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表題作みづいろとぴんく、それからだいだい。

百成,口下手な後輩部員,高1
瑞木,バスケ部の先輩,高3

同時収録作品泣いた白い鬼

大洋,高校生
ちひろ,鬼が出ると噂されるアパートにすむ青年

同時収録作品眠れる君のまつげが揺れた

同時収録作品きらきらのせかい

同時収録作品木曜日の憂鬱

(名前なし)サラリーマン
(名前なし)売りをしている青年

同時収録作品せんせい、あのネ 前編・後編/せんせい、それでネ

北上貴也,顔が怖くて誤解されやすい保育士
立花央樹,保育士保育士

その他の収録作品

  • おまけ
  • あとがき

あらすじ

「みづいろとぴんく、それからだいだい。」
寡黙な部活の後輩・百成と付き合いはじめた瑞木は、とうとう百成の家に行くことに。期待と不安、ふたりきりの家の中、はじめて愛を確かめあおうとするけれど…不器用な恋人同士のプロローグ。

「せんせい、あのネ」
男しか好きになれない保育士の立花は、過去の失敗から恋に臆病になっていた。顔は怖いが子供は大好きな北川に惹かれていく自分の気持ちに気がつきつつも、決して誰にも知られまいと心に決めるのだが…。

その他、読切作品も同時収録。描き下ろしも加えた切なくも心温まる、ほんわり恋の物語。

作品情報

作品名
みづいろとぴんく、それからだいだい。
著者
小椋ムク 
媒体
漫画(コミック)
出版社
心交社
レーベル
Chocolat comics
発売日
ISBN
9784778109417
3.9

(132)

(48)

萌々

(39)

(34)

中立

(8)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
33
得点
506
評価数
132
平均
3.9 / 5
神率
36.4%

レビュー投稿数33

その思いはとにかく淡い

探りながら伺うように誰かを好きになって それでも今の関係を壊したくない でももう少し近づきたい って 胸に抱く淡い恋心って性別関係なくこういうもんだよなって

のっけから切なくなる


自分をよく見せることも 周りに合わせることも 馴染むことも出来ず苦しんだ
言いたいこと 言わなきゃいけないことも言えず理解もされない そんな中で放った一言


こらえたぜ
込み上げるものぐっとこらえて耐えましたよ


てか これ短編集だったのね

読むモノに迷うと御意見伺いに参じるbl(AI)ソムリエがめっちゃ推してきて 今更の購入 はじめましての作家さんだったけど

どれをとっても 他人と関わることに臆病で1歩ズレた感覚だったり 天の邪鬼だったりで そこをわかってくれる相手になついていくと言うか ほだされると言うか

この子達の他人と交われない感じがついついわかっちゃって苦しいんだけど エロばかりを追って物足りない欲で溢れちゃう前に この恋とも愛とも言いきれない 好きから少しはみ出た淡くもどかしいものに悶えるのもたまにはいいな

ボーイズ・エロ を求める方にはイッサイおすすめできないんだけどねw

1

萌え所を突いてくる

何年かぶりに読み返しました。
そして何度読んでもまた同じようにキュンキュンするなぁ~と実感。
2008~2009年に雑誌掲載された作品集です。
6つのカップルのお話が収録されていますが、そのうち4つの作品に描き下ろしの「おまけ」が付いていたり、あとがきにもびっしりと作品解説されていたり、とても丁寧に作られた1冊だと思います。

小椋さんの描かれる小さな子供達や、純粋な心を持った青年とか、上手く気持ちを言葉に出来ない不器用な子とか、とっても胸にジンとくるんですよね。
なんかこう、キュンもするんですけど、ジンと涙ぐむシーンも多いです。愛しさが溢れ出てくるような、そんな感じです。

どの作品もそれぞれ魅力あるのですが、個人的には『せんせい、あのネ』と『せんせい、それでネ』のシリーズと表題作が特に好きです。
特に『せんせい、あのネ』シリーズは保育園児のしゅう君にやられました(笑)。
ほんと可愛くて愛しいです。

2

かわいい系のお話

 なんと表現したらいいのか分からないですが……
 とても可愛い話。
 であったのは、確か。

 部活の先輩後輩のラブラブ話だったり。
 ボロ屋に迷い込んだピュアな少年の話。
 久しぶりに再開した幼なじみの話。

 などなど、とてもかわいい話のオンパレードでした。
 私としてはとってもよかったです。

 ちょっと前のBLの作者さんのオムニバス的なものを、しかもかわいらしい絵のものをご希望の方には是非、オススメしたいと思います。

 そうじゃない人はちょっと楽しめないこともあることかもしれません。

1

可愛くてほわっとしてる作品集

ムクさんのチビっ子キャラは必見です(*´Д`*)

…あ、でも1番の見所は“おたふく仮面”かもしれません(ノ∀≦。)ノぷぷ-ッ笑


■みづいろとぴんく、それからだいだい。/おまけ■
百成(バスケ部後輩)×瑞木(バスケ部先輩)

寡黙な部活の後輩・百成と付き合い始めた瑞木は、とうとう百成の家に行くことになる。
いつも口数の少ない百成…今日のことだって突然で戸惑っている。
期待と不安、ふたりきりの家の中、これから…一体どうなってしまうんだろう?

「塗る…いっぱい…塗り込める…はーっはーっはーっボタボタ(荒れまくる呼吸と垂れる鼻血)」に噴いた(*ノ∀`)ノ゙))アヒャヒャ
ちょっ百成落ち着けwww
受け視点だとクール攻めのように描かれているけどとんでもない!
実はアノ告白もテンパってたのねwww
何コレ可愛いー。
ってか全裸でねーちゃんに発見されたけど大丈夫かい?

■泣いた白い鬼■
大洋(高校生)×ちひろ(売り専)

昼間でも薄暗いおんぼろアパート。
幼い頃に母から言われた「あそこには怖い鬼が住んでいるのよ」という言葉。
高校生になり飼い猫を追って入った其処にいたのは…?

和風ファンタジーでも始まるのかと思ったら違いました。
ちひろが書いた小説の主人公「頭の欠けた女の幽霊」はちひろ自身のことなんだろうな…。
大洋の母親の言葉、おんぼろアパート、ちひろの小説…色んな要素が合わさって…最後にドアが閉まっていく2コマが非常に印象に残った。
切ない話。
でも…何故か苦手な感じ…モヤモヤと落ち着かない(´・ω・`)

■眠れる君のまつげが揺れた■
暁生×みつる ※高校生・幼なじみ

1年前、教室で眠る暁生にキスをしたみつるは、自分の気持ちを自覚して…以後暁生の寝顔を見るのが怖くなってしまい…。

飄々とした攻めだなぁ。
最後の「ねっ…寝たふり…」「へたくそ~」のやりとりが可愛かった。

■きらきらのせかい/おまけ■
次春×佐和 ※幼なじみ

長い入院生活から家に戻ってきた佐和は、驚くほど印象が変わっていた。
前はよく懐いてくれていたのに…。

おまけの方で、佐和が元気なさそうなのを電話ごしに察知した次春が友人に再度「恋人と電話かー?」と言わせて「羨ましいだろ」で佐和のテンション上がる展開が何か好き、良いなー。

■木曜日の憂鬱■
会社員×男娼

生まれのせいで酷い暮らしだったから、お金を貯めて知らない土地で変わろうと思っていた。
けれど…毎週木曜日に客として来るあの人との時間がいつの間にか楽しみになっていて…。

優しそうなお兄さんじゃないか(〃▽〃)
こういう展開結構好き。

■せんせい、あのネ/せんせい、それでネ/おまけ■
北川 貴也×立花 央樹 保育士同士

男しか好きになれない保育士の立花は、過去の失敗から恋に臆病になっていた。
そのため、顔は怖いが子供が大好きな北川に惹かれていく自分の気持ちに気付きながらも決して誰にも知られまいと心に決めるのだが…。

ムクさんの描くチビっ子は本当に可愛らしい(*´Д`*)
ぷにぷにぴよぴよしてて…思わずぎゅーっと抱きしめたくなる。

切なくて優しくて可愛らしさもあるお話でした。
収録作品の中では1番好きだな(*´∀`)

“おたふく仮面”にはポカーン・・・・・(゚Д゚;)・・・・・となりました。
良いこと言ってたんだけどねw
北川先生…子供に流行りのヒーロー番組は深夜2時~2時5分になんてしませんから!
「納豆フラーッシュ」…い…嫌な攻撃だなΣ(ОД○*)
臭いとネバネバの合わせ技かよ…。

1

素敵な作品集

表題作の「みづいろとぴんく、それからだいだい。」
この中で一番好きな作品です。

2人が初々しくてとっても可愛いです。
そして大好きな童貞攻め。
初めてで鼻血だしちゃう百成に萌え・・・!!
焦って鍵がうまく開けられないシーンがイイ好きです。
百成の口下手なところも童貞さを助長させていてポイント高いです。
可愛らしいぴゅあっぷるにキュンキュンしました。

いくつかのお話が収録されていますが、今回は好みの作品が多くて嬉しかったです。

1

ほわっと胸キュン

結構以前から表紙を見掛ける機会はあったのですがなんとなくスルーしてました。
ちょっと気になったので購入してみることに。


買って良かったです。
なんか、ほわんとしてるのにストーリーもしっかりしてて、きゅんとする感じです(タイトルそのまま 笑)。全体的に可愛かったです。短編集なので色々読めるのも良かったです。

表題作の『みづいろ~』は、攻めのももちゃんがクールというか無口で最初全然話さないのにこんなんで付き合うことになるって何?と思っていたのですが、読み進めるうちに受けのミズキ先輩のことがすごく好きなのが伝わってきて余裕ない感じが可愛かったですww

あと好きなお話が『せんせい、あのネ』のシリーズです。(あのネが前・後編とその後のそれでネとおまけ)
顔が怖い保育士北上くんのギャップにやられましたwww保育園でのストーリーなので登場する子供が可愛いのとそのやりとりも萌えるww

唯一残念だったのは木曜日の憂鬱というおまけも合わせて合計8P位しかない漫画の意味がよくわからなかったところです。これはなくても良かったのでは?と思いました。

2

可愛かったー!!

【みづいろとぴんくそれからだいだい】
後輩:百成×先輩:瑞木の高校生ものです。
バスケ部の話で、百成は寡黙すぎて他の先輩からは煙たがられていました。
でも瑞木だけは百成を庇っています。
レギュラーがダメだったのにも関わらずです!
めっちゃいい子ですよねヽ(゚∀゚)ノ
初Hは百成が鼻血出したり色々邪魔が入っていましたが非常に可愛かったです!

【泣いた白い鬼】
高校生:大洋×売りをやっている青年:ちひろです。
ある家に鬼がいて近づくと大切な人がいなくなると母親に言われていたけど、
少しだけ覗いてしまったら母親が出て行ってしまいました。

自分のせいだと思い込んで数年・・・
高校生になり飼い猫がいなくなって探してたら、鬼がいると言われている
家に入ると・・・
まさかの童貞喪失wwというトンデモな話でした。
短編だったから、めっちゃ展開が早かったので出来ればもう少し読みたかったなぁ~。

【眠れる君のまつげが揺れた】
暁生×みつるの高校生ものです。
ド短編でしたが、こちらもかわいい話でした。
みつるが暁生が寝ているときにキスをするんですが、みつるは気付いていないと
思っていたら実は全部知っていたというねww
そこで終わってしまったので、続きが気になります!

【きらきらのせかい】
次春×佐和の高校生で幼なじみものです。
病弱だった子を近所の子が懸命に励まして外に出させようとするという話の
BLバージョンです。
個人的に佐和は髪を切った方が好きだったりします。
でも元・病弱で引きこもりの子が突然窓から飛び降りて大丈夫?って思いましたが。

【木曜日の憂鬱】
リーマン×売りの青年です。
この作品はド短編すぎて話がよくわからない話でしたので微妙でした。

【先生、あのね】
北上貴也×立花央樹の保育士ものです。
この作品の中で一番好きな話かもしれません。
立花は過去の恋愛のせいで、仕事一筋になってしまったけど、北上のおかげで
恋愛が出来てよかったねと思います。
しかし、小椋先生の描く子供は本当に可愛いですね!!

2

染み込んでくる優しさ

家に辿り着くまでがとても永く感じられ、2人の心臓の音まで聞こえてきそうなときめきに包まれます。
言葉少ない百成を細い糸を掴むような心もとなさで信じてついていく、先輩との微笑ましさに心が洗われ清々しい気持ちになれます。

「泣いた白い鬼」
心の隙間に入り込んだのはどっちなのか。
ひんやりと温かい少し隔絶された世界を見ているようでした。

「眠れる君のまつげが揺れた」
触れるようなキスに身動きがとれなくなってしまったみつる。
それを見守る暁生の努力に幼馴染2人の距離を縮める瞬間が堪らなく愛しくなります。

「きらきらのせかい」
きらきらと舞い落ちる土の欠片から、次春を通じて恐る恐る開いてつながる外の世界。
前向きな気持ちにこれから続いていくであろうささやかな幸せが感じられました。

「木曜日の憂鬱」
木曜日だけ会える人。
状況を変えるために遠くへ行きたいが、そうすれば会えなくなる。
メルヘンチックな切なさに辿たどしい想いの重なりが暖かく染み込みます。

「せんせい、あのネ」
顔の怖い保育士北上。
子どもを好きな気持ちとは裏腹に全く懐かれない。
そんな可笑しさを見守る立花は、北上に惹かれる気持ちを過去の痛手から向き合えずにいる。
天真爛漫な子どもたちに囲まれながら、後ろめたい想いをする自分を許せない。
北上の押しの強さに呼吸が楽になるような、好きを好きと認められるありのままの自分と、それを知っている人がいる安心感。包まれる幸福感に満たされます。

どれもこれも優しさが詰まっていて心をリセット出来る読み応えのある1冊となりました。

1

やさしい音がする

小椋先生の作品はどれもこれもがやわらかく温かみに包まれていて、読者側の自分もやさしい気持ちになれます。しっかり描かれた人物も美しいですし、ちょっと出てくるちびキャラも愛くるしい。私は、比較的切なく苦しいものが好きなのですが、このほんわかした世界観がどうにも愛おしくて小椋さんのお話はとても好きです。

・みづいろとぴんく、それからだいだい
空の青と、色づく恋心と暮れる夕陽を連想させます。学生の間にしか味わえないあの独特な空間と世界の感じ方だと思うんです。
大人になるにつれ、年の差なんてものは気にならなくなるのですが瑞木と百成のころはまだまだそれが重要なファクターですね。だから不器用で下手くそなことが気になってしまう。慌てなくたってボタン、ゆっくり外せばよかったのに結局ブッちぎっちゃう百成、かわいいです。

・泣いた白い鬼
寂しさとわびしさ、それらと巧く付き合いながら生きてきたふたりの話だと思いました。
勘違いからはじまった彼らが、それぞれの埋めて欲しい気持ちや感情を補いあうことに気が付けて良かったなぁ。ひとりになることの辛さ悲しさが分かるからこそ、そばに居たいと思える大洋はとても優しいと思います。
夜を越えるごとに、ふたりの愛が深まればいいな。

・眠れる君のまつげが揺れた
衝動こそが本心。口付けたかったことこそ真実。
幼馴染だからこそ、心も揺れて決意も鈍って、一年越しに実になってよかった。

・きらきらのせかい
子佐和のぷりけつ! 次春に依存していたけれど、きちんと外を見て羽根を持つことができたのもまた次春のおかげ。サッカーという新しい世界をみつけた佐和の、一生懸命さが素敵でした。
「恋人と電話か?」なんて、嬉しいだろうなぁ! とにかくかわいい!

・木曜日の憂鬱
不器用なキャラクタを描くのがうまいなぁと思います。わがままを言わない、こらえてこらえて心に秘める。
解き放ってもいいのよ、しあわせは案外すぐ近くにあるんだよ。

・せんせい、あのネ
単行本収録作品内で一番好きです。保父さんものっていい。子供が描かれているもの好きです。
過去の恋人が既婚者であり、その現実をまのあたりにしたシーン。ほんの数コマですが、どれほど立花先生が傷つき抉られたのかがよく伝わってきました。
忘れようとして仕事に耽り、忘れられなくて苛み、忘れられなくていっそう苦しくなる。繊細な立花先生の色香はしゅうくんをも誘っていたと思うんです(笑)たー先生もですが、きっとあれは尊敬も籠ってる。いいふたりでした。いつか、たー先生が「チーム作れるくらい子供ほしい」って言ったアレが効いて喧嘩もするのでしょうが、それでもふたりで居て欲しいな。
あとたー先生…おたふく仮面は…深夜放送なので子供には伝わりませんよ…!!

短編集でしたが、私は十分満たされました。
全体を通して、小椋先生の柔らかい世界で統一されています。

1

たまらん!胸がキュンと

表題作、
ぶっきらぼうで不器用な高校生の
純情な一面がちらりと見えるのは、
もう胸がドキドキたまりません!!
この作品だけで、「神」評価をさせていただきました。
恋人になったばかりの2人が家でエチをしよう
というだけの短編です。
でも、なかなか進めなくて、お互いドキドキしてしまって、
しかも鼻血が。。。なんて展開が楽しく読めてしまいます。

そして、強面で子供がなかなか懐かないことを悩む保育士さんのお話。

小椋さんの描くキラキラした世界がとても素敵で、
そして、どこか不器用なキャラクターが愛らしいです。

1

パッピーな気持ちになりました

小説の挿絵から好きになった作家さんです。挿絵も、色使いが優しくて、温かみのあるイラストなので、とても好きだったんですけど、漫画を読んで、大好きになりました。
先生の絵が動きを持ったらこうなるんだあと、最初読んだ時は、新鮮でドキドキしたものです。
期待を裏切らない、繊細で綺麗なんだけど、本当に温かみのある可愛らしい絵なんです。
お話も同じように、恋愛模様が甘酸っぱく、とても可愛らしいので、皆んと同じで胸がキュンキュンしました。心温まるいいお話が満載です。幸せな気持ちになれました。

短編集&書き下ろしも入っているので読み応えありです。
切ないけれど心も温まる恋のお話を…という方にはオススメです。

1

アイの宝庫

私にとっての小椋ムクさん、3作品目。
「そうそうこういうのこういうの!」と思わずニヤケ顔をしてしまった自分が居ます。
『キャッスルマンゴー』も拝読し、僭越ながらレビューまで書かせて頂きました。
勿論、心に残るお話でした。
でも、何故かとても苦しいのです。
息苦しさが胸につっかえて、ちょっと悲しくなるんです、ハッピーエンドの筈なのに。

なので、こちらの作品を読んで、「私の中の小椋ムクさんはこういうイメージかも」と思ったんです。

表題作の他に、『泣いた白い鬼』『眠れる君のまつげが揺れた』『きらきらのせかい』『木曜日の憂鬱』『せんせい、あのネ 前・後編』『せんせい、それでネ』。
更におまけの描き下ろしが盛り沢山!何ですかこの「お腹イッパイでもまだ食べれる」感はっ(ハアハア)

その中でも、私は『せんせい』シリーズが大のお気に入りとなりました。

祖母の経営する園で保育士をしているゲイの立花と、人相が悪くて園で働きたくとも片っ端から落とされ続け、立花の勤める園に拾って貰えた北川のお話。
この立花せんせいの優しさが滲み出てるんですよ、本当かわいい。
以前付き合っていた男性が実は結婚していて、でも好きだから関係を続けたいと言われた事にショックを受けた立花。
それ以来、誰とも付き合わないと決めて生きて来たのだけれど、北川に出会ってから、彼の優しさや真面目さに惹かれていきます。
ほんと、北川せんせい、人相悪い(笑)
こどもに「怖い」と泣かれても、北川に励まされて前に進んでいくんですよね。
こういう姿勢って、とても立派で魅力的。

立花は意識してしまってからというもの、あからさまに北川を避けるように。
北川は北川で様子が変だな、嫌われたかなと思って居た矢先に、彼の過去を知る事になる。
それで、もしかしたら立花は自分を好きなのかもと思うと、嬉しい気持ちに辿り着くんですよね。

このお話、大好きなんですが、やっぱり北川が何で彼を好きになるのか、という部分が霞んで見えてしまって、この点だけはチョットなーでした。

でも、この後に続く『せんせい、それでネ。』ではドキドキ甘酸っぱい2人が見れます。
こっちがウハウハです(笑)

結局は、せんせいと将来けっこんしたいって思ってる、園児のしゅうくんが2人をくっつけてくれたんですよねぇ。
そりゃ「異議あり!」だね、しゅうくん(笑)


沢山収録されている中で最も好きなお話だけ書かせて貰いましたが、ストレートだったり歪んでいたりしても、この1冊には愛が溢れているなぁという印象です。
幸せホッコリ*になりたい時にはうってつけです。

1

絵を裏切らない内容


こんな作家さんを好きな方におすすめ
川唯東子さん 雨隠ギドさん ありいめめこさん
(個人的な感想です。)

小椋ムクさんは小説の挿絵を担当なされることが多いのですよね。
優しい雰囲気の絵をお描きになる方だなあと思っておりますが、
内容もとても優しく、ほのぼのできる作品が多いです。

本書は短編集だと思われますが、2作品をピックアップして一言感想を。

「みづいろとぴんく、それからだいだい」
小椋ムクさんの作品の中では、Hシーンが1番多いかと!

「せんせい、あのネ」
ドラマCDになっているんですが、立花慎之介さんファンの方は
ぜひ見て、聴いていただきたい。笑

1

ダメ!!絶対! 

うおおおおおおおおおおおおお!!
乙女チックは 私には無理だとあんだけ言ってるじゃないかあああ。
自分がとても恐ろしい。本を買ってしまう事に。
なぜ同じ失敗を繰り返すのか!
私は学習する能力が無いのだ。きっとそうだ・・・。
そしてまた何度も歴史は繰り返すのだ。

可愛い女の子みたいな絵がイッパイです。
男なのに私には 全員ナヨナヨして見えます。
ムク作品がどうも受け付けないのです。
食わず嫌いはイケナイと思い読んでみたのだが
ストーリーが頭に入りません。
乙女チックに 殺されたあ~~~。

3

淡くて柔らかくて、甘い

 もうこのコミック大好きです!小椋ムク先生全ての絵に言えることですが、カバーが中身の絵を裏切ったためしはありません!

 表題の「みづいろとぴんく、それからだいだい」は、先輩である瑞木と後輩の百成の初々しさが本当にたまりません!表情、コマ割、台詞が全て初々しさをもり立ててるんですよね。ちなみにHの場面はソフトに焦点をぼかして描いているので、想像力でお楽しみくださいといった感じです。

 中でも「せんせい、あのね」シリーズが小椋さんのオリジナルストーリーの中で秀逸だと思います。まず「こんな保育士さんいるの!?」と真っ先に突っ込んでしまった「北上先生」。子供を脅迫しているの?としか思えないあたりがまた笑える。
 子供のかわいらしさとかギャップで笑えるとか、そういうところもおもしろいのですが、同姓を好きになることの悲しさも同時に描いているので、切ない要素もあったりします。
 設定がよくできているので、これだけでまた描いて欲しいくらいです。

4

やっぱり!

全部で6つのストーリー。
短編がいっぱい詰まってました^^

やっぱり!!小椋ムクさんの絵は
ほんっっっっっとキレイ!!
キレイでかわいさが溢れていますねー。

でもでもでも。
2つめのお話で、父親が子供に対して
“母親に好きな人ができて置いていかれた”と言う内容の
セリフがあったのですが、
「親が子供にそんな事言うな!」と
強烈に引いちゃいました(涙)

あと5つ目の「木曜日の憂鬱」
これもイマイチ理解できんかった(^^;

それ以外のお話は、面白かったです。
特に保育士さんカップルのお話。
どちらも可愛さ満点でした^^

1

ドラマCDに先駆けて買ったら・・・

よかったです(#^.^#)

最初は好きな声優さんがやると聞いて買ったつもりだったのですが、はまってしまいwww

かわいい寡黙年下いい!!とか思ったりして←
バスケ少年最高です!

1

宝物

1番初めに買ったムク先生の本がこれでした

たまたま書店に平積みになっていたのを発見
表紙の絵がもろ好み!すぐに購入
中の絵もすごく好きでしたv

私いままでもこうやって表紙の印象で買ってしまうことがあって、カラーはいいけど中が微妙でいまいち楽しめなかった(+_+)みたいな後悔も少なくないのです
でも今回はむしろ正解だったかも!

表題作は後輩×先輩
やっぱりこれが1番好き(*^^*)

お互い好きで、お互い焦って、お互い不安になって、お互いまた好きになって…素敵ですね!
カップルってこうじゃなくちゃいけないと思います、男の子通しならなおさら!

初めてを終えて胸の内を告白する場面が特によかったです
百「ずっとしたかった。好き、だったから。もっとうまくできなくてごめん」
本編は瑞木視点だったのでこの言葉は読者の私もうれしかった!
瑞木「君をもっと好きになってしまった…」
…名言!これ帯の言葉ですよね~
この会話のために初めから何度も読んじゃいましたw

…と2人は私の理想のカップルとして萌えツボをどすどす刺激
ほんっとにかわいかったv

他の作品も萌え萌えきゅんきゅんのオンパレード+書き下ろしが多くて読み終わった後の充実感ははんぱなかった!
これを買ったのは発売されてすぐだけど、今も何度も読み返してます
宝物の域に達したかもw
他のレビューしているみなさん同様すっごくおすすめですよ~

1

どれも私好み!

書店においてなかったので取り寄せてもらいましたw
短編集ってことで、私的にはすべてよかったけどやっぱり『せんせい、あのネ』が一番ツボリました。

キタよっ私の大好きなトラウマ持ち受しかも、保育士さんだなんてなんてステキな設定☆

あったかいけどシリアスで切なくて…そんなお話でした。その2人を囲む子供たちがすごく可愛いんだよw
ムク先生が描く小さい子供たちはマジ可愛くて大好きです。表情とかもとてもコロコロかわって面白い。

自分の本当の気持ちを必死に隠して、逆に傷つく方向にいっちゃう立花先生。だから、急に相手にそっけない態度とってしまって相手を傷つけちゃう。一人で悩んで泣いて自分も傷ついて傷つけて…。

読んでるこっちがホントに切なくなる。こう言う受すきだなぁ。だからこそ、攻に優しくしてもらって欲しいし、愛してもらって欲しい!

1

萌えて笑えて癒される

ツンデレというかギャップ萌えというか、「顔こわいけど実は優しい」とか「クールそうだけど実は緊張しぃのヘタレ」とか、小椋ムクさんはなんでこんなに描くの上手いんだ~~!
そういうキャラが萌えること、分かっててもなかなかこんなふうに上手く書けないもんだと思う。コマ割りとかセリフのタイミングとか、小倉ムクさんは天才的なセンスの持ち主なんだろうなァと思います。
で、受けか攻め、どっちか片方をそういうクセのあるキャラにして、もう片方を「優しくて包容力のある人間」に設定する。すべてをあるがままに受け入れて許すタイプ。しかもこの包容力、イヤミがないんだ。ちゃんと人間臭さのある包容力で、ハナにつかない。私みたいなひねくれた人間は、あまりにも優しすぎるキャラだと「ケッ、あり得ねぇ~」と思って萎えるのですが、それがまったく無い。スゴイ。
どの短編も、基本的にはそんな感じのカップルです。
萌えて笑えて癒される。

あと子供。
子供が異常に可愛いんですけど!
子供を登場させるストーリーは基本的に大好きなんですが、そこにあざとさや白々しさを感じると一気に萎えてしまう私なんですが、やっぱりそれが無いんだな~。うまい。ひたすら可愛い。膝小僧をなでくりまわしたい。

1

ふんわかぽわぽわでもセクシー

表題作がとくに可愛らしいお話でした。
口下手な攻めとおっとり寛容な受け。
ふたりは相性ピッタリで、いいカップルだと思います。
会話無しで気持ちが通じてるとかすごいです。
攻めの子の焦りっぷりが可愛いです。とても。

保育士のお話「せんせい、あのネ」はちょっとイマイチでした…。
漫画だと難しいのかもしれませんが、もう少し心理描写があればよかったなーと。
ちょっと進み方が好みじゃなかったです。残念。

その他のお話も内容は好みからは外れてたんですが、絵柄がいいです。うん。
ふんわかぽわぽわ、でも“そういう"ところはセクシラス…!
やっぱりムクさんは独特な世界があるなーと思いました。
素敵です。

1

かーわーいーいー。CDが楽しみvv

ムクさんの絵はホント綺麗でかわいいなぁと再認識。

「みづいろとぴんく、それからだいだい。」
寡黙で男前な攻かと思いきや、ド緊張でがっついちゃってる感じの百成のギャップにやられました。
もう鍵開けられないところとかすっごいかわいい。
唐突というかいきなりえちに向かって突き進むお話だったので、そこまでの道のりってどんなだったんだろう?っていうのも「おまけ」の方で解消。
なるほど。
百成の言葉がとてつもなく足りないね。
それでも瑞木は唐突に見えるその告白もフツーに受け入れてるんだからやっぱりちゃんと気持ちは通じ合ってたんだよね。
これからは「好き」しか出て来なくてもいいからもう少し百成が瑞木に言葉をあげられるといいなぁ。

「泣いた白い鬼」
誤解があったとはいえ襲われているようでいて。
でも、拒絶せずに受けれたのは大洋で。
なんだかんだで押しかける大洋がかわいい。
大きなナリしてやってることがかわいい。
ちひろも自分の中で葛藤しながらも衝動的に動いちゃうところとか好き。

「眠れるきみのまつげが揺れた」
かわいい。
ぐるぐるしてる子は好きです。
そして、それを知ってて待ってるなんて!
飄々とした確信犯のような。
最後のコマまでかわいい。

「きらきらのせかい」
ちょっと不思議ちゃんにも見えたんですがなかなか素直になれなかっただけなのかな。
「おまけ」の髪を切った佐和がキレイでかわいい。

「木曜日の憂鬱」
コレ好き。
どこか自己完結しちゃってる人で好きなのですよ。
どうせ自分なんか…な感じですよ。
それがまた木曜日というのがね。
週末じゃないあたりが朝までいられない感じとかして好きです。
そして、両想いになるとかわいい。

「せんせい、あのネ」
…ムクさんの絵柄でこういう人相の人って見かけないなぁ。
全体的にはそれほどコワイ感じではないんだけども、時折ホントコワイっていうか人相悪い感じの絵とかもあってなんだかのほほんとしたムクさんの絵の中にあって新鮮。
お話としてはどうしてもじめじめした子が好きなので立花先生の方に肩入れしちゃのですが。
何も知らないとはいえ、ホント子供の話題はある種地雷ですよね。
北上がさりげなく園内でもイチャつこうとしてるのがなんか意外でした。
園児にヤキモチとかかわいい。

CDのための予習として読んだのですがとてもCDが楽しみになりましたvv

3

心があったかくなるおはなし

前作、前々作同様、短編の詰め合わせ。
どのお話も心温まるストーリーなうえどこか切なさも漂わせる描き方で「せんせい、あのネ」意外はどれも断片的で、人生の1コマを切り抜いたようなお話。物足りなさが逆に余韻の残り方が大きいため心にいつまでも残っています。
そして、いつもながら、キャラクターの一瞬の表情を捕えた描き方がとても印象深い。また、どれも日常にありそうでありえない話を自然に描いています。
短編なのでどれも話の展開は早いです。でもムクさん独特のゆったりとした時間の流れを感じさせるようなセリフと間のとりかたで心穏やかな気持ちで読めます。

絵本を読んでいるような感覚・・・といっては失礼ですが、癒されます。

個人的には幼児が超かわいくて大好きです。

2

これがまた可愛いのだ

小椋ムクさんは、1冊目が凄く好きな作品だったので、絶対読むぞ!
なんて思ってたのに結局よまずズルズル~っときてしまいました。
今回はコミックス3冊目!
またまたかわいらしい作品集でした。
こういう漫画好きなんだな~www
□みづいろとぴんくそれから~
後輩×先輩。
無口で解かりづらい後輩。「俺と付き合えば良いと思う」から始まる恋愛ってあり!?
というか、先輩も、そんなんでよくOKしたな・・・と思わなくもない。
全体的な雰囲気もすき。なんだかんだこれ慣れてるのかと思えば、耳を真っ赤にして~な一面は可愛くてどうしようかと思ってしまう。
こういのがあるから「可愛いなコイツ」とか思われちゃうんだろうな。
□泣いた白い鬼
ここには悪い鬼が住んでるから入っちゃいけないのよ。
お母さんに言われた言葉。大きくなって訪れたそこには・・・!?
泣き虫の白い鬼www
可愛いイじゃないか。
□眠れる君の~
クラスメイト・親友・・・・それから・・?!
親友に焦がれてしまうというピュアなストーリーに弱い。
ゲテモノを好むのと対なのですが、これまたピュアな少年たちがウマ。
照れた顔が可愛くて、ついつい同じことをしてしまいそうな気になってしまうw
□キラキラの世界
小さい頃の幼馴染。大きくなって再会した二人は・・?!
これさ、最後がんばっちゃうあの子が可愛いのです!
なつかない子猫に夢中で懐かれるすがたがいとおしい。
なんだかなぁww
誰かのために がんばって自分を強くしようと頑張っちゃうこって
可愛いんだよなw
□木曜日の憂鬱
これってさ、最初不倫もの!?とおもったけど
なんかそんなでもなさそう・・・シリアスめ
というか・・うん。ハッピーエンドにならないの?
□せんせい、アノネ
これすきww目つきの悪い保父さんと~ww
いつもは、目つき怖いんだけど、
「野球チームつくれるくらい子供が欲しい」と笑う笑顔がなんとも可愛いのだ!!
や、うん。キューーーンw
一番これがすき

2

ムク先生の甘くやわらかい世界vv

待望の小椋ムク先生の3冊目コミック!
表題にひらがなで表現された 『みづいろとぴんく、それからだいだい』
ひらがなで表現されるだけで、すごくやわらかく、心地よく、やさしい感じ。 まさしく小椋ムク先生って感じですvv
 中身は、やっぱり かわいいwwwww甘いvv 皆さんがキュンキュンくるvvというのがホント良くわかる。どの登場人物も抱きしめたくなるようなキャラばかりで。 でも、ムク先生のすごいのは可愛いだけではないんですよね。 どこか、色っぽいvv艶っぽいvv 濡れ場になってくると、必死に求め合ってる切なさと、どこか大人びて見える瞬間の艶っぽさが私にもうキターーーーーwwwwwって感じで心を鷲づかみです。 こんなに、甘く・はんなりと、そして艶っぽく描けるムク先生に脱帽です!!

2

神!

表紙を見て買った作品。
元々この作家さんのファンで購入。
この作家さんの他の話も見てみたくなりました!
もう、
神そのものです!!!

2

キュン殺されました

評価が高かったので購入。この作家さん、以前から小説の挿絵などで知っていましたが、線のほそーい感じの絵が苦手で敬遠してました。だけど。。。全然そんな事なかった!! ごめんなさーい。 登場するキャラの感情が豊かでお話も繊細なものが多かったので、むしろその線の細さが内容にピッタリ! 非常に良かったです。

「みずいろとぴんく、それからだいだい」
うわ~~ なんですか、コレ!! かつてこれほどキュンキュンしたお話があったでしょうか!?ってくらいキュン度がはんぱないっ。高校のバスケ部、後輩×先輩の初エチ話。細部にコメディー要素も入り、しかも主役二人が可愛い。「なんて恐ろしい子たち!」 二人のあまりの可愛らしさにキュン殺(さつ)されました。

「泣いた白い鬼」
小さい頃「鬼が出る」と母親に教えられた屋敷に可愛がっている猫が入り込んでしまった。その猫を追いかけて屋敷に足を踏み入れた大洋(攻)は綺麗な男と出会う。ウリの相手と間違えられた大洋は、いきなり乗っかられ喰われてしまうのです。終わった後はお金の請求までされて、ちょっと可哀想(笑)それからの大洋の押しかけ女房っぷりにまたまたキュン殺。

「眠れる君のまつ毛が揺れた」
高校の同級生同士のお話。寝起きの悪い暁生(攻)に想いを寄せるみつる(受)ある日、寝ている暁生にこっそりキスをしたみつるは、今後不埒な事をしない様に必死で耐えてます。暁生の寝顔を見たくないのに、毎回ちゃんと起こしてあげる優しい子。なんかい殺されるんだろう。。。

その他、幼馴染同士の再会モノ「きらきらのせかい」、リーマンとの恋を描いたショート「木曜日の憂鬱」、保育士同士の恋のお話「せんせい、あのね」も収録。

どのお話もキュン度が高く、すごかったです。1冊でこれほどの満足感は本当ハンパない。個人的には表題作と「せんせい、あのね」がオススメ。読み終わるまでに何度キュン殺されたかわかりません。

8

やーばーいー!!!これは可愛いっ!!!

ビックリしました!間違いなく神級のキュン度!
いや、同じ神でもキュン死をもたらす死神級っ!!!

ムクさんの漫画は、初めて読みました。
絵柄は凄く好きなんですが、これまで挿絵でしか見たことなくて、そのどれもが自分的にイマイチなお話だったので、何故だか連帯責任的に自然とムクさんを避けていました。

わ~~~ん!!!私の馬鹿っ!なんでもっと早く読まないのっ!!!

本当は一個一個のお話ごとに熱く語りたいくらい萌え爆発しておりますが、それをやりだしたら一話目の前半あたりで文字数オーバーしそうです(笑)

なのでとりあえず、表題作だけ簡単に。
読んでいるときは、攻めのクールな告白に「カッコえ~~~!」と思いましたが、おまけを読んで「それであのセリフかっ!」とキュン死しそうでした。
あの不器用っぷりも、ガッツキっぷりも、それはもう可愛い!
あぁ、高校生ってこうなんだよな~と、見ていて微笑ましいくらいの暴走と失敗と必死さ。
それが全部、本気の真剣だから、いよいよ愛しいです><

う~、いろいろ語りたい……。
けど、どう言おうとこの萌えは、実際読まなきゃ伝わらんと思うのです。
とにかく読んで欲しい!

コレまで挿絵で見てきたムクさんの絵のイメージで、勝手に「綺麗でオサレで線の細い」漫画だろうと思い込んでいたのですが、ちょっと嬉しい誤算でした!
いえ、綺麗でオサレな話も好きなんですが、それに「可愛くてキュンキュンする」が加わると最強でした。
そしてどの話も、すごくあったかい。
全部のキャラ、画面や設定の隅々にまで、愛が溢れていた気がします。
時々出てくるチビキャラとかギャグ的なボケとか、ホント、私はこの作家さんを侮っていた!と何度も何度も土下座したい気分にさせられました。

本当に素敵で、心臓がバクバク高鳴る萌えの詰まった一冊でした。

6

ちょっと予想外

ムクさんって、最初のコミックスや絵柄そのものの印象から、なんか、とってもほんわかキュンキュン系で、エロ濃度薄めって先入観あったんですが、この本は、いい意味でちょっと予想外っていうか、裏切られました。

結構しっかり、やることやってんじゃん。

お描きになるキャラの、顔立ちや描線が繊細なので、登場するキャラクター達がみんな、もっと儚げで中性的なのかと思いきや、
表題作なんて特に、身体はしっかりスポーツ男子で、腹筋割れてるし、手足長いし、鼻血出しながらも、最後までキッチリやるし、、
この、百成の、「何がなんでもやりたい」が子どもらしくて、かわいくていいなぁ

他の作品も、どれも初々しくてよかった。

3

パステルカラー

表題はバスケ部の瑞木と二つ後輩の桃成のお話。
付き合っているとこからスタートしていて、初体験のウフフなお話です。
攻めの桃成は一年にしてレギュラーなのですが寡黙なのが災いして他の先輩には敬遠されています。

一見クールなんですが不器用なだけなんですよね。
いざ初体験!というときにむちゃくちゃ緊張してる姿がかわいかったです。

相変わらず可愛い絵柄で、基本草食系男子が多い気がします。特に受け。

ムクさんの漫画はキラキラほっこりパステルカラーな印象(なんじゃそりゃ)です。

個人的な趣味としては萌え~って感じではないんですが、人気があるのはうなずけます。

2

二人の大事な大事な初体験、みんなで見守ってください。

やっぱりムク先生の作品はキュンキュンがハンパないです。
恋するドキドキとか、もどかしい感じとか、そういうものを表現するのが抜群にお上手ですね!!
表題作は特に「初体験」がテーマでしたので、そういう焦れったさとか、もどかしさとか
そういうこう……言葉では言い表せないんですが、「んぐぐぐぐ……!!」となるむず痒い想いを主人公二人と一緒に味わえました。

『みずいろとぴんく、それからだいだい。』
無口な年下の恋人・百成に「そういう意味で、家に来てください」と家に誘われた瑞木。
ここから二人の「初体験」は始まるわけです。
無口で何を考えているのかわからない百成。
それでもそんな彼の焦る態度から、彼も緊張してドキドキしてるんだ…という思いが伝わってきます。
そしてそんな彼の態度を見てドキドキする瑞木を見て私もドキドキ。
カギを開けるのさえもどかしい!ボタンを外すのさえもどかしい!
早く身体をつなげたい!!
そういう思いがもういたるページからあふれ出てきて、ページをめくるたびに悶え死にそうになりました。
目は口ほどにモノを言う…というわけで、普段無口な百成のこんな態度だからこそ、
余計にストレートに伝わってきてキュンキュンしてしまいますね。
そして初体験に向けて、二人が団結しているのも微笑ましくていいです(笑)
事後の百成の告白にも、キューンとしてしまうこと間違いなし。
こんな二人の初体験を、どうぞ皆様最後まで見守ってあげてくださいね。
おまけでは、百成の告白の裏に隠された想いが明らかになります。
おお…!こっちもキュンキュンします!

『眠れる君のまつ毛が揺れた』
幼馴染みモノ。
隣の家の暁生を起こすのが、みつるの役目。
でもみつるは暁生の寝顔が苦手で…
可愛らしい幼馴染みモノです。
甘えたちゃんのくせして実は策士な暁生がいいですね!
みつるも世話焼きなくせして乙女なのが可愛い~
あ~これもキュンキュンする~!!

『せんせい、あのネ』『せんせい、それでネ』
恋に臆病な保育士・立花先生と強面保育士・北上先生。
強面で園児からは怖がられているけれど本当は優しくて子供が大好きな北上先生に、しだいに惹かれていく立花先生。
しかし彼は過去の恋に傷つき、もう誰も好きにはならないと決めていました。
そして、北上先生のある言葉が、さらに立花先生を不安にさせて…
優しい優しいお話でした。
臆病な立花先生と、ギャップ萌えな北上先生に萌え滾りました。
保父さんって……なんでこんなにドキドキするんでしょうね…
保父さんって女子の妄想が生み出した、理想の男性像だと思うんですよ。
女子供に優しくて、ほんわか~としたイメージ。もちろん子供にも好かれるし。
ちなみに中性的なイメージもあるし。
だから私は保父さんが大好きです!!!
おまけでは、二人のラブシーンがお目にかかれますよ?!
もう萌え転がること間違いなしです!!

ムクさんは挿絵などでもお目にかかっていましたが、やっぱりオリジナル漫画は素敵です!
ほんわかしててほろりときて、優しい優しいお話。
でも特大のキュンがあるんです。
もっとムクさんの作品をハイペースで読みたい!!!と思ってしまうのは贅沢なんでしょうね(笑)
次は木原先生とのコラボ・『キャッスルマンゴー』が来るかなぁ

3

待ちに待った新刊です♪

 小椋ムクさんの3冊目のコミックスです。
もうあの可愛い絵と、キュンキュンしてしまう物語が早く読みたくて
心待ちにしていました!
 表題作は、バスケ部の先輩 瑞木と後輩 百成の物語です。
口下手な百成が、初めて瑞木をお家に招待する所から始まります。
この百成くんが、個人的にはとてもツボでした。
元々の不器用さに、初々しさとたっぷりの緊張が絡まってもう何とも言えません。
表情の一つ一つから瑞木に対する「好き」という気持ちが溢れだすようで、とっても可愛いです。
初体験後、緊張から解放されたのか涙ぐむ百成にもうキュンキュンです!
「おまけ」は、百成目線のお話でただの先輩であった瑞木に恋する模様が描かれています。

 他にも、可愛くて心がほこほこする短編が満載です。
一人ひとりの恋模様が、色の違うキャンディみたいでそれぞれ魅力的で甘くて
大満足の一冊でした。
「おたふく仮面」には、笑いました(笑)たー先生、輝いてます。
なんだか癒されたい!可愛い初恋のようなものが読みたい!時にお勧めです。

3

初体験なんだにゃ~~♪

小説挿絵でちょこちょこお目にかかっていたり、雑誌の連載も時々目にはしていましたが、単行本は実に1年半ぶりになるんですね。
もう、可愛くて、可愛くて、ギュンギュンですよ♪♪特に表題作!!
あと後半には、幼稚園児が出てきて、食べちゃいたいくらいの可愛いちびっこキャラにも(主人公もかすむ?)ギュンギュンしたり。
本当、ただでさえ可愛らしいのに子供出すなんて反則技と思えるほどにww
本当に短い短編が多いのですが、ヌーベルキュイジーヌみたいで、バラエティに富んでいて満足度は高いです。

特に表題作品。
口数が少なくて口下手な後輩と付き合った先輩との初体験。
この不器用さが、初々しさが、読んでいるこっちまで”キャー!!”って顔を赤くして叫びたくなりそうなほど。
せっかく二人になったのにお約束のように度々入る邪魔だったり、震える手や真っ赤な顔、どれひとつとってもギュンギュン要素が満載☆
好き。。。

『木曜日の憂鬱』
これだけ少しカラーが違うのは、June掲載だったからか?

『せんせい、あのネ』
園長の祖母が倒れ、経営する保育園の人手が足りずに採用した強面の北上こと、たー先生。
顔が怖いと園児に泣かれるけれど、当の北上は子供が大好き。
そんな北上に惹かれて行く立花だけど・・・・
「おたふく仮面」って、、、爆!!
とにかく子供がチビキャラが滅茶苦茶かわいい♪
顔が怖いけど一生けん命な北上も、トラウマがあるけど、必死でがんばっている立花も、キャラ的にはとても魅力的だけど、ちょっと恋愛に至る部分が希薄なのはしようがないかな?北上が分かりづらいんです。

小椋さんのいいところはワンコ攻めの表現だと思います。
それが絵によく合っている。
短編が多いので、いつかガッツリ一作品一冊というのもマンガ家の力量として見てみたいですねv


7

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