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表題作Punch↑ 2

牧志青,31歳,建築家
大木浩太,19歳,型枠工

同時収録作品蜜月

深津裕也,洋食屋シェフ,浩太兄の彼氏(25歳)
大木浩太,中学3年(15歳)

その他の収録作品

  • お仕事画報
  • キャラ・プロフ(描き下ろし)
  • トキメキ・4コマ(描き下ろし)

あらすじ

建築家の牧は、型枠工の浩太との同棲を満喫★している。面倒見のいい浩太は家事が得意だし、ナイトライフvでは新たな発見の連続(鼻息)。子猫も増えてまさにスイートホーム! そんな幸福の中、生まれて初めて覚えた嫉妬が、エリートで大人なはずの牧を揺るがして…! 描き下ろし4コママンガをゴッソリ&番外長編「蜜月」を収録!

作品情報

作品名
Punch↑ 2
著者
鹿乃しうこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
Punch↑
発売日
電子発売日
ISBN
9784862635389
4.3

(129)

(80)

萌々

(24)

(21)

中立

(1)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
30
得点
560
評価数
129
平均
4.3 / 5
神率
62%

レビュー投稿数30

綿棒にツボったwww

久しぶりの読み返し。
個性豊かな面々の脇役達も、とても面白く大笑いした2巻www

イカれたオヤジ牧さん&天使な浩太くん。
この綿棒には・・・大爆笑。
鹿乃先生、小物使いが面白すぎる。
「やみつき綿棒〜スパイラルヘッド」www

最初に、牧さんとのラブラブ綿棒が来たもんだから〜浩太くんの初恋ストーリー切なさ倍増。

この深津さんと言う男〜最悪。
何回読んでも〜本当に、クズ。
兄と関係を持ち、浩太くんに手を出し。
子供な浩太くんに絆されたらダメだろって。
自分の過去を、浩太くんで塗り替えようなんて甘い。

浩太くんには苦い経験だったけど、乗り越えられると信じて読み進めました。

0

綿棒というワードが頭から離れない

 予想通り萌え度がぐっと増した2巻でした。エロとストーリーのバランスが本当にちょうど良く、どちらを求めても満足できる作品なのではないかなと思います。ハレンチな下着や尿道に綿棒を突っ込むか突っ込まないかという攻防で笑わせてくれたかと思いきや、浩太が以前好きだった男性・深津が登場して一気にシリアスな雰囲気にもなったり。牧のナンパさに一人前に余裕を見せる浩太も芯がしっかりしてるし、牧もそうやって自分が簡単に愛想を振りまける男達と比べて、浩太に対してはいかに真剣なのかということを隠さず表せるようになってきて、この変化も素敵だなと思いました。

 中学生だった浩太と深津の話も収録されていて、浩太の兄を挟んだ三角関係の結末がとても切なかったです。子供だから、兄の彼氏を寝取っても許されたという自覚がある浩太。深津に捨てられたことばかりではなく、兄に対しても複雑な感情を持っていたと思う。それが牧との日々で昇華されていけばいいなと願います。深津も単なるクズというよりは、どちらにもついいい顔をしてしまったというだけにも見えました。人の好意を断れない人間というか。浩太の兄も深津も、お互いが相手に真っ直ぐになれる恋愛に出会えるといいですね。

0

同時収録の過去編がいい

◾︎牧志青(建築士 31歳)×浩太(大工 19歳)
イカれたおっさん呼ばわりされる牧だけど、事実だから否定できない。最初に鹿乃先生のまえがきが入ってますが、牧の扱いに笑ってしまう。頬は染まっててもいいですよ先生!

牧が1巻ふらふらしてたお陰で、浩太にドンドン本気になっていく様が観察できるのが面白い。押されると引く牧が可愛い。素直になると照れる牧が可愛い。
最初からベタ惚れで甘々で一途なのがBL漫画ではほとんどですが、こんな温度の上がり方をしていく恋愛だって普通はありますよね。

浩太についてあまり書いていませんでしたが、この巻ではいい感じに若くて面倒くさい、でもそれが愛しいと思わせるような描かれ方をしています。健気で可愛くてエッチ…最強ですよ。

同時収録の過去編「蜜月」の中学生浩太は文字通り犯罪級の可愛さです。流石にこの若さだと良心がとがめるのですが、今を知ってるからまだ平静が保てます。たしかに蜜月だけ読むと、裕也と幸せになる未来もあり得ない話じゃなかったんだなぁ。ただ、初めて出会った優しい人に刷り込みのようについていくお話より、こういう展開の方が断然好きなので嬉しい。

0

サキュバス浩太の本気モードには太刀打ち出来ません‼︎

牧さんを変態のヘタレに描こうとすればする程⁈ いやー、牧さんって本当いい男なんだわー、と思わずにはいられない‼︎
冒頭のエピソードがとにかく好きです。フツーに誰もが見惚れるいい男なんですよね。そんな牧さんを離れたところから見つめる浩太。こんな素敵な人が俺の恋人だなんて、信じられない!なんて、幸せを噛み締めていたに違いないんだけど。
それに牧さんは優しい。ちょっとばかり変態チックなエチを要求されたって。そもそも浩太はやぶさかでは無い。というか、浩太が執拗に身体を欲しがるのは、切ない理由があって…。という、前半の甘あまは何処へやら。徐々に暗雲が立ち込めて参ります。えーん。もっと甘あまを堪能したかったよーん。
牧さんは「カッコつけ」かもしれないけれど、その実、コレが初恋みたいなもので。
ものすごく浩太を大事にしている。否、大切にしようと決めている‼︎
それはもぅ、絶対に揺るがないんだよ。例え好みのイケメンに軽口を叩いていても!
だけど。浩太はすぐに不安になってしまう。不安は伝染する。浩太の不安が解らなくて、牧さんは不安に苛まされていくのかも。といった展開です。
西賀はまだいい。彼もまたほんの子供で、自分が浩太に好意以上のものを抱いているのに気付いていない。こういうのは女の子の方が敏感で、美佳ちゃんは公認の彼女なのに浩太に対して思うことがある。
牧さんは西賀には大人の対応が出来ている。そしてカッコいい!
ところが、浩太の「初めての男」裕也にはそうもいっていられなくなって行く…。という感じで次巻へと続く。
私はこの評価の高い「蜜月」がどうにも苦手です。浩太にとって、切なくて綺麗な(⁈)恋そのものの想い出なのかもしれないけれど。弟が隣で寝起きする部屋で、いつも男と致していた兄というのもどうかしてるし、その兄と寝ながら、可愛いと思ってやすやすと浩太と寝てしまう裕也。
兄の男はいつでも浩太を抱こうとしてたみたいだし。
よく聞く話しではあるけれども。早々獣欲に素直に従ってたまるかよ‼︎って、思いたい。
思いたいんである。裕也はチンピラをやっていた頃、その美貌を活かして、女を風俗に沈めるのが仕事だったというけれど。自身のクズさを克服したいとも思っていて。なので、この生活ごと浩太を捨てて行くんである。そんな男とのひとときの優しかった時間、温かな食事。それをずっと忘れられないでいる浩太。

浩太は牧さんを愛しているし、愛されたいと願ってもいて。どんどんサキュバス化していくし、そのエロさにも牧さんは抗えないんだけど。グズグズと燻っている浩太は、男の子では無くて、女の子みたいです。もっと言うと、女の腐った様なヤツ。これ、心情的にBLじゃ無いのかも?って、少し不安になるんですよね。という、2巻です。

ねこ鍋とか、トレンドの時代感感じて癒されます。猫たちが可愛い♡
そして、テンポのいい和久井さんと牧さんの会話には癒されます♡

0

Punch↑2巻

第2巻。

牧志青(もとはる)と浩太は一緒に住んでいる恋人同士。
でも、まだ安心安定の関係とは言えず。
この第2巻は、主に浩太の過去が語られます。
中学からの友人で、ボクシングを習うきっかけになった西賀(さいが)。
現場で一緒の末次との会話から、浩太のお兄さんがニューハーフだという事。
そして、最大のエピソード。4年ぶりに出会ってしまった一人の男…

自分の事より浩太の事優先の優しい牧にどんどん惹かれる浩太。
問わず語りに自分の話をし始める。15才の初恋の事、つい先日再会した初恋のひとの事を。
彼に恋をしたから今志青に恋できたんだ、と。
一見余裕だけど、動揺?嫉妬?の牧の姿…

そして、浩太15才のエピソード「蜜月」が収録されています。
これが素晴らしい…。「神」だと思うのです。
浩太はニューハーフのお兄さん・キヨトと暮らしていて、学校ではその事でいじめられ、家ではキヨトが男を引っ張りこんでいて、どこにも居場所がない。
今のキヨトの恋人は優しく構ってくれて、段々惹かれていってしまう…そして寝て、バレて、全てが終わり、残ったのは彼のフレンチトーストのレシピだけ…

この後浩太は中学を出て、一人でガテンになり、時折ダメな男とくっついたりしながら19才になったんだね。そして牧に出会って、この恋をこの愛を信じられるのか疑いながら、でも牧は今まで周りにいなかった上質な男で、牧に愛されてやっと牧も自分も信じられるようになってきたんだね。
そういうところがきちんと見える。
あとがきの4コマで、牧がこの「蜜月」を読んで震えるのですが、ほんと、心震えるエピソードだと思う。

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