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表題作幸福遊戯

雪村時生 雪村伯爵家次男 18歳
高塔育巳 撞球場給仕 20歳

あらすじ

取り巻きの女性たちとともに訪れたカフェで、時生はひとりの青年に出会う。彼は伯爵家を絶縁された高塔家のひとり息子・育巳で、春を売って生活しているとの噂だ。育巳に興味を抱きはじめる時生だが、それは次第に性的な色合いを帯びていく。そんなある日、浪費家の母親によって男たちに売られそうになっていた育巳を時生は助けることとなって、その瞬間から、ふたりは決して離れられなくなり―。運命の恋を描いた衝撃ロマン。

作品情報

作品名
幸福遊戯
著者
髙月まつり 
イラスト
蔵王大志 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
アイスノベルズ
発売日
ISBN
9784872781977
2

(1)

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萌々

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中立

(1)

趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

大正浪漫薫る銀座界隈

ちょっとばかり、オカルト風味でした。

時生は偶然入ったカフェで、伯爵家を勘当となった娘を母に持つ育巳と出逢う。家庭環境に興味を持ち、育巳が働くビリヤード場へ通ううちに常連に。
ある日、店で育巳と会えなかったので自宅を訪ねると、そこには育巳の母親に金を払って育巳を抱きに来た男達と遭遇して――

育巳が勤めるビリヤード場のオーナー(?)の冴子と育巳の母親・ゆかりには、過去に確執(特に冴子にとって)があった様子。
オカルト部分は、この冴子が背負って立ってます。

1度読んで「ん?」と思い、2度読んでも何だかよくわからないままという読後感でした。
ゆかりの昔の恋がこの話の発端となっているのですが、何だか話が散漫で、空中分解してしまっているような感じでした。

時代背景が、大正時代ごろの新橋から銀座・有楽町あたりなので、その場所に馴染みがある自分としては、その地理的背景部分については楽しめました^^

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