俺だけに淫らなのは、いーんだよっ

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求愛の指先に囚われて~魔法ゲーム~(表題作 魔法ゲーム)

kyuuai no yubisaki ni torawarete

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表題作求愛の指先に囚われて~魔法ゲーム~(表題作 魔法ゲーム)

九条馨 高3
北原真雪 高3

その他の収録作品

  • 魔法ゲーム
  • 恋のやまい
  • 雪うさぎ
  • あとがき
  • カバー下・キャラクターラフ(宮下キツネ)

あらすじ

ひどく性急な指が肌をまさぐり、優しくも強引に性感を一つ残らず曝いていく--。馨と恋人になれた真雪。だが馨に雇われている己の立場に、不安を感じてる。それを理解しない馨の享楽的な盲愛だけが、心の棘だった。ある日、もめ事解決屋の馨に舞い込んだ「黒魔術クラブの調査」の依頼。馨の役に立とうとショー潜入に立候補するが、頭ごなしに大反対。やっぱり判ってくれてない。悲しみと怒りで、真雪は一人でクラブへ向かい…。大改稿と番外編を加えた、思うが故に揺れる恋。
出版社より

作品情報

作品名
求愛の指先に囚われて~魔法ゲーム~(表題作 魔法ゲーム)
著者
鈴木あみ 
イラスト
宮下キツネ 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
シリーズ
恋の名前
発売日
ISBN
9784829624272
3.1

(6)

(1)

萌々

(0)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
18
評価数
6
平均
3.1 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数3

イラスト変わって残念・・・

結構好きなシリーズの3作目。

前2作とはイラストが変わってます。絵の好みがどうこう以前に、シリーズ途中でイラストが変わるのはどうしても違和感あるので困るんです。
これは特に、唯月さんのイラストがキャラクターのイメージに合ってたと思うので余計に・・・

宮下さんのイラスト、真雪(受)の顔だけはマシですが、他はどうにもダメでした。馨(攻)をはじめ、他のキャラクターも感じ悪いし、何より体(裸体)の描き方がものすごく苦手です。上手い下手の問題ではなく、単に私の好みですが。
他の宮下さん挿絵作品ではそんな風に感じたことないんですけどね。

内容は、相変わらずあまあまでHです。

表題作は、黒魔術クラブを巡る詐欺の問題で、馨に生徒会から依頼が来て・・・真雪も、馨の役に立ちたいというものの結局足手纏いになるというお約束の展開です。そして馨が助けに来るわけですね。

まあストーリーはともかく、脇キャラクターの生徒会長がどうにも私はダメだった。こういうキャラクター、大キライなんです。いくら脇でも。

他に、馨の弟が乱入して来て、昔馨が真雪に書いた手紙をネタに真雪を味方につけようとし、裏を知らない馨が嫉妬して・・・やっぱりHに流れるのね。
でもこれは、手紙の内容がなかなかよかったです。馨、なんだよ可愛いじゃないか。

このシリーズは旧版で3作出ていて、新装版で3作+書き下ろし1冊で完結、という予定らしいのですが、4作目がなかなか出ません。待ってるんですけど!きっと他にも待ってる方はいらっしゃるはずなので、よろしくお願いします、先生。

2

あいかわらずのいちゃいちゃらぶらぶ

■魔法ゲーム
生徒会長 基山からの依頼で、黒魔術クラブの調査をはじめる馨。真雪(まゆき)が囮になると言い出すが断固拒否。
馨ってば、仕事から帰ってきたら笑顔で迎えて欲しいとか、まゆちゃん なんだか幼妻あつかい? 裸エプロンネタってもう出てましたっけ?w
でも、守られてばかりじゃイヤというまゆちゃん。馨に内緒で囮になって・・・危険な目にあわないわけがありません。そして馨が助けに行かないワケが・・・あったり、なかったり。

基山が一筋縄ではいかない変態でねぇ、なかなか面白いキャラです。お友達になりたいとは思わないけど。

■恋のやまい
馨の2歳下の弟 聡が突然二人の部屋にやってきた。馨と聡は仲がよくないらしい。でも、聡は馨に仕事を依頼、聞いてくれるまで帰らないと居座っちゃいます。
馨と真雪の仲は聡にバレバレ。とはいえ、聡の隣のベッドで真雪を抱いちゃいます。馨・・・おまえ orz つか、聡に対するイヤガラセ?w
仕事を受けてやれと聡の肩をもつ真雪に、すねる馨。偶然見てしまった馨と女の子のいちゃいちゃに、すねる真雪。
変態基山が聡と仲良くなって、引っ掻き回してくれます。
最後 馨と聡は和解。 引き離されていた間の馨の思いを知って、馨とまゆちゃんとらぶらぶ。

■雪うさぎ (書き下ろし短編)
馨が作ってくれた雪うさぎをみて、まゆがその隣に雪狼を作って並べる、というかわいいお話。
当然のごとく、うさぎさんは狼さんに食べられちゃうわけですがw

イラストが宮下キツネさんにかわりました。まゆはかわいいんだけど、男っぽいキャラ 馨と基山がいまいち orz

4巻はまだですかぁ~ヽ(・ω・)ノ

1

二人の絆

恋の名前シリーズの第3巻です。
旧版からの違いは、改稿されているのと番外編「雪うさぎ」が収録されています。
第4巻でシリーズ完結予定らしく、そちらは完全書き下ろしです!
馨×真雪の旧作ファンは、4巻だけ購入すると言うのもありです。
常に1話完結形態なので、続きが出ていないし3巻で終わりと思っていただけに、嬉しいニュースでした。

『魔法ゲーム』
黒魔術クラブに霊感詐欺の疑いがあって、馨に調査が持ち込まれる。
馨の役に立ちたくて、真雪も調査に乗り込む。

根本的にウサギさんな真雪がネタを掴める訳もなく、ピンチにあって馨に助けられるという王道展開です。
いつも余裕の馨が、自分よりガタイがいい男を犯すのが好みという会長から秋波を送られてぞくぞくしていたのが可愛かったです。

『恋のやまい』
馨の弟の聡が学校に現れて、五年前に馨が真雪宛に書いたラブレターが欲しくないかと言われる。
渡すには条件があって、馨に依頼をするので自分の味方をして欲しいと言うことで。

聡を部屋に泊めて声を殺しながらのHがあります。
このカップルはどこだろうといちゃつきすぎで、あんなにHしまくりな仲でキスを賭けてのトランプゲームとか、もうたまりません!
真雪と離されていた間に書いた手紙の内容がカワイゲがあるというか、切ないと言うか。
2人の絆の深さが見えて、いい話でした。

『雪うさぎ』
雪うさぎを真雪に作ってくれて、じゃあ、馨はなんだろ?と考えるラブラブなショート話です。
大方の想像通りのアレで、お決まり通りに食べられます。

真雪は馨が好きで、馨は真雪が思っている以上に好きでと、相思相愛なのにちょっと不安気味だったり、嫉妬してしまったりな所が萌えます。
とにかくバカップルなので、それを見て安心する感じです。

エロ:★3 声を殺してのHなどしょっちゅうラブラブHをしています。
総合:★4 離れていた間の手紙の内容が切ないというか、ちょっとほろっとさせられます。

1

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