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表題作愛のポルターガイスト

雅巳,幽霊
治,雅巳の恋人/成,治の孫

同時収録作品まさかさかさま!

同時収録作品僕は見た目が99パーセント

同時収録作品仔猫もらってください

トラ
実はドS?のネコ

同時収録作品エムのリビドー

大隈
宇佐美

同時収録作品ラブサービスマン

ケンジ
幸光

同時収録作品法医学者異感情発生事件簿

堂島,新人刑事
安藤,監察医

同時収録作品愛だとか恋だとか友情だとか~善玉コレステロールと悪玉コレステロールの場合~

顔色が悪い客
善玉コレステロール

その他の収録作品

  • 花音サロン
  • 真枝真弓先生スペシャルエッセイ
  • あとがき
  • カバー下表紙1【表】~カバー下表紙4【裏】:カバー絵大正時代バージョン

あらすじ

一見、普通の高校生・赤穂成は幽霊が見えてしまう特異体質の持ち主。そんな彼の初恋の相手は祖父にとりついている美少年の霊・雅巳だった。しかし、祖父の死をきっかけに、雅巳が成にエッチなイタズラをしてくるようになって…!? 相手は幽霊なんだけど…大好きだから感じちゃう…!! 古風な幽霊と現代っ子の純愛を描いた話題の表題作「愛のポルターガイスト」。その他に、ドSにドM・ノンケ攻刑事・美形ヘンタイ眼鏡男子など様々な萌えを独自の切り口で描く全編ハッピーエンドな花音初コミックス。描き下ろしも充実★

作品情報

作品名
愛のポルターガイスト
著者
恋煩シビト 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
ISBN
9784832286436
3.2

(32)

(4)

萌々

(8)

(14)

中立

(5)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
20
得点
99
評価数
32
平均
3.2 / 5
神率
12.5%

レビュー投稿数20

萌える<興味深い

表紙の「山口珈琲」の文字に食べ物の気配を感じて。
出て来ませんでしたが…。

8つの短編が収録されていました。わりと性格的なSとMの話の割合が多かったような。
どの話も萌えると言うより人間の狂気のようなものが興味深かったです。
中でもSに依存されているようでSの愛情表現でないと実感できなくなってしまった「Mのリビドー」と、尽くし過ぎるダメンズメイカーを描いた「ラブサービスマン」は狂気っぷりが激しくて、「…く、狂ってる!」と口走ってしまうほどでした。

テーマがテーマなので萌える方はあまりいないかもしれませんが、BLという括りではなくストーリーを楽しむならおすすめです。おもしろかった!
おもしろかったけど、「どの話が好き?」と言われると困る。むしろ好きな話はないかなと答えてしまう不思議な作品でした。

0

シビトさん流ハッピーエンド

【まさかさかさま】
「支配しているようで俺を支配する事に支配されている」関係。結局Sを動かすのはMだなぁ。

【愛のポルターガイスト】
霊感体質の主人公は幼いころから綺麗な青年の幽霊が視えていて、それが初恋の相手だった。祖父が死んでから悪霊化してしまう青年幽霊。
思っていた以上にホラーで切なさと痛みと歪みが混在してます。
幽霊の絶望は計り知れないけど、一途な幽霊でした。

【僕は見た目が99パーセント】
惜しい男と言いつつ実にめんどくさくて厄介な美形君に振り回されている宮崎君は物好きというか、Mですな。

【仔猫もらってください】
バリタチでドSを自認する男が可愛いネコちゃんを手のひらで転がしているようでいて、実はネコちゃんの下僕という。

【エムのリピドー】
嫉妬深くて執着心の強いDV男から、別の善良そのものな男に乗り換えようと思ったけどやっぱり生温い愛じゃ物足りない!と元サヤに収まってしまうM男の話。

DVの供依存関係を面白おかしく描いてはいるものの、これ男女話なら1000%アウト!なんだけどBLだと本人達がそれでいいならいいか…と思ってしまえるのは何故なんだろう。

【ラブサービスマン】
付き合った男をことごとくダメ男にしてしまうダメ男製造機くん。新しくできた彼も「愛の御奉仕」を四六時中受けたいからと仕事をやめてきてしまって…。
ことごとく彼氏がダメ男になってしまうのは俺のせいか!と気付くんだけど、改心しないところがシビトさんらしい。

【法医学者異感情発生事件簿】
人体にしか興味のない法医学者が恋に目覚めてしまうまで。

【愛だとか恋だとか友情だとか】
コレステロールの擬人化!


1

個性的な作品

表紙からも分かりますが、この作家さんの絵柄は独特で、好き嫌いが分かれるとは思うのですが、ストーリーは個性的で面白かったです。
私もどちらかと言うと、絵柄は決して好みではないのですが、登場人物の執着心が強くちょっと怖いところとか、歪んだ愛情表現が描写されるストーリーには合ってると思えてくるんですよね…。
ちょっと怖いと言いましたが、精神的に少し怖いと思わせるお話がいくつか収録されています。
全部で8作品収録されていますが、特に表題作が一番好みでした。
恋人に対する想いが強すぎて成仏出来なかったポルターガイストを巡る少し切ないお話です。
大正時代末~昭和初期の頃の着物姿も素敵でした。

1

シビトさんの原点

シビトさんの初コミック。
絵柄や展開など、今のシビトさんの作品と比べまだ小慣れていない感がありますが、独特のエキセントリックな作風は当時から健在。

アンビバレンス、共依存といった大小の歪みを抱える人々を肯定するでも否定するでもなく、そのありのままの姿を描く冷めた視点に何とも言えないブラックな魅力を感じます。

表題作は、祖父を見守る美形の幽霊(攻め)に子どもの頃から片想いしている青年(受け)の話。

生前、祖父と愛し合っていた攻めですが、祖父の結婚により二人は破局。
死後も祖父の年老いていく姿を見守り続けていましたが、死した祖父は霊になることなく成仏してしまい…

攻めは最終的に受けと結ばれ、一応はハッピーエンド。しかし受けの人生それでいいのか?と思わずにはいられない最後の一コマが何とも言えないシュールさを醸し出しています。
祖父が最期まで攻めの想いに応えることなく逝ってしまうという展開も切なく(受けが祖父の気持ちを代弁してはいますが)、明るいようで暗い、救いがあるようでない非常に奇妙なお話。

その他、特に印象に残ったのは「ラブサービスマン」という短編。
付き合う男をことごとくダメンズにしてしまう主人公(受け)。
恋人に言われるがまま金を貸し、別の男と寝るよう命令されても拒まず…
ラストで自身の欠点をようやく自覚する主人公ですが、それを改めるでもなく…という結末が非常にシビトさんっぽいお話。

DVカプの共依存関係をコミカルに描いた「エムのリビドー」等もそうですが、登場人物が現状から抜け出すチャンスを一瞬見出すも、結局自身の意志で現状維持を選択してしまうというパターンはシビトさんの作品によく見られる展開で、そこに人間の愚かさや哀しさ、可笑しさが出ていて考えさせられるものが多いです。

シビトさんの原点が感じられる大変興味深い作品集でした。

3

病んでる!歪んでる!

8編のお話が入った短編集。登場人物の性格がもれなく歪んでます…。
個人的には、表題作の『愛のポルターガイスト』と『エムのリビドー』がお気に入りです。

『愛のポルターガイスト』
幽霊が見える体質の高校生・成の初恋相手は、祖父にとりついていた美少年の幽霊・雅巳でした。そして祖父の死をきっかけに、雅巳は成に「一族に復讐をしてやる」といって悪戯を仕掛けてくるようになります。そんな雅巳の正体は、祖父の昔の恋人でした。
雅巳の病んでる感じがとても良いです。ふと見せる儚げな表情が色っぽい…!
そして最終的に自分の祖父と付き合っていた幽霊を恋人にしてしまう成の歪み具合も相当だと思います…。二人の歪な純愛が楽しめます。

『エムのリビドー』
束縛が激しく、すぐに恋人に暴力をふるう受け。顔面が傷だらけになって流血するまで殴るって…容赦ない…。
だけど、やっぱり二人は離れられないんですよね。こういう関係になってしまったら、もう普通には戻れないんだなぁとしみじみと感じてしまいました。
こういう束縛をするのって攻めの方が多いイメージだったので、完全に主導権を握っている受けに不覚にも萌えてしまいました…!意地悪そうな顔が良かったです。

幽霊、SM、擬人化など、非常に濃い一冊でした。
シビト先生の絵柄は独特で少し不気味な印象がありますが、今作は特にホラーテイストが強かったと思います。
少し歪んだ愛がお好きな方はぜひ!

2

範疇と感覚

帯で島あさひさんが推薦文を書いておられる訳ですが…
一冊読み通してからどう判断すべきか迷ってしまう訳です。
これは表題作にのみ向けられた推薦文か、それとも
一冊読み通した上で全体に向けられた推薦文か。
ある意味多彩な作品集ですし、帯ですからそれなりの
忌み言葉も存在したでしょうし。
と、思いを馳せてしまう程に判断に迷う作品集です。
執着が好きな方になら一先ずお薦めはしますが、
それでも好き嫌いは分かれてしまうんじゃなかろうかと。
それぞれに潜んでいる隠し味が時に強烈だったり
しますから。

…読み手と読む時のテンションを選ぶ一冊でしょうね。

4

歪んでるなぁ

大好きですけどね!歪んでる愛!
表紙からだと、もうちょっとほのぼの系なのを想像してましたが
けっこう、ホラーでした(*_*)ホラー大好きですが(笑)

「愛のポルターガイスト」も良いんですが、
私はエムのリビドーがめっちゃ、好きです(^3^)/
受がDVなんですが、攻はもうヘタレでドMでこんなの以上だと思いつつもいつの間にか、愛し過ぎちゃってて一生離れられない関係になってしまったようです。
受のうさちゃんも殴りながら泣いて「一人にすんな」ってとこがめっちゃ、可愛いくて好きです。
BLだから、好きになれるんであってこれが、男女だとドン引きですな(笑)
女が男を殴るなんて……怖すぎですよ(^-^;
てか、新装版でるんですねー。描き下ろしとかあるかな。

1

ドM特集…?

初シビトさん作品です。この方の作品って何となく暗いイメージがあって避けていたのですが、タイトルに惹かれて読んでみました。

「まさかさかさま!」
えっとこのCPは山吹×黒沢…でいいんですよね。
一見女王さまな雰囲気ですが実はビビりで人の気配をうかがいながら高校生活を送っている黒沢くん。対して黒沢くんに傅いているように見えて自分の意のままに黒沢くんを動かしている山吹くん。
何とも不思議な空気感のある二人です。

表題作「愛のポルターガイスト」
子どもの時から霊的なものが見えてしまう成。そんな彼が見えて唯一嬉しかったのがおじいちゃんのところにいていつもおじいちゃんだけを見ている綺麗な「彼」。
彼と成が関わるたびに見えてくる彼とおじいちゃんの過去と彼の悲しい恋心にズッキュンときました。
想いは通じたけどこの二人は事は致せるのか…?と下世話なことを思ってしまった。
個人的に一番好きなお話でした。

「僕は見た目が99パーセント」
転校生の宮崎くんは綺麗な顔の高橋くん(あだ名がオシイくん)と隣の席になる。同級生たちはオシイくんの隣なんて可哀想と噂するが宮崎くんは「?」状態。そうこうするうちになぜ「可哀想」なのか分かるのだけれど…。
というお話。
オシイくんに振り回されながらも「可愛い」と思う宮崎くんは究極のMだと思いますv

「仔猫もらってください」
ドSだと自負しているトラくんと小さくて可愛いネコちゃんのCP…
に見えて実はドMのトラくんとドSのネコちゃん、というお話。

「エムのリビドー」
気に入らないことがあるとすぐに殴る宇佐美に愛想を尽かし家を出る大隈くんですが、結局は優しくしてくれる人ではダメで、束縛して、自分の気持ちを押し付けるくらいの愛情を見せてくれないと満足できない大隈くん。
何だろう…。このドMくんは。君たち好きにやってればよろしい。と思ってしまった。

「ラブサービスマン」
恋人に尽くしすぎる幸光。尽くしすぎるがゆえに相手をダメにしてるんだよね。それに気づかない彼が不憫だった。

「法医学者異感情発生事件簿」
これ続きを描いて欲しいなあと思いました。ドSな安藤さんが「これは恋?」と赤面するところが可愛かったです。

「愛だとか恋だとか友情だとか」
これは爆笑してしまった。最初タイトルをよく読まずに読みだして「?」ってなったけれど、善玉・悪玉コレステロールの擬人バージョンだって気づいた時は思わずふいてしまった。
分かる!分かるよ~!ついつい誘惑に負けて「身体がどうしても求めてしまう」んだよね~。

全体的にドMさんばかりが出ていたような…。この作家さまの作風なんでしょうかね。違う作品も良んでみようと思います。

3

もっと…もっと…

恋煩シビトさん、好きなテイスト方向の作家さんです。
暗くて変態的、病んでる系が多い作風のかたです。
が、・・・私の中ではけっこう好きな作家さんであるにもかかわらず、
今のところそこまでの突き抜け具合がない作家さんでもあるのです。
それぞれの作品に好きなところはあるんですが、
どっかーんと萌えが来たことがないのです(´;ω;`)
特にこの作品は短編集ということもあって、
充足度が低いです。

そんなわけで、一つ一つの作品はそれなりに面白い設定だったりするのですが。
どうにも完全にホラーでもないし、その手前の奇妙な感覚が残る作品ばかりで、
イマイチ突き抜け具合が感じられないのです。
まぁときにはこういうぬる~い奇妙系も面白くはあるのですが、
なんせシビトさん短編集が多いので、充足感が低いのですよね~。

好きなテイストのかたなので、もっともっと表題作で一冊いく作品が増えて欲しいなと思うのでした。

2

盛り沢山

様々なシチュエーションやCPが有り楽しめます。
が、その分好きな話とそうでない話で分かれてしまいました。
『独自の切り口で描く全編ハッピーエンド』な一冊、というコンセプト
らしいのですが、苦しい恋や痛い愛も多く結構もやっとします。
最後の『愛だとか恋だとか友情だとか~善玉コレステロールと悪玉コレステロールの場合~』
はタイトルを見ずに読んだので意味がわからず、3度読み返してやっと理解しました(笑)
理解してもあまり好きにはなれませんでしたが…すみません。
表題作の『愛のポルターガイスト』『法医学者異感情発生事件簿』がその中でも好みでした。

3

これがシビトワールドですか

シビトワールドにハマりそう。
病んだ感じ、どれもこれもこの結末はハッピーエンドなのかと首を傾げたくなるようなゾクッとくる結末、たまらんです。
欠点を欠点のまま、萌えへと昇華させてくれる作家さん、好きです。疑問符つきの萌えなんだけど、それもまた一興。

『まさかさま』
SMは深いですね~。
ホント、ドSこそがドMなんだろうなと思う。
この二人の続きが読みたい。やっぱ攻めはメガネくんのほうだよね。

『愛のポルターガイスト』
すごいっすねコレ!
幽霊との恋愛、ぜんぜんokだと思います!
最後の一コマの幸せそうな二人がたまらん。

『僕は見た目が99パーセント』
オシイくん怖い、可愛い。
絶対にお近づきにはなりたくはないけどw
とらわれちゃった主人公、これはもう仕方ない。人身御供として頑張ってちょ。

『仔猫もらってください』
やっぱSこそM。
真理ついてると思います。
こんな短さのなかに、説明不足を感じない。上手いなー。

『エムのリビドー』
いっぱい殴られてるから苦手な人多いと思う。
私もヤダこんな付き合いかたw
でも「この二人にとったら」これが正解なんだろうなと。そう思う。

『ラブサービスマン』
イテテ。
ダメ男を作るのはダメ男。
男女の恋でもリアルにある話だ。
ちなみに私もダメ男に惚れるタイプなので、こういうの読むと心がイテテとなるw

『法医学者異感情発生事件簿』
この話が一番好き。
最初のほう、ウゲッと思ったんだけど、後半の展開が神でした。
ニヤける。遅まきの初恋萌え。

『愛だとか恋だとか友情だとか』
コレステロール擬人化やばいっす、面白すぎるww

3

全部足して割ってみたらこうなった

…いや、面白いんですって!ただ自分の中で、一つ一つの作品の評価があまりにもキレイに分かれるので個別に評価してみた結果…。

●神
『まさかさかさま!』
良いのは顔だけの黒澤と、黒縁眼鏡の山吹。二人は友達もドン引きなSとMな関係に見えるけれど実のところ…!?という歪んだ雰囲気の作品。…いやこれ最高でしょう!!この本の表題作はこっちで良いと思いますマジでvvv(タイトルとしてどうかはさておきw)黒髪眼鏡+SM、バンザイ!YEAH!!

『法医学者異感情発生事件簿』
「肉体は男に限る…」とか言っちゃう法医学者はかなりステキだと思いますがオチもステキ過ぎるんです!!!相手の刑事もやるときゃやる男で良いv

『コレステロール』
擬人化…パンチ有りすぎるwwwそこはかとなく漂う切なさもいいですね。幸せになれよ、善。

●中立
『愛のポルターガイスト』
雅巳さんがどうしておじいさんに置いていかれたのかが気になりすぎて萌えられないよーうわーん

『僕は見た目が99パーセント』
“残念”にするか迷ったけどキャラの性格が面白いので。あと一ひねり欲しいかなー

●趣味じゃないっていうより残念
『仔猫もらってください』
『エムのリビドー』
『ラブサービスマン』
SMの描写は秀逸だと思うんですがどうしてもBL作品である必要を感じなくて。
色々考えたんですが、舞台が普通過ぎるからかなーと思ってます。何か一つ歪んだモノを混ぜるととんでもない爆発力持つと思うの…!!

まとめ:
これからの伸びが楽しみな作家さんですvとりあえず『極上眼鏡男子』は読む予感www

3

シビトワールド炸裂☆

共依存的なお話の短編集です。

「まさかさかさま!」
SMの深さを知ることが出来ます。
「支配しているようで俺を支配する事に支配されてる」にゾクッとキタ
山吹のおねだり顔とネクタイキスに萌えぇ.+:。(〃Д〃)゜.+:。

「愛のポルターガイスト」
成の初恋の人ゎ祖父の昔の恋人(幽霊)だった。
切ない話がさわやか!?にまとまっちゃった!
カバー下が。。。オサレだぁ*:。.*・゜☆

「僕は見た目が99パーセント」
美形の高橋(オシイ)ゎなにかがおかしい。。。惜しいのゎ顔?性格?
どっち!?性格の方だろぉww落ち着け宮崎wと言いたいところだが。。。

「仔猫もらってください」
SトラとMネコのハズが。。。あれ?悪いお顔とわがまま放題Sネコと
そんなネコをかわゆいと思ってしまうMトラのお話。

「エムのリビドー」
愛情表現が上手く出来ないDV男うさとタイトル通りの男クマのお話。
あちゃ~><wなんだけどわかる!これゎリアルにあると思う☆DV愛☆

「ラブサービスマン」
すきになるとつくしすぎてダメ男にしてしまうことにやっと気付いた幸光。。。
え?なんでっ?だーかーらー気付いたよね!?。。。(≧m≦)ぷっ

「法医学者異感情発生事件簿」
人体にしか興味なかった法医学者とヘタレ刑事の急展開する話が
おもしろい!これゎ続きが気になる終わり方。
1個何このアングルwwってのがあったw

「愛だとか恋だとか友情だとか」
コレステロールの擬人化だったぁwはじめ気づかなくて???
わかったときの名前wタベルさんってww

今後ぜひ長編を見てみたい☆タイトルセンスもすきだぁ(〃∇〃)

2

「歪んだ愛情」はなんかエロい

「怖っ!」読後の感想。
ホラーマンガは苦手な私です。絵もどことなくホラーマンガ、もしくは、某妖怪マンガ風。スプラッタがあるわけではないのですが、なんか「ぞわっ」てくる怖さがありました。精神的なドロドロ具合が、ヤンデレに免疫のない私には、少々刺激が強すぎました。(変態には多少免疫があるんですが…)
でも、なんかドキドキする。キュンキュンじゃなくて、ドキドキ。
読みながら、いけないことしてる感じで落ち着かない。
このドキドキは、何のドキドキなのか。萌えなのか、恐怖なのか、それとも欲情なのか。とか思ってる間に、なんかはまってる。
ただ、1話が短い上に、続きがもっとよみたい!続きが気になる!と悶々します。(内容は十分濃いですが)

「仔猫もらってください」
猫好きがM…。その通り!
甘え上手のおねだり上手。だけど、実は「なんか企んでますよ」な悪いお顔をするネコちゃん。ネコ好きな私としては、たまりませんでした。

「ラブサービスマン」
だめ男って、こうして作られるのですね。
納得!下げま●ならぬ、下げち●…

ハッピーエンドって、人それぞれなんだなぁ。と実感する目から鱗の作品でした。ヤンデレ萌えに、目覚めそうです。

3

ホ、ホラー…?

硬質で、端正な印象の強い絵とはうらはらに、ヤンデレまみれのダークな展開のストーリー
地味に変態で、ひたひたと怖いです。

「全編ハッピーエンド」って、、、

とりあえず、一見したところ、表向き、ダークエンドではありませんが、
どこか素直に祝福できない

そんな、ちょっと「…?」な後味、ちょっと血のような後味が残る短編集でした。

2

これまた懐の深い作品たち。

こちらはオールハッピーエンドモノ(とり方にもよりますが)ということで
すがやはり恋煩さん、一筋縄ではいきませんw
一貫して「キレイに見える人のキタナサ」を表現しているところに
性格に欠陥がある登場人物が大好物の私はめろめろです(笑)

「愛のポルターガイスト」
まずはやっぱり書生さんルック最高・・・!ということで(笑)
コス全般に一切興味がないはずなのに唯一反応してしまう書生さんルック!
目の保養になりましたw
薄情者大賞はおじいちゃんに決定でしょう。お葬式の後おじいちゃんを必死に探す雅巳さんが可哀想で可愛い・・・!
成くんには今度こそ雅巳さんを幸せにしてやって欲しいものです。

「僕は見た目が99パーセント 」
99%美しくてもあとの1%がありゃりゃな「オシイくん」。
でも、完璧なものより欠けてるもののほうが愛嬌があるんじゃ、と
感じる私はオシイくんの術中に嵌ってるんだろうなあ(笑)

「エムのリビドー」
クマちゃんのマゾっ気が発動するのはウサちゃんの暑苦しい愛情のおかげ。
情熱の吐き出し方を間違えているウサちゃんと
その間違った情熱を受け入れてあげられるクマちゃんは似合いすぎてるカップル。
何回もまたこんな事を繰り返して別れてもまたくっつくんじゃないかねー。
誰がなんと言おうと変われない人たちなんだろうと思います。
まさに割れ鍋に綴じ蓋カップル。

「ラブサービスマン」
だめ男養成ボーイといったところでしょうか(笑)
自分の行動のすべてを「相手の為」と捉えているということは
自分の行動のすべてを「相手のせい」と捉えることもあるということで。
結局自分が一番大好きな子なんじゃないかと思いました。
単行本中一番悲しい男の子。

短編の多い作家さんなので次はぜひとも長編をお願いしたいところ・・・!

6

全体的にレトロな感じ

現代のお話でもなんだかレトロな雰囲気漂う絵柄で、独特な感じでしたね。
8編のお話が収録されております。

表題作である「愛のポルターガイスト」は霊感のある高校生のお話。
その霊感青年、成の初恋の相手というのが、いつも祖父の側にいる美少年霊・雅巳だった。祖父の死をきっかけにエッチなイタズラをしてくるようになって…!?

とまぁ軽く裏にある粗筋を短縮してみたんですが、実際こんなポップな話ではないですよ。
序盤はちょっとアレ?これホラーでしたか!?と思うくらいコワ~な雰囲気漂っておりました。(私がチキンなだけかも)
しかし雅巳と成の祖父との過去話を見て、雅巳の一途な気持ちに切なくなりましたね。

軽く狂愛気味な話であったり、支配欲のお話など、暖かくキュンとくる話が好きな自分的にはヒィィイ~となる部分もありつつ、キャラの個性や独特の世界観は嫌いじゃないです。
登場人物のSとMの対比が面白いなぁと思いました。

個人的には「僕は見た目が99%」が「法医学異感情発生事件簿」が結構好きでしたね。

2

愛と愛のポルターガイスト

同じ月に2冊もシビト先生の作品が読めるなんて幸せです(ノω`*)ノ" ンフフフフッ
期待に漏れず面白かった。
いかんせん表紙がイマイチ好みじゃないので、一見さんだったら買わなかったな~とつくづく思っております。
☆まさかさかさま!
学生さん二人。尽くすもの尽くされるものに見える二人だが、果たして本当は・・・?!
ドSなんだけど、甲斐甲斐しく下でいてやる黒髪くんと、威張って見えるんだけど、本当は相手の反応に逐一ビクついてて~な人間くさい見せ方がうまかった。こういう微妙な心理描写がすごくうまい。
そんな部分が見え隠れするたびにドキドキしてしまいました。
いつか喰われてしまうんだろうな~とおもうと、黒澤くんがさらに可愛くみえてくるから不思議(∩∀`*
☆愛のポルターガイスト
一瞬、ホラーモノ!?と思ったんですが、これはこれで純愛。
お爺さんのところに行くと、美しい青年がいて、それが初恋だった。
お爺さんが亡くなってしばらくして、青年はまた現れる。
恐ろしい形相をした青年は、家族を呪うといい、家族に次々と不幸がおとずれるようになるのだが・・・!?
途中ちょっと怖い部分含め、最後の一こまがなんともホノボノなのが良い。
爺さんと恋仲だった幽霊が~という流れ。
爺さんがいかんせん可愛い。なんだろう・・・こぉ・・爺さんに若いころがあって、そのころに美青年と・・という設定がツボなんだろうか。
一途に愛し続けた青年、その一途さもキュン
☆僕は見た目が99パーセント
顔はいいのに・・・・顔はいいのに・・・・という子のちょっとオイタな作品。気を引きたくて意地悪なことをしてしまう。
意地悪なことをして弱ったところに漬け込んで・・・とにかく気を引きたい。
これ、何がすきって、このコミカルというか、こまの使い方。見せ方がスキです。なんともいえない味ww
しかしまぁ、顔がいいって言うのは・・・武器だとおもう
☆仔猫もらってください
私も異常なくらい愛されてみたry・・
☆法医学者異感情発生事件簿
二人とも見た目がツボです。
ちょっと眉毛の太い狸みたいなww相手は逆に狐みたいな。
転がされて「やっぱり無理です」という狸くんと
「これって・・・恋?!」な狐くん。
そこの2コマがすき。

他短編いくつか
決して明るい話ばかりではないのですが、基本的にハッピーエンド。
面白いです。

5

ひと癖、ふた癖、どころかブラック&ダークまみれは心地よい

恋煩さんの絵は黒のベタが印象的だ。
首に描きこまれる影が特徴で、引いたアングルになるとたまに首が真っ黒になって顔が浮いているようになるから、幽霊のように見える時がある。
髪が白抜きの人は目も白抜きの事が多く、不気味さ二割増?
だからというわけではないが、ストーリーもブラック気味だととてもマッチしている。
全編、ダークな雰囲気をまとった短編集、みごとツボにはまりました!

「愛のポルダーガイスト」
亡くなった祖父の昔の恋人の幽霊が恋人
幽霊の憎しみと愛は実ったのに、成仏は成が死ぬまでおあずけですね。

「まさかさかさま」
山吹が好きだー!Mそうだけど実はSで、黒髪眼鏡が萌え♪
たまに眼鏡だけで目が入ってない顔がダークでいい。

「僕は見た目が99%」
オシイのあだ名の由来は、顔に似合わず性格が惜しいところから。
構ってほしくていじめるって子供っぽいけど、そのオシイ性格が愛しいと思う自分は宮崎と同種だろうか?

「子猫もらってください」
猫好きはMというらしいが、ネコは悪魔だ。
Sと思っていたタチは下僕に成り下がっている。

「エムのリビドー」
宇佐美から離れられないクマに共感を覚える。
暴力は愛の拘束、愛されている証拠だ・・・Mにとっては・・・

「ラブサービスマン」
ダメな男ばかりすきになる幸光は、甘やかして男をダメにしてしまう、と気が付いていても、それが彼の愛。
SとMの世界すべてを凝縮して内に持っている人間だと思う。

「法医学者異常感情発生事件」
冷静な法医学者が、自分のスタンスを壊される体験をして初めて恋を知る。

「愛だとか恋だとか友情だとか」
善玉・悪玉コレステロールの擬人化・・・この萌えを当てはめるとほとんどすべての男達に萌えが発生することになる?

絵の好き嫌いの好みは分かれるかもしれませんが、痛い系・SMスキーにお勧めです。
っていうか、きっとそれ好みの人は好きになるに違いありません。

4

ヤンデレまみれww

あの…この作品の登場人物、ヤンデレしかいませんww
ほぼ、全てがヤンデレです、歪んでます、怖いですww

『愛のポルターガイスト』
祖父の葬式に現れた一人の幽霊♂。成は昔から彼の姿が見えていた。
彼は実は祖父の昔の恋人だったのだ――。
その幽霊を「僕のことを好きになりなよ」と自分の恋人にしてしまう成。
幽霊の想いは切ないんだけど…成。病んでる…!!

『まさかさかさま!』
人相が悪く、口も悪く、みんなからSだと言われている黒澤。そしてそんな彼の犬的存在・山吹。
しかし黒澤は山吹の顔色をうかがいながら過ごし、山吹はそんな黒澤を可愛いと思っている。
黒澤がS、山吹がMと思われているが、実は反対。奇妙な二人のSM劇場。

『僕は見た目が99パーセント』
美形なのに人づきあいが苦手な高橋。顔はいいのに性格が惜しいからあだ名が「オシイ」
友達になりたい相手には嫌がらせをして、そうしたら自分のことを気にしてくれると思っている彼。
転校生の宮崎が標的にされるが、彼はオシイのことを可愛いと思ってしまう。
んなアホな!!

『仔猫もらってください』
自称Sなトラと、子猫のような恋人。
恋人は可愛くてブリッコなんだけど、実は最強のSのような気がしてきたトラでした。
邪悪な顔のブリッコちゃん、可愛いぜ!

『エムのリビドー』
Sで暴力的なウサとMで殴られたがりのクマ。
殴られてばかりのクマはウサに別れを告げるが、もう普通の人では満足できなくて?!
殴り愛です。ゴルァ!とか言う受初めてみたww

『ラブサービスマン』
尽くしてしまう男・幸光はダメ男が好き。
でも実はそれは、幸光が奉仕するために、男がどんどんダメになっていくのだった…
幸光よ、「幸せだから まー…いっか」じゃねぇよ!真剣に考えようよ!

『法医学者異感情発生事件簿』
法医学者・安藤は人間には興味がない。興味があるのは死体だけ。
そんな安藤が恋したのは、警察官…??
これはヤンデレではないかも!

『愛だとか恋だとか友情だとか』
「窓際の林檎ちゃん」のコレステロール擬人化の別バージョンですね。
善玉コレステロールの恋です。

はぁ~濃かった!!ほんと、病んでる!キャラクターの表情すごいですもん!
怖い!リアルで怖いです。ある意味ホラーな一冊。
同じく10月発売の「窓際の林檎ちゃん」とはまた違った作風を味わえます。
あちらでもダークさや毒々しさを放っていましたが、こっちのほうがよりディープです。
ハマる人はハマるんじゃないでしょうか??
冷徹な顔からにじみ出るエロスもたまらんですよ!

6

ミドリ

伊吹さん、こんばんは!!
シビトさんは本当になんかこう…逆方向から萌えを放って来るといいますか
まさかそうくるか!!っていう展開が多くて、しかもそれが意外に萌えちゃうという…
萌え界におけるダークホースだと思いますw
ヤンデレは好みが分かれると思いますが、そのヤンデレをここまで爽やかに書ききっているのも凄いところ。
キャラクターが全く悪びれていないのも凄いww

シビトさんといえば、「窓際の林檎ちゃん」は読まれましたか??
個人的にはあっちの作品のほうが好みなんですよー
擬人化最高!となりました。
新たなる萌えを吸収された伊吹さんはさらなるパワーアップをされるのでしょうねww
楽しみにしています♪
少しでもお役に立てて嬉しいです。

伊吹亜弓

こんばんは伊吹です!(自分押し出し
「萌え男子がたり」でミドリさんが恋煩先生の作品に和顔男子がたびたび出るとおっしゃっていたので、がむしゃらな貪欲でホップ、そしてミドリさんのこちらのレビュでステップ、勢いのままジャンプ!で本屋さんでゲットしてきました。

…!

恋煩先生…vvvvv
イラストからして既にツボをぐりぐり押されたのにあのストーリー!
ヤンデレは地球の宝ですね。
とくに一番最初の掲載作「まさかさかさま!」の黒澤くんが最高すぎて…v
なんでしょうね、あの、自分を肯定されれば結局なんでも許しちゃってる様v
ミドリさんのレビュで素敵な作家さんに出会えました☆
どうもありがとうございますっっ (すっごい勢いでコメントでしてまふ…すみませんorz

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