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表題作 スローリズム

矢萩智彦 → 前野智昭

水森秋人 → 野島健児

あて馬
堀田雅光 → 寺島拓篤
その他キャラ
木田修二[安元洋貴]/ ウエイトレス[森谷里美]

あらすじ

水森にとって毎週二回電話をかけてくる矢萩は、一番身近に感じられる友人だった。
その矢萩に高校の頃、ゲイであることの告白と共に、すまし顔で言われたのは
「安心しろよ。おまえだけは絶対好きにならないから」
あれから12年。この言葉どおり、水森と矢萩はずっと友達でいるが…(公式HPより転載)

作品情報

作品名
スローリズム
著者
杉原理生 
イラスト
木下けい子 
媒体
CD
作品演出・監督
みさわあやこ
音楽
スタジオマウス
脚本
紅郎
原画・イラスト
木下けい子
オリジナル媒体
小説
メーカー
モモアンドグレープスカンパニー(アブソードミュージックジャパン)
収録時間
80 分
枚数
1 枚
ふろく
初回封入特典フリートークCD約25分
発売日
JANコード
4582196801389
3.5

(29)

(5)

萌々

(10)

(10)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
12
得点
99
評価数
29
平均
3.5 / 5
神率
17.2%

レビュー投稿数12

私にはスローすぎた…

原作未読。

長いこと友達関係だった二人がようやく結ばれるお話。
タイトル通りのスロー(すぎる)ペース。
そんなじれったさをもどかしいととるか退屈ととるか…。

後者の私はストーリーに関して大分だれ気でしたが、声優さん方の大人声の相性がとても良かったと思います。
落ち着いた社会人テイストが醸し出す空気感がとても心地よくて、そこはとてもうっとり。
退屈さが薄まった気がします。

ゲイの攻めは見返りの求めない「好き」という気持ちを心に抱きながらも友達のままでいることを選んでいます。
ずっと一緒にいられるように。

受けは見て見ぬフリしつつも最終的には本当の気持ちを確かめたくなってしまう。

もどかしいやり取りが好きな方にはいいかもしれません。

結ばれたあとはお約束のセックス。典型的なBLアルアルコース。
想いが通じ合った途端肉体的にもすぐがっつきたくなるものかねー。
これだけ長期戦しておいて本番では積極的になれるもんなのかな。
ゲイではない受けがすぐに体を差し出せるの最近違和感持ってしまってダメですね(私が)


特典フリトは凄く賑やかでした。
皆さん自然体でワイワイしていたと思います。

喉を守るために声を張り上げて電話している寺島さんを想像したら笑いが止まらなくなりました。

0

派手さはないが号泣慟哭なしのリピしやすい良作だと思う

高校時代の友人が週2回電話をしてくる。
他愛ない話がスローリズムの音楽のようで寝落ちしてしまう。
という冒頭の野島さんのモノローグにグッと捕まれる。
良作の予感。

「男が好きだから男子校に来た」「お前だけは絶対に好きにならない」という高1の言葉から12年。
お互いに好意を抱いているのは明白なのに、軽口は叩けても核心には踏み込めない臆病。
「ずっと友達で、一生付き合っていく」が重い。

言葉選びが詩的だが気になるほどではない。

友人役の安元さん、後輩役の寺島さんがナイスアシスト。話の上でも演技でも。
この4人しか出てこない。そういう意味でとても聴きやすい。

大声で想いをぶつけるシーンの電車の音が大きすぎるという意見を見るが、それほどでもなかった。

「友達だけで終わるなんて嫌だ」と言うノンケに「ずっと付き合っていけるなら他には何も望んでいない」と答えたのは綺麗事ではなく本心だろうが、
「白状しろよ。俺が好きだって」「お前が口説かないなら、俺がお前を口説くよ」「お前が好きだ」までノンケに言わせて、
やっと「愛してる」からの~最後に一度ある絡みは、12年分の想いを込めた前野さんのやさしい攻めがよかったですね。
野島さんも控えめな声◎
しかし朗読かと思うほど前野さんが最中によく喋る。

巻末フリト。
安元さんは「前野」「寺島」と呼び捨てにするのか~。
安元さん、前野さんは「結婚したい」とのこと。
野島さん「恋愛ものは何回やってもいい。こういう大恋愛はなかなかできないので、作品でやれて幸せです」好感度の高い発言。

特典フリト。
メール事情やお酒事情で、紀章さんや下野さんや吉野さんなどのここにはいない人のプライベートな話が聞けて楽しかった。
自炊事情も、安元さんが「嫁にしたい声優」と言われている件も、訊かれてもいない自分の恋愛感もw結構珍しい話を和気藹々としていて、最後まで和やかな1枚。

派手さはないが号泣慟哭なしのリピしやすい良作だと思う。

3

ゆっくりゆっくりジリジリと

原作未読です。

タイトル通りお話自体ゆっくりゆっくり進みます。
攻の矢萩の12年間の片想いものです。受の水森に「おまえだけは好きにならない」とか言っちゃうあたり既に切ない。矢萩が水森をずっと好きで、でも親友としての関係を壊したくない、その感情がひしひしと伝わるんです。水森も矢萩の感情に気づいていても以前宣言された言葉があるからと、気づかないふりしてるってのもね。。。なんだこいつら臆病すぎるだろう!早くくっつけよと焦らされて焦らされました。水森の自覚するまでの過程の描き方がスローでその過程を堪能できたのもよかったな。当て馬の堀田も大学からの友人の木田もいいキャラでした~

個人的に攻の片想いものより受の片想いものが好きなのですが普通に攻の片想いものもおもしろいですね!

フリトも面白かったです。
皆さん仲が良いようでその様子が微笑ましかったです。そして、野島さんのテンションはこれまで聴いてきたフリト同様やっぱ変です!可愛いです!
お酒に関するお話が印象的でした。まえぬ何があったんだ(笑)それに関するのじけんのツッコミ面白かったですww私も気になるわ!

0

じれったいのがお好きな方に

原作既読です。
小説本の前半、「スローリズム」のみのお話です。
原作でも感じましたが、このドラマCDでもかなりゆっくり、じれったい恋が展開されています。
恋、というよりもかなり親しい友情、といった方がいいかもしれません。
受け視点中心にお話が進むのですが、受けが気持ちを自分で認めるのにかなり時間がかかるので、じれったいお話がお好きな方にはいいかもしれませんが、猪突猛進型の恋愛が好きな方にはダメかもしれません。
周囲の友情関係やお話の進み方は、かなりリアルな方だと思います。

余談ですが、ラストで使われているBGMが、私が大好きな作品、紺野けい子さんの「ラブミースルーザナイト」のドラマCDのラストでも使われているものと同じ曲で、これを聞いた時、ちょっと紺野さんの作品と被ってしまいました(そういえばあちらの作品も10年愛のお話で、このお話と似た設定だったな、と聞きながら思ったり(笑))。

2

のろのろ

原作の小説も話が進むのがのろくて 焦れ焦れしたのだが
CDは もっとのろくゆっくりに感じました。
前半がとても退屈でした。
何度も寝そうになりました。
12年間片思いしているゲイの攻め(前野さん)の話。
受け(野島さん)も満更ではないのだけどノンケだから。
もうこの二人 臆病で慎重なんですよ。
焦れ焦れが好きな方にははまると思います。
前野さんと野島さん どちらも落ち着いた役に合っていました。
土砂降りの雨の中で告白するシーンは良かったです。
ホンマに「スローリズム」だったわ!
題名ピッタリや!!

3

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