お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
シリーズ最終巻
3作目まで聴き終わりました！
原作からイメージした理想ぴったりな声ではなかったのですが、だからこそ冷静にまた新たな気持ちで聴き入ることができました。
さて、これまた痛み多めなFEVERですが、思ったほどはダメージなかったです(笑)
小説の方がむっちゃ痛い。
心掻き毟られ読んでいる本から思わず手を離したくらいですもん。
問題シーンはフェードアウトしていくことも多かった気がします。
それでも他BL作品と比べると凄まじいのでしょうが…。
ハサミ使われた藤島さんの悲鳴がなんというか…文字そのまま読んだような叫び声に聞こえたところがやけに印象に残っています。
透は荒々しさや怒鳴り声から恐怖を感じ迫力ある演技だったと思います。
演じ分けで二度美味しく…羽田野さんファンなら特に楽しめたのではないでしょうか。
この作品い出逢わなければ、BLというものは知らないままでいた。。。
たまたまcold sleep を聴く機会があり、ナニコレ？と思い聴いていました。SM小説？と思いましたが、聴いているうちに、いやいやこれは違う！と思い、早速レンタルする事に。いやー！ショック受けましたね。愛も憎しみも、そして優しさも、すべてが入り組み、そして女でも無く、男でも無く、強い愛と絆で惹かれ合う藤島と透。
1巻～3巻そして四季も聴いたし、小説もコミックも堪能させていただきました。
最初に小説を読み、ストーリーをよく把握していたので、CDを聴き、改めて声優さんて凄いなー！！と。藤島役の野島裕史さん、藤島の優しくて気弱で儚い声が何ともぴったりで！！そして何といっても透役の波多野歩さん。記憶を無くして居た頃の素直で優しい透と、記憶を取り戻した暴力的な透の声をよくもまぁ、演じきったと感心致しました。特に最終章（cold fever)で、透が自身で首を絞め自殺を図るシーンや、藤島に「何処へも行かない？」と怯えた悲しそうな声が、本物の透の声の様に伝わり、脳内破壊でした。そして野島さんの唯一大切にしていた透の写真を燃やし、「僕は君を置いて、もう何処へも行かない、行けないから。。」、このセリフに涙腺崩壊しました。
この小説が人気があるのは声優さんの活躍と言っても過言では無いと私は思います。
この小説、番外編もあるんですよね。すべてを通して読まないと藤島と透の二人の物語は終わらないと思います。是非、読まれる事をお薦めします。そして、このCDも是非作って欲しい！
ネタバレあり。痛い系CD大好き！というマゾヒストさんにオススメの超名作
本当に素晴らしい作品だと思います。透も藤島も、二人ともずたずたに傷ついているのに、それでも求めるのをやめられない、愛するのをやめられない。久々に、愛について真剣に考えてしまいました。
今までそこそこの数のCDを聞いてきましたが、最も心動かされた＆泣いたCDの一つです。ただ、好みは分かれるのかなーと思いました。
まず、役者さんの演技が素晴らしい。演技力はもちろんですが、羽多野さん×野島裕史さんは他作品でも絡みが多く、バランスの取れた声質と演技だと思います。
そして何よりストーリーがすごい。三作を通していろいろと伏線が張ってあり、完成度が半端ないのもすごい所ですが、内容がやばい。ほんとにやばい。ようやく上手くいくかと思わせておいて谷底に突き落としていくスタイル。それを何回も繰り返すというドSさ。木原音瀬さん絶対サディストでしょ。
過去の自分達がいろいろとね、邪魔をね、するわけですよ。怖い、一人は嫌だ、そばにいてくれ！っていう透の叫びは、これだから刺さる。
あと終わり方！これ、ようやく光がみえた…？くらいで終わってるのがまたいい。でもやっぱ物足りないから、LAST FEVER四季、絶対に手に入れようと思います。
諸事情により私は一、ニ作目より先にこの三作目を聴いてしまったのですが、全然問題無かったです。てかむしろこの順番で聴くのもアリなんじゃないかな？と思います。三作目を先に聞いてしまうと、一、ニ作目がまあ辛い。このあと透は記憶取り戻すんだよなーと思いながら聴くのもオススメですよ。あと色々な伏線に気づけるし。ニ作目の藤島の最後のセリフは泣いたなー。
ひとつダメなところをあげるとすれば、この作品を聴いてしまうと、他の作品で一切泣けなくなってしまうところですかね。他の、ただ受けを苛め続けるものだともう全然痛みを感じなくなります。（笑）やっぱり、一番苦痛なのはアメとムチが交互に来ることなんですよ。うん。
一大叙事詩！
発売当初に原作を読み、お勧めして頂いて聞く機会を得ました！
いやぁ～。なんかこんな話だったかッ！と驚きと衝撃で一杯です。
長い長い！超大作！丁寧に作られたＣＤドラマで、感じも良く、特に野島さんの藤島はイメージにぴったりで、波多野さんはほぼ始めて聞きましたが、お上手でした。中堅の声優さんはあまりお目に掛からないような気がするので、そう言った意味でも貴重だったなぁと思います。原作の雰囲気に忠実で、特に主人公二人の人間性が見事に演じられ、さり気なさの中に確かな実力を感じました。
完成度からいっても当然、「神」に該当するレベルです！
ですが、どうしても気になったのが、「朗読」に近いような気がしてしまった事です。最近、小説原作のＣドラがほぼ無いとチルチルの記事で見たような気がしますが、ストーリー展開重視の小説は、Ｃドラにしてしまうと、どうしても「面白み」に欠けるからかも、と思いました。脚本にも多分問題があり、木原さんのように元の完成度が高い小説だと、どうしても崩せなくなるというか、単なる再現に留まりやすくなる気がします。原作が漫画の場合や、小説から漫画になっている場合でも、ストーリーは全く忠実ですが、「世界観」の表現で自由が利くというか、腕が試されるというか、キャラクターにしても、演者の介入できる余地があるのかと思います。この作品の場合、原作小説とＣＤドラマとの間に、違いがほぼ無く、それは素晴らしいのですが、だったら音声化する意味あるのかな、とＣドラファンとしてはあるまじき事を思ってしまいました。『清澗寺家』シリーズなどのように、キャスティングが超豪華だったり、音声でしか表現できない官能の世界を聴覚で体験できるという、紙媒体との「違い」が欲しいです。
また木原さんの世界観がかなり確立されているために、比べると小説の方が良かったと感じてしまったのが残念なところです。というか、木原さんの小説に原因がある！木原さんの小説が上手すぎるのだと思います。絶対。ファンタジーならまた違うと思いますが、世界と人物が、強い感性の下に統一してある、「隙のない」作品は、小説であれ漫画であれ、結果的に、音声化するとツマらなくなるように思います。
小説を読んだ方は敢えて聞くことはないと思いますが、もしまだ読んでいない方なら、是非Ｃドラの方を聞いて欲しいです。いいＣＤドラマである事に間違いはありません。
良い勉強させて貰いました！中堅・ベテラン声優にもっと出演して欲しいと思っている姐さん方の気持ちがよく分かりました。堀内さんのレジェンドクラスや、森川さんや三木さんなどのスターダム、旬の若手声優ももちろん素敵ですが、「技あり」の中堅声優の魅力をもっと味わってみたいものですね！
心が震える感動作です
コールドシリーズ最終巻。
ひたひたと伏線のようにひたむき一途に演じていらっしゃった羽多野わんこ様が第一声目で豹変します。
原作既読で今後の展開を知っていてもぞくりとする絶望の足音を感じました。
記憶を取り戻し、６年間の全てを忘れてしまった透の不安と苛立ち、そして誤解から暴力で藤島さんを支配していく様が、粗野なんだけど臆病さと繊細さを感じさせる絶妙な演技から不安定を感じることができて、藤島さんに対して同情する感情と同時に透に対しても感情移入することができて大変素晴らしかったです。
最後の透の慟哭とも呼べるような魂の叫びに心を揺さぶられました。本当に素晴らしかったです！
このCDを聞いて羽多野さんの表現力の高さに感動してファンになりました❤️
前作通して本当に素晴らしい作品です！
レビューを書く
