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表題作 間の楔

イアソン・ミンク → 塩沢兼人

リキ → 関俊彦

その他キャラ
ガイ[辻谷耕史]/ カッツェ[田中秀幸]/ ラウール[速水奨]

あらすじ

歓楽都市ミダスの郊外、特別自治区ケレス―通称スラムで不良グラープの頭を仕切るリキは、夜の街でカモを物色中、手痛いミスで捕まってしまう。捕らえたのは、中央都市タナグラを統べる究極のエリート人工体・金髪のイアソンだった。特権階級の頂点に立つブロンディーと、スラムの雑種―本来決して交わらないはずの二人の邂逅が、執着に歪んだ愛と宿業の輪廻を紡ぎはじめる…。

作品情報

作品名
間の楔
媒体
映像
作品演出・監督
西森章
音楽
寺沢久紀
脚本
吉原理恵子
原画・イラスト
恩田尚之
オリジナル媒体
DVD
メーカー
マガジン・マガジン〈CD〉
シリーズ
間の楔
収録時間
109 分
ふろく
映像特典(「キャラクター設定集」「美術設定集」「恩田尚之画廊」「道原かつみ画廊」「グッズセレクション」「名場面絵コンテ」)塩沢兼人氏の原本を忠実再現(書き込み、
発売日/放送日
JANコード
4571278170093
4.8

(46)

(44)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
12
得点
223
評価数
46
平均
4.8 / 5
神率
95.7%

レビュー投稿数12

空前絶後の神JUNEアニメ

この作品はJUNEやBLとして神作品ですが、
アニメ史の中でも屈指の名作です。
CGアニメにも負けない超美麗作画はセルアニメの芸術。
一般アニメ的なややリアルな顔立ちの美形キャラで
金髪プライド高い攻め×黒髪強気受けの王道属性は親しみやすい。
私はSFが好きなのでブレードランナーっぽい退廃的な未来風の世界観や設定も萌えました。
バッドエンドは悲しいですが感動的なストーリー展開でした。
昔こういうアニメ作れたのに、技術が進歩したはずの今でもこのクオリティのBLアニメは作れないのでしょうか…?まさに空前絶後!

2

古典として残したい名作

20年という月日を経ているので、作画は時代を反映してる。
ストーリーもほんわり、かわいい、エロい、、、、ではなく重い。(作画と相乗効果する、かも。)
SFもの等が好きならわかるこの展開。そのなかにあるBL。
主役のお二人のビジュアルは王道。(自分の中でSFで高貴だと金髪のイメージがありまして・・・)
声優様は名優な方々が安定の演技を披露してくれています。

素晴らしいのひとことです。歴史を紐解くように一度ご覧いただければっ!

8

ただ、ただ、イアソンが素敵(涙)

もぅ、書きたいことがありすぎて、、。
名作中の名作ですよね。私なんかがレビューするなんておこがましいんですが、胸の高鳴りが抑えきれないのでかかせていただきます。
まずはじめに、この先の人生の中でイアソン以上にどストライクなキャラは出てこないと思います。高貴でプライドが高くて美形で長髪で、でもリキには愛をもって接する姿。そして、塩沢さんの声。
あぁ、神様!!私を萌え死なせる気ですかーー(T_T)(T_T)
イアソンの全てが私の萌えを刺激します!!
最初見たときは、???っていう言葉だったりシチュエーションもあったのですが、wikiをみてもぅ一回見直したらより深くお話を理解できて面白さが増しました。
もぅ、本当イアソンが好きすぎて!好きすぎて!三日連続でみてしまいました笑
絵の美しさもお話も声優さんも全て素晴らしいです!
お話がとっつきにくいかな?っておもうかもしれないですがとにかく見てほしい!!見たら確実にこの作品に魅了されるはず!
魂からオススメします!!

8

時代を超越する名作。

BLというジャンルを取っ払ってみてもとても見応えがあるアニメです。
アニメ好きな人全員に強く勧めたいほどの作品ですが、
丁寧でごまかしのない制作だからこそ勧めることを戸惑うという嬉しいジレンマが生まれました(ベッドシーンなど)。

あからさまな表現でなく、演出による切なさとエロさにとても感動しました。
場面場面での登場人物の感情が痛いほどに伝わり、
そこにあの結末がプラスされて観るたびに心臓が張り裂けそうになります。
しかし、ストーリーの面白さと作品の質の高さに称賛せずにはいられません。

6

傑作

これが20年前のものですか。全てのクオリティが凄すぎます。

昔原作読んだときに、痛みを強く感じてしまい入り込みことができなかったのですが、恥ずかしながら10年経ってやっとこの作品と向き合えた気がします。
そう思わせてくれたこのOVAに感謝です。

そしてこのOVAに出会わせてくれたのは、ちるちるさんとAm○z○nさんにて書いてくださった心揺さぶる数々のレビューのお陰なのです。心から御礼申し上げます。


やはり名作。ぜひ若い方にも、BLという言葉はなくJUNEといわれていた時のこの名作に触れて欲しいです。
その入り口としてもこのOVAを強くオススメしたいです。小説ほどきつくもないから、キツイ関係が苦手な方にもオススメできるのではないかと思います。

いまAm○z○nで数点残っているから、急いでね~!
ほんと凄いんですから。

大抵原作を超えることは難しいと思うけど、この作品は原作と同等でしょう。小説で出来ないことを完全にフォローしてると言っていいくらい。

絵柄も音楽も最高です。声優さんはこれ以上は望めないくらい素晴らしい。
特に前編CH.5のリキ、好きすぎてどうしよう。リキの目がめちゃくちゃ好き。彼の心情がせつなすぎるのに、この格好よさ!心底惚れさせていただきました。イアソンがリキを愛するのも納得、と思った次第。どんなに苦しみ傷付いてもこの人の目は汚せないんですよね。そんな痺れるくらい格好いいリキを映像でみれて大変幸せです。

完結編では特に、イアソンとカッツェの会話が好きだなぁ。イアソンのひとつひとつの行動がリキへの愛情に溢れてる。。あとはもう言わずもがなですね。
エンドロール時には、この世界に引き込まれて過ぎて茫然としてしまいます。。

どうあれこういう結末しかなかったのだと、今なら解る。解ってしまうから余計胸が痛いです。そしてイアソンの気持ちも。当時はリキが可哀想すぎて辛かったのですが、こういう愛し方しかできなかった哀しみに胸が押し潰されそうです。

こうならざるを得なかった彼らの結末をぜひに見てください。

10

この作品が収納されている本棚

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