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表題作みづいろとぴんく、それからだいだい。

百成,口下手な後輩部員,高1
瑞木,バスケ部の先輩,高3

同時収録作品泣いた白い鬼

大洋,高校生
ちひろ,鬼が出ると噂されるアパートにすむ青年

同時収録作品眠れる君のまつげが揺れた

同時収録作品きらきらのせかい

同時収録作品木曜日の憂鬱

(名前なし)サラリーマン
(名前なし)売りをしている青年

同時収録作品せんせい、あのネ 前編・後編/せんせい、それでネ

北上貴也,顔が怖くて誤解されやすい保育士
立花央樹,保育士保育士

その他の収録作品

  • おまけ
  • あとがき

あらすじ

「みづいろとぴんく、それからだいだい。」
寡黙な部活の後輩・百成と付き合いはじめた瑞木は、とうとう百成の家に行くことに。期待と不安、ふたりきりの家の中、はじめて愛を確かめあおうとするけれど…不器用な恋人同士のプロローグ。

「せんせい、あのネ」
男しか好きになれない保育士の立花は、過去の失敗から恋に臆病になっていた。顔は怖いが子供は大好きな北川に惹かれていく自分の気持ちに気がつきつつも、決して誰にも知られまいと心に決めるのだが…。

その他、読切作品も同時収録。描き下ろしも加えた切なくも心温まる、ほんわり恋の物語。

作品情報

作品名
みづいろとぴんく、それからだいだい。
著者
小椋ムク 
媒体
漫画(コミック)
出版社
心交社
レーベル
Chocolat comics
発売日
ISBN
9784778109417
3.9

(132)

(48)

萌々

(39)

(34)

中立

(8)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
33
得点
506
評価数
132
平均
3.9 / 5
神率
36.4%

レビュー投稿数33

その思いはとにかく淡い

探りながら伺うように誰かを好きになって それでも今の関係を壊したくない でももう少し近づきたい って 胸に抱く淡い恋心って性別関係なくこういうもんだよなって

のっけから切なくなる


自分をよく見せることも 周りに合わせることも 馴染むことも出来ず苦しんだ
言いたいこと 言わなきゃいけないことも言えず理解もされない そんな中で放った一言


こらえたぜ
込み上げるものぐっとこらえて耐えましたよ


てか これ短編集だったのね

読むモノに迷うと御意見伺いに参じるbl(AI)ソムリエがめっちゃ推してきて 今更の購入 はじめましての作家さんだったけど

どれをとっても 他人と関わることに臆病で1歩ズレた感覚だったり 天の邪鬼だったりで そこをわかってくれる相手になついていくと言うか ほだされると言うか

この子達の他人と交われない感じがついついわかっちゃって苦しいんだけど エロばかりを追って物足りない欲で溢れちゃう前に この恋とも愛とも言いきれない 好きから少しはみ出た淡くもどかしいものに悶えるのもたまにはいいな

ボーイズ・エロ を求める方にはイッサイおすすめできないんだけどねw

1

萌え所を突いてくる

何年かぶりに読み返しました。
そして何度読んでもまた同じようにキュンキュンするなぁ~と実感。
2008~2009年に雑誌掲載された作品集です。
6つのカップルのお話が収録されていますが、そのうち4つの作品に描き下ろしの「おまけ」が付いていたり、あとがきにもびっしりと作品解説されていたり、とても丁寧に作られた1冊だと思います。

小椋さんの描かれる小さな子供達や、純粋な心を持った青年とか、上手く気持ちを言葉に出来ない不器用な子とか、とっても胸にジンとくるんですよね。
なんかこう、キュンもするんですけど、ジンと涙ぐむシーンも多いです。愛しさが溢れ出てくるような、そんな感じです。

どの作品もそれぞれ魅力あるのですが、個人的には『せんせい、あのネ』と『せんせい、それでネ』のシリーズと表題作が特に好きです。
特に『せんせい、あのネ』シリーズは保育園児のしゅう君にやられました(笑)。
ほんと可愛くて愛しいです。

2

かわいい系のお話

 なんと表現したらいいのか分からないですが……
 とても可愛い話。
 であったのは、確か。

 部活の先輩後輩のラブラブ話だったり。
 ボロ屋に迷い込んだピュアな少年の話。
 久しぶりに再開した幼なじみの話。

 などなど、とてもかわいい話のオンパレードでした。
 私としてはとってもよかったです。

 ちょっと前のBLの作者さんのオムニバス的なものを、しかもかわいらしい絵のものをご希望の方には是非、オススメしたいと思います。

 そうじゃない人はちょっと楽しめないこともあることかもしれません。

1

可愛くてほわっとしてる作品集

ムクさんのチビっ子キャラは必見です(*´Д`*)

…あ、でも1番の見所は“おたふく仮面”かもしれません(ノ∀≦。)ノぷぷ-ッ笑


■みづいろとぴんく、それからだいだい。/おまけ■
百成(バスケ部後輩)×瑞木(バスケ部先輩)

寡黙な部活の後輩・百成と付き合い始めた瑞木は、とうとう百成の家に行くことになる。
いつも口数の少ない百成…今日のことだって突然で戸惑っている。
期待と不安、ふたりきりの家の中、これから…一体どうなってしまうんだろう?

「塗る…いっぱい…塗り込める…はーっはーっはーっボタボタ(荒れまくる呼吸と垂れる鼻血)」に噴いた(*ノ∀`)ノ゙))アヒャヒャ
ちょっ百成落ち着けwww
受け視点だとクール攻めのように描かれているけどとんでもない!
実はアノ告白もテンパってたのねwww
何コレ可愛いー。
ってか全裸でねーちゃんに発見されたけど大丈夫かい?

■泣いた白い鬼■
大洋(高校生)×ちひろ(売り専)

昼間でも薄暗いおんぼろアパート。
幼い頃に母から言われた「あそこには怖い鬼が住んでいるのよ」という言葉。
高校生になり飼い猫を追って入った其処にいたのは…?

和風ファンタジーでも始まるのかと思ったら違いました。
ちひろが書いた小説の主人公「頭の欠けた女の幽霊」はちひろ自身のことなんだろうな…。
大洋の母親の言葉、おんぼろアパート、ちひろの小説…色んな要素が合わさって…最後にドアが閉まっていく2コマが非常に印象に残った。
切ない話。
でも…何故か苦手な感じ…モヤモヤと落ち着かない(´・ω・`)

■眠れる君のまつげが揺れた■
暁生×みつる ※高校生・幼なじみ

1年前、教室で眠る暁生にキスをしたみつるは、自分の気持ちを自覚して…以後暁生の寝顔を見るのが怖くなってしまい…。

飄々とした攻めだなぁ。
最後の「ねっ…寝たふり…」「へたくそ~」のやりとりが可愛かった。

■きらきらのせかい/おまけ■
次春×佐和 ※幼なじみ

長い入院生活から家に戻ってきた佐和は、驚くほど印象が変わっていた。
前はよく懐いてくれていたのに…。

おまけの方で、佐和が元気なさそうなのを電話ごしに察知した次春が友人に再度「恋人と電話かー?」と言わせて「羨ましいだろ」で佐和のテンション上がる展開が何か好き、良いなー。

■木曜日の憂鬱■
会社員×男娼

生まれのせいで酷い暮らしだったから、お金を貯めて知らない土地で変わろうと思っていた。
けれど…毎週木曜日に客として来るあの人との時間がいつの間にか楽しみになっていて…。

優しそうなお兄さんじゃないか(〃▽〃)
こういう展開結構好き。

■せんせい、あのネ/せんせい、それでネ/おまけ■
北川 貴也×立花 央樹 保育士同士

男しか好きになれない保育士の立花は、過去の失敗から恋に臆病になっていた。
そのため、顔は怖いが子供が大好きな北川に惹かれていく自分の気持ちに気付きながらも決して誰にも知られまいと心に決めるのだが…。

ムクさんの描くチビっ子は本当に可愛らしい(*´Д`*)
ぷにぷにぴよぴよしてて…思わずぎゅーっと抱きしめたくなる。

切なくて優しくて可愛らしさもあるお話でした。
収録作品の中では1番好きだな(*´∀`)

“おたふく仮面”にはポカーン・・・・・(゚Д゚;)・・・・・となりました。
良いこと言ってたんだけどねw
北川先生…子供に流行りのヒーロー番組は深夜2時~2時5分になんてしませんから!
「納豆フラーッシュ」…い…嫌な攻撃だなΣ(ОД○*)
臭いとネバネバの合わせ技かよ…。

1

素敵な作品集

表題作の「みづいろとぴんく、それからだいだい。」
この中で一番好きな作品です。

2人が初々しくてとっても可愛いです。
そして大好きな童貞攻め。
初めてで鼻血だしちゃう百成に萌え・・・!!
焦って鍵がうまく開けられないシーンがイイ好きです。
百成の口下手なところも童貞さを助長させていてポイント高いです。
可愛らしいぴゅあっぷるにキュンキュンしました。

いくつかのお話が収録されていますが、今回は好みの作品が多くて嬉しかったです。

1

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