• 通販購入【PR】

表題作 15センチメートル未満の恋

伏木野円 → 三宅健太

雪見有一 → 野島健児

あらすじ

これは夢に違いない――。階段から落ちたことがきっかけで身体が12分の1サイズになってしまった雪見。
一人では生活も仕事もままならず、その場に居合わせた美大時代の同級生・伏木野の作った
ドールハウスで暮らすことになる。
伏木野の作るハウスも彼本人も大嫌いな雪見だったが、何を考えているかわからない伏木野に
不器用に世話を焼かれるうち……?
(販売元より)

作品情報

作品名
15センチメートル未満の恋
著者
砂原糖子 
イラスト
南野ましろ 
媒体
CD
作品演出・監督
阿部信行
脚本
野中幸人
オリジナル媒体
小説
メーカー
Atis collection
収録時間
79 分
枚数
1 枚
ふろく
通販特典:巻末トーク+フリートークCD(約32分)
発売日
JANコード
4560223560485
2.9

(13)

(0)

萌々

(0)

(12)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
37
評価数
13
平均
2.9 / 5
神率
0%

レビュー投稿数7

題材は凄く面白いと思います

原作未読。
野島さんは少しツンケンした力強めな声。

タイトルやあらすじからするに絵でこそ楽しめそうな題材ですが、音だけでも面白かったです。

小さく縮んだ雪見視点の世界は新鮮でデブ猫ちゃんとのやり取りもなかなかに迫力がありました。
そしてなんてったってペロペロシーン。個性が光る美味しいシーン。
最初は怒り戸惑いながらも小さな体で快感を追っている雪見がとてつもなく可愛かったです。

サイズ感は声の音量の違いであらわしてくれています。
なかなか新しい試みだとは思いますがどうにもこうにも耳が安定できなくて…
やっぱり大好きな野島さんの声をしっかり聴きたいんだけど音を大きくすると三宅さんのターンで耳がびっくりしちゃって(笑)

三宅さんは豪快なキャラのイメージが強かったのですが静かに一途で見た目の割に愛らしさある伏木野役は新鮮で素敵でした。
口下手むっつりな大型犬ではあるんですけどね。

ただもとが力強さある声だからこの音量の違いは設定を表現するにはいいですが声を楽しむドラマCD作品としてはどうなんでしょうね…。
決して邪魔にはなってないのですが、三宅さんの息遣いがやたら印象に残りました。
強めな水音に関しては個人的に満足です。

ストーリーとしては可もなく不可もなく…といった印象です。
これは夢だという割に普通に仕事している…というかいつも通りの日常を続けようとする姿には違和感感じました。
それこそ思いきったアレコレしても良さそうなものを。

卒業式の約束に関しても微妙…というか好きになった描写もあまくないですか。
一応筋は通っていますが心は動かなかったな。
でも夢を共有するネタは面白いですよね。

『1/1スケールの恋』では伏木野のまっすぐ強引ながっつき具合がとても良かったです。
普通の恋愛にあるべき流れを求める雪見とのちぐはぐさが可愛かった。
そんなたどたどしい二人の恋の進みをもっと聴いていたかったなー。

キュンときたのはキスの意味を問う伏木野に「どう思う?」と返した雪見のところです…!!

0

伏木野の朴訥さにキュン

原作既読です。
もう何年も前に原作は読んだのですが、忘れている所も多いと思い、原作片手にドラマCDを聞きました。
原作と比べるとやはりカットされている所は多いですが、ドラマCDとしては上手く纏められていると思いました。
ストーリーは雪見視点で進んでいきます。
人との付き合いは決して得意ではない朴訥な伏木野の一途な所に何度もキュンキュンしました。
三宅さんがその朴訥さをとても上手く演じられていたと思います。
野島さん演じる雪見もツンデレな所が可愛いです。
個人的に一番萌えたのは、ラストに収録されている『1/1スケールの恋』です。
面白くて切なくて甘々なお話でした。

1

うーん。

原作未読です。小さい頃、うる覚えだけど
「南くんの恋人」というTVドラマが大好きだった記憶があったので
タイトルとあらすじを読んで「ビビビ」ときて即購入w
すごく楽しみにしてたと思う。なかなか変態的でもあるけどw
可愛らしく、良かった。けど期待しすぎた・・・。
全体的に、少し物足りない。

個人的には、音声化するなら15センチの時の声を、
もっと冒険してほしかったな。172センチの時の声を
ただ、遠くから聴かされているだけ。
12分の1になってるな~って、思わせる、メリハリがほしかった。

なんのために、CDを買ったのかという感じです。
声を少しばかり、ヘリウムガス的な感じに加工しても
良かったんじゃないかと思う。考えただけでも面白そうだけどなw
原作・声優ファン、どっちも嫌がるかもしれないけど・・・。

2

「15センチメートル未満」の迫力

原作未読。設定からして面白い。まずは結果から入り、そこから結果に至った過程を説明するという流れは、読み手や聞き手をのっけから一瞬で惹きつける手法だと思う。

伏木野と会話しているときの距離感を意識して、雪見の声は若干加工されて小さくなっている。おかげで雪見の声は聞き取りづらいこともあったけど、「音で空間を表現する」という部分に重点を置いた作りは良い。
特に雪見が初めて猫と対峙したときの、徐々に近づいてくる猫の鳴き声や、暴れたときのSEなど、15センチメートル未満の雪見から見える世界の臨場感を上手く演出していた。
全編通して動物的な伏木野が凄く可愛かった。言葉数は少なく単語で喋るようなキャラクターだけど、その単語に感情を乗せる作業が上手い。
小さくなったことによって目線が変わり、世界の見方が変わる。ものの見方や受け取り方も変わって、それが雪見と伏木野の関係に良い意味で影響を与えた。そこの「小さくなった設定」を置いてけぼりにせず、しっかり生かしている。
それによって雪見が伏木野の優しさを知ったり、言葉では語らない思いに気付いたり、同時に過去のわだかまりもほどけて二人の関係が修復されていく過程は、聞いててとても楽しかった。
ちゃんと小ささを生かした濡れ場も入れてくれるのは流石。確かにマニアックなプレイだなとは思ったけど、どうせならもっと突き抜けてくれててもよかった印象。

「15センチメートル未満」という部分の音をどう表現するか、考え込まれたCD。野島さんの声は勿論、音響も含めて全てその意識が行き渡っている。なんだか新しい試みだなと思った。

1

殆ど二人で頑張った

12分の1サイズになってしまった雪見(CV.野島健児 163cm)とドールハウス作家伏木野(CV.三宅健太 181cm)の不思議な恋のお話。

几帳面で負けず嫌いでツンな存在の雪見と、無口無愛想朴訥に生きることに疑問を感じていないものだから、ひたすらゴーイングマイウエイで天然な伏木野という両極端な二人が、ドールハウスをキーワードに少しずつ関係を深めていきます。

原作でもありましたが、猫に追われて靴箱に隠れたまま眠ってしまった雪見を見つけた伏木野が「生きてる」と言った気持ち。
その安堵感がひしひしと伝わってきました。

以前から、ごつくて強面の役が多いものの、フリートークなどではヘタレなところをあらわにしていた健太くんですから、伏木野ほどピッタリの役は無いんじゃないでしょうか?
ボソボソっとこぼす言葉がとっても良かったです。

のじけんくんは「攻める2009年」だったとのことで、上から目線のツンデレ雪見がバッチリでした。

そうそう、あの可愛いエッチシーンは大変わかりやすかったのですが、よくよく考えると伏木野は満足できたんですかね?

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(CD)一覧を見る>>

PAGE TOP