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表題作神様の腕の中(4)

綾人
サーシャ

その他の収録作品

  • その後のふたり。

あらすじ

「お前誰に口きいてるんだ」でも生意気な口調は彼の一面にすぎない。だって寮に帰ればサーシャは綾人の下僕なのだ。家柄を鼻にかけ、なにかと綾人に突っかかる高慢ちきなサーシャ。そんなサーシャの体面を保つ為の援助を申し出る綾人。
 カラダ目当て? それとも──。部屋の中と外で逆転するスリリングな恋!
 描き下ろしつきv
(出版社より)

作品情報

作品名
神様の腕の中(4)
著者
ねこ田米蔵 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
神様の腕の中
発売日
ISBN
9784862634283
3.4

(24)

(2)

萌々

(8)

(12)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
80
評価数
24
平均
3.4 / 5
神率
8.3%

レビュー投稿数10

ひゃっほい

全4巻の中で最も痛いと評判の四巻です。私は一番好きですけどね!!攻めがとにかく屈折してます。そして相変わらず受けは生きていけるのか??ってくらいおバカです。全寮制の貴族や金持ちぼっちゃん学校が舞台です。絵が上手いです。キャラが面長なのですが私は好きな絵柄です。四巻はSM好きな人はエロイと思うかも知れないけどダメな人にはダメだと思う。私は直接的な挿入よりも扇情的な表現にもの凄くエロスを感じました。屈折した主従関係お好きな方にお勧めです。

1

恨み辛み惹かれ合う

最終巻。
今までは短編が幾つか収録されていた形ですが、最後の締めに相応しく、丸々1冊が1カップルのお話。

欧州の由緒正しき学園。
ラストを飾るのは、日本人で入学当時から孤独を味わい続けた森繁綾人と、綾人の父の会社に自身の父の会社の有能な人間をヘッドハンティングされたサーシャのお話。
サーシャは心底綾人を憎んでいた。
綾人を彼の父の社名で呼び、「イエローモンキーの名は口にしない」と言う。
傲慢で常に人を下に見るサーシャはある日、とんでもない事を目の当たりにする。
それは、父の会社が綾人の父が経営する会社に買収された上、サーシャ自身も綾人に買収されたのだと告げられ――と進んでいきます。

多分、全4巻の中で最も暴力的で不器用で、かなしい思い漂う1冊ではないでしょうか。

綾人の思いを考えると、親の会社の事なのに自分が苛められ常に孤独だった。
そうさせていたのは、サーシャ。兎に角綾人を憎んで憎んで仕方なかった。
その綾人がいよいよ仕返し出来る状況になるのだけれど、きっとこの時点での綾人の思いは、肝心な部分が濁っていて、心底憎む事も心から許してやる事も出来ずにいたのだと思います。
だから、度が過ぎた行為に歯止めが効かなくなった。
確かにやり方は酷い、けれど、サーシャはそれを責められない筈でもある。

しかしそれをキッカケに、綾人の気持ちは180度変わり、そしてその思いに触れていくサーシャの心も変わっていくのです。

不器用という言葉だけでは片付けられない気がします。
色んな背景やしがらみが2人を邪魔して、通じ合っても簡単にはいかなくて。
綾人のサーシャへの気持ちは爆発しそうになるし、サーシャは綾人の気持ちが自分に1番に向いている事に安心する。
ようやく歩み寄ったのに、とある事件を起こした綾人は自主退学を決意し、学園を去る事にする。
好き合ってるのに、何で離れ離れにならなくちゃならないんだ!と、やはりラストでも切なくなる訳です。

けれど良かった、と思いました。
最後、描き下ろしの4ページ。
あすこに全てが詰まっていました。
2人の表情がお互いを想う事で柔らかくキラキラして見えて嬉しくなりました。


最後の最後まで背徳感を拭えなかった、『神様の腕の中』。
静かにずっと、心に残っています。

1

徒然なるままに再読してみた。

なぜ今更この作品についてレビューしたかというと、これだけ言いたかった。

ブリーフかよ!!!!!

こんなカトリックの荘厳な学校で可愛い受け様がブリーフってwwww
作者の趣味でしょうかね?
某マガビー作品でも眼鏡の彼はブリーフですもんね。

久しぶりに読んで、アヤのヤンデレさにトキめいた(*´∇`*)
ねこ田さんももっとサーシャを酷い目にあわせるつもりだったってあとがきでおっしゃってたけど、読みたかったなぁ……
もっともっと長ければ、凌辱(笑)たっぷり且つラストあまあまになったんでしょうなぁ……

ねこ田さんは口の描き方上手ですよねー(*^^*)
くわえさせられそうになってるところとか臨場感たっぷりでヤバかった(/▽\)♪

ところで悪役フレッドくんが某テニス漫画のキングを彷彿させるんですが……(笑)

0

ねこ田先生

最終巻は綾人×サーシャの学生同士のお話。
一番、印象的でしたが個人的に一番好みじゃないお話でした。

つまらないとかじゃないのですが、
いまひとつ納得のいかない愛情表現でしたね。

なんで六年もいじめられていたのに
好きなのか本気で理解できない。

深く考えるの良くないかもだけど
その引っ掛かりがとれずに終わってしまった。
そういう意味で苦しかったです(笑)
原作者がねこ田先生だけに。

わたしも (ノ><)ノ その後のカプ少しでいいから見たかったー。

1

最終巻

シリーズ最終を飾るのは、これもシリーズ最長のお話となりました。
ここで登場する人物はこの巻で初めて登場する人たちばかりだと思います(多分・・・)。

お話としてはこれまでで一番痛い。
いじめられっ子がいじめっ子に復習する機会を得て、かなり周到に目的を遂げるのですが、ただ一つ誤算だったのは、相手を好きだと気づいたこと・・・。
でも、小さい頃から相手が視界に入ってきて仕方がなかったということは、ある程度は気になっていた存在だったのではないかと・・・。
気づいてからの綾人はとても優しいです。でも今までの自分の行動を後悔してサーシャにバレるのを怖れて・・・。

この巻でも今まで登場していた人たちを見れるのかなと思っていたけれど、それはなかったので、そこがちょっと残念。
続きが気になるカプもいたので、あとは自分の妄想に頼るしかない(笑)。

1

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