有り金を使い果たしていた保志野は
喜び勇んで話に乗り、その日から奇妙な
同居&契約恋人生活が始まることになるけれどー
と続くお話。
まず、攻めの保志野の”ダメ人間さ”と”人情味&真面目さ”の加減が絶妙に良い!!
もらったお金をギャンブルで使い果たし、恥じらいもなく
光に「さらに5万の前借り」をねだってくるところなんて
クズだなあ(*゚∀゚*)としか思えないのですが。
モノマネ対象のホクトのことを、いろんなテレビ番組を見て
隅から隅まで研究している”仕事には本気の姿勢”なところ。
光の推し・ホクトに熱愛が発覚し、落ち込む光に対し行ったこと、
かけた言葉。
なんかなんだか、”ヤンキーが捨て猫を拾ってた”のを
目撃したのと同じような(いや違うか…w)ギャップ萌え?
いや萌えともちょっと違う、じんわり湧き上がってくる
温かい気持ちを味わうことに。
で、受けの光くん!
一見生意気に見える彼の抱えている傷、過去に涙( ; ; )
報われてほしい、救われてほしい、と
読んでて自然に感情移入し、気付けば全力で応援してました。
小生意気に「お前のアカウントを作った。動画を毎日投稿しろ!」
なんて命令してきた裏で、自分のSNSホクトファン垢で
保志野の動画を猛プッシュ、拡散させようとしていたこと。
もーーーここで、心を完全に光に持っていかれた…
そして、不器用な光の本質を鋭く見抜き
言語化する保志野がすごかった。
人付き合いが苦手で不器用だから、
「契約」とか「ファンだから」とか、
建前がないとビビってしまい、人に甘えられないー
知られたくない光の思いをズバリと言い当てる保志野は
ただのクズ・カスではなく(ひどい)、やっぱり
「人を見る目」、観察眼に長けているよなあ…と唸ったシーンです。
とこのように、攻め受け二人のキャラクターが奥深く、
掘り下げたくなる魅力満載なのですが。
謎のドルオタ・光の過去が徐々に明らかになる展開、
二人の関係性の変化…といったストーリー面も最高にグッとくる。
互いにほだされ、惹かれてゆく過程に
芯があり、説得力があるのが良いなあ。
ちょっとした日常のシーン、例えば商店街で買った唐揚げを
保志野が一つ多めに光にあげる場面などにも、小さな”きゅん”があります//
で、そこに漏れなく笑いもついてくるのが読んでて楽しいところ!
納豆パックの蓋に唐揚げ乗せて渡さないで、と光が文句を言うのに
笑っちゃいましたw
『星(=ホクト)のかわりに愛してやるよ』なんて
”上から目線”の気張ったタイトルだけど。
終盤で保志野が光を抱きしめながら言う、
「ずっと一番近くでお前に見ててほしい」
ーこの言葉の破壊力よ!!!
小汚いおっさんのはずなのに、グッときてしまう。悔しい〜!←
星がよく見える夜に競艇で負け(笑)、
肩を並べて一緒に家路につく二人。
客観的に見たら全然キラキラなんてしてないはずなのに、輝いて見える不思議✨
”小汚いおっさん”だった保志野の見た目が、
話が進むごとにどんどん小綺麗になってくのも良い( ̄▽ ̄)
で、以下ラストのネタバレですが…
(数行空けます)
俄然売れ始めた保志野と、彼を支えるマネージャーとなった光!
公私ともに最強のバディだーー!(*゚∀゚*)
描き下ろしではなんと、テレビ番組の企画で
スーツをて、イケ渋オヤジに大変身した保志野が見られます。
いつの間にかお顔ツルツル(無精髭なくなった!)、
「小汚いおっさん」だった保志野の変わりっぷりに驚愕(また言う)。
精神的&金銭的安定(余裕…はきっとまだない)は、
人をここまで変えるのね。
光の可愛い嫉妬とおねだりにきゅーーーーん*(о゚д゚о)*゚となった、
萌えが広がる描き下ろしでした。必見!
そしてカバー下ではついに保志野に、
本物のホクトとの共演オファーが!
光が本物のホクトを好きになってしまうのでは…と
”ギギギ”となってる保志野が可愛いww
読み始めた時には、まさか自分が保志野を
”可愛い”と(一瞬でも)思うようになるなんて思わなかったー!
予想を大きく裏切られる、ハートフルで沁みる相互救済。
めちゃくちゃ、最高に良かったーー!!
と叫んで、レビューを締めたいと思います(語彙力!!)。
★修正:不要(見えない描かれ方)(電子シーモア)
濡れ場は少なめ、1回のみです。
こちらのくたびれた(?)おじさんが攻めです。
モノマネ芸人でありながら重度のギャンブラー、さらに極度のあがり症でステージでは実力を発揮できない保志野。
なかなかどうしようもない人なのですが、モノマネのために熱心に研究を重ねる姿からは実力者であることがしっかり伝わってきました。
推しアイドルに似ているという理由で、多額の報酬と引き換えに恋人契約を持ちかける光との関係もかなり斬新でした。
光は本物の推しが好きなのに、人付き合いで失敗してきた過去から本人には近づけないとのこと。なるほどと思いつつ、だからといって似ている人をどうにかしようとする発想はなかなかぶっ飛んでるな?!とも思いました!笑
その後も元彼の報復で住所を晒されたり、推しアイドルの熱愛報道(しかも匂わせ付き)まで飛び出したりと、なかなかのフルコンボ。
それでもなんだかんだタイトル通りの関係にたどり着くので、最後まで楽しく読めました。
描き下ろしでは売れっ子になった保志野にヤキモチを焼く光がかわいかったです。
また、カバー裏ではついにHOKUTOとの共演が実現しそうで、嫉妬する保志野もかわいくて満足でした。
エロはかなり控えめです。
最初に光が別の男性と関係を持つシーンと、ラストの2人のシーンが少しある程度で、局部描写はありません。
