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前回「エスケープ」のレビューで気長に集めるとか言ってましたが、すっかりシリーズにはまり、全巻読破しました。本当にこのお話はキャラクターが素晴らしすぎる。特に受けの一馬!単細胞で熱い男。でも検挙率ナンバーワンの凄腕刑事。少年漫画の主人公になりそうなタイプ・・・なのに受け!こんな受け様は他のBLではなかなかお目にかかれません。そして攻めの神宮も見た目はクールで知的なメガネ美人・・・だけど最高に嫉妬深い攻め!最高です。意外性カップルです。でもバカップルかってくらいお互いベタ惚れでラブラブです。ノリは軽ーい刑事ドラマ。この軽ーい所が良いのです。
そして一馬が男にモテモテというのがまた大好きな設定で、神宮にエロいことされすぎたせいでフェロモンがダダ漏れになっているのではないかと思います。シリーズの中でこの作品が神だと思うのは一馬がへタレの後輩吉見にまで貞操を奪われそうになってるからです。ほとんどギャグですが名シーン!小柄で可愛くて見た目受けの吉見にまで襲われる一馬・・萌えすぎる!!神宮の元カレの桂木にまでモテモテの一馬。周りのキャラクターも魅力的なんですが、BLでありがちな総カップル化してしまうのではなく、無防備な一馬が総受けのまま襲われつづけ、間一髪で助けにきた神宮に嫉妬されまくりでお仕置きされちゃう今のパターンが大好きです。凄腕刑事なのに皆のアイドル一馬!良いなあ。
科捜研職員・神宮聡史×検挙率NO1刑事・河東一馬 です。
今回の舞台は京都で、古島×ジュールのCPが登場して、神宮の過去の話がちらほらとわかるんですが、ぶっちゃけた話、ちょっとマンネリ化してる感じがしました・・・(スミマセン)
「攻め」×「攻め」って帯にあるのに、ちっとも一馬が神宮を抱く感じがないし、今回もまた襲われてるし・・・(しかも後輩に・・・)
ていうか、一馬が神宮を抱きたいって言っていますが、無理でしょ(笑)ていうか諦めた方がいいような気もしますが、そこは「攻め」×「攻め」という文を書くくらいなんだから、いつか一馬が神宮を抱く日が来ると、信じたいと思います。
警視庁の検挙率No.1と云われる一馬と科捜研のクールな神宮の攻め同士の二人が送る作品!
急きょ、研修に参加させられることになった一馬。
危険な後輩のいる京都に研修にいく一馬に、有給休暇で京都に行く神宮。
後輩でエリート組の吉見の過剰なお迎えで嫌な感じ。
つまんない研修よりも、神宮との夜のスキンシップはハードだった。しかも、事件に遭遇してしまう。
管轄違いを忘れ捜査してしまう。
殺害されたのが、神宮の顔見知りで大学のときの恩師でゲイ。
犯人の対照になる。お門違いの捜査に黙ってられない一馬は、任侠ヤクザの古島と天才科学者のジュールに手伝ってもらい、事件を解決する。
神宮に主導権を握られぱなしの夜のスキンシップは、かわらないままだった。
今回の事件で、後輩エリート組の吉見にやられそうになり、帰り間際に諦めませんと云われ、困惑する。
リロードシリーズの第4弾です!
攻×攻を掲げていたシリーズのはずなのに、一馬は表紙からして完全に受じゃないですかwww
ついにはだけやがりましたかww
これまで本人の意思とは裏腹にいろんな人に組み敷かれて貞操の危機にあっても、表紙だけは「どっち攻よ?!」って感じだったのに、今回はその表紙までもがこうなってしまうとはwww
しかも話の中でも、吉見にまで組み敷かれてる始末。
「これで肉体的にも精神的にも受ポジション確定か?!」とつい言いたくなってしまうのですが、それでも諦めず攻めたい意識で神宮に向かっていき、でも結局組み敷かれてる一馬に萌えました。
危険な目にあったりとか結局神宮に丸め込まれてたりとか、「いい加減学習しようよ、一馬ww」って思いつつも、それがいいんですよっ。
前半はエロ多めで、それはそれで凄く萌えさせてもらいました!
露天風呂でとか最高ですねっvvv
しかも、そこでようやく一馬にちょっとだけ進歩がみられたかと思うとまたそこが萌えましたvあと苦笑いを含んだ神宮とかもvv
話の後半でひとつの事件を追うことになるのですが、その事件の流れが大変わかりやすくてまとまっていたので、すごく読みやすかったです。
今回の話で神宮の過去も少しわかり、そして何より京都で起きた事件を通じてお互いの関係がさらに濃く深まったようなので、それもよかったです!