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表題作愛咬の掟

五虎会若頭  永瀬凱喬 33歳
組対二課第六捜査係 穂積夕志 28歳

あらすじ

「お前の体の秘密を暴いて、女にしてやるよ」亡き父の敵を討つために刑事になった夕志は、ある日見知らぬ部屋で目覚めた。全裸で拘束された状況に困惑する夕志の前に現れたのは五虎会若頭・永瀬。危険な空気を漂うわせた男は「お前を飼う」と言い、頑なに拒む夕志を容赦なく凌辱した。監禁され、執拗な愛撫に喘がされる屈辱の日々。父の時効が成立する前に仇を見つけなければならない夕志は、自由と引き替えに永瀬のものになると誓わされてしまい!?
(出版社より)

作品情報

作品名
愛咬の掟
著者
高尾理一 
イラスト
緒田涼歌 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
シリーズ
愛咬の掟
発売日
ISBN
9784773099645
3.4

(39)

(8)

萌々

(12)

(12)

中立

(2)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
8
得点
126
評価数
39
平均
3.4 / 5
神率
20.5%

レビュー投稿数8

猫ってかわいい

王道のヤクザ対刑事、ですが、この永瀬というヤクザはなんかガッツリ好みで(もちろんイラストも)なかなか良かったです。

ストーリーに深みはあんまり無いので、どちらかというとふんわり調教モノと言うか。一筋縄では飼い慣らせない夕志がこれまた良かったりします。
生い立ちから親の仇を探すって思いや、冷静に状況を判断して、今は抱かれることも止む無し、と思ってみたり。
ふぇ、最後はやっぱり永瀬に対して絆されちゃうんですよね。
いい奴なんです、永瀬。もう夕志のことを猫としか扱わないところがまたイイ。部屋飼いしたいけど放し飼いも仕方ない…とかね。
でも人殺しだけどね。だから遅かれ早かれこの二人が一緒にいるなら、夕志の良心の呵責もあって、刑事はやめるんだろうなって思いました。

電子で続きがあるようなので、甘々らしいと言うお話と、同人誌も入手したいと思いました!

0

刑事の橘へのビビリっぷりがキラリ☆

本編より橘と刑事のカラミが非常に面白かったです。
単純に面白かった。

冒頭、拉致監禁され永瀬に無理矢理強姦され体液まみれになって動けなくなっている刑事。
そこへギャラリーを招き入れて、橘と一緒に精液ドロドロ開きっぱコウモンを嘲笑、子供の夏目をドンビキさせる。
もう冒頭のここだけで無理!胸糞ワリ!!で、1回投げたのですが、やっぱりお金出して買ったし…ともう一度手に取り読み始めたら~??
あれ~?永瀬、超甘いやん?甘々やん?ベタボレすぎ。

でもってどんな辱めを受けようとも決して心根を折らない刑事。
受けにアリガチな女の子化には絶対になりません。
ただし
永瀬の子分?の橘、この人にだけは違うようですwwwおもしろいww
永瀬が「虎」なら、橘は「蛇」
猫認定される刑事ですが、同じ猫科の永瀬にはとことん噛みつき反抗しますが、どうやら橘は条件反射で怖いようですwww
永瀬を罵倒した直後、その後ろにいた橘にチロ…と体温のない視線を向けられただけで「ア、…スミマセ…ン」いきなりシューンww怒り失速ww
実際に口に出して謝っているわけじゃないのだけど、とにかく各所に出てくる硬派刑事の橘への急激失速ビビリっぷりが面白くて面白くて。良かったです。

3

893モノのベスト作

BL小説を買うなら基本893と決めてる私ですが・・、この作品に出て来る攻めの永瀬、最高の893攻め様と呼ばせて頂きたいっ

893が好きで、強引・無理やりからの溺愛展開が好きな方なら、是非読んで貰いたい作品です!

永瀬との絡みのシーンは、何度読んでも、ニヤけます。
だいたい一回ぽっきりでしか本を読まないんですが・・・
このお話は、展開的にも先が読みたくなる面白さだったので一気読みv
受けが毎度強引に組み敷かれる様は、何度でも読み返したくなります。
永瀬の無骨な可愛がり方が、またいいんですよ〜v

これぞ、夢の893BL。
たっぷり堪能w
ごちそう様でした!

7

受けが女々しくないのが良い

高尾さんの作品は初読みです。
うーむ、表紙がね、露出的にはそこまでてはないと思いますが、攻めさんの指の位置が恥ずかしい…


受けの夕志は、警視庁組対二課の刑事で28歳。
同性からもアプローチされる容姿の持ち主。

攻めは指定暴力団五虎会の若頭の永瀬、36歳。
カリスマ的な魅力を持つ男です。


15年前、刑事であった父親が惨殺され、その犯人を仕事の合間に調べている夕志が、永瀬に囚われてしまうところからスタートします。

ペットにすると言い捨てる永瀬に、無理やり抱かれてしまった夕志。
快感に流されても刑事としての矜恃だけは守るような夕志は、タイプで言えば男前です。
見張り役として残されていた少年、夏目とのやりとりひとつとってもイラストとはまた違うイメージで男っぽい。
ただ、気になったのは夕志が「叱られた」という表現をすることでしょうか。
刑事なのだし「叱責された」とかでも良いですよね。
なんだからその表現だけで、ちょっと冷めてしまいました。

ただ、ラストの決着のつけ方は満足という感じでした。
あそこで綺麗事でおさめられても消化不良だったでしょうから。
やり方はペットというトンデモなスタートでしたが、終わり良ければすべて良しというところでしょうかね(笑

3

あなたは猫派ですか?それとも犬派?

猫派の方はこちらの作品。
スピンの『片恋の唇』と完全にリンクしているといっていいのではないでしょうか。
まずはこちらの本編『愛咬の掟』を読まれてからスピンも読まれると時間経過とか
解りやすいのでないでしょうか。
こちらの受様は刑事さんです。父親の仇を討つために警察になり、1人で犯人を何年も捜し
ております。そんな、健気な受様を邪魔に思うやからがおりまして、そやつの陰謀で
ヤクザさんのボスに拉致監禁されてしまうのですが・・・
まあ、綺麗で懐かない感じの受様を気に入ってしまった攻様が受様を自分の猫にしようと
するんですよね。
拉致監禁に強姦と、地雷炸裂みたいなネタですが、愛はあるようです。
スピン作品やら同人誌の番外でも尾を引くのですが、攻様がギャラリーがおるというのに
車の中で受様に口淫を迫ったりですね~ど派手イチャをしちゃうのですがそこが
あまり・・・攻様には受様の身体は他の男には見せたくない!とか思って欲しいところでして。
なんせボスですからね・・・所構わずです。
こちらの受様は綺麗でも男らしく、媚びたりしない性格な猫様なので、好感が持てました。
あまりにも受様が可哀相なのでたまには、攻様がぎゃふんといってもらいたいですね。

8

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