東雲月虹
こちらの特典を聴ける事を半分諦め半分夢見て生きておりました。
こう言うと大袈裟なようですけども
どれだけ貴重かってことですよ!!!!(半ギレ)
本編CD3巻だけではやはりどこか満たされませんでした。
勿論凄すぎる作品でしたし、
これからの二人にはきっと何もかもが明るいだろうとは思いましたが…。
原作のSSで甘さを補えきれませんでした……!!
ところがご縁がございまして聴ける運びとなりました!!
まさに足を向けて寝られません……。
あんなに壮絶な過去があったのに
藤島(野島兄さん)の穏やかなモノローグ……!
記憶が戻る前のワンコな透はもうどこにもいませんが
ぶっきらぼうな口調でも「アンタ」呼びしても
深い愛が伝わる……。
写真の解説、うわわわわわわってこちらが恥ずかしくなっちゃいますが
独占欲を堂々と口にする透が愛しくて
それを嬉しく想う藤島もまた愛しくて
涙無しには聴けません!!!
Track5『Spring has come』の最後、
ケーキが好きな藤島に「あんた、ガキみたいだな」って
優しく呟く透────!!!!!!!!!!!
ホントもう、成仏しそうでした。
キャストトークでのお二人の和気あいあいとした雰囲気に癒されつつ、
収録時の大変さを語っていただけて
キャストトークは7分未満でしたけど
非っ常────にありがたかったです!!!
元気な時でも、やっぱり聴きかえすのは重くツライ作品ですが(すみません)
“四季”をまた聴けるなら大丈夫な気がしました!!
連動購入特典としてしか手に入らなかったというのは惜しいことです。
これを含めて4巻で完結となるべきだと思うので、3巻の最後で終わりというのは中途半端なように思います。
透の行く末も不安でしたが、カメラマンになるべく努力中のようで安心しました。
透は料理ができるようになり相手を思いやることを覚え、撮った写真も話題になりいつかカメラマンとしてやっていけるようになるんじゃないのかなと想像できました。
3巻目まででしたら共依存状態のまま明るい未来が思い描けない終わり方でしたが、こんなふうに少しずつ分かり合えて許しあえていけるなら時間はかかってもうまくやっていけそうだと思えました。
フリートークで、重い過去を持った二人を演じるのがどれほど大変だったか語っていましたが、聴くのが辛くなるくらいのドラマを演じる方もそうとう大変だったようで、リピするには重いですが時間をおいて聴いてみてくださいと言っていましたがほんとにそうだと思いました。
COLDシリーズ通販連動特典のCDです。
このCDまで聴かないと、多分悶え狂うくらいモヤモヤすると思います。
本編があまりに糖度が低いどころか、とんでもない精神攻撃連続の末、ようやっと光が差した、くらいで終了しているので、ふたりのその後が聴けるこちらはとても貴重な1枚。
【四季】というタイトルの通り、巡る季節の中で日々を送っているふたりの日常を切り取ったお話となっております。
別段ドラマチックな展開があるわけでもなく、本当に普通の日々なんですが、本編を聴いた後ではこの【日常】がどんなに幸せかを噛みしめることができます。
穏やかに流れていくふたりの時間に、ほっとすると同時に少しせつなくなる。
不憫な生い立ちゆえに歪んだ成長を遂げてしまった透が、やっと自分の居場所を見つけ、びくびくしながらもその環境に馴染んでいく姿はまるで人間に虐められてきた野良猫が家猫になっていく過程のようです。
自分を受け入れてくれた藤島に、優しくしたいけどその方法がわからない。
照れもあってついつい乱暴な仕草、言い方になってしまう。
そんな不器用な透を、羽多野さんが見事に演じていらっしゃいました。
野島さんの藤島も、透を受け入れようとする姿勢がとても自然で柔らかく、聴いていて耳に心地よかったです。
ちょっと油断したら猫パンチが飛んできそうな透ですが、本編からの成長っぷりを考えると愛しいのなんのって。
もう、なんだ構って欲しかっただけか~、というのが見て取れます。
構って欲しいならそう言えばよかったのに~、と聴いてるこっちがデレること請け合い。
この特典CDまで揃えてはじめて完結といえるような気がしますので、中々入手し辛いのが現状ではありますが、是非にとおすすめしたいです。
こうなってくると欲が出て、秋沢×楠田編も聴きたくなってきました。
フリトは羽多野さんと野島さんお二人でのトークでしたが、まぁ出てくる出てくる苦労話(笑)
お二人とも笑っていらっしゃいましたが、役作り含め相当消耗されたものと思われます。
聴いてるこっちがあれだけ色々なものを削がれたのだから、演じられた方々のダメージはいかばかりかと。
リップサービスや、なぁなぁなフリトも多い中、演者が作品に対して真摯に語ってらっしゃるこの作品、聴けて本当によかったと思います。
濃密で幸せに満ちた30分を有難うございました。
coldシリーズの本当の完結編です。
糖度の足りなかった本編とは違い、優しくて甘いストーリーです。
四季を通して語られる、攻めの透(羽多野さん)の変化がただただ愛おしいです。すさんで幼児がえりまでしてしまった彼を癒したのは、魔法の言葉や魔法の事件なんかじゃないこと。ただ、移ろう季節を愛する人とともに過ごしてきたことが彼を癒したんだということ。
また、受け(野島さん)は、聖母マリア様もびっくりなぐらいの懐の深さを持つ男ですからね~。
さすが木原音瀬さん。特典だろうがなんだろうがストーリーに手抜きはありませんな!
木原作品って、続編小冊子からブックレットのショートストーリーに至るまで、見逃せないものが多いんですよ。これだから私はコノハラーをやめられないんだよぅ!と木原音瀬ファンであることを誇りに思ったりして(笑)
フリトの苦労話も楽しかったです。
主役のお二人の「やりきった!」という充実感が伝わってきました。
評価は間違いなく「神」で
非常に価値ある通販特典だったと思います。
たまにこういうことがあるんですよね。
原作の最終巻に収録されているお話なので
今々手に入らない方は原作をお読みになるのも手かと思います。
そして、ガッツで脳内再生してみる!
(応急処置的な意味で)
さて、正直ファンの方全員に聴いてもらいたい一枚である
にも当然一票投じちゃいたい反面
実を言うと自分、そういう抜け道が最初から予想できたら
このCDはレンタルで済ませてたと思っているんです。
昔は特典なしでも売れていたCDが
今は特典をつけても昔よりもずっとずっと厳しい状況
販売側を苦しい立ち位置に追い込みたくないので
長期的にプラスになる解決策があるなら
それでいいと思うんですが
正直特典CDの再販は本当に販売側にとってプラスになるかどうか
ちょっと難しいものも感じます。
すいません、こんなこと書いて気分を悪くされる方も
おられるかもしれないのですが
これ以上BLCDの販売元に減って欲しくないんです。
インターが倒れる前に何かできたら良かった
みたいになんか思ってしまうんです。
(何ができたってこともないんでしょうが)
特典の再販売は…どうなのかな~。
特典目当ての客は、どうしても影響出るのではないでしょうか?
いい解決策があるのなら勿論それにこしたことはないのですが。