10年後設定。「Limiter」の続編です。
今回は「僕の手がやさしいと泣くなら』に次ぐ切なさです。ハンカチのご用意を！

依然続く山本とヒバリとリボーンの奇妙な関係。
ただ前回は本人も気づいていなかった山本のヒバリへの想いも、今回は自覚している様子。
しかし、仮に自分に女ができたとしてもヒバリと自分の関係は続けると言い放つ山本。
つまり、自分との恋愛関係はナイ、と。自分との関係は男女間で成り立つ関係とはまた別のものである、と解釈したヒバリはひっそりと傷つきます。
山本はヒバリのことが好きだけど、時々こういうすっごく無神経なことを言ってヒバリを傷つけるんですよね。
このあたり、ちゃんと自分の気持ちを自覚してるのか怪しくなるのですが…。

今回、山本はヒバリに無理矢理デートの約束をさせます。
そして当日、ちゃんと用意をして出かける直前、ヒバリの家にリボーンが現れます。
人を殺してきたところのリボーンはそのままヒバリの身体を求めてきて…
山本はヒバリの家まで迎えに来て、ヒバリとリボーンの情事の声を聞いてしまいます。
そしてそれをわざと山本に聞かせたヒバリに対し、リボーンは核心をつきます。
山本に惚れるのが怖いから、認めたくないから自分と関係を続けるのだと。
ヒバリはもちろんそのことを理解していましたが…。
そしてリボーンと入れ違いで入って来た山本はヒバリに関係を求めます。
そしてそのまま事に至るのですが…。

リボーンとヒバリの情事を目の当たりにしてしまった山本がめちゃくちゃ切ないです。
二人の関係は知っていたけど、最後までしてるって知ってるけど、実際目の当たりにし、
リボーンに抱かれた直後のヒバリを抱く。
また、山本があの名曲「初恋」を歌っているのですが、これが雨のシーンと被ってめちゃくちゃ雰囲気だしてます。
一方ヒバリも、認めたくないけれど、山本への想いを自覚しています。
でも山本のことを好きになるのが怖くて、逃げるためにリボーンと寝ています。
そしてついに山本に最後まで許します。挿入前に言ったヒバリの台詞がこれまためちゃくちゃ切ないわけでして…
ヤった後の二人がまたまた切なくって思わず涙が出てしましました。

今回ついに最後までヤったけど、結局何も変わらなかった二人。
二人の想いが交わる時は来るのか。
シリーズ最終話「dilemma」に続きます。